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2006年3月31日
トイレ磨きは心磨き

この題は、3月31日付日経文化面の寄稿に付いていました。以前にも「掃除」のことで記事で読んだことのある鍵山秀三郎氏が書かれています。
皆が「汚い」と思いこんでいるトイレを綺麗に掃除することを実践されています。掃除を通して人間の心を豊かにすることが出来野ですね。
この記事の中で「美しいトイレの心地よさをすると、オフィスも汚い状態にしておくわけにはいかなくなる。」とありました。そうだと、思います。
美しいトイレは心が和みますね。学校のトイレは汚くなりやすいですね。その原因はいろいろあると思うのですが、大きい理由が清掃指導する教師の問題だと思います。トイレのどこをまず綺麗にする必要があるか判っていない人が多いようです。
この記事で鍵山氏が男子用便器を素手で掃除をしているところの写真が出ていました。普通の人は「巣手」というのは抵抗感が強いと思います。でも、便器の汚れを落とし光らせるというのがトイレ掃除の基本ですね。それを巣手でされているのは凄いことだと思います。
国内に始まって「・・・清掃に学ぶ会」の活動をされておます。yahooなどで「清掃に学ぶ会」を検索のところに書き込んで検索するといろいろな地域の活動のホームページが出てきますので一度見てみてください。
トイレを綺麗にしましょう。

2006年3月30日
研究者もデータの捏造?

東京大学のある研究者の論文に疑問が投げかけられています。実験の再現ができないとか、発表された方法では遺伝子が合成できないとか。使ったされるソフトを論文発表時にはもっていなかったのではとか。いろいろ出てきています。
韓国の某教授のは国を挙げての検証で「捏造」となったようですね。
その昔、ドイツのある研究所の研究員もやったみたいですね。そのときは、監視下での再実験で検証させられていたはずです。
実際に「捏造」か「実験上の誤り」というか偶然が重なったのかは難しいですね。ただ、都合のよいデータのみに注目していたりすると、辻褄合わせのことをしたくなるかもしれませんね。
大学などでの研究ですが、競争が厳しくなってきており、より早く成果を求められていることも背景にあるかもしれませんね。研究とかは本来「期限」つきでするものではないと思います。何年も論文がなかったり、レベルの低いのは問題だと思いますが、成果の収穫期に達するまでの期間はいろいろあると思います。
研究成果の評価は難しいと思います。それでも、ほとんどの研究者がなんとか我慢できる評価方法とか評価基準があればいいかもしれません絵。
工業製品などに利用できる成果は「報酬」という形で研究開発者に還元できるのでわかりやすいですが、その基礎開発とかなるをわかりにくくなり、評価することが難しいですね。
時間のかかる息の長い研究もできるより良い評価方法ができれば、捏造疑惑みたいなのは少なくなると思います。不届き者はいつの世にもいるかもしれませんね。でも、疑惑はほとんどなくなるかもしれません。

2006年3月29日
今日の書き込みはお休み

今日は帰宅が遅くなってしまいました。特に言いたいことが思い浮かびません。時間がないのでお休みします。
また、明日、お願いします。

2006年3月28日
慢性または緩慢な進行の害に対する認識

喫煙者が減りにくい理由がここにあると思います。また、糖尿病の合併症で失明や人工透析、その他に多くの人がなっていきますね。
例として、2つあげましたがほかにも沢山あります。
私は喫煙したことがないので、始めて吸ったときの感じなどは全く判りません。聞くところによると、少し苦しい感じがするとからしいですね。すぐにニコチン中毒でやめれなくなるようです。で、害は。急性毒性が強くないし、ニコチンの誘惑の方が勝って何とも思わなくなるようです。
実際の害は「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」にあるように実に多種多様にあるのです。でも、認識できないみたいですね。
多くの非喫煙者も似たような感覚の人がいくらかはいます。害の実像が認識できないのですね。
糖尿病もすぐに合併症がでる病気ではないようです。普通は、5年から10年ぐらいはかかるようですね。その結果、血糖値管理がおろそかになって重大な合併症がでてからあわてることになるのですね。
私は、日頃から禁煙席とかを選んでいたにもかかわらず、肺ガンになってしまったということなので非常にがんになりやすい可能性を常に意識して生活しています。健康で生きていくために。
死にかけた者だけがわかる感覚かもしれませんね。
明日はお休みさせていただくかもしれません。すみません。

2006年3月27日
日本の教育の質保証

27日の日経教育面に大学の学位水準についての寄稿がありました。
どこの国でも教育機関(学校)によってばらつきがあると思います。それでどのようにして「質」を保証するかということですね。
ヨーロッパでは、45カ国が参加して基準作りが進められています。詳しくは日経で。
アメリカでは、大学から大学院に進学するとき、基本的には他大学に進学するようですね。いろいろな出身の大学院生がいるので、どの大学も教育で手抜きをすれば、進学後評判を落としますね。
日本は、いかがでしょうか。大学院重点化大学への他大学からの進学者がある程度出てくるようになりましたが、アメリカほどではないですね。自大学大学院進学が未だに多いですね。
日本と欧米との違いはどっぷり相対評価に使っている日本と絶対評価的な欧米との違いがかな。
「質保証」は絶対評価によることのようです。「何ができるようになったか。」とかは絶対評価でないと評価できませんね。絶対評価は基準作りが大変です。それに比べて相対評価は楽ですね。
絶対評価は評価方法にも労力が必要ですが、相対評価は楽ですね。順番さえ出ればよいのですから。東条英機、陸軍大学一番で卒業だそうです。
あの戦争の時、イギリス軍では「日本軍で一番愚かなのは参謀肩章をつけている連中」という定説になっていたそうです。つまり、陸軍大学出身者です。でも、記憶による相対評価では優秀でした。
まあ、「質保証」のためには大学だけではなく、教育全体の評価方法を表面的だけではなく実質においても適切な基準による絶対評価にできるように改革すべきです。

2006年3月26日
禁煙サポート

26日付日経医療面のテーマです。
喫煙を嗜好の問題ではなく、病気として治療を勧めていこうというものです。
2005年10月に日本循環器学会など九学会は一般意志向けの診療指針「禁煙ガイドライン」を作成したときに明確に「喫煙は病気」と位置づけたのです。
禁煙外来を利用しやすくするために2006年4月より、一定以上の喫煙歴がある場合などに禁煙指導に健康保険が適用されます。ニコチンパッチ台などは自己負担だそうですが、全部自己負担時より診療を受けやすくなるのは確かですね。
「タバコの葉より歯を選んで」という歯科医師の取り組みです。
喫煙者は非喫煙者に比べて虫歯や歯周病が多いのです。私は、歯の手入れが得によいとは思わないのですが、非喫煙でしたので今でも全て自前の歯です。歯周病の指摘をされたこともありません。喫煙していた友人には入れ歯の者もいます。
歯周病になると糖尿病などの罹患率が高くなり、悪化しやすくなるそうです。
煙草の害は、がんのほかにも多数あります。「心筋梗塞」などの心臓病、こちらは即死の鹿瀬委もありますね。心臓がやばいのなら、脳の血管もね。どちらも中途半な状態になると、寝たきりやマヒが残ることになります。
頭の毛の減少速度を上げます。お肌はぼろぼろになりますね。早く年寄りのお肌になりたいのなら喫煙かな。
味覚のマヒ。だから、喫煙者が禁煙すると食事が美味しくなって太る場合が多いのです。肥満の方が喫煙よりリスクは低いのです。味覚がだめになるのだから。嗅覚もね。鈍感になります。
そのほか、一酸化炭素による害やニコチンの害、などたくさんあって書ききれません。このホームページを見てください。

2006年3月25日
プロ野球、パリーグ開幕

25日本日開幕しましたね。
今年は野村監督の「野球は頭でするものだ」というのを楽天の選手がどれだけ吸収できるかというところに大いに興味がそそられますね。
ヤクルトでは、うまくいきましたね。古田監督はその優等生ですね。完全に独り立ちできましたからね。
阪神では苦労してたようですね。どうしてでしょうか。一流選手の多くはいわれなくても「野球は頭でするものだ」を実践しているようです。中にはそうでない選手もいるようですが。
これは、少年時代などでの指導のされ方が悪かったのではと思います。
フィギャアスケートでは協会が世界を睨んで指導していたようですね。スケートリンクの閉鎖という強敵が現れて苦労しているようです。
サッカーはJリーグができてから選手養成が学校以外でも盛んになりましたね。
学校スポーツが一番選手に考えさせないのでは。指導者のロボットを養成している面が強い感じがします。これが、単なる私の思いこみであってほしいです。
学校スポーツのよくない点は目先の勝利にこだわりすぎるところかな。その典型が甲子園のような気がします。

2006年3月24日
米の牛肉加工会社が全頭検査容認求め米農務省を提訴

カンザス州の中堅加工会社クリークストーン・ファームズが自主的にBSE検査をできるように求め米農務省を提訴したというニュースがありました。
米農務省が検査を認めないのはアメリカの業界の意向を受けてのようです。コスト高を理由にしていますが、BSEが多数確認されるかもしれないという不安感からでしょうか。
科学的根拠ですが、以前にもたびたび書いていますように、BSE研究の第一人者の論文で「全頭検査で防ぐ、狂牛病」に述べられています。
このノーベル賞受賞学者の警告に耳を貸そうとしないのが、アメリカの業界であり、農務省ということになるのでしょう。
このような現状では身を守る方法は未検査牛肉は食べない、買わないことですね。これには、加工食品も含まれることになります。
農務省などが以上のような検査否定の方向なので1月の危険部位を除去していない肉を平気で出荷するのだと思います。
身を守るためにアメリカ産牛肉が輸入されても購入しないようにしましょう。但し、BSE全頭検査実施業者からの肉は国内と同様に対応しましょう。

2006年3月23日
地方自治体の財政

地域によって、産業構造の違いなどで財政状態の違いが見られますね。
ところで、日本の中央集権的体制がもたらしたもの、大都市への人口の集中、さらには首都圏への集中で税収も集中してしまっていますね。
この是正が地方交付税だったようですが、23日付日経一面の連載「財政 経済が問う」によるとどうも運用によくない点があったようです。
税収を増やす努力をして税収が増えたら、交付金をその金額分減額するそうです。このようなことをされたら、努力するだけ無駄という感じですね。
無駄遣いの後始末を交付金で面倒見ていたとかいうのです。
地方自治体の財政をある程度平均化するには、都市に集中することが、首都に集中することが不利益になるような施策をすること。地方自治体による税収増加への取り組みの足を引っ張らないこと。企業などへの補助金支出も含まれるかな。
大阪府守口市は企業の流出により財政危機を宣言したというのです。この企業の流出というのは工場の海外進出も含まれますね。雇用も失われて失業が増え、生活保護費等の支出が増えるというダブルパンチになります。
企業が本社を東京に移転させる必要が全くないと感じられる施策が絶対必要だと思います。許認可権の縮小と地方への移譲も含まれますね。
現状の都市集中が続く限り、財政が悪化し続けるところが多数出続ける恐れが高いですね。

2006年3月22日
政府のリストラ

22日の日経一面の連載「財政 経済が問う」でカナダの例が出ていました。5年間で歳出を2割カットしたというのです。そして、メリハリをつけて6割ほど減らした部門、ほとんど減らさなかった部門とかがあるというのです。
日本でも見習ってほしいですね。企業のリストラは、部門売却や大幅人員削減まどがあったりしますからね。
記憶が正しければの話ですが、ニュージーランドで運輸行政の簡素化に伴い公務員数を10分の1程度にしたというのをニュースで見たことがルのです。
ここまで、極端なのはよほどでないとできないと思うのですが、仕事に見直しによる人員削減や予算の重点的配分に踏み込まないと日本の財政は立ち直らないでしょうね。
小泉首相、今までの首相よりはっきりと答弁しているように思いますが、施策の丸投げをしているような感じも受けます。しっかりとリーダーシップを取って官僚や族議員の抵抗をはね除けてほしいですね。郵政だけが行革ではないですね。次の目玉商品を期待しています。それが実行できれば行革も勧めやすくなるでしょう。
税金は国民のものであって、議員や官僚のものではないはずです。真に国民のためになるようメリハリをつけてほしいですね。

2006年3月21日
税金の使い道の硬直性

話は昭和20年以前のことですが、陸軍と海軍の縄張り争いは有名ですね。日露戦争の旅順攻撃でもありましたね。
それでかどうか知りませんが、予算配分もだったようです。
戦後、高度経済成長時代は金額の据え置きで配分率を低下させることができました。それで、痛みを伴わず、使い道の配分を変えることができました。
ところが、現在は財政規模縮小の時代ですね。配分率の変更はどこかで大きく削減する必要があるのです。現実は一律削減ですね。その結果、必要なところに予算が回らなくなり、無駄遣いをしているところにも既得権的に予算が付いています。
今の各省庁の予算争いは、帝国陸海軍の不毛な争いとどこか相通じるところがあるように思えるのです。「省益を見て国を見ず」ということですね。
このままでは、「増税」でしょうね。企業の法人税をあげるとどうなるのか。一時的には増収になると思います。でも、企業が海外に移転してしまったら、税収はなくなるは、雇用保険給付、その他の財政支出は増えて差し引き大幅赤字になる恐れの方が強いですね。
税金を多く納めることのできる層が一番国外脱出の能力方法をもっていますからね。消費税増税も議論されているようですが、既得権益をぶっ潰してからにしてほしいですね。
公共工事でもっている地域があるとかいうのですが、地域の特色ある産業で浮かび上がっている地域もありますね。公共工事主体のところはいつまでもパッとしませんね。新幹線の駅ができてもその地域の活力が弱くなっていったところもあるようです。
お金の使い道を考えるとき、「国全体」「地域の民間活力」をどう位置づけるかということも求められているのでは。今までの惰性では国は潰れる可能性が高いです。

2006年3月20日
人間の活動リズム

人間の活動リズムですが、基本的には「昼行性」ではと思います。「夜行性」にしたら感覚器が貧弱かなと思います。
夜行性の動物は、網膜の後ろの膜(人間でいう脈絡膜)が光を反射するというのです。だから、猫などに暗闇で光を当てると目が光るということです。
どの生物も「体内時計」という時計をもっています。この時計のリズムで生活しているのです。ただ、この時計、多くの動物で「25時間」を1日としているようです。
人間も約25時間です。夜更かしは楽にできるのに、いつもより早く起きるのがつらいのはこの時計と関係があるのです。
外界の情報(時刻情報も含む)から完全に隔離して生活してもらうと1日が約25時間になるのです。
この時計のズレを訂正するのが朝、光を浴びるということで行われます。そして、人間の体の中の代謝も朝、光を浴びて活動を始め、夜は寝るという前提でリズムをもって行われています。
成長ホルモンの分泌は深夜に多いとか、脳卒中はある特定の時間に多発する傾向があるとかです。
健康で生きていくためには、仕事の都合でやむをえない場合を除き、朝起きて活動を始めるのがよいのですが、最近宵っ張り生活の者が増加していますね。
そして、いざ朝型に戻そうとしても戻らない人もいます。例えば、受験勉強を深夜帯にしていて、大学入学後どうしても朝寝坊が続き、日中眠気にさいなまれる状況が続くとかいうものです。「睡眠相後退症候群」というのがあります。睡眠外来などで相談されるとよいでしょう。
19日の日経健康面に「眠りの総合サイト☆快眠推進倶楽部☆」というホームページがありました。一度、覗いてみてください。

2006年3月19日
健康情報の活用

19日の日経健康面「なるほど予防学」で、「がんのリスク下げる方法」(見出しの一つ)として「情報取り入れ賢く応用」(これも見出し)とありました。
この健康情報ですが、何がよい情報なのか、見分ける力があって始めて賢く応用できると思います。
活用するためには少なくとも「基礎的知識」というのが必要ですね。
「基礎的知識」例えば、たばこの害。この害を教えていて喫煙している人が未だにいます。「知行不一致」という問題も抱えていますね。
日本での情報教育というと相変わらず「IT関係」の活用と思っている人が多いのでは。
日常、新聞もテレビもラジオもインターネットもいろいろな手段で情報を得ることができますね。
その情報の価値判断の訓練というのがおろそかにされてきているように感じるのです。
最近、大学で「ゼミ活動」の低学年かが進んでいます。この「ゼミ活動」というのは情報教育で大きな役割を果たしていると思います。
結局、情報の利用価値を見極める力がないと、「噂」や「デマ」などで騙されることになり不利益を被ることになります。
だから、健康食品というレッテルだけで信じ込んでしまう人が出るわけですね。

2006年3月18日
肉牛で初の狂牛病

全頭検査をしている日本だから見つけることができたのでしょう。この結果、消費者には影響が出ませんでした。よかった。
肉牛は代用乳などで育てられることがないらしいです。ですから、感染経路の確認を急ぐというのですが、感染ではなく「弧発」の可能性はどうなのでしょうか。
人間で同様の病気としてクロイチェル・ヤコブ病がありますが、何万人かに一人ぐらいは「弧発」、感染でなはく発病するというのです。
牛も沢山飼育されているわけですから、感染ではなく「弧発」的に発病ということが考えられるわけです。
BSEの研究でノーベル賞を受賞されたブルシナー博士も2004年の日経サイエンスで「全頭検査で防ぐ狂牛病」という論文を出されています。
アメリカの発症数が少ないのは検査をしていないだけではと思うのです。まあ、イギリスで多発したときは「感染」でしたがね。今は対策が取られています。
他の国でも老齢牛を中心に「孤立」的に発症しているのが少しはあると思われます。人間の病気も基本的にはある程度年齢を重ねてからですからね。
アメリカは、ワールドベースボールクラシックの球審の信じられないような判定が見られるようなこともありますし、輸出条件を農務省の検査官が理解していないという信じられないようなことがある国ですから、「全頭検査」をしてほしいですね。

2006年3月17日
報道機関の「取材源秘匿」について

今回、問題になっているのが企業の所得隠しについてですね。それで、新潟地裁などは「取材源秘匿」を妥当と認めているようですね。
東京地裁が証言拒否を認めなったというのです。昨日、東京高裁は「取材源秘匿」を妥当と認めました。
取材源が公務員の場合というのが東京地裁の判断根拠のようですね。
戦争への道を進んでいたとき、報道そのものが国家統制下でしたね。「取材源秘匿」を認めないとなると情報提供者が出てこなくなることが考えられます。国民にとって大きな損失になるのでは。国家統制と同義になっていく可能性があります。
報道機関は、政権側に批判的であるのがよいと思うのです。その方が国家が道を誤りにくくなると思うのです。
大本営発表の頃を思うと背筋が寒くなるのです。北朝鮮も日本の大本営発表みたいになっているから行き詰まっているのでしょうね。
イギリスが何やかやでぼちぼち持ち続けているのは報道がしっかりしているからかな。アメリカでも、ニクソンの犯罪を暴いていますね。
「取材源秘匿」は基本的に認められるべきですね。あとは、報道機関がこの権利を謙虚に行使することが望まれますけどね。

2006年3月16日
ファイル交換ソフト「ウィニー」による資料流出多発

最近はよくニュースに取り上げられているので目立つのかな。でも、以前からも報道されていましたね。
そのとき、「ウィニー」利用者はどう思っていたのでしょうか。
「自分は大丈夫」と思いこんでいたのでしょうね。中には、家族が勝手に入れていた場合もあるのですが、複数で使用する場合はセキュリティー的には悪くなるという感覚がなかったようですね。
「ウィニー」を使うときは、どうもネットに長時間接続する場合が多いのでは。さらに「バケツリレー」式転送だそうですので、どこかのPCがウイルスに感染しておれば連鎖的に感染する危険があるのですね。
これとよく似ているのが、ノートPCを「パチンコ」中に盗まれる例も多いですね。同じ構図でしょうか。
機密資料を扱う者の自覚が第一でしょうね。「ウィニー」使うなら、もう一台PCを使うことでしょうか。「ウィニー」入りで仕事をする場合はネットから分離してからデータを使って仕事を行い、仕事が終わったらデータをリームバブルメディアにデータを移す。もし、ハードディスクにコピーしていたのなら、ハードディスクから「パーフェクトクリーナー」で消去してからネットに接続かな。でも、新種のウイルスが作られたらこれでも危険です。
使うなら、完全に仕事に使わないPCでかな。もっと、セキュリティーについて考えましょう。
私は「ウィニー」を使っていません。仕事のデータはスタンドアローンのPCでしています。できるだけ、マイナーなソフトを使うように心がげています。
マイクロソフトのおすすめのフォルダーは使わない。これだけでも、少しは安全かなと思っています。絶対安全はないですからね。

2006年3月15日
失業保険受給者ピーク時の半数

14日の日経一面のトップ記事の見出しの一つです。
そのほかの不況対策というか、企業や動労者などに対する「安全網が『機器モード』脱した」ようである。
景気回復が主要な要因と思いますが、どうして景気が回復してきたのか。
いろいろなことが考えられます。借金体質から銀行や企業が脱することができてきたり、とかが考えられます。
ども、工場がどこに造られるかが大きいですね。ですから、東海地方が自動車産業の活況でよいですね。東京は日本の体質の関係もあって本社が集中してきていることに夜でしょうね。
地方においては、本社機構が東京移転などで寂しくなってきているところがあります。代表例が大阪かな。近畿の回復は関東や東海に比べて遅いですね。
企業が工場の海外立地より国内回帰をさせ始めています。この要因に「法人税率」などのが海外に比べて高くはなくなったということもあるようです。
工場が増える→雇用や税収増→失業保険などの給付減少、治安の回復(警察経費などの減少)→財政の健全化
など、よい方向に回転していく可能性があると思うのです。ですから、各国は工場の取り合いをしているのでは。
法人税率の極端に低いのは問題ですが、高すぎるのも企業の海外流出を招いて、財政悪化を招くのでは。
日本の財政赤字は硬直的な財政運営によるものです。行財政の中身の吟味と改革を。

2006年3月14日
国立大学医学部入学者の出身高校

13日付日経教育面の「まなび再考」で取り上げられていました。
旧帝国大学の医学部を中心に私立中高一貫校の卒業生が多いというのです。
ここで見られるのは「親」の考え方、収入などを含む社会的地位、学歴などが大いに関係してきているということかな。
ゆとり教育とかいわれ始めてから、この傾向が酷くなったのかも。「ゆとり」の意味の取り違えを文部科学省のお役人がしましたからね。
大学等での「ゆとり」とは、基礎学力が十分付いているということでしょうね。それぞれの進路によって「ゆとり」の意味が違ってくるのに小中高校での時間的ゆとりだけを生み出すように教科内容を削減してしまったですね。
その結果、文部科学省の要請化にある公立学校の教育力が落ちてきて、「センター試験」を解く「ゆとり」も奪ってしまったようです。
それで、幅広い学習と程度の高い学習ができる私立中高一貫校の優位がより顕著になってきたのだと思います。
その結果、起こるのは「格差の再生産」になってきていると思います。
私立中高一貫校を目の敵にするのではなく、公立校のあり方や公立高校の入試形体の再検討などが必要では。内申書重視は止めましょう。これが公立中学校をおかしくして原因お一つでしょう。

2006年3月13日
男性型脱毛症

大きな原因は、男性ホルモンの一種ジヒドロテストステロンだそうです。このホルモンが毛の根元の細胞に作用すると毛の伸びる成長期間が短くなったり、抜けて再び生えるまでの休止期間が長くなるというのです。
この男性型脱毛症の治療薬「フィナステリド(製品名プロペシア」が登場したそうです。テストステロンをジヒドロテストステロンに変える酵素を阻害するというのです。詳しくは「育毛剤【aga】-抜け毛、薄毛(うす毛)、男性型脱毛症対策」をご覧ください。
治療薬が合ったとしても日頃の手入れが大切ですね。抜け毛を予防するには禁煙やバランスのよい食生活を心がける必要があるというのです。
シャンプーは適度にする必要があるというのです。少なくとも2日に1回は洗髪した方がよいのです。
血行をよくするのも必要ですね。ところが、喫煙は血管を収縮させますので髪にはよくないのです。血管を収縮させるというのは体の至る所でよくないですね。
喫煙をして「抜け毛」を増やそう。→禁煙したら抜け毛の程度が少なくなるということですね。

2006年3月12日
健康に関する情報

12日付日経健康面の「なるほど予防学」の見出しです。
健康に関する研究成果が新聞などでよく報道されていますが、それに対する考え方が述べられていました。
ニュースネタとなる医学情報は、大抵新しい発見である。この多くがその後の追試で確認されないことが多いそうです。
どこか、研究に無理があったのか、たまたまだったのか、とかいろいろな理由があると思います。
信頼性の高い研究方法も書かれていました。人間集団を対象にした疫学研究では「無作為化比較試験」だそうです。次が「コホート研究、その次が症例対照研究とかあるそうです。まあ、どれも症例数が少ない場合は価値が低くなりますがね。だから、これらの研究は大変だお思いマス。
医学情報では、確実性を高めるためにどのようなことがなされたのか。症例数はどのくらいか、その抽出に作為性はないのか、などの考えていく必要があるのですね。
不確かな情報に振り回されないようにする必要がありますね。
予防医学の専門家は、一つの研究成果だけではなく、複数の成果、その研究法に無作為化比較試験」などが含まれており、その作用メカニズムも生物学的に説明できる場合に限り、要望効果を「確実」と評価するそうです。
雑誌、本やテレビでの健康番組、怪しげなのも結構ありますので注意しましょう。

2006年3月11日
安全マークない家電の販売禁止、周知不徹底認める

3月10日のyahooニュースにあった読売新聞の記事です。
『電気用品安全法で「PSEマーク」が付いていない家電製品(259品目)の販売が4月から禁止される問題について、経済産業省は10日、都内で開かれた中古品販売業者らに対する説明会で、「古物商の方々に(所管の)警察を通じて周知したのは2月からだった」と説明し、業者からの問い合わせが増えるまで、周知を徹底していなかったことを認めた。』とありました。
メーカーとか量販店などには、法施行善から説明していたというのです。メーカーは「製造責任」があるので方施行時から実施する必要があるでしょうね。量販店は、基本的には「新製品の新品」ですから、メーカーが法遵守しておればまず関係ないですね。なぜなら、マーク付きの製品しか仕入れていないはずですから。
中古品の売買の方が影響が大きいのに周知徹底をしていなかった経済産業省の責任は重いですね。
日本のメーカーの製品サイクルから考えると、メーカーや量販店は短期間で新製品に入れ替わりますね。でも、中古品は何年も前のものまでありますね。消費者が中古品業者に下取りなどに出す期間は決まっていないですね。
なのに、1〜数年でほとんど新機種に入れ替わる方にだけ、説明などしていたのは、手抜かりもいいと子です。
中古品販売業者の救済処置をするべきです。そして、リサイクルの仕組みを潰さないようにしてほしいですね、

2006年3月10日
東京大空襲

61年前のこの日の未明ですね。この空襲を皮切りに「無差別」的になったようです。
「日本の空襲」という本があるのでそれを読めば被害状況については詳しく書かれています。でも、分からない部分がどうしても残りますね。
ところで、この「3月10日」は何の日だと思いますか。
「陸軍記念日」なのです。アメリカはこの日を意識して空襲を、それも無差別爆撃をしたようです。この空襲で降伏するかもと思っていたのかもしれません絵。
首都を壊滅状態にされても「国体護持」「徹底抗戦」を叫んでいたのですね。
8日のNHKで「ゼロ戦」のことが取り上げられたようです。ゼロ戦もグラマンF6などが登場するとともにやられていったようです。
制空権を完全に奪われての空襲ですね。
この後は、沖縄戦で日本軍が住民に犠牲を強いり、各地の空襲も激しくなり、原爆も落とされた後、陛下の憲法違反行為(ここまで追いつめたのは軍部)の玉音放送で配線ですね。
この空襲による被害などの悲惨な状況を忘れないようにする取り組みが行われていますね。
自国が始めた戦争での被害に対する取り組みですね。なら、他国群が侵略してきて被害を受けた国はもっと忘れないでしょう。
東京大空襲でも戦争を止めようとしなかった軍部はヒトラーの感覚と相通じるところがあるのでは。だから、日独伊防共協定を結んだのかな。そして、この3国、国土の多くが戦争により焦土と化しましたね。
何日か前に書きましたフランスのシラク大統領の言葉にあった「偉大なる国家は影の部分も・・・」という行の部分を日本も実践してほしいですね。

2006年3月9日
愛国心

どこの国でもいろいろ論議を醸していたりしているのが実情でしょうね。
日本でも、今、教育基本法に「愛国心」「国を愛する心」「国を大切にする心」などのうち、どれかを入れる方向の改定案を与党が提出する方向のようですね。
でもね、あの太平洋戦争も声高に叫んでたグループが開戦を決め、戦い、負けたと思うのです。あのとき、「戦争反対」を叫んでたグループの方向になっておれば、今でも大日本帝国憲法のままだったのではと思います。そして、自国も近隣諸国にも損害や被害を与えてなかったのではと思うのです。
どちらが、真の愛国者だったのでしょうか。
愛国心を持っている者は現代や過去の影の部分にも目を向け、検証して有益な批判や政権者とは違う有益な提案のできる者ではと思うのです。
ソ連の停滞、これは批判者を排除したことが大きな原因でしょう。北朝鮮も「しゃんしゃん社会」ですから、停滞が凄いですね。
「国を愛する心」とかを法律に入れるのなら、その前に「自己解剖」をしっかりおこなってほしいですね。
さもないと、次は天皇制廃止のような事態に自ら突入する危険が大日本帝国憲法を潰したときと同じようにあると思うのです。

2006年3月8日
スポーツ選手の喫煙

以前に書き込んだのをまたまた取り出してきました。徐々にですが学校が敷地内全面禁煙になってきていますね。意外と運動部の顧問の喫煙率が高いですね。このからもスポーツ選手の喫煙というのが起こるのかも。
喫煙はスポーツの大敵ですね。まずは、煙に含まれる成分は非常に多くあり有害ですね。
一酸化炭素は赤血球にあるヘモグロビンと非常に結合しやすいです。これにより赤血球の酸素運搬能力が低下します。運動には酸素が必要なのですが十分には供給されないことになります。運動能力の低下が起こることになります。
ニコチンは毛細血管を収縮させ血流を悪くします。その結果、これも酸素運搬能力が低下しますね。
タールなどの物質は肺に沈着していき、呼吸能力を低下させます。こちらは回復しません。これも酸素の取り込みが落ちる。筋肉などへの酸素の量が減少するわけですね。
運動選手としての能力が発揮できなくなったり寿命を縮めたりすることになります。
では、どうして吸い始めるのでしょうか。原因の一つとして考えられるのが指導者が吸っている場合ですね。生徒はまねをします。
さらにこの指導者には「喫煙の害」を教えている教師も結構います。余計、始末が悪いですね。
家庭環境も影響するでしょう。
「学校での勉強が日常生活と関係がない」という間違った考え方もね。
「文武両道」の意味の取り違えもね。この「武」は学習したこと(文)を行動に移すとかいうような意味です。これができるようになると「喫煙の害」を理解できればたばこを吸わないとか、吸っていても禁煙ができるということになるはずです。

2006年3月7日
建築の構造計算問題

今度は札幌で発覚しましたね。建築士は記者会見で「耐震壁」の強度を考えているから「偽装」ではないと言っています。
しかし、構造計算の方法は「耐震壁」も当然考慮されているのでしょうね。計算ソフトもね。「耐震壁」は適切に配置しないと逆効果になるとのことです。そのあたりがニュースでは詳しく伝えられていないですね。
札幌市が再検討を依頼中なのではっきりしないのかもしれませんね。
まあ、ほじくればもっと多くの地域で、物件で出てきそうな気がします。姉歯元建築士の偽装の上に手抜き工事している業者もいたようですからね。
それと、これとよく似た言い回し、「黒字にしろとは言ったが粉飾せよとは言っていない。」というのを最近ニュースで聞きました。世間では、これを「粉飾」と言うのですけど、獄中の方はそう思っていないようですね。わりとまともな常識とのズレを感じます。このようなズレは怖いですね。

2006年3月6日
歴史を考える

5日の日経社会面の「世界 いまを刻む」でカリブ海のフランス領の2つの島について書かれていました。
奴隷制があった島ですね。学校ではフランス本国の歴史が教えられ、言葉も島の言葉を使うと怒られたとあります。
植民地支配についての歴史認識を改めるように野党が求めたことに対して与党が否決したことから騒動が起こったようです。
そして、いろいろあったようですね。詳しくは新聞を読んでください。
シラク大統領が5月10日を「奴隷制を記憶する日」に定めると約束し、「偉大な国家は栄光のページだけでなく影の部分も含めた全ての歴史を受け入れる」と演説した。
ほかを見ると「影の部分」をないものとするような国家は永続性がないようですね。フランスのような永続性を求めるのなら日本も「影の部分」を受け入れて表に出し、検証すべきです。
大日本帝国憲法は自ら潰したのと同じです。どうして、あのような戦争をしたのか。そのとき、何をしてきたかについて表に出し検証することが日本の発展のために必要です。あのとき、自己検証をして、戦争をしていなければ今でも帝国憲法だと思います。帝国憲法を潰したのは身から出た錆です。

2006年3月5日
食糧自給率

5日の日経一面の連載「人口減に生きる」のテーマがこのことでした。
日本の食糧自給率は主要国の中では極端に低いですね。ヨーロッパ主要国で低いのがイタリアですが、確か90%前後はあったと思い
ます。フランスは200%超えているし、ドイツやイギリスも高いです。
日本は約40%です。食料輸入が全面的に停止したらどうなるのでしょうか。記事では「いも」主体の食事の例が挙がっていましたが
問題点をお忘れのようです。「種いも」の確保、まあ、バイオテクノロジーを使えばどうなるのかな。農地の問題ですね。すぐには再
開できないところが多いのでは。
それと、食料輸入が停止するというのは他の輸入の止まる可能性が高いですね。石油漬けの農業ですから、石油が止まれば収量激減で
すね。
今、できることは大規模化を進めて自給率を上げること。以前より大規模化はし易くなってきましたが、もっと推し進めて競争力をつ
ける。収量の多い品種に変える。農薬などの使用量の少なくてよい品種にする。備蓄をもっと増やす。
スイスでは、半年分でしたか、最低で、しょうね。そして、古い方から消費しているそうです。日本も見習う必要があるのでは。食糧
自給が第2次世界大戦でナチの包囲を耐え抜いた要因の一つでしょうね。いつまでも、食料は買い手優位などと思わないことですね。
太平洋戦争であの期間踏張れたのは「食料がほぼ自給できていた」ことによると思います。
日本の貿易の輸送路は軍備では守りきれませんよ。近隣諸国を含めた世界中の国と友好を深める必要があると思います。

2006年3月4日
子育て支援

4日の日経一面の連載「人口減と生きる」で子育て支援について書かれていました。
各地の自治体の支援策が書かれています。国の基準を上回るところが取り上げられています。
ところで、日本では「所得制限」なるものがありますね。子育て支援に関しては撤廃すべきですね。
同じように税金を取られている場合、子供を育てている方は費用や時間を取られているわけです。この経費は子供が大きくなり、働き出すことによって社会に還元されるはずです。
育てていない場合は、現時点の消費などであって将来の国のために対する貢献はほとんどないのでは。それと子育てしている者が同じでよいはずはないと考えます。
「子供は国の宝」であるはずです。公的資金が子育てに回るように税金の使い道を変更する必要と対象は子供であるので所得制限の撤廃が必要だと考えます。
高速道路を造る前にその利用者を確保する必要がありますね。新幹線も利用者が必要ですね。人口が減少すると利用者がいなくなります。そうなると何のための公共事業ですか。
役に立つ税金の使い道を考えてほしいです。例えば、幼児教育の無料化。イギリスやフランスは無料や公立は無料だそうです。日本は6割が私立で負担が重い。このような状況では、子供を育てない方が楽と思うのが出てきて普通でしょうね。当然、保育園も無料にしてほしいですね。
新しい企業の格付けの話も出ていました。子育て支援の充実度による格付け。早く初めてほしいですね。そして、充実しているところには優遇措置を。不十分後頃には課徴金などがいいでしょう。財源は税金の使い道の変更でね。
国民がいなくなったら元も子もないはずです。
子供を育てない方が「損」をしていると思えるぐらい子育て支援を。

2006年3月3日
高校運動部員の喫煙

駒大苫小牧高校の卒業生で運動部所属の14名が居酒屋で喫煙、飲酒をして報道されたということですね。
飲酒は別にして「喫煙」は運動の大敵ですね。どのような教育を受けていたのかなと思いました。
3年前の新聞記事に新設のびわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話しているというのがありました。
高校で運動部指導をしている教師などはこの「地域、社会にスポーツや健康を広める者に、たばこはいらない」を実践してほしいわけです。
単に禁止するだけではなく、煙草の持つ多種多様な害についても理解して指導してほしいのです。そうすることで、このような運動部員の喫煙が減少すると思うのですが、現実は運動部顧問の喫煙率は文化部顧問より高いのでは。
まあ、どちらもすわないのがよいのですが、「健康やスポーツ」を広める方が高いというのは教員養成を含めた教育の大きな問題点でしょうね。
高校生の喫煙がゼロになるのが一番望ましいのですが、教師などの指導者が全面禁煙することで生徒の喫煙率は確実に低下するのです。
大学を含めて教育の場は敷地内全面禁煙を全国で達成してほしいです。

2006年3月2日
大学の教育について思うこと

2月27日の日経教育面を読んで思うことがありました。それで、遅くなりましたが、教育の目的なについて書いてみました。
国や地方公共団体、親に課せられた義務教育は文化的で普通の生活をするのに支障のない教養をこどもにつけさせることでしょうね。
高等学校や大学などは、義務教育の成果の上に立って、生徒や学生の才能を伸ばし、「有用な人材」を養成することかな。
今の大学は教育改革とはいろいろ取り組んでいますね。効果が十分上がっていない面もあります。
大学も大学ですという面がありますが、義務教育等で基礎学力が養成されていない状況が現実に起こっているのでは。それもあって大学教育がうまくいかなくなった面があるので鳩も思います。
欧米では、大学入学者の学力レベルを維持するのはどうしているのでしょうか。イギリスでの高校の大学進学者向けのある科目の教科書をもらったのでが分厚いですね。日本で難しいといわれたカリキュラムのときの教科書より難しいし、量も多いです。
日本は、高校生全員に対する教える量を減らしてしまったことに問題があるようですね。その結果、ギャップが大きくなりすぎた。
実際、「ゆとり」の意味の取り間違いと「勉強」の意味の希薄化が学力低下に繋がり、大学もまともな入試改革ではなく、採点負担の軽い方に移行したことも勉強の質の低下を招いたようですね。
「記憶」のみが勉強と思うような学生が増えたにもかかわらず、対応をしていないところが目立つことが「大学の教育力」の低下としてでてきて、「有用な人材」の育成も滞るようになったのかと思います。

2006年3月1日
自己解剖の勇気

これは、司馬遼太郎氏の「雑談 昭和への道」最終回の題です。
この場合の「自己解剖」は日本のことです。失敗したことや対外的にも都合の悪いことを隠したり、誤魔化したりして「教訓」とすることしてきませんでしたね。その結果、太平洋戦争まで突入し、アジアの諸国民に多大な損害を与え、国民にも与え、さらに天皇陛下に「死」まで覚悟させ、そして負けました。
その時々で、的確な「自己解剖」をしておけば、今でも「大日本帝国憲法」のままでは思います。自ら、明治体制を崩壊させたわけです。
ところで、ホームページ巡りをしていると、時々、「また日本を潰すつもり」みたいなところに行くことがあります。要するに、昭和20年までのことで、ごまかしやすり替えをしているわけです。
ドイツが、ヨーロッパ諸国から受け入れられたのは、経済力ではなく、ナチス体制に対する反省というか第二次大戦でドイツのしたことを素直に認めたからです。
今、日本は、経済力で持っています。しかし、近隣諸国とこの関係が逆転するのも間近でしょう。そのとき、日本がアジアで受け入れられるかどうかは「自己解剖」ができるかどうかによると思います。
民主党のメール問題では、「情報処理」ができるかどうかも問われているのでは。この情報処理の訓練にも「自己解剖」というのが重要でしょうね。
結局、「過去に目を閉ざす者は未来に対しても目を閉ざす。」ことになることを自覚する必要があるのでは。これができなかったため、戦争に突入してしまったを思います。
今また、気になる状況に追い込まれていっていると感じています。
日本を潰さないためにも「自己解剖」を。
前半は1月12日とほぼ同じです。ニュース等を見ていて、この件を取り上げることにしました。