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四肢の動作と屈筋と伸筋との関係(2015年1月2日)
四肢の動作と屈筋と伸筋との関係ね。
例えば、腕を伸ばすときは伸筋によって屈筋を伸ばすということをしています。腕を曲げるときは屈筋で伸筋を伸ばすということね。
どうしてかというと、筋肉の構造上、収縮はできても伸びるということはできないのです。マッサージとかで緩めるということはできるのかな。その筋肉自身の筋力で伸びるということができないのです。
だから、必ず四肢では屈筋と伸筋が対になっています。過剰リハビリ等で筋肉を緊張亢進や痙縮とかにすると、対の筋肉の筋力の相当部分、場合によると全てを対の筋肉の引き伸ばしに費やされることになります。
結局、肝心な動作に使えないことになるのです。無意味な筋肉の強張りにしてしまうと、肝心な筋収縮が意味なくその強張りに対抗するために使われてしまって動作には役立たないということになるのです。
元々備わっている筋反射とかはあるのですが、正常状態ですと適切な動作の支障にはならないはずですが、筋緊張亢進状態とかですと支障になると考えられます。
これが動作のぎこちなさとかとして現れ、さらに進むと動作に支障が出てくるのだともね。
そして「筋力が低下した」と騒いで、さらなる筋トレ等で筋肉を固めていって、にっちもさっちも出来ないようにしてしまっているのではとね。
強張りが出始めたときに「筋力がついた」との勘違いもあるかも。
視床出血で意識不明状態で病院に運び込まれた左半身完全麻痺の患者でしたが、最近左腕だけで15kg程度の灯油ポリタンクを持ち上げることが出来るようになった者です。
筋トレなしね。
関節の可動域確保は熱心に取り組みました。筋肉関係の感覚神経回復にもね。
脳にリラックス状態(ゆるゆる状態)の筋肉を教え込みたいと日々挑戦しています。
実用筋力も順調に向上しています。
でも、ゆるゆるですから、速くはないと思いますが、想定以上に速いとは思います。感覚が戻れば筋力は確実に向上すると考えています。
脳での神経細胞の繋ぎ替えを上回ることはできないとも考えています。