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諸々も言いたいこと
   
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ほぼ隔日の追加にします。
煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る)  諸々の言いたいこと(目次)へ  

2010年6月29日
日産自動車、マーチ生産を海外へ

 少し前の日本経済新聞の報道になるのですが、日産自動車が国内向けのマーチをタイで生産して、輸入して販売するというものですね。
 円高と国内のコスト高とかがあっての生産海外移転ということになりますね。では、国内での生産設備とかはどうなるのでしょうか。海外と同レベルの仕事をするのであれば、海外のほうが低コストになるので太刀打ちできないということになると、自動車以外の分野でも仕事が海外に流出してしまうということですね。
 ホンダとかにもこのような例があり、トヨタでは海外向けですが、国内から海外に生産を移管しているというのです。仕事が続々と海外に流出しているのです。そりゃ、雇用情勢は悪いままですね。よくなるはずはないです。失業が増えれば、警察経費、生活保護費とかで財政を圧迫します。
 そうすると、日本国内では付加価値の高い物作りに傾斜していく必要があるのですが、そのためには資金と時間が必要になるでしょうね。資金のほうは「2位ではダメなのですか」と仕分けで言われたりして十分にはないですね。この「2位」の件は担当の事務官も無知ですね。少し調べるだけで開発しない場合の日本の末路を説明できたのにです。政府資金は当てに出来ない、企業のほうは法人税がのしかかる。なら、研究開発部門も海外へとなれば、知的国家は夢物語ですかな。
 時間稼ぎのほうは、今の製造業の工場などを如何に国内に引き留めるかということになります。ところが、法人税を上げろとか言っている政党がありますね。そのほかの負担もきらって、工場の海外移転でも起これば、ハイ、失業者の増加で民主党のマニフェストをそのまま実行すると国家破産かな。
 日本の産業の象徴みたいな自動車の生産も経済の論理で場所を選ぶ時代であるとことをお解りでない面々が選挙に喚いていますね。仕事が海外に流出してしまえば、不景気はさらに深まりますよ。それから、輸入制限すれば「報復」を受けて、経済に大ダメージを与えることになりますね。
 まあ、日産のこの決定は今を象徴しているようなものだと考えます。工場は経費の安いところに移動していくと言うことをお忘れなく。それについて行けるのは「幹部」ぐらいだけかな。

2010年6月27日
健康と天然の炭水化物と精製炭水化物の関係

 2010年8月号の日経サイエンスの海外ウォッチに「心臓に悪い炭水化物」というのが出ていました。詳しくは日経サイエンスを読んでください。
 加工・精製された炭水化物摂取による健康への影響を疫学的調査してきた結果、記事の表題みたいな結果にたどり着くかもしれないというのです。これはあくまでも「精製」された炭水化物とかで天然素材をそのまま料理して食べる炭水化物ではないのです。お間違いなく。
 まあ、以前から砂糖とかは吸収が速いのでとか・・・といわれていましたね。これは、植物繊維の含有量の問題かもしれないですね。植物繊維を含む状態の炭水化物は飽和脂肪酸などより健康によいということも書かれていました。すると、加工食品というのがくせ者なのかもしれないですね。
 天然の素材を出来るだけそのまま使うというのがよいということになってきます。このデータに対しては業界からの反論もあるようです。
 ところで、天然の素材と加工された素材の関係は炭水化物だけには止まらないのでは。結局は「タンパク質」・「脂肪」なども出来るだけ加工されていないもののほうが加工食品より健康によい場合が多いのではとも思ったりします。
 アレルギーに係わる食品も加工食品では「表示」しないと判らなくなるし、飲食店での表示義務がないのはなぜでしょうね。これは、天然素材だけではなく、なにでつくられたかよく解らない加工食材を使っているところが多いからかもしれないですね。
 人間は「天然素材」を生か、または、焼く・煮る・蒸すとかの程度で食事をして生きてきたのですね。それが、ここ数十年で加工食品があふれてきています。人間の摂理に反してきているためかもしれないですね。

2010年6月25日
今度の参議院選挙の争点から思うこと、その2?

 6月24日、昨日ですね公示されました。ところで、報道されているのは消費税関係とどこが過半数をつるかということが主ですね。
 予算の使い方とかでも報道が。その中で、本当は0円でよい世界情勢になって欲しい防衛費とその関連予算。日本の側には「軍人だらけ」の国がありますね。その結果、国内経済がガタガタの国。めざましい経済発展とともに軍備も近代化している国、こちらの方は人が住んでいるところには手を出さないみたいですが、無人島では南沙諸島などで実績があります。この諸島は、いくつかの国が領有権を主張していました。そして、フィリピンがアメリカのと防衛協定を解消するとともにフィリピンからみると「占拠された」という状況になったということです。
 日本の場合ですと、尖閣列島と太平洋の沖ノ鳥島でしたか、そこらあたりが対象かも。他の地域も日本の安全と関わりがある場合もあろうかと思いますが、日本単独で「防衛」とか考えると「帝国主義復活」とかの大合唱が出てきそうですので、今の日米安保体制が一番現実的かもしれないですね。
 他の諸国の軍事費のGNP比率でみると、カナダ並みなら、現行の2倍、韓国並みなら4倍でしたか、それが、防衛費プラス2000億円強の思いやり予算で済んでいると考えると安いものですね。ただ、無駄というか、非常識な出費は厳禁ですが。今の国際情勢ではこの程度の付き合い的な防衛予算は必要でしょうね。世界の仲間はずれにされないためにね。
 あのインド洋洋上給油を中止したら、アメリカ軍からインド洋の軍事情報が入ってこなくなったとか。インド洋は日本の生命線(石油の輸送路)ですね。そこの情報がなくなったということです。ギブアンドテイクですね。まあ、日本が鎖国でもしていると考えているのんきな政党もありますね。
 それから、なぜか、教育や科学技術などに係わる話の報道で聞かないですね。世界的に見て、人員配置と予算配分の悪さで有名な分野です。その結果、研究とかでは、「金欠」であと一歩踏み出せないというのがよくあるみたいです。今回のハヤブサでももう少し大きいのを打ち上げることが出来れば、もっと早く戻ってこれた可能性が大きいといいます。故障したときの予備を積むことが出来なかったので、メインエンジンとかの組み合わせを工夫できるようにしておいたお陰です。でも、予備エンジンのあるほうがよかったということになります。本当に財政当局は「奴ケチ」ですね。
 まあ、本当に10年20年30年先の日本も考えた公約を出していると考えられる政党はないですね。有権者にも目先のことだけに囚われる人が多いのも原因かもわからないですね。

2010年6月23日
今度の参議院選挙の争点から思うこと

 明日6月24日に告示され、7月11日に投票ですね。
 菅首相が消費税を含めた税制全般の協議を全政党に呼びかけましたね。まあ、歳出構造にもメスが入れられるものと思います。
 民主党が「法人税減税」をはっきりと打ち出しましたね。自由民主党も同調するというか「法人税減税」を求めていた節もあるのですが???。これが、どうして「雇用対策」になるのかというと、例えば、日産が国内販売のマーチの生産を海外に移すというのですね。そうすると、国内の雇用は減少していきますね。首切りはないと思いますが、人員調整という形で減少しますよ。下請けも海外に出れない部分は仕事がなくなるし、海外進出組でも国内雇用が減少しますよ。ようは、工場の海外流出を防ぐ目的ですね。
 雇用が減少すると失業者が増加しますね。以前の日本でしたら,公共事業で一時的に需要と雇用をつくれば、何とかなっていたのが今の日本ではその場しのぎにしかならないですね。仕事の海外流出が続いているのですから。それなのに「公共事業拡充」のために郵政改革を掲げている国民新党かな。民で出来ることは民での精神ではなく、「国丸抱え」北朝鮮みたいに経済的苦境に陥らせるつもりなのでしょうか。
 欧米各国が東欧諸国が中国がインドがブラジルが工場誘致に血道を上げるのは「雇用の創出」が目的ですよ。ようは、外国企業でも国内企業でも国内に雇用の場をつくる企業を各国とも求めているのですよ。シンガポールなんて、その先頭を走っている感じですね。だから、金持ちを優遇している。日本としては工場に逃げられないように、金持ちに逃げられないようにする必要があるのですが、どうも鈍すぎますね。
 年金、医療保険、介護などの財源ですが、保険料方式は破綻しているのでは。甘いことばかりしてきたツケですね。もう全世代で負担するほかないですね。そうでないと若者世代が保険料で死んでしまいますよ。そうなったら、年寄り世代も死ぬほかなくなりますよ。共倒れを避けるには広く浅くの税方式の部分を大きく増やすほかない状況になってきていますね。少子化の原因をつくったのは年寄り世代ですよ。子作りを邪魔してきたからですよ。特に経営者だった層ですね。そのあたりからがっぽり税金を取ってもよいような気が。中小企業はいじめられていた場合もあるので慎重にね。
 軍事費が日米安保のお陰で極端に少ないの税収不足、どこに消えてしまったのか追求する必要がありますね。でも、学術に関する予算はお寒い限りですよ。前にも書きましたが、アメリカは役にたつかどうかわからないクラゲの採取に10年以上研究費を出し続けた実績が。この違いは今後も大きく影響するでしょうね。行財政改革が必要ということですね。どこの政党がこれに積極的なのかも関心のあるところですね。
 仕事が海外に流出の例になるのが、海外旅行の時の仁川経由かな。本来なら日本ほどの国なら、ハブ空港が国内にあってもよいのが、仁川が日本のハブ空港みたいになっている状況も仕事の海外流出の一例。関西国際空港が開港したときに伊丹を閉鎖、もしくは日に数十便程度にして、関西空港に集中して、ダイアを調整しておけば,ハブ化できている可能性が大の空港でした。国際線のほうが雇用創出効果が大きいはずです。ですから、欧米では航空会社に便宜を図っていますね。
 考え方を根本から見直して、本当の意味で「世界の中の日本」を噛み締め、雇用(雇用が増加するというのは景気がよくなるということかな)と福祉(若者が安心して暮らせるということは今の高齢者も)と財政再建を達成できる政党に投票したいですね。白票かな。 

2010年6月21日
5月31日は「世界禁煙デー」その15 「煙草の害まとめ」

 「煙草の害」についてのニュースネタが出なければ「世界禁煙デー」については今回で一旦終わりにします。
 「煙草の害」で認識不足になりやすい原因に大人に対しての猛烈な急性毒性がないことが上げられるのではと思います。
ニコチン依存症には簡単になってしまうようですね。それで、喫煙初期の感じ(私自身は分かりません。吸ったことががないので。)悪いらしいですね。でも、依存症になってしまって止められないというのが多くの喫煙者の辿る道のようですね。
 例えば、ふぐ毒、少しぴりぴりする方が・・・とかいう人もいますが、肝臓や卵巣は食べませんね。命が惜しいからです。
幼児などは吸い殻を飲み込むだけで死ぬことがあります。大人も飲み込んでみればと思うのですが、皆さんしませんね。煙だけにしていますね。害が緩慢なのでその変化に気がつかないだけでしょう。
 だから、禁煙教育というのが必要であり、大切であるということになるのです。
 そして、子供は大人を見て育ちます。最近は「学校敷地内禁煙」のところが増えてきました。教師の喫煙、特に煙草の害を教えている教師の喫煙ほど悪影響なものは他にはないのではと思います。それが、学校で子供の目の前で吸えなくなったということは良いことだと思います。そして、敷地内禁煙が守られている学校では確実に生徒の喫煙が減少しているということです。私の知っている範囲では減少です。
 煙草の害は慢性的なものが多いようですが、その結果、重大なこと(死に至る場合も)にあるということを認識させ、喫煙は「ニコチン依存症」という病気であることを的確に理解させる教育というのが今後とも継続的にされる必要があると思います。
 2010年6月20日にinfoseekで見つけた(J−CAST)の記事ですね。『娘の85%「お父さんタバコ吸わないで」 ファイザー調査』というのがありました。「喫煙者である父親を持つ娘の85.7%が、父親にタバコを吸ってほしくないと答えた。」というのです。
『また「父親にタバコを吸ってほしくない」と回答した娘のうち、「お父さんがタバコを吸って体を悪くしてしまうことが心配」との理由が64.6%でトップとなった。』ということです。自分のお肌へのダメージ、健康もありますが父親の健康を考えての希望と思われます。世の喫煙している父親方、禁煙に挑戦しましょう。

2010年6月19日
5月31日は「世界禁煙デー」その14 「肺ガンなど」

 「はやぶさ」帰還で蓮舫行政刷新相が絶賛したということを6月15日にinfoseekニュース(時事通信配信)で見つけました。そのなか「昨年11月の事業仕分けでは、後継機開発など衛星関連予算を削減と判定している。」わけですね。それを『蓮舫氏は「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。国民のさまざまな声は、次期予算編成に当然反映されるべきだ」と語った。』というのです。本心からの反省していっているのかどうかですね。学術研究は、表現が悪いですが、「ゴミの山」みたいな多数の長期にわたる研究があって、初めて「開花」するのです。技術開発でもです。このことを心底理解しているかどうか気になるところです。下村博士のオワンクラゲは80万個以上ですよ。それで、漸く成果が出たのです。その間、10年以上でしたかアメリカは外国人に研究費を出し続けたのですね。
 結構早くからいわれていた害「癌」についてです。
喫煙によるがんの部位別の死亡におよぼす寄与率、咽頭がんで65%ぐらい、肺がんで75%ぐらい、喉頭がんで95%ぐらい、口腔がんで60%ぐらい、食道がんで半分ぐらい、膀胱がんで30%ぐらい、肝臓がんも30%ぐらい、すい臓がんも30%ぐらい、胃がんで25%ぐらい、脳腫瘍も25%ぐらい、直腸がんで15%ぐらいです。  「からだの科学」No183 たばこの医学 より
 いろいろな癌がありますね。ほぼ全身といってもいいぐらいの種類の癌ですね。実際の寄与率はもっと高い可能性があります。
他の要因もあると増幅されて寄与率が向上するでしょうね。せめて自身で発ガン性物質を発生させたり、取り込んだりするのを喫煙者は止めた方が良いと思いますがいかがなものでしょう。
 非喫煙者にとっては迷惑至極で癌や昨日のバージャー病、COPDなどにもとばっちりでなる可能性があるわけですね。
癌になって手術で摘出できても肺ガンなら肺はその分減りますよ。喫煙者は呼吸機能が喫煙によって低下しているのですから、運動制限などになりやすいですね。発見が遅れればあの世行きの可能性が高いですね。
 初期の癌は痛みやその他の自覚症状はないですよ。だから、手遅れになりやすいですから気をつけてくださいね。よって、「煙草はすわない」が一番ですね

2010年6月17日
5月31日は「世界禁煙デー」その13 喫煙とお酒の関係、飲酒量によって負の相乗効果

 国会が閉会しましたね。これで、参議院選挙ですね。民主党の呪縛が菅首相を縛り続けるようでしたら、自由民主党とか公明党とかみんなの党とか民主党と国民新党以外に投票するほうが無難かな。国民の多くは郵政民営化推進を求めているという調査もあります。
 2009年6月13日に気がついた5月30日の記事に「喫煙とお酒毎日2合以上、肺がんリスク一段と 厚労省研究班」というのがありました。
これは4万6000人相手に14年間にわたって追跡調査した報告なので信頼性は十分にあると考えます。
 「喫煙者と非喫煙者に分け、飲酒と肺がんリスクとの関係」の調査で、喫煙者の場合は「飲酒量が1日に2合以上の2グループは、「時々飲む」グループと比べて肺がんになるリスクが1.7倍だった。」というものです。
 喫煙者に酒飲みが多いですね。それも、大酒飲みが。ということで、肺がんリスクをより高めているということです。
たばこは、1本目から害が蓄積されていきます。タールによって肺の呼吸機能の低下、遺伝子の傷害など。ニコチンによる血管系へのダメージ、一酸化炭素による害とかキリがないですね。特に呼吸機能低下は戻しようがないです。
 酒も1日に日本酒換算で200ミリリットルぐらいがよろしいようです。それより増加すると害の方が大きくなり、大酒飲みでは「命を削るかんな水」とかよくいったものですね。
 その負の効果が相乗的に出てくるということが調べたらわかったということです。
もっと、詳しく調べると肺がん以外にも沢山出てくると思います。

2010年6月15日
5月31日は「世界禁煙デー」その12 糖尿病の原因の相互関係についての一考察

 政治関係はこの「世界禁煙デー」シリーズが終わってからにします。「はやぶさ」凄いですね。でも、もう少し予算を付けておけばです。民主党では最初の予算自体が無理だったかも。学術にあれだけ無知ではね。
 2009年春号の「からだの科学」は、今回「糖尿病のすべて」でした。そのなかで2型糖尿病の原因についてのところで、原因がいくつか挙げられていましたが、「食事」についてと「喫煙」に注目しました。
 「食事」ですげど、疫学的な研究成果も踏まえてか、今までになくはっきりと「動物性脂肪」を取り上げていました。このことについては以前から私も取り上げてきていたので、また、取り上げさせていただきます。日本では、ここ40年ほどの間、総カロリーは徐々に減少しながら炭水化物の摂取割合の減少も起こっているが、動物性脂肪の摂取割合が増加しています。脂肪摂取の増加に比例するように感じで糖尿病が増加しているというのです。日本人が欧米に長期滞在したり、移民等で定住したりすると糖尿病の発症率が2倍になるというのも頷けることになります。
 「喫煙」については、短く「糖尿病の危険因子」であるとありました。ところで、「喫煙」は歯周病の危険因子の代表ですね。その歯周病と糖尿病の関係について4月5日の日本経済新聞健康面に「万病の元 歯周病 糖尿病とも密接」と見出しででていました。詳しくはどちらもそれぞれの紙面でね。
 糖尿病の合併症と歯周病の合併症が結構重なっているのです。糖尿病が悪化すると歯周病が悪化しやすくなり、歯周病が悪化すると糖尿病が悪化しやすくなるというのです。その上「喫煙」でもしていれば、足の引っ張り合いが凄いですよ。
 糖尿病は放置すれば、重大な合併症を引き起こして命に関わります。歯周病も。喫煙は喫煙で害がありますね。
 ですから、「禁煙」「バランスのよい食事」「カロリーの過剰摂取をしない」「運動の励行」「歯磨き励行」等で糖尿病や歯周病にできるだけならないようにしましょう。

2010年6月13日
5月31日は「世界禁煙デー」その11 「バージャー病」

 施政方針演説がありましたね。鳩山前首相より迫力はあった感じですが、オバマ大統領など欧米の政治家には及ばない感じ。原稿によく目がいっていました。衆議院選挙のマニフェストの見直しや郵政の改悪からの脱却が焦点かな。
 聞き慣れない病名ですね。動脈の病気だそうです。 詳しくは「血液が行かずに最悪は腐った手足の切断手術! 喫煙男性要注意!"バージャー病"」をご覧ください。具体的症状や原因などが掲載されています。 この病気の進行を止めるのはCOPDと同様に禁煙しかないというのです。 そして、受動喫煙でも進行してしまうというのです。ということは、普通の人においても受動喫煙は動脈も痛めるということですね。
 COPDは比較的中高年に多かったのですが、こちらは20〜40歳ぐらいに多いというのです。そして、男女比は10:1で男性優位です。 動脈硬化による他の病気との大きな違いです。
 まあ、喫煙すると喫煙し始めた時からいろいろな害を自ら受け、周りにも害を与えているということです。ガン以外にもいろいろな害があることを理解して禁煙しましょう。非喫煙の方はそのまま無煙生活を続けましょう。

2010年6月11日
5月31日は「世界禁煙デー」その10 「動脈硬化」

 政局はまだまだ安定していない感じですね。前世紀の自由民主党の本質は「公共事業による票集め」かな。その亡霊の国民新党に振り回されるのかどうかですね。鳩山辞任後の新聞記事に「国債増発による公共事業」という亀井代表の発言がでていました。郵政の改悪案はこの国債引き受けを目的としている感じのは私だけでしょうか。今国会での郵政改悪法案の成立を見送られたことで、亀井氏は大臣を辞任しましたね。まあ、所信表明演説などのあとにまとめて書きたいと思っています。
 このシリーズでも少し触れていますね。 「タバコ病あれこれ第3回:動脈硬化」に説明があります。 心筋梗塞、狭心症などの虚血性心臓病、脳血管障害の発症は動脈硬化が関係しており、死亡率も高いですね。 癌も恐ろしいですが、こちらのほうは何時重大事態になるか予測ができませんね。そう考えると、癌より怖いかも。
 助かっても脳への血流の具合によっては体に障害を残すことが多いですね。 ニコチンと一酸化炭素で作用の仕方が違うようですね。共同で動脈硬化を促進しています。ニコチンは低ニコチンの品目に変えれば少なくなるかもしれませんが一日あたりの総量を同程度になるように喫煙すれば、結局ニコチンは減らずに、一酸化炭素は本数比例で増加します。タールについてもですね。 この動脈硬化への作用は受動喫煙でも起こると報告されています。一酸化炭素は部屋に充満しますからね。
 さらに糖尿病でも患っておれば、動脈のダメージが大きいですね。網膜症や腎症などにもさらになりやすくなりというのです。禁煙することですね。成人の失明原因のトップは糖尿病性網膜症だそうです。人工透析もね。こちらは死亡率が他の原因より高いですよ。

2010年6月9日
5月31日は「世界禁煙デー」その9 「慢性閉塞性呼吸器疾患(COPD)」

 先日の「肺年齢」と重なるかとは思いますが、本日は「慢性閉塞性呼吸器疾患」についてです。 まず「喫煙した肺とそうでない肺」を比べてみてください。これは肺ガンのときの写真です。喫煙者でもそれほどひどくはない写真のようですね。どこかで、もっと黒くなった写真もありました。
 主にタールで汚れたのではと思います。肺胞にタールがベットリとついてしまっているのです。タールだけを取り出すことはできません。 結局、酸素と二酸化炭素の交換を妨げることになるのです。吸い始めたときから起こるのです。そして、逆戻りすることなく、悪化のするだけです。
 禁煙するなら、早くすることをお勧めします。味覚みたいには回復しないので。禁煙すると非喫煙者と同年配なら呼吸機能の差は大体そのぐらいで進行するのですが、喫煙を続けると非喫煙者に比べたら急速に呼吸機能が低下して多くの場合、「COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)」になる。もしくはその予備軍に入ってしまいます。 COPDについてのホームページをご覧ください。このホームページによると約530万人の患者がいると推定されています。死者数も毎年伸びています。 予防は「煙草を吸わない」です。喫煙者は慢性閉塞性呼吸器疾患になるのを遅らせるのは「禁煙」が一番、というか禁煙しかないようです。
 酸素ボンベを持ち運ぶようなことにならないためにも禁煙しましょう。非喫煙者はそのまま非喫煙で過ごしましょう。

2010年6月7日
5月31日は「世界禁煙デー」その8  「喫煙と脱毛」

 新内閣の顔ぶれとか決まってきましたね。施政方針演説とかを聞いてから、書いてみたいですね。本音は「今は忙しい」のもあります。すみません。
 今回は「脱毛」にします。 喫煙とどう関係があるのでしょうか。遺伝的に脱毛しやすい人もいるようですね。 そうでない人ではどうでしょうか。 あるホームページによると「血行や栄養障害によって脱毛がおこる」とありました。そうだろうと思います。
 喫煙をするとニコチンで血管が収縮しますね。そうすると栄養の運搬量が減少したり、一酸化炭素とあわせて酸素の供給も減少することになります。 「毛髪まめ知識」というホームページにも同様のことが述べられています。そして、「禁煙」しましょうとあります。「喫煙は百害あって一利なし」とも書かれていました。

2010年6月5日
5月31日は「世界禁煙デー」その7 「喫煙と肺年齢」

 今年はいろいろありますね。首相交代のことについてはもう少し落ち着いてからと思います。取り敢えずは、昨年に続いての「世界禁煙デー」シリーズ。本日は「喫煙と肺年齢」ということで。 この頃、脳年齢とか体内年齢とかお肌の年齢とかよく言われていますね。
  肺年齢という考え方を日本呼吸器学会が提唱しているというのです。日本呼吸器学会のサイトで「肺年齢」または「呼吸の日 記念フォーラム2008」で検索してみてください。
 これは、呼吸機能から見た肺の状況を健康な人の年齢と身長、肺活量から「あるべき年齢」を算出したのと比べてみて、どの年齢ぐらいかを推計したのものです。
 喫煙によって、肺年齢は確実に高齢者側へ近づきます。肺は気体以外は取り込むことはできても排出ができないですから、たばこの煙に含まれるタールやその他多数の物質が肺に貯まっていくことになります。その結果、目詰まりを起こして呼吸機能が低下していくわけです。 喫煙では、ニコチンなど血液に吸収されやすい物質によって血管も痛めつけられています。ですから、血管年齢も非喫煙者より高齢側の年齢になってきます。その結果が動脈硬化に繋がり、心筋梗塞や脳梗塞などの多発に。脳血管性認知症へと進んでいきます。 喫煙は、肺年齢だけではなく、体内のあらゆる年齢を実際より高齢側にする効果を持っているわけですね。 反射神経も鈍るとかもね。
 肺機能の低下によって起こる病気の一つのCOPDについては何回か後で書きたいと思います。

2010年6月3日
5月31日は「世界禁煙デー」その6 「どうして喫煙者が禁煙に失敗することが多いのか。」

 2008年5月19日に毎日新聞のサイトで「喫煙者:7割がニコチン依存症…4割自覚なし ネット調査」という見出しの記事が出ていました。
これは製薬会社のファイザーがおこなったアンケートです。
 アンケート対象のうち「世界保健機関(WHO)の疾病分類などを基に作成した診断テストでは、6656人(71%)がニコチン依存症に該当。」というのです。
ところが、ニコチン依存症と自覚があるのがそのうちの6割程度、医療機関での相談に至っては6%程度というのです。
薬物中毒の自覚がないのですから、禁煙に挑戦しても失敗する人が多いのも頷ける結果ですね。
ニコチン中毒がどのようなものなのか、どういう害があるのかを知ろうともしていない人が多いようですね。その結果が血管系疾患の多発になったりして、脳血管性認知症になっていく人が多いようですね。
 養老孟司氏の「バカの壁」にあった情報の拒絶による場合も多いでしょう。この情報の拒絶は喫煙以外でもよく見られます。そして、都合のよい解釈(間違った解釈)を繰り返していくのでしょうね。
 学校で「保健体育」という科目で「たばこの害」を教えながら、喫煙している教師はこの典型でしょうか。また、医療関係者の喫煙もね。学校で物理を教えながら、自動車に乗ったときにシートベルトをしない教師もある意味、同類ですね。「情報の遮断」という意味でね。
 政治の世界でもよく見られますね。民主党、国民新党、社会民主党なども都合のよい情報だけを取り入れて、墓穴を掘ったり、国民を裏切ったり、日本を潰しかけたりしていますね。かといって、自由民主党にも不安が残るし、日本はどうなるのでしょうかね。

2010年6月1日
5月31日は「世界禁煙デー」その5 「喫煙とお肌」

 昨日が5月31日「世界禁煙デー」当日でした。昨日を契機として「たばこの害」について深く考えてみましょう。
 今日で5回目になります。本日は「喫煙とお肌」でいこうかなと思います。
 2006年、発表された研究です。研究を行ったのは、ロンドンにある「男・王・聖ト−マス医科大学」アンソニ−・ヤング博士らの研究チ−ムで、「肌が老けるのは、喫煙によって、皮膚のコラ−ゲンを破壊するたんぱく質が増えるからだという。」
もともとは、紫外線と皮膚のコラーゲンを破壊する酵素「MMP−1」の量の関係を調べていたそうです。紫外線を受け続けるとこの酵素の量が増えることを見つけるとともに「喫煙」でも著しく増加することに気がついたというのです。
 この酵素が増加するとコラーゲンが分解されるためにお肌が荒れて老化が早くなるというのです。その度合いは結構高いというのです。
この酵素、お肌以外のところでも活躍しているようですね。喫煙をするというのは体の各所でこの酵素を活性化させ、大事な繊維性タンパク質のコラーゲンを分解してくれるようですね。
 人間の体は繊維性タンパク質がないとバラバラになってしまうと思います。コラーゲンを大切にするために「禁煙」を。まだ喫煙していない方は、そのまま、煙草には手を出さない方が非常に良いと思います。