キーワード 闘病記 視床出血 脳出血 脳内出血 左半身 麻痺 リハビリ 理学療法 作業療法 言語聴覚療法 脳卒中

最新がページトップになるようにしています。古い方を読まれる場合はスクロールしてください。

日本ブログ村、ランキングに参加していますブログ闘病記(視床出血) 左半身完全麻痺からの復活 にお越しの節はランキング用バナーのクリックをよろしくお願いします。ブログで動画と静止画をアップ

メール u tmame@@yahoo.co.jp    uとtの間にアンダーバー(_)を入れてください。@を一つに減らしてください。この2つのご足労をお願いします。迷惑メール対策です。2012年の闘病記(視床出血)   2013年の闘病記(視床出血)その1   2013年の闘病記(視床出血)その2   2014年の闘病記(視床出血)その1   2014年の闘病記(視床出血)その2    2014年の闘病記(視床出血)その3    2014年の闘病記(視床出血)その4    2015年の闘病記(視床出血)その1    2015年の闘病記(視床出血)その2    2015年の闘病記(視床出血)その3      2015年の闘病記(視床出血)その4

闘病記(視床出血)目次(カテゴリー的なところもあります。)

2016年3月28日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No189   睡眠についてどう考えられていますか。   脳卒中になられたばかりの方へ。時々、この投稿をさせてもらいます。   脳卒中後遺症でのうち、外見から見えにくくなった後遺症ともともと見えない後遺症についてね。   「機能不全家族の連鎖」を断ち切るためには。   関節可動域確保には外部の力の活用を。自力でしようとすると逆に可動域を制限することになる場合が。   脳卒中後遺症の回復で思うことね。   またもですが、「筋力の定義」ね。

 3月21日(月)、睡眠についてどう考えられていますか。私はどうも、一応「快眠」らしいのですが、朝方に睡眠が浅くなるので「睡眠不調」感が抜けないですよ。夜間、花子(柴ね)は私の部屋の入り口近くで寝ているので、何かの気配で吠えることがあるのですが、「知ったものではない」というのがよくあります。入院中も看護師さんが病室巡回をされていますが、気づくことは少なかったです。他の患者さんへの対応で駆け込んできても夢の中でしたよ。深い睡眠を持続する方法は「日中上半身直立」で活動的に生活することですよね。眠れないときは諦めて寝転んだ状態で過ごしていつも時刻に起床して、日中に寝ないというのを心がけていましたよ。救急病院でもリハビリ病院でも「起床時刻」には拘りましたよ。そうすると、就眠時刻もほぼ一定になっていきました。また、できるだけ短めの睡眠時間ね。長時間睡眠は睡眠の質を低下させ、疲れをためるだけですよね。また、脳の働きを低下させますよ。リハビリに悪影響ね。起床時刻一定の方が人間にはよいのです。だから、変則勤務が体によくないのですよ。ただし、短すぎる睡眠時間もよくないですよ。だから、ブラック企業がよくないのですよ。仕事の能率も低下していることに経営者が気づいていないのです。ということで、夜間トイレで起きることは全くないです。若いですからね。とかいっていますが、夜間頻尿の要因に「睡眠の深さ」の問題があるのですよ。睡眠が深ければ、病的でない限り、夜間にトイレに行くことはまずないと思います。
 3月22日(火)、脳卒中になられたばかりの方へ。時々、この投稿をさせてもらいます。脳卒中後遺症は脳の損傷部位やその広がり具合で症状には違いが見られたりします。また、このことでリハビリにも違いが見られたりしますが、陥ってはならない症状というのがありますよ。高次脳機能についてはセラピストさんに聞いてね。言語障害も、嚥下障害などもね。四肢についてね。脳卒中はすべて脳での損傷による訳ですから、関節や筋肉には問題がないのですよ。脳が筋肉に収縮命令を出せなくなっただけですよ。脳が筋肉に収縮命令を出せるようになるまでや収縮命令を出させるようになっても運動神経と感覚神経のバランスが戻るまでははっきりいって「健常者と同じような考えで動作しては駄目です」です。運動中枢関係に障害があった場合は動作ができないはずですから問題は少ないと思います。問題は感覚関係の方の障害で動作不全になった場合ね。視覚等で感覚の代用ができると動かせるようになると思います。実際、私もそうでした。ところで脳の方の修復はまだなのです。目を閉じて歩こうとしているみたいなものです。で、緊張しますよね。はい、筋緊張亢進→痙縮→拘縮という道のりに入っていく可能性が非常に高いのです。脳卒中便利グッズとか投稿されている方もこのタイプと思います。関節可動域をなくしてしまったのですよ。関節可動域を確保しておけば、弱い力でもできる関節可動域があれば、そのうち、便利グッズなど必要がなくなりますよ。その人の症状によってどの便利グッズから不必要になるかは異なりますよ。楽な力での関節可動域がある方が介護されるときもどちらも楽だし、リハビリも早く進みますよ。運動中枢の方の方もね。他動でもよいから楽な力での動作が脳での修復を早めるのですよ。川平法の原理かな。脳卒中だけの場合は「歩けない」や「ものを掴めない」とかいうのが続くことはないですよ。適切適度なリハビリをしていたら、いつかはできるようになりますよ。重症の方は回復に時間が掛かりますが、今はやりのロボットリハビリは「関節可動域がある」というのを前提としていますので当座はロボットリハビリでというのも「関節可動域」があれば選択肢の一つになりますよ。
 3月23日(水)、脳卒中後遺症でのうち、外見から見えにくくなった後遺症ともともと見えない後遺症についてね。前者は四肢での後遺症が主ね。中には丸見えにされている方もおられますね。後者は嚥下障害や高次脳機能障害や言語障害などね。ところで、前者では一見丸わかりの方が「困った、困った。」ですよね。外見からは見えにくいようにリハビリのできた方はそう「困った」とはいっていないような気がします。どこが違うとこのような違いになるのでしょうね。時間が掛かっても回復への展望があるからですよ。私も後遺症について「腕だけでよかったね」といわれたことも、「腕も障害があるのか」とかね。「軽かったのでしょう」はちょくちょくね。救急病院に5週間弱入院した程度の視床出血ね。リハビリで取り組んだのが「困った、困った」といっている方のような四肢の状況にしないようにね。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ね。関節可動域を失って後遺症が見えるようになって仕舞っているのですよ。「他動でもよいから、健常側と同じように動かせる」が今に繋がってきています。ですから、リハビリ病院でのリハビリは楽しかったですよ。救急病院でもね。救急病院でのPTで短い感じの平行棒の長さ程度離れた姿見の自分の姿が見えなかったのでした。そういう程度でもあった損傷具合からの復活ですよ。ところで、杖なし歩行をしていると左半身完全麻痺からの復活とは見えないでしょうね。でも、杖を持ち歩いています。諸般の事情からね。無理に健常者ぶっていないのです。未だに派手にふらつくことができますからね。理由は関節可動域があっての筋力調整中ね。これは感覚神経が全面的に回復してからもしばらく続くでしょうね。
 3月24日(木)、「機能不全家族の連鎖」を断ち切るためには。あるブログに投稿されていたように「機能不全家族で育った」ということに気づくことが第一歩になると考えています。このタイプの「気づき」は非常に難しいことだと思います。癖が自分では判りにくいと同様にね。そして、外部からの指摘に対しては「反感」を生じやすいのですよ。狭い世界での生活でしみこんだ考え方などですから、それを「正しい」と思い込んでしまっているのですよ。薬物中毒の治療が難しいのは薬物への依存性もありますが、薬物を使い始めようとしていくような機能不全家族での生育歴からの脱却も必要だからですよ。機能不全家族は連鎖もしますが、今日、経済的精神的な外部要因で普通の家族が機能不全家族になっていっている度合いが昔より非常に高くなっているのではとね。そうすると、国を挙げて機能不全にね。味覚での「お袋の味」も慣れ親しんだ味のみに固執するというのも似ていると思います。機能不全家族は一見何事もないような家族でも見られることがありますよ。「見える虐待」はわかりやすいですが、「見えない虐待」も機能不全家族のひとつですよ。
 3月25日(金)、関節可動域確保には外部の力の活用を。自力でしようとすると逆に可動域を制限することになる場合が。というか、脳での修復が終了するまでは常に外部の力を活用した関節可動域確保動作を。そして、常に全身の関節を考えながらね。私が腕伸ばしや指伸ばしを意識的に始めた当初は外力ですよ。しばらくしてから外力を活用しながらも自力という要素も含んだ動作を始めましたよ。すると、全身の筋肉が収縮したのです。脳がどの筋肉に収縮命令を出しているのかが判らなかったのですね。時々、他の方が投稿で指の曲げ伸ばしをしようとしたら、目的の指以外も動作してしまったというのがありましたね。脳は筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉の感覚器官からの情報を受けて、どの筋肉に命令を出したかを判断しているのですよね。感覚麻痺はこの情報がないので脳はそこら中の筋肉に収縮命令を出していたと感じました。ですから、四肢では屈筋と伸筋も同時に収縮してしまうのだと思いました。そこで、毎日、上肢では屈筋伸ばし、下肢では伸筋伸ばしを外力を使ってやっているのですよ。屈筋と伸筋は別個に収縮するものだとね。同時に収縮すると上肢では屈筋が強いので屈曲腕や握々お手々、下肢では伸筋が強いので棒足や尖足ね。破傷風の症状も屈曲腕や棒足・尖足などね。破傷風も屈筋と伸筋が同時に収縮ですよ。感覚麻痺と同じね。で、ボツリヌス菌毒素で弛緩できるのも痙縮とかと同じ仕組みね。ボトックス療法での効果が出る仕組みね。
 3月26日(土)、脳卒中後遺症の回復で思うことね。さあ、どのような方法があるのでしょうね。最低限、脳での修復が完了しないことには本当の回復にはならないと思います。ところで、後遺症とかの重症度とかは脳での損傷具合で決まり、その後のリハビリ具合で回復見込みが決まってくるのですよね。で、まず、医師も判らないのが脳の損集具合ね。画像診断とかである程度の見込みは判ってもね。だから、「意識不明」ありはある程度重症みたいですが、本当に重症?という場合も重症の場合もね。意識不明にならなくても回復が遅くなるような損傷もありかもね。筋トレに励んで回復するような感覚麻痺は軽症であったと思います。私は感覚麻痺の典型の視床出血でしたから、筋肉に力を入れると簡単に筋緊張亢進状態になっていくのが感じ取れました。筋緊張亢進のまま、さらに使うと痙縮に、そして拘縮にと進みそうだったので気楽にリハビリをしていたらリハビリ病院で初期症状から見て回復の早さが「奇跡的回復」にね。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行による暴走行為とかしていましたよ。小走りはできますが、大股疾走はまだできないですよ。大股疾走が短期間でできるようになった方は軽症だったか非常に若かったのでしょうね。若くても重症でしたら数年でも回復しないと思います。だから、私自身のリハビリでお勧めできるのは「楽な力での関節可動域確保動作」ぐらいですよ。これは未だに続けています。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」も「楽な力での関節可動域確保動作」にあたります。そうすると、ラジオ体操的動作ができるようになりますよ。また、グッパもね。重症の感覚麻痺は皮膚感覚も筋肉の感覚も他の体性感覚も麻痺しますよ。筋肉にある筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚装置からの情報途絶による弊害を無視するから筋緊張亢進→痙縮→拘縮へとなっていくのですよ。筋トレで回復した場合は筋肉からの情報は届いていたということですよ。視床出血で脳に届かなくなりましたよ。未だにちゃんとは届いていないよ。脳の損傷具合でいろいろなので各人用心深くリハビリをしましょうね。常に「楽な力での関節可動域優先」でね。
 3月27日(日)、またもですが、「筋力の定義」ね。視床出血で完全に筋力がなくなった左半身がどのようにして「動画と静止画」カテゴリーにあるような筋力を取り戻したのかの理論ね。一番の理論が「感覚神経と運動神経等により脳の適切な支配下にあるときにのみ筋力が発揮できる」というものね。次が四肢では「他動でもよいから楽な力での関節可動域があってこそ筋力が発揮できる」ということね。関節が動かない状態を考えてみてね。想像力欠如の方は無理かな。そして「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」ね。このなかで「脳の命令力」がゼロになるのが脳卒中ね。だから、体がグニャグニャになって当たり前なのですよ。その後のリハビリへの取り組みが悪いと筋緊張亢進に、次に痙縮、さらに拘縮へとね。私の経験では筋トレなしでも「筋肉の量」と「筋肉の質」に問題は起こらなかったです。この二つは運動神経からの情報がボチボチあれば維持はできると感じましたよ。神経筋接合部での筋肉へのボチボチの刺激ね。感覚麻痺だけでしたので運動神経系無傷だからこのボチボチの刺激ができたみたいです。楽な力での関節確保動作ね。健常者での筋トレは感覚神経と運動神経がともに正常に働いているということが必要です。脳卒中後遺症ではこのどちらかがない、または、両方ない状態ですよ。健常者みたいな効果はなく、弊害だけが出ますよ。関節可動域確保は外部の力を適切に使いましょうね。脳の命令力の問題は救急病院入院時にもう一つ実感しましたよ。脳が収縮命令を出した筋肉から収縮情報を受け取って、どのように命令を出してよいのかを判断しているのですよ。だから、入院中はそこら中の筋肉に、不必要な筋肉にも収縮命令を出していましたよ。四肢では対になっている屈筋と伸筋も同時ね。力比べになって筋力なんて出ないですよ。ですから、か弱い力でよいのですよ。か弱い力なら外力で簡単に修正できますものね。筋肉も腱も柔軟状態に保ちましょうね。

2016年3月21日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No188   脳卒中後遺症のうち、四肢ではどのようなことになって「困った」が改善されないで延々と続いているのか調べてみたことがありますか。   体の中で他の物質から合成される物質についてね。   免疫力維持のために適切適度な汚さを。   感覚の復活でのつらさ。一言で言うと「健常側と同様にまで復活するのには時間が掛かる」ということです。

 3月14日(月)、脳卒中後遺症のうち、四肢ではどのようなことになって「困った」が改善されないで延々と続いているのか調べてみたことがありますか。今、話題のロボットリハビリは筋力補助ですよ。お忘れなくね。ロボットリハビリで要求されるのは「関節可動域」ですよ。ところで、多くの方が「関節可動域」をなくしたり、範囲が制限されたり、自力では確保できずに怪力の他動で漸く動かせたりでお困りですよね。尖足や内反足もかな。多くの方のブログの端々に出ていますよ。楽な力でラジオ体操的動作ができてグッパができる方はぼやいていないですよね。将来への展望があるからですよ。生活介助便利グッズは脳卒中になれば役に立ちますけど、できるだけ早期に使わなくてもよいようになりたいですよね。で、はっきりいうと、「楽な力での関節可動域の確保」は四肢では一番役に立つと考えています。「他動による関節可動域確保動作」が最初ですよ。徐々に自力による可動域確保動作にですが、急がないことね。こんなのでリハビリ病院で初期症状から見たら「奇跡的回復」といわれる回復をしたのですよ。四肢等のリハビリの基本だと考えています。「筋力はどうでもよい。可動域さえあれば何とかなる世の中になってきている、ロボットリハビリでね。」ですよね。筋力優先で可動域がなくなって困っているのですよ。或いは諦めで廃用症候群で困っているのですよ。可動域確保操作主体で筋力も回復したものでね。
 3月15日(火)、体の中で他の物質から合成される物質についてね。摂取が過剰になれば、他の種類の物質に変換されたり、摂取されなくても体内で生合成されたりしています。代謝の異常によりつくることが出なかったり、他の物質に変換できないときは代謝病になります。例えば、フェニルケトン尿症は代謝異常による病気ね。炭水化物とタンパク質と脂肪は相互に作り替えられています。だから、炭水化物を摂取しなくてもタンパク質等を摂取することで生きることが出るのですよ。また、脂肪を摂取しないと脂肪の種類によっては命に関わってきます。必須脂肪酸ね。必須アミノ酸やビタミン類と必須脂肪酸は生合成ができないのですが、人間が生きていく上で必須の物質bなのです。ところで、コレステロールは生合成も多いのでコレステロールを含む食品の摂取については厚生労働省は諦めたようですね。プリン体も生合成されますよ。ただね、尿素は常に生合成されていますよね。目的はタンパク質等の分解に寄って出てくるアンモニアの処理のためね。尿素が血液中に滞留すると尿毒症の危険性ね。脂肪を摂取しなくても炭水化物やタンパク質等を過剰摂取すると脂肪細胞を太らせたり、肝臓に脂肪がたまったり、霜降りの筋肉になったりね。必要な物質は体の状況に応じて増産されたりするのですよ。だから、コレステロールは高齢になると高めになっていくのですよ。それを無理に低下させると体内での補修ができなくなっていく恐れがね。
 3月16日(水)、免疫力維持のために適切適度な汚さを。「免疫は経験である。」ということね。予防接種は人為的に免疫機構に経験させることで目的の病原に対する免疫を獲得させることですよ。乳幼児も適度に感染しながら免疫力を向上させるのですよ。ところで、一度獲得した免疫はどうなるのでしょうね。一生涯続くのもあれば、数年続くもにや、毎年獲得する必要のあるもの、免疫ができないものまでいろいろね。免疫のできない病原は除菌とかの対象ですが、免疫ができても更新する必要のある病原は適度な感染を繰り返す必要がありますよね。現代の無菌社会は不十分であり、且つ、耐性菌を増やしているような感じがします。なら、無菌社会ではなく適度な汚さで病原と共存する方がよいのではと考えています。無菌状態では免疫力は向上しませんよ。適切適度な汚さの社会をつくる必要があるのではとね。特に子供には適切適度な汚さは必要とです。リハビリも学習も適切適度にね。その人の状況に応じたね。エイズで見られるように日和見感染でも死んでしまいますよ。T細胞やB細胞(抗体を作ります。これは経験のみで作れるようになるのです。)とかによる免疫は学習ですよ。
 3月17日(木)、感覚の復活でのつらさ。一言で言うと「健常側と同様にまで復活するのには時間が掛かる」ということです。何時までかかるのだ、感覚が麻痺したままの方が楽?だったりしてね。また、コンタクトレンズの話なのですが、私は円錐角膜なので角膜移植をしても視力矯正にはハードコンタクトレンズが必要と年に40例ほどの角膜移植手術をされている医師に言われました。どうしてもコンタクトレンズをする必要があるのです。瞼の感覚麻痺のあいだに2社のレンズを購入しました。違いは素材やコーティングなどだけね。この頃は少しお高い方が瞼に馴染んでいますが、お安い方は瞼に嫌われてずれっぱなしです。でも、どちらも購入して1年ぐらいは同じように感じていました。その後、違和感がともに大きくなりました。そして、お高い方が穏やかになってきたのです。この間3年ほどかな。まだ、落ち着きが早いほうだと思います。四肢での問題は感覚の復活による以前とのずれによる不調ね。ですから、「貧乏揺すり」や「暴れる」等も続きまくっていますよ。顔の痺れも瞼込みで範囲は広くはないですが強いままです。下の関係は降圧薬減量による効果で不快感は減少してきましたが、感覚の復活による調整のためか、続いていますよ。私みたいな視床出血では大脳や運動器官などには異常がないので動かせるようになりましたが、生活動作に使うためには感覚情報が必要なのです。また、体の各部の調節にも感覚情報が必要なので神経細胞間のつなぎ替えが起こる度に「調整」が必要になるのですよ。いつまで掛かるのかな。生きているうちに回復完了になるのかな。感覚の復活と体の不調の見分け方はややこしいと思います。医者に下手に言うと余計な薬を盛られますよ。気をつけてね。医薬品は副作用と主作用とのバンラスによる利益だからね。余計な医薬品は副作用だけですよ。
 3月18日(金)、脳梗塞後の脳出血や脳出血後の脳梗塞などの連チャンについての考察。先日、花子との散歩中にコポラくんとであいました。すると、コポラくんのお母さんが「お父さんが脳梗塞になり、その後、脳出血になった」といわれました。時間がなかったので詳しくは聞けなかったです。あるサイトで「脳卒中後に十分降圧しているのに再発が多い」とかいうのがありましたよね。高齢になってくると、どうしても細胞が痛んできますよね。毛細血管は細胞膜が1層ですよ。壁の細胞がどれか死ぬと穴があくはずね。このような毛細血管では周りの組織の細胞で拡大しないようにするのかな。もう少し太い血管で穴が開くと「血液凝固」が必要になりますよね。このとき、血栓ができないようにとワーファリンなどを服用していると凝固せずに出血が続くことにね。ですから、どの程度、薬を盛られていたかということが問題になると思います。脳出血だからと、降圧薬をたんまり盛られると「過度の降圧による脳梗塞」ね。美容院脳梗塞もあの洗髪姿勢による過度の降圧だと思うのです。ヒートショックのうちお湯につかっての脳梗塞も高血圧状態などからの急激な降圧が原因と思うのです。場合によると降圧薬による過度の降圧も原因かな。降圧の方は血圧測定の問題もあって気づかれにくいようです。それと、脳卒中直後はクッシング現象で低血圧の人でも高血圧になりますよね。脳梗塞でも脳出血でもね。コレステロール低下薬も血管の細胞の修復にも障害になるはずですよ。このクスリ、結構、糖尿病にする副作用の頻度が高いしね。そうそう、アムロジンの添付文書にその他の副作用で高血糖というのがありました。糖尿病は細胞にダメージを与えます。気をつけましょうね。脳出血には血圧が低い方がよいみたいですが、降圧のしすぎは脳梗塞ね。ワーファリンを効かせすぎると出血が止まらない。コレステロールを低下させすぎると細胞がボロボロに。副作用で高血糖になっても細胞がボロボロにね。薬害による連チャンの脳卒中かもね。
 3月19日(土)、あるブログで「傘兼用杖」というのがあったので、ネットで注文しました。できるだけ安いのをね。ただ、価格を根気よく調べる対象ではないのでボチボチと思う価格のをね。このタイプの杖は長さ調節ができないのが多い。調整できるのは高い。2年ほど前に購入した杖の先端ゴムが未だに新品に近い状態です。購入したときから600万歩以上は杖を持って歩いていますよ。持ってね。障害者であるという必要のあるときと非常時ぐらいは杖をついて歩きますが。なら、長さなど関係ないと思って手頃価格のをね。花子との散歩の時も雨天時は右手に傘、左手にリードで杖を持つ手が足らないのです。手が3本あればよいのですが、2本しかないしね。「余剰幻肢」という感覚もないし、「余剰幻肢」では杖とかは持てませんよね。脳卒中で幻肢痛みたいなのもあれば、余剰幻肢というような場合もあるようなのです。「余剰幻肢」や「幻肢痛」で調べてみられるのもよいかもね。「脳科学辞典」も詳しくてよいと思います。中枢性疼痛で調べるのもね。必ず、信頼性のあるサイトで調べてね。脳卒中学会のサイトにもこの幻肢痛のページがあって、手術のことにも触れていましたが、当座は痛みはなくなるが再発するというのがありましたよ。医者の中にも学会の広報とかに無頓着なのがいますから注意をしてね。ようは、卒後の勉強をしない医師がね。兼用杖の写真です。<a href="/_images/blog/_c44/toubyou-sisyou/DSCF07901.JPG" target="_blank"><img src="/_images/blog/_c44/toubyou-sisyou/m_DSCF07901.JPG" width="350" height="262" border="0" align="" alt="DSCF07901.JPG" /></a> 安さなりの品質でした。
 3月20日(日)、私の現在の痺れや痛覚、触覚、温覚、冷覚、圧覚等についてね。これらはすべて外部からの刺激があれば変化する状態になってきています。刺激に対応してきているということです。幻肢痛も混じっているかもしれませんが。訪問リハビリでマッサージ等をしてもらっているときと普通の時では痺れの感じ方に違いがあるのです。脳卒中後の神経細胞間のつなぎ替えが盛んになると痺れるというのもあるサイトで見つけましたし、救急病院でもいわれました。痛覚は「痛い」と感じる様な刺激のあるときだけだしね。今は指での痛覚もちと過敏かな。触覚程度でよい刺激で痛みありみたいに感じています。温覚等については接触したときや気温的に感じる時ね。「左半身厳冬」は「左右同程度の冬」になってきています。ずれが減少してきたということね。冷覚も手では水道水をより冷たく感じるときがありますし、温覚ではお風呂のお湯の温度を健常側より高く感じるときもね。でも、以前よりずれは減少してきていますよ。ところが、どうしても「感覚」というのは「脳での創造物」の時もありますので注意していますよ。肺がんでの骨転移話の時に「痛み」の有無を聞かれたときに脳で想像していた感じがあるのです。でもね、「痛み」「痛み」といわれると脳が想像してしまいますよ。骨転移の痛みは「激痛」が普通だそうですので聞かれなくても患者の方から痛みの話が出てくるのが普通ですよ。こっちの骨転移時の痛みも幻肢痛と同様に鎮痛剤がないことが多いとね。がんの痛みにはモルヒネがよく効くのですが、骨転移には効果のないときが多いということでした。私からしたら、皆さん「その程度で医者に言ったら薬を盛られるだけなのに」という感じを持つときもあります。薬を盛られると治るものも治らなくなるかもね。

2016年3月14日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No187   私のST(言語聴覚療法)での思い出。   脳卒中後遺症からの回復で偉そうに投稿していますが、先日、「やっぱりまだか」というのを思い知らされました。   入院中、一日のうちどのくらいの時間を上半身垂直(股関節直角ぐらいで起こしてというぐらい)で過ごされましたか。   頭皮マッサージのその後。   高齢になるほどコレステロール値が高くなるものなのか。

 3月7日(月)、私のST(言語聴覚療法)での思い出。いろいろな方の投稿でも構音障害等は本人は気づきにくいようですね。救急病院ではリハビリ室の関係か、私のSTはなしでした。ところが、3月3日に備えて、「お粥」だったので「普通食に」という希望は実現しませんでした。主治医は「嚥下障害、構音障害もあり」と判断していたようです。3月3日はひな祭りで病院食が普通食でしたらお寿司ね。リハビリ病院ではPT・OT・STとありました。救急病院からの紹介状によったのでしょうね。転院時で唯一のギャルセラピストさんでした。転院して18日目ぐらいだったかな、STの担当者と妻と知人とあってもらったら、妻も知人も構音障害は「もう、元に戻っている」で、発症前から素地があったのでした。主治医は知らないものね。STでのリハビリでの目標は「発症前より美声に」といいましたが、適切な目標をカルテに書いていてくれたのでしょうね。打ち切りの話も出ましたがSTのリハビリを退院間際までしてもらいましたよ。リハビリは楽しいのだもね。で、発症前と比べて治っていないのにね。「嚥下障害」は発症前と何ら変わらなくて、ちょいちょいむせ込んだりしております。リハビリで改善効果が見られる方はいいですね。肺炎ワクチンは用なしかもね、誤嚥性肺炎の可能性が非常に高いですからね。ガムをかんでいて咳き込むとかもね。構音障害の方はリハビリでよくなったはずが。嚥下障害は直せるのかな。STのリハビリで困ったのに「ロードローラー」等など、「ぞ」と「ど」と「ろ」の発音上での区別ね。まあ、「ざじずぜぞ」と「だぢづでど」は意識しないと今でももかな。しっかり「笑いのあふれるリハビリ」を実践しましたよ。メンタルヘルス上有意義なリハビリでした。程度は四肢に比べて重症ではなかったかもしれないですが、リハビリや治癒が困難な構音障害・嚥下障害でした。
 3月8日(火)、脳卒中後遺症からの回復で偉そうに投稿していますが、先日、「やっぱりまだか」というのを思い知らされました。歩行とかは変わりないですし、関節可動域にも悪化とかなくて順調です。なにかというと、弱い力でも変形してしまうポリ容器入りの醤油の蓋を開けようとして左手(麻痺側 )でもってしたら、醤油をこぼしてしまいました。左手の皮膚感覚・筋肉感覚が十分に戻っていなくて筋力調節に失敗したためです。日々、筋肉の感覚回復のためのリハビリ、皮膚感覚回復のためのリハビリをしているのですが道半ばということです。完全に感覚のなかった頃に比べると脳での修復は進んでいるのですが、不十分ね。このタイプの感覚のリハビリには筋トレは不要でしょうね。生活動作というのは筋肉の微妙な収縮と弛緩とを繰り返しておこないます。この行為は結構筋緊張亢進から痙縮へ、そして拘縮へと進みやすいと感じています。その点、下肢の方は上肢より微妙な筋力調整の必要な動作が少ないように感じています。だから、下肢の方の回復の方が早いように感じるのかもね。でもね、歩けても、実質的にはまだ走れないものね。以前から投稿していますように最初は「関節可動域確保」で、次が「楽な力で動かせる」で、その次が「様子を見ながら生活動作を試してみる」とかですよ。脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こってのちに実用的な生活動作のリハビリになると再認識している次第です。焦らないことね。急がないことね。諦めないことね。リハビリの6ヶ月の限界をすぎての段階が神経細胞間のつなぎ替えを目指してになりますよ。
 3月9日(水)、「脳卒中リハビリの効率を上げるには」ね。他も本当はそれぞれの分野でも必要なのですが。脳についてや脳と体各部との関係などのまともな基礎知識を理解してもらうことかな。味覚についても本当の知識がないと思いますよ。「味覚」は学習で形成されるという基本的なことを医療関係者も理解していないようです。「お袋の味」の意味ね。「お袋の味」が正しいと思い込んでいる患者には栄養指導は意味がないでしょうね。味覚は経験によって幅広くできますよね。いかに学習によって良質の体験を与えることができるのかは脳卒中リハビリでも重要ですよ。脳卒中発症時に多くの方が「グニャグニャの体」を嘆かれていますけど、脳に障害が起こり体の他の部分が正常なら当然のことなのですけどね。四肢で脳の適切な支配がなくなると筋肉は弛緩状態にね。まあ、死後硬直とかありますが、これは一時的だそうです。弛緩状態にね。関節可動域は発症前と同様にあるのだから「グニャグニャ」ね。「グニャグニャ」に保つ大切さをどう理解させるかですよね。「筋力の定義 筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」の意味の理解ね。普通の筋トレは筋肉増強だから、脳卒中時には普通は必要ないよ。四肢が脳からリモコン支配を受けているということをどう理解させるかでもね。筋肉への神経系の働きがアンバランスになっている脳卒中での動作の問題点をどのように理解させるかもね。一番の問題は「脳の修復」が起こらない限り、脳卒中リハビリは本格的に進まないということをどう理解させるかということもね。リハビリの6ヶ月限界説はリハビリの本質が判っていないからでてきたことだと考えられます。私の経験でも6ヶ月までは俗にいうと「奇跡的」で、その後「停滞期」ですが、四肢ですとリハビリの質が大きく変わったためです。6ヶ月までは運動中枢や筋肉・関節に問題がないので視覚等で感覚代用をして、マジックハンド的に動かしただけでした。以後は脳での神経細胞間のつなぎ替えに依存した回復ですよ。センサーつきのマジックハンドにしていくということね。健常状態はセンサー、感覚情報ありのマジックハンドですよ。脳卒中リハビリはすべての部位で脳の修復されることで達成されるのですよ。「歩ける」は「脳での修復が完了できた」ではないですよ。まだまだ、リハビリ途中ね。「大股疾走」ができるようになったら「下肢についての脳の修復ができた」といえるかもね。
 3月10日(木)、入院中、一日のうちどのくらいの時間を上半身垂直(股関節直角ぐらいで起こしてというぐらい)で過ごされましたか。二足歩行を始めたときからの人間の脳の活性化法かな。普通の病気でも早期離床が進められていますね。脳にある平衡感覚器官も上半身直立で最高の性能が発揮されるようにできているみたいだしね。寝込んだりしたらふらつきやすくなる要因のひとつね。寝ている状態ですと、意識レベルが低下します。ホーキング博士はどのようにして脳の活性化ができているのかな。私でも長期にわたり寝込むと頭がぼんやりしましたよ。今回の脳出血では救急病院で最初の夜にベッドから頭を下にしたぶら下がり事件を起こしたので、寝かせるより上半身直立ということになったようです。上半身直立なら事件の引き金になった鼻づまりが起こらないからね。尿道の管がとれた日から車椅子を占有させてくれました。この車椅子着座生活がリハビリに好影響を与えたと考えています。第一が「頭脳明晰に」かな。第二が「股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度」かな。第三が「上肢もぶらぶらできた」とかね。四肢についてはこれ以外の効果もあったと思っています。脳卒中で下肢の感覚麻痺があると、寝るということで尖足になりやすくなります。でも、睡眠は必要だよね。そこで、日中上半身直立で股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度過ごすと予防になります。下肢装具装着の目的の一つが足先を持ち上げるということですよね。尖足ですと、歩行時足先が下を向きますよね。棒足予防にもなりましたよ。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」は尖足ではできないかもね。この車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行で活動性が高まりましたよ。さらに脳が活性化されるのでリハビリに好影響ね。関節可動域があると健常者風歩行へのリハビリにも早く取り組めましたよ。上肢にもよい影響がありました。下肢ほど具体的には報告しにくいです。まあ、寝ているより、動作が非常にやりやすいのは確かです。でも、やり過ぎないようにね。
 3月11日(金)、関節可動域確保の心得ごと。上肢では屈筋が強いので伸筋を収縮させるときに筋力補助をしてやること。場合によると、外力のみでの動作でもよいと感じました。とことん伸筋を収縮させるときに屈筋を収縮させないこと、脳卒中麻痺では脳が両方同時に収縮させるドジをやりよりますからね。両方同時ですと屈筋に伸筋が負けて屈曲してしまいますよ。で、常態化するとパーのできない手や伸びない肘とかになって仕舞いますよ。下肢は伸筋の方が強いので体重を使うなりして無理矢理曲げることね。特に救急病院入院中のときはベッドから車椅子への移乗も全介助のことが普通ですよね。私もそうでしたよ。車椅子移動も全介助でした。だから、車椅子に座ったときぐらい股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度で半日程度は頑張るとよいと思いましたし、実践しましたよ。その結果はリハビリ病院で「棒足」や「尖足」の指摘はなかったです。さらに「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で曲げ伸ばし自由の足にできました。関節可動域があるというのが健常者風歩行へのリハビリへの第一歩かな。四肢での屈筋・伸筋の強弱を考えたリハビリ動作ね。救急病院で「腕伸ばし」と「指伸ばし」を始めた頃に感じたのは「脳がどの筋肉に収縮命令を出しているのか判っていない。」ということでした。判るようになるまで健常側で補助するしかないですよ。そのうちに筋肉感覚などが戻り出せば補助はいらないかもね。ですから、発症4年になっても上肢では「屈筋伸ばし」、下肢では「伸筋伸ばし」を欠かさず毎日しています。繰り返しますが、脳卒中発症後、下手に筋肉に収縮命令を出すとそこら中の筋肉が収縮しますよ。不必要ならまだしも、伸筋と屈筋同時というさせてはならいことも起こりますよ。そうすると、屈筋と伸筋の力比べになって筋力が相殺されてしまいますよ。
 3月12日(土)、頭皮マッサージのその後。昨年10月でしたか、「髪様シャンプー」で投稿しました「頭皮マッサージ」ね。延々と未だに続けています。シャンプーは左半身完全麻痺程度になったのにリハビリ病院入院中に一人でできるようになったのですが、「洗うだけ」ですよ、未だに。だから、気のついたときに「健常手での頭皮マッサージ」をね。昨年は抜け毛が多かったのですが減少したみたいです。髪の寝癖が直りにくくなりました。とかで頭皮が見えにくくなってきたのではというのが今の感じです。この程度の変化でも高齢になってくると半年ほどの期間が必要なのですね。シャンプーでのゴシゴシは抜け毛を誘発するというのです。ということは強力な頭皮マッサージですと抜け毛促進?ですよね。だから、優しく根気強くね。脳卒中リハビリと共通することではと思います。今後も頭皮マッサージを続けようと思っています。昨年末は感じなかった額当たりや耳付近に毛が伸びてきたという感じが出ています。1年ほどしたら、もっと効果についての報告ができると思います。臨時福祉給付金受給者にとっては高価なリアップなど購入できませんから、健常手が「リアップハンド」になってくれたらと思っています。そうそう、厳冬の時も帽子等は使っていませんよ。手袋を使わないというのと同じ理由ね。「邪魔くさい」からね。洗髪とマッサージでは手の感覚の重要度が違いますよね。マッサージの方がより重要であると感じています。
 3月13日(日)、高齢になるほどコレステロール値が高くなるものなのか。コレステロールは細胞膜の成分など細胞にとって重要な物質ですです。高齢になるに従って細胞の損傷が増えてくるのですよ。そうすると、その損傷を修復する材料が必要ですよね。それが肝臓からコレステロールとして供給されるのですよ。コレステロールを低下させたら脳出血のリスクがそれに応じて高くなるようです。コレステロールでのサプリを出している会社のサイトに「低コレステロールは脳出血のリスク因子」とありました。下げすぎるなということです。その下限が年齢上昇とともに上昇するのですよ。大所の病院ではLDLが200を超えてもスタチン(コレステロール低下薬、HDLも下げます。50人に一人ぐらいが糖尿病になる副作用あり)の処方をしていないのですよ。脳卒中では脳で神経細胞に樹状突起を伸ばしてもらう必要があります。樹状突起誘因因子が神経細胞でコレステロールからつくられるというのです。脳では樹状突起の軸索化というのが起こりますよ。軸索の髄鞘はコレステロールリッチですよ。脳卒中後下手にコレステロールを低下させると脳での神経細胞つなぎ替えが起こらなくなるのではと考えて医者を変えました。樹状突起は細胞膜でできていますのでコレステロールを必要としますよね。医者でこの程度の考えが浮かばないのがいるのですよ。だから、脳卒中程度で「脳は治りません」とか寝言を言うのが出てくるのです。神経細胞はというか、人間の細胞は死ぬと生き返りません。部位によって回復のさせ方が違うのですよ。脳は樹状突起を伸ばして新しい神経網をつくって機能を回復させます。時間が掛かりますけどね。肝臓は肝細胞が分裂に増殖。筋繊維は死ねば修復不能かな。だから、横紋筋融解症が怖いのですよ。でもね、私の場合は死ななかったよ。スタチンでは横紋筋融解症が起こるというサイトがありましたよ。

2016年3月7日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No186   医薬品の服用についてね。   「視床痛」について思うこと。   「健康番組」で思うことね。   「常に修復を繰り返している脳」ね。   「人間の遺伝子による保障期間と寿命と病気」ね。   「私の麻痺側手足はセンサーのないマジックハンド同様でした。」ね。

 2月29日(月)、医薬品の服用についてね。医薬品はほぼ人間にとっては外来異物ですよね。一部、インスリン(糖尿病治療用)、成長ホルモン(身長などの成長の遅れ対策)みたいな製剤もありますけどね。人工合成や微生物がつくっていて医薬品としているた物質を含めて肝臓で処理をすることになります。または、腎臓からの排出ね。肝臓での処理能力には限界がありますよ。高齢になるほど処理速度は低下するのですよ。腎機能の低下も重なれば、医薬品の血中濃度が高くなりますよね。または、標的細胞内での濃度が高まりますよね。一塩基多型で医薬品での副作用が出やすいのは肝臓での処理の問題もありますよ。解毒のために働く酵素の量が普通の人より少なくなるのです。で、処理できないで滞留して医薬品の血中濃度が上昇しすぎて副作用にということですよ。医薬品の服用量は普通の中年ぐらいまでの人を対象に決められているのですよ。ですから、高齢者や一塩基多型の方などでは作用?が出過ぎての危険性や副作用の危険性が高まります。多剤服用ではさらに副作用の危険性ね。重篤副作用疾患別対応マニュアル(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/tp061122-1.html)もみてね。例えば、代謝・内分泌で高血糖でにると、コレステロール低下薬と血圧カルシウムイオンチャンネル薬の合わせ技で「糖尿病」がありますよ。もっとも、コレステロールのほうは単独でもというのも。カルシウムの方は添付文書に「高血糖」とありますよ。このサイトは厚生労働省のサイトです。昨年7月よりの降圧薬減量による、下関係の改善効果が漸く出始めたみたいです。服用を融資すれば、もっと早く改善効果が出たと思います。
 3月1日(火)、「視床痛」について思うこと。私は視床痛元祖のはずの視床出血でしたが、逃れることができたみたいです。で、視床出血でしたので「視床痛」について調べたり考えたりしてみたりしました。私の場合は大脳中枢にとって、感覚上では左半身がないのと同じ状態に私もなったのでした。脳卒中以外で脳卒中の視床痛と同様の痛みは、例えば、腕を切断して失ったのにその腕からの痛みが感じられるというものですよね。大脳の感覚中枢が作り出している痛みであるとね。脳卒中の場合は感覚神経系の異常により大脳感覚中枢に情報が伝わらなくなっているため起こるとね。大脳感覚中枢が存在を再認識できたら視床痛は収まるはずです。大脳の感覚中枢が勝手に作り出す痛みですから治療法はないですよね。大脳の感覚中枢を壊すと収まるかもね。別の問題が起こりますね。本来は問題のない大脳感覚中枢に情報が届かなくなって大脳が作り出す痛みですよね。四肢などに鎮痛薬を使っても効果がない訳ですよ。腕とかを切断した人には腕とかの鎮痛薬を使う部位がないのだからね。一番の治療法は樹状突起等が伸びて神経細胞間に新しい繋がりができて大脳感覚中枢に情報が届くようになることだと思います。救急病院入院中に「感覚が戻ってきたときに痛みだけは嫌だ」とね。私は視床出血になったときから、脳の可塑性を信じてリハビリをしてきたということですよ。脳の修復ができてのリハビリだからね。神経細胞というか細胞が死んだ場合、普通の臓器は生き残った細胞が分裂して補い、神経細胞は生き残ったのが樹状突起等を伸ばして新しい繋がりを持つことで失われた神経細胞の働きを補うのです。樹状突起伸長には適切な刺激が必要なのですよ。リハビリはその刺激を与える行為ですよ。適切な刺激だよ。適切ね。いかに早期に残存の感覚系で麻痺部分の存在を大脳感覚中枢に教えるしか方法はないのかもね。失敗したら、知らないよ。
 3月2日(水)、「健康番組」で思うことね。先週、ある方が触れられていたので無関係に投稿します。基礎的な人体の知識があるとわかりやすいかな。医学的なことの根拠になるような知識ね。私がよく見ているのは日曜日朝7時からの「健康カプセル ゲンキの時間」です。ただ、どうでもよいなとおもうことの時もあれば、「なるほど」と思うとき、「やっぱり」と思うときいろいろね。どちらかといと、「・・」でしたらお医者さんへとがあるのでよいかなともね。健康番組では「典型例」が多いような気もね。ところが、人間はいろいろなので、典型例までいくと怖いですね。そこにたどり着くまでに医者へかな。藪医者にいくとさらにやばいかも。日本経済新聞の土曜や日曜の健康医療面は有効ですよ。これらと合わせて考えたらと思います。日経の健康面で「インフルエンザワクチンに感染予防効果はなしとありましたよ。私も今のワクチンの作用原理から考えて当然の結論だと思いました。鼻などの粘膜に抗体を付着させるワクチンが開発中とか。こっちは感染予防効果があるかもね。コレステロールについてですが、これ「生合成」が多いですよ。ところが、番組では食物由来が・・ね。多くなるというのは体が要求している場合もありますので生合成で増やしているのですけどね。プリン体も「生合成」が多いとか。番組では摂取に注意だったかな。PETですが、何もないとおぼしき時の小さながんは見落とされる危険性、若者の脳梗塞でのMRIでも見落としの危険性、昔ながらの肺がん検診は「見落とされて普通」だったからね。癌があるという前提で探すのとあるかもしれないというのとないのが普通で探すときの注意力の差ですかね。
 3月3日(木)、「常に修復を繰り返している脳」ね。人間においては常に脳の神経細胞が少しずつ減少しているというのですよ。健康でもね。で、どうして、普通、障害が発現しないのでしょうね。それは、死んだ神経細胞の代わりを別の神経細胞にさせるように樹状突起等を伸ばしてつなぎ替えをおこなっているからですよ。神経細胞が死んでいなくても樹状突起等のつなぎ替えが起こるのですよ。動作の習得や勉強等でね。ところが、脳卒中等では瞬時に広範囲に神経細胞が死んでしまうために、この修復作業に非常に時間が掛かるようになるので障害が表面化するのですよ。健康でも高齢になると神経細胞の死ぬ度合いが増えたり、修復力が低下したりで表面化してくるときがありますね。また、修復されているから、私でも徐々に感覚が戻ってきているのですよ。で、このペースの遅いことね。焦って過剰リハビリをすると、四肢の筋肉では「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」という道筋が現れますよ。ロボットリハビリ対象外の痙縮、ボトックス対象外の拘縮ね。感覚麻痺での痙縮とかになる仕組みはこのブログに投稿もしているので探してね。痙縮や拘縮になると脳の修復がさらに遅くなったり、起こらなかったりになるはずですよ。特定の接続ばかり強化すると「樹状突起の軸索化」や「シナプス接続増強」等ね。悪い動作でも起こりますよ。悪い動作で起こると悪い動作の「手続き記憶」ね。脳は人間で一番修復力のある臓器かもね。でも、間違ったリハビリなどをすると修復などされないよ。
 3月4日(金)、「人間の遺伝子による保障期間と寿命と病気」ね。普通、生物はそのときの環境において種の存続に過不足ない程度の子孫を残せる程度の生存期間を保障しているようなのです。普通の自然の状態でね。人類は科学技術の進展で異常状態ですよね。それで、50年程度かなと思うのですよ、保障期間は。ところがですね、「初期不良」や「経年劣化」があるわけですよ。だから、50歳前後以降のがんでは「遺伝性」とはとらえていないようです。細胞分裂の度にDNAが複製される訳ですが、そのときにミスをしてしまうのですよ。ミスを排除したりしても、蓄積されていきます。高齢になるとどうしても仕方がないことです。免疫力の低下の原因の一つに胸腺の萎縮があります。5~6歳頃が一番充実しているとか。その後、徐々に萎縮していくのです。子育てが終わった後は次の世代への交代の準備ね。ですから、「生きながらえる」とかの延命ではなく「健康で寿命を全うする」というのが大切だと思っていたのですが、視床出血にね。でも、落ち込むこともなくあっけらかんとして、リハビリに適切適度に取り組んで一見見かけ上は障害がないように思われる感じにね。病気は確率論的に発病しますから、遺伝子の関係上高齢になるほど増えますよね。胸腺の萎縮も遺伝子にプログラムされているのですよ。ジタバタしないことね。
 3月5日(土)、「私の麻痺側手足はセンサーのないマジックハンド同様でした。」ね。今はリハビリの結果、幾分か皮膚感覚も筋肉の感覚も回復してきましたが、まだまだ不十分です。どうしてかというと、視床出血による障害は脳に感覚情報が届かなくなるだけなのです。筋収縮調整での大脳と小脳とのやり取りにも影響が出ます。皮膚感覚・筋肉感覚等が途絶え使えなくなたのですが、運動中枢や運動神経・関節・筋肉等には異常はなかったのでした。脳卒中感覚麻痺では普通ね。視覚情報とかで代用できるようになったら動かせたのです。しかし、四肢からの感覚情報が届かないなどでセンサーの全くないマジックハンドと化してしまったという感じね。本当にできの悪いマジックハンド、動かすだけで精一杯ね。だから、見ていないと何もできなかったです。上肢は未だに大抵の動作がそうです。一部、見ずにできるのもありますが。それでも、弱い力での動作に心がけていたら、徐々に滑らかにね。ラジオ体操的動作ができるようになってきたり、グッパが楽にできたりね。筋緊張亢進になるような動作は避け続けましたよ。でも、筋緊張亢進になることがありましたが、マッサージ等で解除ね焦らず、諦めずで、外見上は障害があるとはわかりにくい程度にね。杖は公共交通機関に乗車時には持って行っています。実際について歩くときもね。そうでなくても持ち歩いていますが、空中に浮いていることが多いです。先端のゴムのちびないことおびただしいですよ。1000万歩以上だと思いますが新品に近いままね。
 3月6日(日)、「マイナーな臓器の重要性」についてね。とすると、重要臓器はもっと重要ですよね。ですから、胃がん等でも切除範囲の縮小が起こってきていますよね。私で摘出したのに「胆嚢」がありました。肝の手術の時にね。肝は部分切除の場合、残った部分で肝細胞の分裂が起こって元と同じ程度までふくれますけどね。肝硬変ではふくれません。そのときいわれたのが「胆汁が垂れ流しになるので脂肪分をちと過剰に摂取するだけで下痢みたいになることがある。」というものね。でも、胆石や胆嚢癌とかは無関係になりました。でもね、垂れ流しだけなのかどうなのでしょうね。他の虫垂や脾臓やもろもろはしっかり持っていますよ。扁桃は切除の話もあったのですが、そのままね。それに高い基礎体温などで30年以上インフルエンザとは仲良くしたことはないです。4年前の視床出血以前の大病は「ストレス」やそのときの検査での放射線が原因では思っています。肺がんで右肺下葉を切除したのですが、縮小手術をしてくれていたら出血がなかったかもね。人類が誕生して数百万年、ほ乳類が誕生して数億年以上になる訳ですよね。臓器の種類に大きな変動がなかったということはそれなりに重要な役目がすべての臓器にあるからですよね。主要臓器みたいに「切除、即、生命の危機」はないだけでじんわり影響が出るのが虫垂などのマイナーな臓器なのでしょうね。健康寿命を維持するために臓器摘出術はできるだけしない方がよいと思います。臓器で半分でも何とかなるのは腎臓と肝臓ぐらいかもね。癌などでの臓器摘出は慎重にね。できる限り、小さな部分切除にね。

2016年2月29日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No185   筋トレだけがリハビリと思っているのがいるのですね。   ウッドデッキ(段差40cm強)での昇降。   適切適度なリハビリとは。私の考える「適切適度な」とは、四肢の麻痺に対しては「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということができる様なリハビリね。   「害毒を流すマスコミのリハビリ報道。」てな感じもあるリハビリ報道もありますね。   目先の安さ、目先の利益追求とかはどうも社会に変調を与えている感じを受けています。   皆さん、血圧はどのように測定されていますか。一日に何回ぐらい測定されていますか。その時刻はほぼ一定ですか。   「規則正しい生活が健康によい」という意味ね。不規則な生活よりよいですが、病気にならないとかではないですよ。健康寿命を延ばす効果は高いですよ。

 2月22日(月)、筋トレだけがリハビリと思っているのがいるのですね。筋トレが主流というのは多いと思っていましたけどね。健常者でも筋トレのみのトレーニングってするのかな。すべて、ウオームアップ準備運動とトレーニング後のクールダウン運動を本来は必要としていますよね。脳卒中リハビリでは健常者とは比較にならないほどの長時間のウオームアップとクールダウンが必要なはずですよ。楽な力の動作でできる運動ね。だから、怪我をしてもそれなりのカの動作ができるのなら、他動でできるのでしたらしておく方がよいと思うのです。関節可動域は「動かさない」がよくないのですけどね。健常時でも関節については「他動」というか、外部の力をうまく利用して運動していたと思います。筋肉に力を入れると関節は結構固定的になっているのではとね。例えば、肩の関節運動では腕を振り回すともあったでしょ。肩胛骨での関節運動で力を入れてとかいうのはあったけな。筋肉は収縮しかできないから、ストレッチ運動は目的の筋肉にとっては他動ですよね。ストレッチは筋トレとは逆方向に関節を使いますね。うまく組み合わせて関節可動域を良好に保とうというものですよね。それから、腱もね。筋肉感覚が戻るのを促進できているみたいなので硬直感が出てきやすいから、リハビリでもみほぐしてもらいます。感覚が戻るというのは「筋紡錘や腱ゴルジ装置などの筋肉感覚が脳に届くようになった」ということで、脳はそのたびに感度調整を必要とします。この過程での違和感ね。感覚は一発では回復しないよ。必ず、過敏状態みたいなのや別感覚みたいなのとかが現れると考えています。そして、徐々に調整ができるのですよ。そうそう、骨格筋は伸筋と屈筋が対になっていますね。伸筋が収縮して屈筋が伸ばされる、屈筋が収縮して伸筋が伸ばされるのです。そのとき、楽な力で伸ばすことのできる筋肉状態に保ちましょうね。
 2月23日(火)、ウッドデッキ(段差40cm強)での昇降。地面とデッキの段差は普通の階段の2段分以上ですよね。先週、ギャルセラピストさんの目の前で支えなしでして見せました。それも、麻痺足をデッキの上に載せてからの登りと健常足を先に下ろしての下りの両方ね。階段の健常者風昇降ができるからできることですけどね。私は視床出血で意識不明にもなり、左半身完全麻痺程度ね。救急病院入院期間も5週間近くね。軽症ではないみたいです。棺桶に両足を入れかけた程度かな。よく、麻痺足に体重を乗せたいとかの投稿を見かけるのですが、救急病院入院期間とかですと、6週間以上の方かな、とかの重症者でしょうね。救急病院では極短距離の歩行リハビリだけですよ。リハビリ病院でも闇リハビリはしていないですよ。当然闇の筋トレもしていないですよ。リハビリ病院転院した時の歩行速度は10m38秒でしたよ。ただ、めったやたらの長時間車椅子に座っていたということね。それも、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度でね。リハビリ病院では車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行による暴走が加わりましたけどね。膝下と足首をうまく使っての暴走ね。筋力いらずで楽でしたよ。そうしたら、健常者風歩行へのリハビリ、階段の健常者風昇降の指導とかしてくれたのでした。この階段が役に立ったのですかな。病室5階、リハビリ室1階で急ぎの移動の時、階段は時間が計算できますのでよく使用しました。というより、階段使用が許可になってからは階段ばかりね。で、毎日リハビリで筋肉の状態を見てもらっていたのでした。異常が見られたら許可取り消しの世界ね。何事もなかったです。適度なリハビリ動作というのになっていたみたいでした。ですから、退院後も無理をしていないので順調に完全回復を目指しております。
 2月24日(水)、適切適度なリハビリとは。私の考える「適切適度な」とは、四肢の麻痺に対しては「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ということができる様なリハビリね。諦めて放置すれば「廃用症候群」で動かせなくなります。過剰にすれば「筋緊張亢進から痙縮に、痙縮から拘縮に」と進みますよ。痙縮や拘縮はロボットリハビリの対象外ですよね。先日もセラピストさんと話をしたのですが、「脳卒中では多くの場合、関節可動域があれば歩けるようになりますよ。」でした。ただし、多くの場合ね。大抵といえると思うのですが、症例数の問題で断言できないのです。でも、実体験としては「関節可動域優先のリハビリで筋力回復、健常者風歩行ができる、タオルを絞る、歯ブラシを保持する、等ができるようになった。」のです。昨日投稿のようにリハビリ病院転院直後の歩行速度は10m38秒でした。歩行距離も数十mで座ったりでした。このときは足の状態に意識を向ける余裕なんてなかったです。杖歩行で精一杯ね。棒足ぶん回しだったと思います。それが「関節可動域優先」で翌月には健常者風歩行の指導が始まりました。リハビリ病院退院ころには6分で420mね。ロボットリハビリなどいらない歩行速度に回復していたのでした。私の初期症状を考えてみたら、相当多くの脳卒中の人が健常者風歩行ができるようになると思うのです。意識不明、左半身完全麻痺、お告げが「一生車椅子」程度でもね。
 2月25日(木)、「害毒を流すマスコミのリハビリ報道。」てな感じもあるリハビリ報道もありますね。センセーショナル的にとらえてほしいからかな。脳卒中リハビリは前提条件がありすぎるのかもね。脳での損傷部位がどの部分で、その広がりはとか。そのときまでにどのようなリハビリをどのような思いで取り組んでいたのかとか。発症前の身体状況とかいろいろあるのを細かく解説していたら時間が不足するのもあるかと思うのですが、「頑張り」や「即回復的」とかにという感じを受けているのです。ロボットリハビリではどうして脳卒中が後回しにされたか訳を解説しておれば、脳卒中リハビリがよりよくなるのではともね。すべての四肢でのリハビリの基本はマスコミ報道のネタにはできないかもね。「他動でもよいから楽な力での関節可動域確保」だからね。長嶋茂雄氏みたいに頑張ってくれると報道をしたくなるでしょうし、視聴者の受けもよいかもね。でもね、感覚麻痺であんなのをしたら筋緊張亢進→痙縮→拘縮だと感じました。私は感覚麻痺の典型だからね。「頑張らないリハビリ」では多くの人からの受けが悪くなるかもね。「努力」、「何も考えないでの努力」の好きな国民性があるものね。あのHALは筋力補助ですよ。筋力がなくなっていく病気用です。あるいは健常者の筋力補助ね。感覚神経系には問題のない人向けですよね。脳卒中感覚麻痺では簡単に適応できないから遅れているのですよ。佐賀大学のサイトでロボットリハビリについてで「痙縮の場合はボトックスで緩めてから」とありましたし、ある病院のサイトで「拘縮はボトックスの対象外」とありました。脳再生医療は札幌医科大学のサイトで脳卒中発症後20日以内だったかな。このくらいですと痙縮にもなっていないかな。前提条件ぞろぞろね。前提なしで考えたら酷い目に遭いますけど、前提を間違えてもね。
 2月25日(金)、先日、ケアマネさんとギャルセラピストさんと私で担当者会議をしました。その後、ケアマネさんと話をしていたときに「私が・マダ電機を利用しなくなった理由」で、大分前でしたが単機能の電子レンジを見に行ったら、見つけられなくて高級品ばかりでした。それなりに値引きはされていましたが単機能品より派手に高かった。少し離れたスーパーにはあったのですが、まだ、高いのでネットね。臨時福祉給付金受給者にとってはね。「安物」でよい場合と「より良い品をより安く」とか「安さ」も目的で考えてますよ。「安ければよい」はいつか、自身の生活に跳ね返ってきますよ。コンビニの方針かな、「よい品を手ごろな価格で」とかがよいのではとも思っています。商品だけではなく「事業費の安さ」追求も後々我々に跳ね返ってくるとね。中央自動車道の天井版崩落は点検経費の節約が根底にあったのかも。保育園増設で保育士不足ね。保育士を安い給料でこき使ってきたからですよ。品質を確保しながら、皆に利益があるような安さを。公共工事費削減で積雪のある地域では除雪のための経費が増えたみたいです。鳥取県ではたしか自前で除雪車などを購入して、且つ、運転要員も確保しているとか。給料が安くて結婚できない若者も多いようですね。介護職も給料が安いしね。目先の安さ、目先の利益追求とかはどうも社会に変調を与えている感じを受けています。
 2月27日(土)、皆さん、血圧はどのように測定されていますか。一日に何回ぐらい測定されていますか。その時刻はほぼ一定ですか。1時間ぐらいのずれは大したことがない場合が多いかもね。日常の生活時刻はボチボチ一定ですか。「規則正しい生活」の意味ね。だから、変則勤務が体に負担を掛けるのですよ。測定部位については各血圧計の推奨でね。後は測定時とともに日常での姿勢とかの問題ね。風船を膨らませた直後に測定してみてください。だから、測定直前の動作等も穏やかにして、できるだけ毎日同じようにね。風船と同様かな、四六時中腹圧アップの姿勢もね。美容院式洗髪時の脳梗塞、あるというのです。低血圧になるからね。血圧は高血圧ですと、腎臓では慢性腎不全、低血圧では急性腎不全の可能性ね。一日中ボチボチの血圧範囲がよろしいようです。そのためには毎日複数回は血圧測定を。上腕式でも手首式でも推奨方法で測定すればと考えています。トンネル型は測定姿勢に問題が起こりやすいと思います。
 2月28日(日)、「規則正しい生活が健康によい」という意味ね。不規則な生活よりよいですが、病気にならないとかではないですよ。健康寿命を延ばす効果は高いですよ。病気は確率的になりますので規則正しい生活で確率を低下させましょう。地球は誕生以来、太陽の周りを正確に公転しています。そして、徐々に遅くなっていますがほぼ正確に自転もしています。数年に一秒ね。生物はこの規則正しい地球で誕生したのです。だから、細胞にこの規則正しさを取り込みました。生物の個体としても取り込みました。朝、結構早い一定の時刻に起床すると体によいというのはこの体内時計によるのです。体内時計は生物が持つ計時機構です。体全体の体内時計の中枢は自律神経の中枢でもある視床下部ね。わたしゃ、この間脳の視床に出血があったのでした。やばいね。できるだけ日々の生活を規則正しくすると体内時計によって、多くのことで体の準備が開始されるのです。その中には、脳の活動の活発化もありますよ。食事とかでは胃腸や肝臓などの準備ね。地球誕生以来の規則性が刻み込まれている生物である人間ね、規則正しい生活を送りましょう。人間は起床時刻をできたら、一定がよろしいようです。早起きね。早起きして活動していたら、睡眠時間も自ずと一定になってきますよ。どちかというと短めで一定ね。睡眠も血圧などと同様で長すぎず短すぎずね。6~8時間かな、普通は。入院中のふらつきの要因に「寝過ぎ」ね。

2016年2月22日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No184   感覚麻痺での感覚復活中の辛いこと、困っていることね。   関節可動域を確保の意味。「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」の意味。   視床出血で見られるような感覚麻痺では、はじめは「ともかく楽な力で動かせるようになる。」ですが、・・・   「感覚麻痺での四肢のリハビリで関節可動域優先を断続的に投稿している思い」ね。   先週、またまた、ロボットリハビリで投稿されていた方がおられたので、また、投稿ね。   脳卒中で筋力がなくなる原因。セラピストさんの中にも理解できていない方がいるみたいです。当然、医師の中にも理解できていないのがね。

 2月15日(月)、「脳卒中発症後の医師の説明の善し悪しが予後を決める?」と思いますよ。普通は「一生車椅子かも」とかの可能性だけでもリハビリへの主体的取り組みができないでしょうね。藪医者は「・・は諦めてください」とか歩行リハビリをしているのに「歩けません」とかの大馬鹿者もいるのですよ。脳卒中だけの場合は脳以外は異常はないのですよ。実際、私もそうでしたよ。ただ、脳からの命令が出なくなったので麻痺状態ね。もっとも、感覚系で大切な視床だったので脳に感覚情報が届かなくなりました。ですから、脳卒中発症後は「脳からの命令がない」ということで命令が来れば直ぐに反応できるように保つのがリハビリですよ。感覚系は適切適度な刺激で神経細胞間のつなぎ替えを即すのがリハビリね。ネズミの実験例もこのことを傍証しただけですよ。ですから、医師は「動きません」とかいうのではなく、「脳での障害部位に応じて麻痺が出ています。その部分での神経細胞間のつなぎ替えが完了するまでは感覚や動作等で不都合が出ます。また、完了までに拘縮等にしてしまうとつなぎ替えは起こりません。適切適度に動作等のリハビリを続ける必要があります。リハビリをしないで諦めると廃用症候群で使えなくなります。ロボットリハビリも脳の再生医療等も適切適度なリハビリで楽な力で関節可動域が確保できているとか必要です。ただ、回復はいつ頃になるかは脳の損傷状況、脳の再生力(つなぎ替え力)等に依存するのでいえません。遅ければ寿命の方が早いし、意外と早く動いたとかです。動いたとしても適切適度なリハビリに取り組むほかはないのです。」とかね。「動かない」とか断言する医師は藪医者です。脳卒中は永遠の寿命(火の鳥の生き血を飲むとか)さえあれば、神経幹細胞もあるし、適切適度なリハビリで必ず回復します。だから、「隠れ梗塞」とかがあるのです。「いつ頃までに回復すのか」なんては判らないですよ。開頭手術をしてもね。そうそう、下手に「回復しますよ」なんていおうものなら、何もしないのやら、張り切りすぎるのもでますよね。そこで適切適度なリハビリに打ち込ませるのが良医ですよ。
 2月16日(火)、感覚麻痺での感覚復活中の辛いこと、困っていることね。この右間脳視床出血による感覚麻痺は左半身全体の体性感覚ほぼすべてに及びます。手足のみならず内臓までもね。尿道や直腸もですね。で、なにが鬱陶しいか理解できますよね。だから、オムツが必需品の時期があるのですよ。その時期を乗り越えたとしても感度の状況による違和感というか・・による不快感が強くなったり弱くなったりね。最近は強くなってきたみたいで困っています。グスン。瞼のハードコンタクトレンズをずらせて浮き上がらせる違和感は健在です。馬鹿医者が白内障と間違いよりましたよ。既往症をしっかり聞いていないからですよ。「目の中を蚊が飛んでいるので定期的に眼科に行っています」といったら黙りましたが記録はしていないようでした。飛蚊症では眼底を診察することになるので多くの病気が判ります。糖尿姓網膜症、白内障(こっちは水晶体ですけどね)もろもろをついでに検査しているみたいなものです。感覚異常で部位によっては汗が出ているみたいです。が、それを異常に感じて・・ね。部位によってはお・・・とかか感じているので、今までも確認していたのですが、お・・・の形跡なしだったのです。悪くてもこのような感じで収まってくれればと思います。でないと、オムツですからね。オムツは出費を伴うので臨時福祉給付金受給の貧乏人には辛いです、はい。書き綴るとキリがないので今日はここでおしまいにします。
 2月17日(水)、関節可動域を確保の意味。脳卒中発症だけでは関節可動域はその直前の状態でありますよね。体がグニャグニャとかいうのは関節が楽な力で動いてしまうからですよ。拘縮状態ならグニャグニャにならないですよ。だから、元々関節の可動域等を保つようにしましょうというだけですよ。維持するだけね。それを不適切リハビリや放置で可動域を失ってしまうだけですよ。だから「関節の可動域」か「筋力」かなんてはないはずですよ。脳卒中発症前から関節の可動域等が失われていた方は別ですけどね。筋肉の病気等で筋力が低下してしまった人も別ですけどね。この二通り以外の人は発症前にはそれなりに関節可動域も筋力もあったのですよ。その筋力は脳の回復に応じて回復しますよ。脳が収縮命令を出せなくなって筋力がゼロになっただけですよ。「筋力=脳の命令力×筋肉の量×筋肉の質」てな感じです。脳卒中で筋力低下に最初に影響するのが脳の命令力が低下したり、なくなることね。次が神経筋接合部での神経終末当たりの筋繊維動員力かな。私の感じではこれらから、派手に遅れて筋肉量とかの感じです。ごそごそ適切適度のリハビリ動作でも筋肉量維持に案外役立っていた感じでした。だから、「動画と静止画」カテゴリーにあるような動作もできるのですよ。健常者風階段昇降とかもね。筋力での筋肉の質には「速筋」と「遅筋」というのもありますよ。脳卒中になると「遅筋」が多い人ほど有利かもね。せいぜい、不確かな知識に従って筋緊張亢進→痙縮→拘縮の手順を踏んで回復が遅れるように頑張ってね。
 2月18日(木)、視床出血で見られるような感覚麻痺では、はじめは「ともかく楽な力で動かせるようになる。」ですが、生活動作等への使い勝手は悪いよ。次に「脳の回復に応じて徐々に使い勝手が向上するように地道にリハビリを続ける」ね。脳卒中の障害の状況により、結構早く回復する場合から数十年必要な婆間や寿命の方が早いし場合とかいろいろですが、地道に適切適度なリハビリをね。「ともかく動かせる」から「精度の高い生活動作」への道のりは普通遠いと思います。私も遠いですよ。焦らない、焦らない。次のステップに年単位と感じています。それまでにせめて関節可動域を維持確保したままで生きていたいですよ。筋トレでは生活動作の種類は増やせないと思います。生活動作の種類を増やすにはラジオ体操的動作や手や指の楽な動作の方がリハビリ効果が高いと感じています。そうそう、どうして「お箸の使い方が悪いのが治らないのか」ね。これは特定の動作ばかりしていたことによる手続き記憶の賜です。健常者は脳での配線ができあがっていても起こることです。脳卒中経験者は、この脳での配線をつくりながら、生活動作の手続き記憶を再形成する訳ですから、下手に筋トレの単純動作ばかりしていると、その動作のみの配線と手続き記憶しか脳には存在しない状況になる恐れがあると思います。
 2月19日(金)、「感覚麻痺での四肢のリハビリで関節可動域優先を断続的に投稿している思い」ね。別段、他の方が不適切リハビリで痙縮や拘縮等になって、「困った、困った」でも私には関係ないことなのですが、できるだけよりよい脳卒中病後を送っていただきたいという思いですよ。「動画と静止画」カテゴリーにあるような動作ができてもいろいろ困ったことはありますが、それでもリハビリ病院では「奇跡的回復」といわれたのでした。でも、本人は「なんで私程度で奇跡的?」でした。退院後、いろいろ調べてみたりした結果「不適切リハビリ」が蔓延していると感じたのでした。それは、体についての正しい知識のなさ、力学的知識のなさ等からくるものであると感じたのでした。ボトックス療法をされている方でボツリヌス菌毒素の作用機序をはっきり理解されているのはどの程度おられるのでしょうね。しっかり理解できていたら「ボトックス後の筋トレ」などできないはずですけどね。運動神経系の興奮ニューロンに作用するボトックスが効果(量が多いと死にますよ。)を出すのは運動神経系の抑制ニューロンが働いていないからですよ。抑制ニューロンが働いていたら、ボトックスなんてリハビリでは不要ですからね。抑制ニューロンの代わりをボトックスでしているのですが、興奮ニューロンにダメージを与えてね。抑制ニューロンが働かなくなる病気に破傷風があります。症状の典型は屈曲腕や棒足とか、感覚麻痺の不適切リハビリをし続けた方とそっくりですよ。だったら、抑制ニューロンが働いていないことを前提に慎重にリハビリをすれば、屈曲腕などを回避できて楽に動作できるのですよ。では、感覚麻痺で運動神経系の抑制ニューロンがどうして働かないのかということね。四肢の筋肉を含めて筋肉の動作では筋肉からの感覚情報が必要なのですよ。皮膚感覚もね。物を掴んだとき、指にどのように接触しているかは皮膚感覚ね。このとき、指がどの程度曲がっているとかは筋紡錘と腱ゴルジ装置からの筋肉感覚ね。これらを組み合わせて、力加減を判断して興奮している運動神経系興奮ニューロンを適度に抑制するのですよ。瞬時に繰り返しながらよりよい力加減に調節しているのですよ。感覚麻痺ではこの抑制ができないのです。興奮ニューロンが興奮しっぱなしになってしまうことにもね。で、筋緊張亢進→痙縮→拘縮の順ね。興奮ニューロンをなだめてやれる範囲内での動作ですと、リハビリ効果が出やすいのですよ。生活動作は中途半端な力でおこないますよね。このときの筋力調整は筋トレより抑制ニューロンが働く必要があるかもね。生活動作のリハビリを不用意にすると、これも筋緊張亢進→痙縮→拘縮の順にいきやすいみたいです。痙縮状態になるとリハビリ効果なしと思います。拘縮はリハビリを諦めてかな。なので、完治の可能性のある脳卒中にしておくためには適切適度なリハビリ動作というのが最低条件と思っているからです。
 2月20日(土)、先週、またまた、ロボットリハビリで投稿されていた方がおられたので、また、投稿ね。HAL医療用下肢タイプですね、脳卒中リハビリ用で治験開始とか。筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィーに対して製造販売承認されているわけですが、患者数の多い脳卒中が後回しになったのかということね。脳卒中での多くの場合、HALの対象にできるような関節可動域がある方は自力で歩行ができるようになっていくためと考えるのです。筋力補助としてのHALだから、筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィー等はどちらも筋力が低下していく病気ですが、関節可動域はあるのですよ。脳卒中の場合はどうも数ヶ月で尖足完成とか、棒足完成みたいな方が多いようですね。尖足や棒足等での適応の技術開発に手間取っている結果ですよ。HALを使って歩行リハビリをしている映像をよく見てね。ニュースに出るような方は関節可動域が確保されていますよ。棒足でも尖足でもないようです。佐賀大学のロボットリハビリでは筋肉が痙縮の場合はボトックスで緩めてからとサイトにありましたよ。佐賀大学のロボットリハビリで相手にされない方にはHALは使用できないのではとね。期待されている方は自分の状況を考えてみましょう。拘縮になっている方は対象外のはずですよ。拘縮の棒足をHALで力任せに膝関節を稼働させたらどうなるのでしょうね。そのうち、棒足対象も出てくるかもね。そのうち、尖足対象もね。だから、関節可動域優先のリハビリを。HALの様な筋力補助ロボットの装着は面倒でしょうね。脳卒中片麻痺では一人ではできないかもね。脳卒中では関節可動域を確保して自力で歩けるようになる方が楽ですよ。
 2月21日(日)、脳卒中で筋力がなくなる原因。セラピストさんの中にも理解できていない方がいるみたいです。当然、医師の中にも理解できていないのがね。運動中枢や運動神経関係に障害があった場合はダイレクトに脳の筋収縮命令が筋肉に伝わらないからですよ。筋トレをできるものならやってみてください。問題は感覚麻痺の場合ね。脳卒中で障害を受けなかった運動系統が感覚がないということで作業停止状態になるからですよ。「筋力=脳の命令力×筋肉量×筋肉の質」でほぼ説明できます。脳卒中は「脳の命令力」がゼロになって仕舞うのですよ。無限大の筋肉があっても「ゼロ」を掛けると、結果はゼロね。大脳からの適切な筋収縮命令が出される実用筋力が脳卒中ではゼロになることにね。筋力がなくなるのは脳の問題だよ。筋肉は運動神経と感覚神経の両方が適切に関与できるときにのみ正常に収縮弛緩ができるのですよ。感覚麻痺の場合は弛緩ができないという問題が起こります。一度収縮してしまうと二度目の収縮のためには弛緩するというのが必要なのですが、弛緩できないから収縮できないことにね。これも実質的には筋力ゼロね。収縮したままの筋肉は弛緩させるのに大きな外力を必要としますよ。筋肉は弛緩した後に収縮ができるのですよ。だから、筋肉を弛緩させましょうね。昨日投稿のロボットリハビリですが、すでに対象になっている筋萎縮性側索硬化症(ALS)や筋ジストロフィー等の病気の方は脳卒中患者と違って、感覚神経系に障害がないですよ。脳卒中感覚麻痺とは大違いね。

2016年2月15日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No183   脳卒中片麻痺、無茶はよくないですが、生活動作についても徐々に「自分でやってみよう」かな。   4年前の2月9日午後6時前に視床出血しました。   拘縮とかに至る道筋の一考察。   昨年7月から徐々に降圧薬を減らした効果について。   脳卒中後遺症は非常に困ったことですが、改善することが可能です。実際、改善してきています。   関節の可動域があっての役に立つ筋力だよ。それも弱~い力の外力でも作動させることのできる関節可動域だよ。   関節可動域確保の方法。関節可動域は他動でもよいから関節を稼働させることにつきますよね。

 2月8日(月)、脳卒中片麻痺、無茶はよくないですが、生活動作についても徐々に「自分でやってみよう」かな。適切適度な範囲でね。楽してできる範囲ではないですよ、お間違いなくね。できるからとやり過ぎると筋緊張亢進→痙縮→拘縮が待っていますよ。救急病院入院中での早期車椅子着座生活(股関節・膝関節・足首関節等直角程度ね)もすれば、できましたよ。徐々に時間延長のはずが初日から・・で腰が痛かった。数日したら、朝から夜までね。お陰で、尖足・棒足等にはならなかったです。指伸ばし・腕伸ばしも日に数十分程度だったかな。屈曲腕等の防止にもなり、物掴みも楽にできるようにね。肩揚げも痛みをこらえてね。今じゃ、ラジオ体操的動作も楽々ね。ハードコンタクトレンズの自力装着も待っていたら、視覚障害者レベルの視力になるのである意味強引にね。これができたのも指伸ばし・腕伸ばしのお陰ね。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行での暴走族化はセラピストさんの想定外だったと思います。杖歩行でも許可されたら、想定以上にウロチョロしていたはずだよ。階段昇降もね。基本的な基礎の動作が無理なくできるようになってからは「待ってられますかいな」とチョコチョコいろいろ試しております。でも、無茶はしていないですし、筋緊張亢進→痙縮→拘縮となるようなことはしていないですよ。身の程をわきまえていますからね。脳卒中後遺症での四肢のリハビリは脳での修復によりますが、年齢を重ねるほど再生力、修復力は弱いですよ。ですから、急がないことね。これもあってリハビリ病院で「奇跡的回復」といわれる回復の早さに繋がったのだと思っています。一昨日で住民基本台帳カードの電子署名の有効期限になって仕舞いました。確定申告の方は還付金の振込口座の確認中とメッセージボックスにあったので本当に完了したということです。
 2月9日(火)、4年前の2月9日午後6時前に視床出血しました。梗塞とは思わなかったです。脳出血とね。それから、紆余曲折があっても考えていた救急病院に搬送してもらえました。それなりの必然性のあるかかりつけ病院だったのです。脳の血管造影をしてもらっていた程度ね。数分で左半身麻痺を確認しました。そこで、思ったことは「リハビリで回復するぞ」ね。本当だよ。病院到着時は意識なしね。その後、まだらで意識が少し回復したようです。「コンタクトレンズ外して」とか。ハードをソフトのはずし方をしないでよ。個室どうのこうのの話が聞こえたみたいなので「承諾したらあかん。病院の都合で個室なら差額ベッド料とられへんで」とかムニャムニャ。その夜?かな。ベッドから頭を下にしてぶら下がり事件を起こしました。助けに来てくれた看護師さんに「なぜ、わかったの」と尋ねると、「大きな音がしたか」で、「大きな音を出したらナースコールを押さなくてもきてくれるのだ」とか答えたのでした。数日してからは、上肢を健常腕で屈伸とかね。足は重たくて諦めの境地でした。でも、ぶら下がり事件のお陰で尿道の管がとれたら、車椅子に一日中座らせてくれました。このとき、股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度ね。これで、四肢の「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というのの簡単なリハビリができるようになったのでした。PT・OTのリハビリも始まりましたのですが、無理せず地道にね。腕伸ばし・指伸ばし・腕上げが病室での自主リハでした。下肢は車椅子ね。2週目を過ぎたあたりかな、指を見つめて動かしてみたら、指曲げ、指伸ばしができるようになりました。視床出血ですから、運動神経系・筋肉・関節等には障害がないのですからね。ただ、感覚麻痺による障害が未だに続いているのです。「動かせるけど・・・」の世界ね。歩けても走るのが難しいとかね。「走る」は下肢の感覚が完全に近い状態で復活する必要があると考えています。上肢はもっと厳しいかな。この頃の自動車の自動運転技術はセンサーとその情報の処理技術の進歩によります。視床出血はセンサーと情報処理部位との分断を起こします。感覚情報がなくなることによる麻痺です。体についての正しい活用できる知識があるということだったです。リハビリ病院で「奇跡的回復」といわれた回復の基礎ね。
 2月10日(水)、拘縮とかに至る道筋の一考察。救急病院入院中に腕伸ばしを麻痺腕を体全体?を使って振り回すという感じで始めたとき、使っていないつもりの筋肉までが収縮していたと感じました。脳がどの筋肉に命令を出してよいのか判断できないからね。そうそう、私は視床出血による感覚麻痺なので大脳や運動神経等や筋肉等は無事だったからね。脳は筋肉からの感覚情報を基にして必要な筋肉に収縮命令が出せるのだと実感しました。ですから、慎重に動かすようにしましたよ。闇雲にしていたら不必要な筋肉の収縮が引き続き起こっていたかも。今でも、いくらかは不必要な筋肉の収縮を伴っているみたいです。これが動作のぎごちなさの要因の一つかな。健常時にもこのようなことは起こりますよね。「肩の力を抜いて」とかいわれるような場合ね。無理すると筋緊張亢進→痙縮→拘縮ということにかな。暗黒の中を手探りで動作しているのと同様のことが起こっているのですよ。感覚情報がないから大脳の運動中枢はどの筋肉にどの程度の収縮させればよいのかが判らないから、筋力を出せなくなるのですよ。私みたいな感覚麻痺では少しずつ動作を繰り返すことで徐々に筋肉の収縮具合を視覚等で感じ取るほかはないのかも。そして、徐々に筋紡錘等の筋肉の感覚器官からの情報が送られてくるようになるまでは慎重に動作させましょうね。このことを待つことができない感じでリハビリに励むと拘縮の危険性が高まりますよ。還付申告での還付の手続き日程が国税庁のメッセージボックスに昨日ありました。今月の12日に手続きをおこなうということです。還付金はこちらからは口座情報を文書等で申告するだけです。こちらがATMとかの操作をする必要なしね。ATMまで出向かせるのは詐欺ね。医療費もだよ。臨時福祉給付金もね。特定健診の検診料還付もね。ブログ村の皆さんはご存じのことですよね。
 2月11日(木)、昨年7月から徐々に降圧薬を減らした効果について。血圧は寒くなっても生活時の姿勢とか測定時の姿勢とかの効果で低めのままね。一体、あの量の降圧薬は何だったのでしょうね。例の厚生労働省の記載指示の副作用の危険性も高かったのでした。この指示に関しては平成18年の厚生労働省の重篤副作用マニュアルにも出ていました。さらに排尿に関係ありかもね。降圧薬は一応平滑筋、それも血管の平滑筋に作用するとされています。尿道括約筋は横紋筋です。あ、ひょっとして、記載を指示されている副作用の横紋筋融解症が表に現れない形で進行していたのかもね。残尿感は別の理由ね。脳卒中では医薬品の副作用によるのか、脳卒中による障害によるものか、別の理由による疾患なのかの区別が難しいですよね。それでも、尿関係は改善されてきています。だれかが、降圧薬を止めたら改善したとブログで投稿されていましたよ。頻尿などの薬物治療では膀胱の平滑筋を緩めるのがあったのですが、この平滑筋には効かずに骨盤底筋という括約筋には効果が出ているのかな。暇を見つけてネットで信頼性のある資料を探してみたいです。ブログ等でもよいのですが、根拠の説明のあるのから、より信頼性の高い資料を探してみましょうね。40mgから20mgに減らしたときに医師が「臓器保護作用があるのに」とかいっていましたが、その臓器保護作用とは劇症肝炎や横紋筋融解症も含まれているのですね。腎臓に関しては降圧作用で負担軽減はよいのですが、やはり急激な降圧時にはこれが負担になって急性腎不全になることがあるとありました。厚生労働省の「重篤副作用疾患別対応マニュアル(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/tp061122-1.html)をみてね。副作用は900日後に発症というのもありましたよ。「医師に相談」とありますが、副作用に鈍感な医師が多い現状では「実力行使」(服用中止や転院等)も身を守るために必要な場合も出てくるかもね。このときには「なんとなく」ではなく「根拠」をね。
 2月12日(金)、脳卒中後遺症は非常に困ったことですが、改善することが可能です。実際、改善してきています。左半身完全麻痺からね、困ったことだらけでしたよ。歩行では救急病院で平行棒での立ち上がり、平行棒での補助つき歩行などがリハビリであったのですが、闇リハなど全く考えなかったです。一度、歩行器を使ったのですが、以後、使う気がなくなりました。足を引きずっていたのでした。救急病院での自主リハ?は車椅子に姿勢正しく座ることかな、朝6時半頃から夜8時ぐらいまでね。リハビリ病院転院後は「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」が自主リハね。PTの時の歩行リハとのセットね。これで、健常者風を指導してもらえましたよ。このように歩行についての不便さは徐々に減少させたのですよ。下肢の闇トレは全くしていないよ。健常者風を指導するかどうかは関節可動域有無の問題だったのですよ。歩行開始時やもろもろで健常時より不便ですが、それなりにちんたら健常者より高速で歩きますよ。筋肉の柔軟性有無の問題ね。これらは上肢についてもね。歯磨きでは当座は歯ブラシに歯磨き粉をつけてもらった。でも、救急病院入院中に片手でする方法を考えついたのですよ。指伸ばし等での成果で麻痺手で歯ブラシが持てるようにね。麻痺手に歯ブラシを押し込むというのが当座かな。考えたら何とかなるものですよ。指が伸ばせるようになったら、いろいろな物を掴むことができましたよ。でもね、未だに感覚の回復に応じての実用性ね。わんこの散歩時のリードを持つとかね。実用筋力も大分回復した証拠ね。握々お手々の方の握り込んでいる力は凄いみたいですね。伸ばすのに怪力が必要だとか。私は簡単に伸ばせますよ。だから、いろいろ使ってみようという気になるのですよ。そりゃ、発症当座は左半身完全麻痺だから、できないことだらけでしたよ。でもね、適切適度なリハビリで不便さを改善してきているのですよ。装具なんてリハビリ病院退院後は装着していないですが、足首は健常者程度の可動ですよ。足先を持ち上げることができますよ。だから、装着していないのですよ。リハビリで改善できるのですよ、適切適度ならね。適切適度なリハビリを続けていたら不便さは一時的なものですよ。どの程度の一時的かが初期症状によりますけどね。発症当初は自助具も役立つでしょう。リハビリで改善すれば徐々に不要になります。
 2月13日(土)、関節の可動域があっての役に立つ筋力だよ。それも弱~い力の外力でも作動させることのできる関節可動域だよ。嚥下障害で闇リハをしたというのは聞いたことがないです、私は。これも四肢と同様に脳卒中での障害ですよね。排尿・排便障害もありますよね。闇リハ?言語障害にもいろいろなタイプがありますよね。とか、いろいろなのですが、四肢等の障害でやってなならないことは「関節可動域をなくす」ということですよ。そして、可動域があっても関節を動かすのにだけ筋力を使い果たすような状況にしてしまうというのもやってはならないことですよ。筋トレ用各種用具を考えてみてくださいな。すべて関節が適切に作動して使えるようになっていますよ。関節が作動しているから、筋トレができるのですよ。普通は力を込めたときに筋肉が固くなる人も力を抜いたときは柔軟ですよね。ぶよぶよじゃないですよ。われわれ脳卒中経験者は簡単に筋肉が固くなっていきやすいですよ。実感しています。でも、この硬さは力を抜いても筋肉を柔軟にならない痙縮という硬直へですかな。だから、私はマッサージ等で硬直を解除するようにしてきたのですよ。一時的な緊張亢進状態で留めるためにね。それで、いろいろな動作ができるようになってきました。回復に応じた力仕事もね。筋力のない方は関節可動域を保ちつつ筋トレかな。筋トレ厳禁ではないと思います。が、関節可動域をなくさないようにね。痙縮とかにしないようにね。どちらかを追い求めるのではなく、二兎を追ってね。ただ、どちらかというと可動域かな。可動域がなくなったら筋力は出せなくなるよ。筋肉は収縮時にのみ力を発揮できるのですよ。関節がなかったらどうなるか考えてみてね。
 2月14日(日)、関節可動域確保の方法。関節可動域は他動でもよいから関節を稼働させることにつきますよね。動きが悪いと思ったら「他動による関節可動域確保動作」ですよ。筋肉の緊張を解ければ関節可動域を確保できるはずですが、緊張状態のままで過ごすと可動が悪くなりますよ。また、発症直後も「他動による可動域確保動作」しか方法はないですし、実際にそうしましたし、この方法がリハビリとしてされているはずですよ。下手に自力で動かそうとすると、麻痺四肢の筋肉を収縮させることになるのですよ。このとき、奮闘するほど筋肉が筋緊張亢進から痙縮へと進む場合もね。痙縮になっても奮闘すると拘縮になって関節を錆び付かせることにね。それと、上肢は屈筋の方が強いので「伸ばす」ということを他動でよいから永遠に続ける必要がありますよ。下肢は伸筋が強いので「曲げる」ということね。こちらは「椅子に座る」や「しゃがむ」(和式トイレウンチ座りがよろしいかと)でできますよね。体重を利用して曲げるということですよ。「ウンチ座り」は立ち上がりの問題がある方もおられるようですね。「椅子に座る」も股関節・膝関節・足首関節等すべて直角程度ですよ。最低条件ね。それも結構な時間をね。ある方が「関節可動域より筋力」と投稿されていましたが、「関節可動域があっての筋力」ですよ。関節が錆び付いた状態、関節可動域のない状態を考えてみてね。動作できるものなら動作させてみてください。

2016年2月8日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No182   ロボットリハビリの対象者は関節可動域のある筋力がなくなってくる病気の方のためですよね。   四肢での動作での感覚情報の重要性。   「尖足・棒足を防ぐ」、「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」。今日は「尖足・棒足を防ぐ」についてね。   今日は「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」ね。   医薬品の長期連用による副作用もあるのに判っていない医師もいますから注意を。   「脳卒中による後遺症は基本的には完治が可能である」ね。

 2月1日(月)、ロボットリハビリの対象者は関節可動域のある筋力がなくなってくる病気の方のためですよね。ですから、筋力がなくなっても動かせるようにということですよ。脳卒中発症時の体グニャグニャでも何とかなるようにという方向により使いやすいように開発が進んでいるようですね。その過程で脳卒中でもある程度動作できるようになった人も対象にしているのではとね。あくまでも関節の可動域があるという前提だと思うのです。拘縮(関節可動域が激減かない)になって仕舞うとボトックスもロボットリハビリも対象外になって仕舞うようですね。痙縮でもボトックスで筋肉を柔軟にしてからがロボットリハビリの対象だと佐賀大学のロボットリハビリのサイトにありましたよ。ロボットは筋力補助なのですよ。脳の再生医療も筋緊張亢進にもなっていない新患が対象ですよ。科学技術が進歩してきていますが、筋緊張亢進や痙縮や拘縮などは対象外ですよ。ところでこのような状態になっていくのに諦めて放置というのもありますが、リハビリの頑張りすぎもね。特に筋肉の感覚も麻痺した感覚麻痺では運動神経の抑制ニューロンが働かないので簡単に筋緊張亢進に、直ぐに痙縮に、さらには拘縮へといきやすいですよ。リハビリと称して関節の可動域をなくしておられる方が多いですね。関節の可動域が減少すれば、筋肉の柔軟性は失われやすいですよ。筋肉の柔軟性が失われるとロボットリハビリの対象外ですよ。筋肉の柔軟性が失われると自力でも動作のできない状態にね。
 2月2日(火)、四肢での動作での感覚情報の重要性。例えば、真っ暗な中で迅速行動できますか。普通は無理ですよね。視覚情報も動作に大きく影響を与えていますよね。で、その暗黒の中で意識していない物体に手や足が触れたらどうなりますか。健常の状態でも四肢からの感覚情報も頼りに行動をしているのですよ。四肢の動作に重要な感覚に筋肉の感覚と皮膚感覚があります。目を閉じての動作では筋肉の感覚というのが非常に大切だと判ってもらえるかな。この筋肉感覚があるから、四肢を常に見なくても動作ができるのですよ。筋紡錘による筋肉の伸び具合の感覚、腱ゴルジ装置による力の掛かり具合などの感覚ね。そこに皮膚感覚があって、上肢をほとんど見ずに物を掴むとかできるのですよ。ですから、視床出血後のリハビリではこれらの感覚がないので視覚頼りでした。だから、「じっと手を見る」とかの状態ね。よそ見しながらでは何もできないのですよ。ですから、緊張すること、緊張すること。これらの感覚情報があって、脳は運動神経系に力加減を命令できるのですよ。感覚麻痺ではこの力加減ができないので常に全力となりやすいので筋緊張亢進→痙縮→拘縮となっていくことにね。運動神経の興奮ニューロンを鎮めることができるのは感覚神経からの情報を受け取った脳でしかできないのですよ。感覚情報で運動神経系の抑制ニューロンを活性化して興奮ニューロンを抑制して筋肉を弛緩させることが漸くできるのですよ。このパターンを感じているのでリハビリではマッサージ等による興奮ニューロン鎮めを主体にしています。日常生活でもね。
 2月3日(水)、「尖足・棒足を防ぐ」、「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」。今日は「尖足・棒足を防ぐ」についてね。「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」は明日にします。尖足防止は「他動による可動域確保動作」が基本かな。私も健常腕ではどうすることもできませんでした。この「他動」の中にはできるだけ早期に足首直角程度で椅子に座り続けるというのも含まれると実感しました。ベッドで寝たら尖足状態にね、イスで普通の直角程度にね。足を投げ出してのイス座りでは効果はないですよ。ぶら下げた状態も効果なしよ。「椅子に座る」というのは上体を直立にするので脳の活性化にもよいですよ。「椅子に座る」というときに膝関節や股関節を直角程度にして結構長時間にね。ベッドでは長時間膝関節・股関節ともに棒状だよ。だから、直角も長時間ね。リハビリで歩行が始まるあたりからは「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で膝関節と足首関節の高速回転リハビリができますよ。ですから、どうして、リハビリ病院退院後に足先が下を向く方がおられるのが不思議です。ただ、尖足は足先の重みと布団の重みとかで垂れ下がることのようです。棒足は足の主力の筋肉は伸筋が強いということが主因のようです。で、尖足も棒足もその状態のままにすると関節可動域が激減することになりますよ。脳も関節可動域のない状態での修復になってしまいますよ。脳がもう修復できたと勘違いしてしまうことね。棒足でよいのだとかね。
 2月4日(木)、今日は「屈曲腕・握々お手々を防ぐ」ね。屈曲腕とかね、で、屈曲腕も握々お手々も防ぐためには上肢は屈筋の方が強いので外力で伸ばすしかないですよ。実際、救急病院では勝手に握々お手々、グーの状態になっていっていました。でも、救急病院入院中はまだ、筋肉は柔軟で関節可動域はありますよ。だから、健常側の腕や手の力でも発症当座からできますよ。筋肉は収縮した状態がしばらく続くと伸ばすということをすると痛みを感じることがありますが、適度に痛みを無視しながら伸ばすのですよ。外力で伸ばすのですよ。自力ですると当座は脳がどの筋肉に命令を出しているかを理解できていなかったです。だから、他力でよいとも思います。物を掴むとき、手や腕の動作をよく見てください。腕はまず伸ばしますよね。手も指を伸ばしますよね。伸ばせないから掴めないのですよ。下手に伸ばそうとすると屈筋も頑張ってしまうのが脳卒中なのですよ。じっと上肢を見ながらリハビリをしていたら、そのうちに自力で伸ばせるようになりますよ。でも、伸ばせても頑張ってトレーニングをしては駄目ですよ。頑張るのは外力で伸ばすことね。下肢より上肢は感覚神経が多いので回復には下肢より手間取りますよ。焦っては駄目です。焦ると筋緊張亢進→痙縮→拘縮が待っていますよ。諦めも厳禁ね。もうすぐ発症4年になりますが、未だに毎日関節可動域動作をしていますよ。上肢は腕伸ばし・指伸ばし主体、下肢はしゃがむとかで各関節を曲げるということね。「動画と静止画」カテゴリーの投稿をくまなく見てもらえたらと思います。完全左半身麻痺からの回復ですよ。
 2月5日(金)、先月、ある方が「オムツの着用は恥じゃないぞ」と投稿されていました。私も恥ではないと考えていました。リハビリ病院入院中にオムツをしなくなったのですが、歩行器と逆かな、別段何とも思っていなかったのでした。歩行器は利用したいとは全く思わなかったのです。荷物も運べないしね。待ち人などでは立っているので疲れますしね。1日に10000歩以上歩いていたのに車椅子はリハビリ病院退院日まで利用ね。オムツは感覚麻痺ですから、当然、その関係にも影響があると思っていましたし、今も少し残っていますよ。リハビリ病院入院中にオムツなしでも可能と判断してもらったのでした。その最後のオムツの時、看護師さんに「綺麗な看護師さんに交換してほしかった。いまから中でしましょうか」といったら、「止めてください」で終わりでした。オムツはない方がよいのですが、着用しておくことで安心できるのですよ。リハビリにはこの安心効果は大きいと思います。昨年の同窓会行きには新幹線利用をしましたが、オムツをしていたら在来線で行くことができたと思いました。行動半径の拡大にも繋がるのですよね。ただね、オムツの中への排尿とかに快感を覚えるようなのは恥ですよ。私にはこの手の危険性はないものと思っています。そう、救急病院からリハビリ病院まで、一度もオムツの中への排出は大小ともなしです。適度に「我慢」をしてみることができたのもオムツのお陰だったかな。脳卒中では四肢以外にも多くのところに影響があります。その中に排尿排便関係もあるのですよ。胃液の逆流も起こしやすくなったりするのですよ。発汗も異常が見られたりしますね。医薬品と同様に必要な場合は利用する方がよいですが。
 2月6日(土)、医薬品の長期連用による副作用もあるのに判っていない医師もいますから注意を。その昔のスモン病はキノホルムを長期連用していなければ起こっていないと考えています。ですから、どのような医薬品も治験期間を超える長期にわたっての服用では治験期間で出てきていない副作用が出てくる可能性が常にあるのですよ。人によっては短期間でも副作用が出ることもありますよね。降圧薬での劇症肝炎も連用による副作用の一つの可能性があるので、今頃重大な副作用として添付文書に記載するように厚生労働省が求めているのですよ。確率は非常に低いかもしれないですが、薬物摂取する場合は常に副作用について注意を払う必要があるのですよ。処方薬では医師にもこの責任があるのですよ。添付文書で記載のある副作用?が出たといってもその症状の対処療法の医薬品のみの医師がほとんどというのが現状かもね。副作用は何年も何事もなかったにある日突然というのもあれば、じんわりというのもあるのですよ。「医師とクスリに殺されない賢い患者術」を身につけましょうね。医薬品の副作用は治験の厳格化で減少してきていますが、それは添付文書などの指示を医師が守って処方されていることが必要であると考えています。慢性病の医薬品は治験期間の何倍もの長期にわたって服用するものですから気をつけましょうね。過度の降圧による脳梗塞にも注意を。降圧薬での副作用と関連して考えてね。過度の降圧は過剰服用であり、それだけ副作用の危険性が高くなりますよ。スモン病の時は「効かない」として、長期連用の上「増量」ね。できたら、普通でも、時々、別の原理による同等の効果の医薬品に変更できたら、変更する方がよいとも思うのです。まあ、別タイプの副作用の心配もありますけどね。
 2月7日(日)、「脳卒中による後遺症は基本的には完治が可能である」ね。願望ではないですよ。理論上、完治は可能なのですよ。神経幹細胞もあるということだしね。脳の再生医療が実現したら、短期間(何年程度だろうね)で可能になると考えていますが、四肢等で不適切なリハビリ、痙縮や拘縮等にしてしまうと理論的にも現実的にも完治は絶望的ですよ。脳卒中だけですと、障害は脳のみですよ。すべて、これから出てきます。ですから、麻痺していない部位のように麻痺部位をいつでも動作できるように準備しておけばよいのです。例えば、筋肉柔軟、関節は錆び付いていない、腱も柔軟にね。四肢ではこれが最低条件ね。そうすれば、脳での各部の使い方や神経細胞のつなぎ替えが起こって配線が復旧すれば、動かせるように、さらにつなぎ替えが進むとより精度の高い動作ができるようにね。再生医療ではこのときの神経細胞の不足を補うことで回復を促進するという理論ですよ。ですから、痙縮や拘縮状態の患者は対象外ですよね。自力で動かせるかどうかではなく、弱い外力でも作動が可能かどうかですよ。最近報道されたネズミの実験例は回復時の神経経路が判ったということですよ。回復するのは当たり前で、どのように修復されているかがまだ判っていないのですよ。また、川平法でも示されているように弱い力で他力で動作させるのでも効果があるのですよ。一番、大きな問題は「完治がいつ頃になるかは神様に聞いてね」の世界です。隠れ梗塞から広範囲の脳卒中での損傷までいろいろだかね。が、四肢では拘縮にすると諦めでね。廃用症候群状態もかな。痙縮はボトックスで効果が出てから考えてみましょうね。私の完治の見込みは結構な重症みたいなので数十年以上先です。筋肉柔軟とかでもね、それだけ、年齢を重ねてきているのですよ。もっと早くするのはそれまでは脳の再生医療の実用化かな。で、10年とかになるかも。「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で諦めずにリハビリに励みますよ。

2016年2月1日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No181   病棟内を含めて単独杖歩行許可と床からの立ち上がりリハビリとの時系列について。   厳しい寒さで暖房の効いているはずのスポーツジムでも筋肉とかを硬直させている方もおられるのですね。   先週、あるブログでボトックスの注射後のリハビリはマッサージ中心の筋肉揉みほぐしというのがありました。   筋肉は力を込めたときのみ堅くなるのはよいのですが、  「待つことが大切なリハビリ」。   一昨日、還付だけで納税のない確定申告、還付申告を済ませました。   脳卒中四肢での後遺症で「動かせない」という二つの要因、

 1月25日(月)、病棟内を含めて単独杖歩行許可と床からの立ち上がりリハビリとの時系列について。私の場合は車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行で暴走をしていましたので病棟内では杖歩行の必要性を本当に感じなかったです。ですから、単独杖歩行許可の前に「床からの立ち上がり方」を教えてもらいました。救急病院入院時にトイレで足の力が急に出なくなって、床に落ちたこと(腹ばい状態ね)がありましたが、看護師さんの助けと手摺りのお陰で何とかなりました。ですから、闇歩行リハなど、全く考えもしなかったです。視床出血から、2ヶ月と10日ぐらいの時に「手摺り等なしでの立ち上がり」を教えてもらったのでした。病棟内単独杖歩行解禁の10日ぐらい前でした。初期症状は意識不明にもなり、左半身完全麻痺程度でしたよ。完全に歩けなくなっていましたよ。だから、救急病院のトイレでの件の時は手こずったのですよ。車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行等で関節可動域を確保できていたので、立ち上がり方を教えてくれたのですよ。もっとも、立位から正座、正座から立位については教えてくれなかったですが、退院後にできるようになりましたよ。当然、手摺り等の掴まるものがない状態でね。視床出血ですが、10mlも出血すると急激に死亡率が上昇する脳出血です。出血量の割に後遺症が強く出る出血です。場所が場所だけに血抜き等の手術はできないです。脳幹部の出血も同様に少量で死亡にいたり、後遺症も強く出ますよ。
 1月26日(火)、厳しい寒さで暖房の効いているはずのスポーツジムでも筋肉とかを硬直させている方もおられるのですね。先週、月に一回の医者にいくとき、速歩的にしたらほかほかしてきて硬直感なんて消えましたよ。どこが違うのかな。リハビリへの取り組みの基本が違うからでしょうね。3000歩ぐらいでしたが、ほぼ時速では5km前後にはなっていたと思います。もっと速かったかも。かじかむというのはあっても、硬直感というのは時間的には二次的ですよ。緯度的には福岡より北で江戸より少し南かな。地形的には丘陵地の上ですよ。海岸近くよりはよく冷えているはずね。当然、朝夕のわんこ(花子)との散歩もしていますが、今回の寒波による寒さ程度でも硬直感なんてなかったですよ。当然、手袋・マフラー等もなしですよ。硬直感は別の理由ね。先週にも投稿したように「他動による可動域確保動作」で「筋肉を固めない。」リハビリをしていたら「関節を錆び付かせない。」リハビリにもなり、ついでに「腱を固めない。」にもね。当然、筋ポンプ作用もありね。そのうちに動き出してくれたりね。動き出したのちも「筋肉を固めない。」リハビリね。そうそう、この主治医行きでの血圧測定はトンネル型です。1回目にボチボチの数値をだせるようになったで、2回目にちと腕を引き抜き気味にしたためか少し高めに、3回目もね。肘の位置は指定のある範囲内でないと高めにでてしまうようです。それも差が20前後ね。今後も研究を重ねて報告ができたらと思っています。測定前にイスを低めにして、美容院の染髪スタイルの背伸びをしてから、背筋を伸ばして測定してみましょう。過度の降圧は脳梗塞の恐れがありますよ。で、低い値が出たときはこの過度の降圧の恐れもあると思います。
 1月27日(水)、先週、あるブログでボトックスの注射後のリハビリはマッサージ中心の筋肉揉みほぐしというのがありました。当然ですよね。そこの病院はよい病院ですね。昨年あるブログに「ボトックス注射後に筋力がなくなったから筋トレ」みたいなことを投稿されていたのがあったのです。こっちの病院は何を考えているのだとね。ボトックス注射すると筋力低下が当たり前なのにそのことを説明していないのかと思いましたよ。筋力を低下させて筋肉を緩めるのが目的のボトックスですよ。だから、ボトックス後に筋トレなどさせて、早期に痙縮等を酷くさせて、続きを延々とするように仕組んでいるのかなとね。また、あるリハビリ病院では麻痺手を過剰リハビリさせて、痙縮等になったらボトックスというのもあったのですが、この病院も金儲け主義と思いましたよ。ボトックス療法の対象になるということがどれほどリハビリの妨げになっているのかということを良く考えてみようね。ボトックスは痙縮とかになった場合の救いでもありますが、痙縮にならない方が断然、リハビリが早く進みますよ。昨日投稿のようにこの程度の寒波でも硬直感なんて直ぐに消えるように筋肉を柔軟にしている方が絶対有利ですよね。有利です。実感です。手袋なんて邪魔くさいですね。マフラーなんて購入すらしていないですしね。
 1月28日(木)、筋肉は力を込めたときのみ堅くなるのはよいのですが、脳卒中後に筋緊張を解除できなくなって堅いまま、痙縮とかにしてしまう方が多いようですね。昨日と同じブログなのですが、「柔らかいままがよい」というようなことを投稿していました。当然ですよね。必要なときに力を込めることがでるように普通の時に筋肉が柔らかいという状態はよいですね。筋肉をコチコチにしてしまったら、ボトックスで緩めることができればよいほうかな。コチコチのままですと回復は諦めてですよね。だから、私は「筋肉を固めない。」でリハビリを続けているのですよ。で、ボトックス療法対象者が追い求めている筋力も筋肉が柔軟で関節可動域があるので発揮できるようになってきています。この筋力は生活動作に使える筋力ですよ。筋トレのための筋力ではないですよ。筋肉を固めてしまうと中途半端な力での筋力調整もできないのではとね。普通の生活動作は中途半端な力ですよ。それで微妙なバランスをとるのですが、この感覚の回復には筋肉が柔軟であるということが絶対必要です。健常者での普通の時の筋力は火事場の馬鹿力の30%ぐらいまでだというのもありますよ。筋肉の持つ収縮力の一部分を適切にバランスよく調整しているのが普通の時の生活筋力ですよ。脳卒中で筋力がなくなるのは脳に障害があるためですよ。脳の問題だよ。もうひとつ、「筋肉が柔軟である」と「筋肉がブヨブヨ」とは別世界だよ、問題の質が違いすぎますよ。
 1月29日(金)、「待つことが大切なリハビリ」。でもね、「諦め」は待つことでないですよ。単なる諦めね。「待つことが大切なリハビリ」ですから、どのように待てばよいのかということですよ。四肢について、失語症について、高次脳機能障害について、それぞれ「待っているあいだもしなければならないこと」というのがあるのですよ。私の場合はほぼ四肢についてね。この部位は「筋肉を固めない。」で、他動でもよいから「関節を錆び付かせない。腱を固めない。」ですよ。例えば、「他動による関節可動域確保動作」とかですよ。筋力なんて関係ないですよ。可動域ですよ。可動域がなかったら筋力もなしだからね。そうすると、ある日突然、動かせるようになったのですよ。ただし、感覚麻痺なので動いているだけね。私の回復具合の感じですと、筋力は感覚の回復具合で復活してきていますが、幼児から見たら馬鹿力ですよ。20kgのハンドグリップを握れたりするものね。ところが、正確性となると幼児以前の感じのままなのです。幼児が生活動作をある程度確実にできるようになるのには結構な時間が必要ですよね。ところが、我々はなまじ筋力があるために調整に手こずってしまっていると考えています。筋力と脳神経とのアンバランスなのが脳卒中患者なのですよ。ですから、脳が回復してきて脳と筋肉とがバランスをとれるようになるまでは地道に適切適度なリハビリをおこないながら待つ必要があると考えています。皆さん、急ぎすぎ?
 1月30日(土)、一昨日、還付だけで納税のない確定申告、還付申告を済ませました。国税庁のメッセージボックスに申告結果があるので成功したということですよね。我々にとって、確定申告で税務署に行くのは大変だし、郵送でもそれなりに面倒ですよね。e-taxで済ませられるというのは楽ですね。税の区切りの関係で翌年(源泉徴収以外)の申告納税なのですが、納税が源泉徴収のみでの還付とかなどは翌年の1月1日から5年以内というとのことです。そう、1月中でも還付申告はできるのです。確定申告期間以後でもよいのですが、割り増し還付はないですよ。以前、3月18日ぐらいに還付申告wpしたことがありました。遅れると損。納税で遅れると延滞金や加算税や重加算税、さらには・・がとられますが、還付ではおまけはなし。それと、国民健康保険では控除の種類によっては保険料が減額になることもあるみたいだしね。それに今回はマイナンバーカード切替で住基カードの電子証明が2月上旬で有効期限切れになるので申告しましたよ。マイナンバーの事務処理、どうゆうつもりでこの程度の期間で、通知に必要な期間、カード発行に必要な期間等の設定がめちゃくちゃと思います。郵送段階で想定の甘さが出ていましたね。マイナンバーカードの交付時期は何時になるのでしょうか。2月末までにしてもらわないと住民票とかの交付機が2月末までしか使えないしね。コンビニではマイナンバーカードが必要だしね。今回の申し込ませ方ですと、申請が殺到しているでしょうね。申請用の封筒も世帯に一つでは足らないと思うしね。期限がないから、さらに殺到することになると思いました。先着順は止めてほしいですよ。通知カードの郵送で1ヶ月以上の時期のずれがあるものね。
 1月31日(日)、脳卒中四肢での後遺症で「動かせない」という二つの要因、あなたはどちらですか。それともダブルですか。脳卒中で脳に障害ができるとその結果として四肢が動かせなくなります。運動神経系に障害があると運動命令が出せなくなり、動かせない。感覚神経の障害でも運動神経系が働くことがでなくなり、動かせない。このとき、麻痺した手足が健常側の手足と同様に外力で楽に屈伸とかできていたはずですよ。実際、私はできていました。もう一つの「動かせない」は脱力した健常側を屈伸できるような力では屈伸でないようになった状態の手足ね。例えば、爪切りの時の指伸ばしに怪力の外力が必要な場合とかね。はじめのタイプの「動かせない」であれば、リハビリであったり、ロボットリハビリであったり、脳の再生医療であったりで、そのうち動かせるようになりますよ。後者の場合は「ボトックス療法」で効果が出れば、動かせるようになるとは思いますが、保障はないですよ。可動域が確保されていたら、最悪、ロボットリハビリというのが実用化されつつあるのです。後者は可動域を確保してからロボットリハビリという順序ですよ。ボトックス療法をされている方は非常に長期間をボトックス療法に費やしていると感じています。この療法中はリハビリは停止していると覚悟された方がよいのでは。ですから、可動域が確保されていてボトックス療法対象にならない方がよいのですよ。大抵、ボトックス療法をされている方は脳卒中で「動かせない」うえに、「筋肉コチコチで動かせない」のダブルだと思います。私みたいに可動域が確保されていて、リハビリ動作が楽にできても脳の修復には数十年必要かなと思っています。が、筋肉コチコチはその段階で脳の修復も止まってしまっているはずだよ。川平法も外力で動作させてだよ。

2016年1月25日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No180   ウェアラブルEXPOで「ストレッチャブル変位センサ」というのが紹介されているというのがありました。   ボトックス療法は単に痙縮になった筋肉を緩めるだけですよね。   関節が適切に作動しての筋力だよ。   この冬一番の寒波に襲われていますがいかがお過ごしですか。   脳卒中でリハビリが効果をあげることができる訳。ただし、不適切リハビリでは逆効果だよ。   関節が適切に作動しての筋力だよ。   美容院での脳卒中の要因に仰向けでの洗髪姿勢による過度の降圧が起こっている可能性ですよ。

 1月18日(月)、ウェアラブルEXPOで「ストレッチャブル変位センサ」というのが紹介されているというのがありました。なにかというと、指の動き、関節の動きをとらえることのできるセンサーね。これによって人間の手の指の動きをとらえることができるというのです。これで、健常者の腕や手首、指の動きをリアルタイムで動作の解析ができることにね。これを基に、このセンサーと運動神経刺激装置を使えば、脳卒中で上肢が動かせなくなった人の動作回復に活用できるようになるのではと思いますが、上肢の関節可動域がある人対象になりますよね。人間の動作は運動神経に命令を出すにしても、感覚情報があってだしね。また、動作させた結果がリアルタイムで感覚情報として戻ってくるということがあって、精度の高い動作ができるようになるのです。このセンサーでは筋紡錘の働きはないのですが、腱ゴルジ装置の機能の一部を代用できることになると思います。脳卒中後のリハビリで筋緊張亢進→痙縮→拘縮と進みやすいのは感覚情報がない、または、不足しているからですよ。研究されていったとしたらロボットリハビリの一分野になると思いますが、「関節可動域がある」というのが大前提になりそうですね。筋力の前に楽な力で関節を動かすことができるということね。他動でもよいわけですよ、ロボットを使うのであればね。下肢用も今のよりよいものの開発に活用できると思いました。
 1月19日(火)、ボトックス療法は単に痙縮とかになった筋肉を緩めるだけですよね。だから、痙縮とかにならないようにしながらリハビリをする方が楽だし、回復も早くなると考えています。ボトックス療法中は実質リハビリ回復は進まず、よくて現状維持程度だと思うのですけどね。ボトックス療法が悪いのではなく、痙縮とかにしてしまうようなリハビリがよくないのですよ。ボトックスの仕組みはボツリヌス菌毒素を神経筋接合部あたりに注射して、運動神経の終末に取り込ませて、シナプスへ伝達物質を放出できなくすることですよ。正常な運動神経終末を麻痺させているだけですよ。ですから、毒素の効果があるうちは運動神経は正常に働くことができないのですよ。だから、「毒素」なのですよ。そのことを忘れないようにしてリハビリに励みましょうね。くどいですが、神経細胞間のつなぎ替えは楽な力での動作の方が効果的だと思います。ラジオ体操的動作やグッパ動作とかをね。ボトックス療法対象になるとこれはできないですよね。健常者がどうしてラジオ体操等をするのかを考えてみましょうね。
 1月20日(水)、この冬一番の寒波に襲われていますがいかがお過ごしですか。地形的関係みたいなのですが、雪の少ない地域に住んでいるもので、滅多に積雪にはならないです。しかし、それなりに冷え込みます。昨日も氷が張っていました。そのような中、花子の散歩に出ましたよ。うんち処理の問題もあって手袋はしていません。でも、30~40分ぐらいはすこしかじかむ程度で済みますよ。麻痺手もね。元々、そして、未だに体温高めということもありますが、指にまで血流がぼちぼち確保できているということですよ。これは、「筋肉を固めない。」というリハビリの方針が正しかったということね。血流量確保のためには「筋ポンプ作用を活用しよう」ね。「筋肉を固めない。」でリハビリをしていたら「関節を錆び付かせない。腱を固めない。」になっていましたよ。ぼちぼち冬の装束を着ていますよ、それなりにね。でないと、低体温症になっていく可能性もあるのでね。筋力は感覚の戻りに応じて発揮できるようにね。近日中に投稿しますが、関節が動かせての筋力だよ。足の浮腫というのも脹ら脛の筋肉が固くなってくるから起こっているのではとね。当然、足の指先もボチボチですよ。特に重装備はしていないです。
 1月21日(木)、脳卒中でリハビリが効果をあげることができる訳。ただし、不適切リハビリでは逆効果だよ。脳卒中のみの場合の障害は全て脳に起因します。よって、脳の修復具合による訳ですよ。脳卒中で感覚が麻痺された方、感覚が何年も何年も麻痺したままで戻ってきていないという方は非常に少ないのではとね。例えば、麻痺手ではお風呂のお湯が熱湯のように感じるとかね。私はこれほど熱さはなかったですが、何も感じなかった麻痺した左手での温覚は少し過敏程度で徐々に回復してきました。冷覚もね、当然、触覚も痛覚もね。これらは、皮膚の感覚細胞からの情報が脳卒中で障害を受けた部位を迂回して感覚中枢に届くようになったためですよ。視床痛は全く別の原理です。どのように迂回したのかというと「生き残った神経細胞が樹状突起を伸ばして、以前とは違う経路をつくることに成功したからですよ。このようなことは皮膚感覚以外の部分でも起こっていますが、適切適度なリハビリが必要なのですよ。これは常識ですよ。マウスの実験例に期待を持たれている方がおられますが、当たり前のことですよ。ただ、人間の方が修復力が弱いので時間が必要です。どのくらい必要かは損傷具合で違いますので神様に聞いてね。修復ができるまでは、四肢であろうが嚥下であろうが、高次脳機能であろうが、適切適度なリハビリでね。特に四肢においては健常者の骨折等の場合は神経は正常ですよ。脳卒中では神経支配に問題が起こっていますから、健常者でのリハビリ理論は通用しないと考えています。脳に支配されている人間の体かな。樹状突起等の延伸には栄養として必須不飽和脂肪酸が必要です。お忘れなくね。コレステロールもかな。低コレステロールは脳出血のリスク因子だよ。
 1月22日(金)、関節が適切に作動しての筋力だよ。脳卒中での四肢に現れる麻痺に対して、関節可動域を忘れて筋力がなくなったと思い込んで筋トレに励む方がおられますね。私は筋力は二の次でまずは「関節可動域と筋肉の柔軟性」ね、ついでに「腱を固めない」でした。それで、「動画と静止画」カテゴリーにあるような姿勢や動作ができるようになったのですよ。屈曲腕になってしまったら、腕は使い物にならないよね。いくら、屈筋が強力に筋力を発揮してもね。筋肉を緩めて腕を伸ばせたら、屈筋の筋力が活用できますよね。腕を伸ばすことができるというのが肘関節の可動域があるということですよ。手も握り込んでしまうと何も掴めないですよね。パーの状態に広げることができてこそ物を掴めるのですよ。足も棒足ですと階段の昇降が辛いですが、股関節・膝関節・足首関節等が適切に動作していると楽ですよ。足を曲げて手に何かを持って、足を伸ばすと物を持ち上げることもできなすよね。衣装ケースもこのパターンの一つね。関節可動域を確保しながらのリハビリになりますよ。
 1月23日(土)、「降圧薬で劇症肝炎、2人が死亡…18人に副作用」という見出しの記事が読売新聞(2016年1月12日)にでていたとinfoseekで見つけました。詳しくは新聞で。『降圧薬として広く使われている「アジルサルタン」「アムロジピンベシル酸塩」を含む製剤』ということです。ジェネリックでもあるということです。第三世代の降圧薬ですよ。私の服用しているは「アジルサルタン」と「アムロジピンベシル酸塩」で「アジルサルタン」で10mg、「アムロジピンベシル酸塩」で2.5mgね。それで、昨年の夏に「アジルサルタン」を40mgから20mgに減らしたときに主治医は「臓器保護機能」もあるのにとかいっていました。臓器保護機能って肝炎や横紋筋融解症も含むのかな。すでに公表されている添付文書をよく読めば、これらの可能性も考慮して書かれていると思いました。ごく希に適正使用量以下でも副作用がでたりしますが、医師がぼんやりしているから死亡例までなって仕舞うのかな。薬害大国日本の象徴ね。昨年発行された「医者とクスリに殺されない賢い患者術」の本に、日本の医師は「クスリの引き算」(種類や量を減らすこと)ができないと嘆いていましたよ。副作用は使用量が多いほど出やすくなるものですよ。薬剤の種類が増えるほどでやすくなるのですよ。肝臓で解毒をするので、用量が増えたりや種類が増えたりすると負担が増えて問題が出てきて当たり前かな。高齢になると肝機能は低下していくのは仕方がないことなのにね。この件で厚生労働省はこれらのことを添付文書に「重大な副作用」として追加することを求めるということです。
 1月24日(日)、美容院での脳卒中の要因に仰向けでの洗髪姿勢による過度の降圧が起こっている可能性ですよ。血圧測定時の姿勢の問題とも繋がると思いますけどね。降圧薬の添付文書にある「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」ね。以前も投稿しましたように測定時の姿勢や日常の姿勢が血圧には非常に影響を与えるのですよ。冬場の風呂でのヒートショックには「寒い更衣室で血圧上昇→風呂場もまだ冷えているので血圧は上昇したまま→熱いお湯につかる→体温上昇→急激に血管が拡張→血圧低下→過度の降圧による脳梗塞」のパターンかな。まあ、血圧上昇時の脳出血もありかも。だから、別にお風呂だけではなく「過度の降圧」というのがよくないのですよ。「過度の降圧」には不適切血圧測定のみでの降圧薬の過剰投与も含まれると考えています。あるブログで「十分に降圧している脳卒中経験者での脳卒中再発率が高い」というのがありましたが、この投稿的に考えると説明ができると思うのです。ですから、血圧も血糖値もコレステロールも過度に低下させるというのはよくないのですよ。高すぎるというのもよくないのですよ。コレステロールにしろ、プリン体にしろ、グルコースにしろ、飽和脂肪酸にしろ、これらはすべて生合成もされていますよ。どうして生合成が必要かを考えてみましょうね。生物体として生存に必要だから肝臓等で他の物質から造られているのですよ。過剰もよくないけどね。で、必須不飽和脂肪酸や必須アミノ酸やビタミン等摂取がどうしても必要な栄養分もありますけどね。脳梗塞の直後の血圧測定では高血圧状態になるのが普通ですよ。クッシング現象というのですよ。調べてみてね。知らない医師は藪医者。


2016年1月18日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No179   脳卒中発症直後のリハビリへの取り組みのために。落ち込んでいてリハビリに効果があるのだろうか。間違った考えで取り組むと逆効果になるのでは。   脳のことをまともな本などの資料で勉強しましょう。   脳卒中で片麻痺とか嚥下障害とか高次脳機能障害とかいろいろと不自由なことがでてきますよね。   麻痺側の筋肉に硬直感が凄いです。訪問リハビリで解してもらいましたよ。   ほどほどの力の時の筋肉収縮の仕組みから見る拘縮への道。   遅くなりましたが、同窓会でのことをチョイチョイね。当然、それ相応の本格京料理の旅館になりますよ。

 1月11日(月)、脳卒中発症直後のリハビリへの取り組みのために。落ち込んでいてリハビリに効果があるのだろうか。間違った考えで取り組むと逆効果になるのでは。人間の体は神経の正常な支配下にあっても使わないと徐々に衰えますが、脳卒中で神経の正常な支配がなくなるとより早く廃用症候群が全身で同時に起こり始めます。ですから、「下肢が回復してから上肢を」というのはないのですよ。いかに全身を対象に適切適度なリハビリを始めるかですよ。でもね、細かい筋肉を対象に毎日リハビリ動作をする必要もないともね。例えば、ラジオ体操的動作をできる範囲でおこなうだけでも相当効果があると感じました。ラジオ体操にはグッパはなかったかな。楽な力で指伸ばしができると物掴みが楽だよ。筋肉を伸ばすと痛みを感じる場合もあると思いますが、収縮させたままにするとより痛みが強くなるので伸ばしましょうね。だから、ストレッチ体操があるのですよ。筋力をつけるのではなく、発症当初は筋肉伸ばしを意欲的におこなうように医師は患者に解説する必要があると考えてます。
 1月12日(火)、脳のことをまともな本などの資料で勉強しましょう。神経細胞を含めて細胞は死ねば復活しません。では、どのように回復していくのでしょうか。普通の体の部分では再生芽とか呼ばれる細胞群がつくられる場合があります。皮膚の修復とかです。肝臓では生き残った肝細胞が細胞分裂して増えますけどね。人間ではこのタイプでの再生は少ないです。イモリの幼生ですと足を切断されるとその切り口に再生芽ができるのですが、適切に神経が作用していないとその部位の足にはならないのです。脳卒中はこの神経系の中枢が損傷したのです。脳では再生芽はできませんが、神経細胞が接続を変更して失われた部位の働きを補おうとするわけです。この働きが起こり、繋ぎ直しができてから漸くリハビリの効果が出てくるのですよ。繋ぎ直しにはいくつかのタイプがある感じです。生き残った神経細胞が樹状突起を伸ばし始めますよね。そのとき、受け手の神経細胞が樹状突起誘引物質を放出しているはずです。で、接続してみて可でしたらそのままで、不可でしたら繋ぎ直しかな。接続ができて、よく使われる回路は軸索化がおこなわれるはずですよ。変な動作ばかししていたら変な海路の樹状突起が軸索になったり、シナプス接続がソ部分だけ増強されて変な動作が固定化されると考えています。気をつけましょうね。高次脳機能障害でのリハビリはカウンセリングマインドも必要ですよね。
 1月13日(水)、脳卒中で片麻痺とか嚥下障害とか高次脳機能障害とかいろいろと不自由なことがでてきますよね。私の場合は左半身完全麻痺程度と構音障害、嚥下障害とかですんだみたいです。で、不自由生活からの復活法ね。日曜日にも同様なのを投稿済みか。四肢では無理をせず、関節可動域確保を主眼にリハビリを適切適度にしていたら、「あらら、できるようになった」のが多いですよ。でも、構音障害はリハビリで相当よくなりましたが、退院で逆戻りかも。嚥下障害は治らないかも。肺炎の予防接種はパスしようかな。誤嚥性肺炎には効果がないですよね。で、四肢の回復劇の続きね。とかいっても、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というのが主体でした。筋力は感覚神経と運動神経が揃って働いたときに発揮できるのですよ。このことは麻痺からの回復過程で実感しています。感覚神経の回復度合いに応じて筋力回復中ですからね。筋肉自体は脳からの神経関与で筋トレでなくても相当維持できているみたいです。実感済み。筋力は脳の命令力や神経筋接合部での筋繊維動員力などで激変しますからね。
 1月14日(木)、麻痺側の筋肉に硬直感が凄いです。訪問リハビリで解してもらいましたよ。というても、マッサージをしてもらうぐらいしか時間がないでしたけどね。それでも痙縮とかにはしないよ。この硬直というのはリハビリの過剰でもなく、不足でもないと考えています。脳での神経細胞間のつなぎ替えがまたぞろ起こって、筋肉関係の感覚が部分的ですが、いつもより多めに回復したのではとね。ところで、つなぎ替えによっての感覚情報の入力レベルが発症前と異なることによって大脳や小脳等で関係する筋調節機構の調節が必要になったためと考えています。よほど運がよいときのみが一発回復だと思いますけど、私は運がよいとは思っていないのでね。人間の脳は胎児から乳幼児へとかの正常発生の時にも頻繁に調整していますよね。予定された神経細胞同士でもね。ところが、我々脳卒中経験者では予定外の働きを神経細胞にさせるわけだから、ゴタゴタして当たり前と思っています。
 1月15日(金)、本格的な冬の寒さになりましたね。皆さん、いかがお過ごしですか。私の地域はそれなりに冷え込むところです。雪はたまに降るぐらいですけどね。氷も時々ね。でも、相変わらず、麻痺手も手袋なしで過ごしていますよ。簡単にいうと、筋肉柔軟につき筋ポンプ作用があるので、血流がそれなりに確保されているということね。発症前年に志賀高原に行ったときはスキー中は手袋をしていましたが・・。その2年前のスキーのためにいった北海道での札幌や小樽では手袋なしね。元々でしたが、視床出血後も「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」でリハビリに取り組んでいたら、動作等も寒さで支障が出るということもないです。この暖冬では、わんこの散歩の時もズボン下なしの時もありましたよ。こっちも血流がボチボチあるということね。昨日の筋肉硬直感は寒さのためではないですよ。でも、少しでも神経復活でもすることは楽な力での可動域確保動作を主体にした運動かな。歩行は本来楽な力でおこなうものですよ。ほとんどの生活動作は楽な力でおこなっていますよね。
 1月16日(土)、ほどほどの力の時の筋肉収縮の仕組みから見る拘縮への道。リラックスして立っているときの足の筋肉の使われ方もだよ。適度な力での手作業もだよ。グルメ番組でのお箸で料理をつまんでの撮影の時の静止状態とね。すべて、伸筋と屈筋を微妙にバランスを取りながら非常に短い周期で収縮と弛緩を繰り返しているのですよ。このためには筋肉のからの感覚情報と皮膚からの感覚情報と視覚情報が必要です。これらの情報を大脳と小脳とのあいだでやり取りしながら処理をして大脳運動中枢から筋収縮命令をだし、筋肉を収縮させ、この収縮した状況の感覚情報を大脳と小脳とのあいだで処理し直して大脳運動中枢から筋収縮命令をだすというのを繰り返すのですよ。感覚麻痺では筋肉の状況が戻ってこないので緊張が高まってしまっても緩めることができずになり、筋緊張亢進→痙縮→拘縮と突き進むことになると考えられるのですよ。「貧乏揺すり」とか「暴れる」というのはこの筋収縮の調節機構の調整中であると考えていますので適度に暴れさせています。
 1月17日(日)、遅くなりましたが、同窓会でのことをチョイチョイね。京都ですから、当然、それ相応の本格京料理の旅館になりますよ。当然、薄味でした。素材の味とかがあるので、私がはっきりと塩分的にだけでで「やはり、京料理」と思ったのは病院食程度ものね。本式の京料理ですよ。信長に嫌われた京料理ね。盛りつけ等も含めて上品でした。すみません、カメラを忘れたり、宴会場には手ぶらで行ったりでした。味はついていておいしいですが、塩分控えめね。舞妓さんは20歳までと言うのを初めて聞きました。以前より「舞妓→芸子」というのは知っていましたが、年齢区分は初めて知りました。最も昔はもうちょい低年齢だったはずですよ。そりゃ、京料理の塩分濃度で毎日出されたら、普通の病人は「不味い」というかな。京料理レベルの味付けをすれば「不味い」は減ると思いますが、高塩分でしか味覚を感じない人には不味いままでしょうね。病院は大変ですね。私は「もっと薄味でも」で無視されました。そうそう、この手の同窓会等で問題になるのが小銭の扱いね。ところが、どうして、万札のみとかでやってくるのだろうね。私は小銭の取り扱いが嫌でiDをクレジットカードに付加したり、交通系のICカードを使うようにしているのにね。JRの障害者割引での金額ですとクレジットカードね。消費税の関係もあって1円単位のことが多いですね。

2016年1月11日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No178   我々脳卒中患者の脳は脳卒中で障害の部分では胎児での脳形成時に戻ってしまったのですよ。   尖足やクロートゥを防いで爪先立ちができる様にしましょう。   脳卒中(視床出血)での感覚の戻り具合についての体験ね。というても、まだまだ戻りは不十分だよ。   リハビリを無駄な努力にしないために。   麻痺側に体重を乗せることについてね。   ある方がブログで脳卒中後遺症で困っていることをあげられていました。私も発症当初は当然、入浴は全介助だったし、トイレへの移動とかも介助、服の着替えとかいろいろなことができなかったです。

 1月4日(月)、我々脳卒中患者の脳は脳卒中で障害の部分では胎児での脳形成時に戻ってしまったのですよ。四肢の麻痺も高次脳機能障害も嚥下障害も脳での修復なしには回復しないと言うことなのですよ。乳幼児期でも脳の発達には時間が掛かるのですよ。再生力の弱くなってきた中高年にはさらに時間が必要なのですよ。ところが、乳幼児期と違うところは脳卒中で脳にはダメージがあるのに脳以外の部分には基本的には異常はないのですよ。そのために問題が起こってくるのですよ。どのような問題かというと乳幼児期では脳も筋肉等も発達中なのです。互いに協調しながらの動作習得であったり、言語習得であったりとかするのですが、脳卒中では突如として脳でのみの問題が起こってくるのですよ。他の部位との調整という難題も出てくるのですよ。感覚麻痺ですと、感覚神経系や感覚中枢にダメージがあったわけです。運動中枢とかは感覚情報があるものとして働こうとするわけですよ。感覚情報がないから筋収縮命令を出しっ放しにするとかね。で、筋肉が過興奮状態で痙縮とかになりやすくなるのですよ。伸筋と屈筋の筋力バランスもとれなくなるとかね。脳が修復されるまでは四肢では可動域確保が最重要になるのですよ、で、脳での回復を待つことね。
 1月5日(火)、尖足やクロートゥを防いで爪先立ちができる様にしましょう。ただし、トウシューズでおこなう方ではなく、ごく普通の爪先立ちですよ。爪先立ちというても踵を意識してあげての爪先立ちね。私程度の感覚麻痺ですと、できるようになって当たり前と思います。視床出血で意識不明にもなった左半身完全麻痺でもね。脳卒中後遺症のうち、二次的な後遺症は防ぐことができるのですよ。私の考える四肢での二次的後遺症には尖足・クロートゥ・内反足・棒足・屈曲腕・握った状態の手等ですよ。四肢の麻痺で困ったといっている多くね。尖足は寝ていることに寄る足先の重みや布団等の重みで足先が下がることですよね。ですから、外力でよいですからある程度頻繁に足首を直角程度にしてやればよいと思うのです。早期リハビリの一つね。私の場合は救急病院での「日中車椅子着座生活」のときに「股関節・膝関節・足首関節等を直角程度」にしていました。寝たら伸ばせるものね。半日は直角程度でした。防げましたよ、尖足や棒足を。だから、内反足にもなっていないですよ。上肢は健常側を使って伸ばすというのが基本ね。今もしていますよ。上肢は屈筋の方が強いので伸ばせたら、楽に曲げることができました。屈筋が強いから、当時は伸筋だけでは延ばせなかったのでした。伸ばせたから、筋力を発揮できるようになったのですよ。これは脳卒中後遺症で「困った、困った」と言っている方がどう困っているかに思いを浮かべたら、「可動域をなくしたから」ですよね。だから「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で可動域を確保できたら、大抵は防止できますよ。ただね、感覚神経の回復とかで状況に変化がある度に調子が狂ったりしますが、落ち着いて対処しましょうね。
、1月6日(水)、脳卒中(視床出血)での感覚の戻り具合についての体験ね。というても、まだまだ戻りは不十分だよ。完全に戻るのには数十年必要よかと。救急病院入院中に主治医に言ったことは「痛覚だけが回復なんて嫌だよ」とね。当時は左肩付近の筋肉を伸ばしたときに少し痛みが。血の巡りは人それぞれなのかな。そのうち、救急病院入院中での感覚的には何も戻らなかった。そうそう、適切適度なリハビリをしていたら感覚は回復してくると考えていました。今もね。寝ているときに麻痺側の布団がなくなっても気がつかなかったよ。四肢を健常側の感覚や視覚感覚等で代用して麻痺側の四肢を動かしていたときも何をしているかは健常側で確認するか?ね。リハビリ病院入院中は徐々に感覚も回復してきましたが、歩行とかに比べたら遅いこと遅いこと。OTでは針先を使った刺激での圧覚・痛覚等の回復具合のテストや触覚の回復訓練等、PTでは今もしている目を閉じての左右の指合わせや左右の足曲げ具合の比較や足裏コチョコチョとかしていましたが戻りは芳しくなかったです。この時期の恐怖は「視床痛」が出てくるのから逃れられるかでした。結果は逃げることができたようです。代用感覚で麻痺した四肢を結構使って、脳に「麻痺側はありますよ」というメッセージを送ることに成功したのかな。入浴したときの温覚については記憶なしね。回復していなかったのでしょう。退院後スーパーの冷蔵ショーケースの縁を左右の手で触れてみたときに「やはり、冷たさが違う」とね。感覚が戻るときに最初の関門ね。左右の感覚の感度差。その後、「左半身真冬」とかの感覚差ね。お尻等の感覚の回復で座りにくくなったりとかね。足も感覚の回復の部位や量によって、しょっちゅう、ゴタゴタしています。こんなの一々医者に言っていたら、薬漬けで殺されますよね。発症前と違う個性の神経細胞の繋がりが再構築されてから調整ですからね。
 1月7日(木)、昨日投稿の感覚の戻りについての追加ね。瞼で特に感じていることは「何回、繰り返してくれるの?」ということね。ハードコンタクトレンズへの違和感が増えたり減ったり、収まったと思ったらまた出てきたりとしつこいことしつこいことね。ちょっとずつ神経細胞間のつなぎ替えがあって、そのたびにゴタゴタとね。コンタクトレンズが角膜になじまず、少し浮いて感じなったりとかですよ。世間がよく見えないのですが、眼鏡ではもっと見えなくなるのでね。レンズを外したときの瞼がかゆいです。これはここ数ヶ月が酷いですね。もうすぐ出血4年になりますが、コンタクトレンズは毎日装着ですから、休みなしにリハビリをしていると同じようなものですよ。それでも、完全回復なんて感じは全くないですね。瞼は筋緊張亢進になっていないようですから、痙縮や拘縮(これは関係ないかな)と無縁みたいです。どうしてでしょうね、結構瞬きをしているはずなのにね。動作させたり、接触させたりしても直ぐには感覚が回復しない実例ね。ですから、四肢では痙縮や拘縮にしたら、余計に感覚の回復が遅れるのではと思うのです。焦らず騒がず諦めずに適切適度なリハビリに励みますよ。感覚麻痺では感覚が回復しない実用的で正確な動作はできないよ。
 1月8日(金)、リハビリを無駄な努力にしないために。脳卒中リハビリの効果を限定しているのは脳です。この中央コントロールセンターの修復度合いに応じてリハビリ効果が出てくるのです。で、不思議なことに「脳の可塑性」というのは凄いです。しかし、時間が必要なのです。適切適度な刺激も必要なのです。体はほぼ脳の支配を受けて働いています。筋肉の収縮も感覚情報を基にしての運動中枢からの命令でおこなわれます。脳卒中はこの大切な前提が崩れることなのですよ。体の各部からの情報で、それらの部位を調節する命令を出せなくなったのですよ。感覚麻痺での筋収縮では収縮命令を出せても、この収縮命令を抑制することができないのですよ。健常の時と同じようにしていたら、例えば、筋トレだけですと、筋収縮命令のみで筋肉を弛緩させることができないので、筋緊張亢進→痙縮→拘縮と突き進むことになるのですよ。筋緊張を緩めることをしながらのリハビリなら「努力が無駄になる」ことはないのですが、筋緊張を筋力がついたとか勘違いをしてそのまま続けると、屈曲腕・握々お手々・棒足・尖足・クロートゥとかなどになって仕舞ったりするのですよ。体の仕組みを正しく理解することなしにトレーニングをしている場合が「努力が無駄」にね。それと、発症直後の落ち込み期間の長短が、その後の同じような努力でも、結果に違いがあると思います。短いほど無駄にはならないですよ。
 1月9日(土)、今日から1泊二日の同窓会です。御茶屋遊びをしてきます。体験コースというのが残念ですけどね。一見さんお断りというところなので常連になるほど財力はなしです。紹介されてどの程度通えば常連になるのでしょうね。麻痺側に体重を乗せることについてね。多くの脳卒中経験者が麻痺側に体重を乗せることができないとかいっていますよね。私程度の左半身完全麻痺になった者でもリハビリがよければ麻痺側片足立ちもできるようになってきますよね。ということは、普通の両足立ちとかですとな麻痺側にもそれなりの体重を乗せても体にゆがみとかはそうでないようになりますよ。あくまでも適切適度なリハビリができたかですよ。で、私の例ね。主に下肢の話になるかな。でも、体全体でバランスを取る必要もね。救急病院では割と早く、日中車椅子着座生活を始めました。これで、下肢の関節を曲げることができた訳ね。上体も直立にしていたからバランスの回復には有効ではとね。さらにPTで「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」を教えてもらいました。下肢の筋肉活用ね。リハビリ病院転院後も「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」に磨きをかけましたよ。踵着地に足先での床蹴りね。当然、麻痺足活用しましたよ。で、暴走族になっていきました。不思議とPTでの歩行が順調に改善されていったのでした。転院後1ヶ月ほどで健常者風歩行へのリハビリ開始ね。発症時は意識不明にもなった左半身完全麻痺ですよ。階段も健常者風昇降を指導してもらいましたよ。そう、麻痺足で全体重を持ち上げることができるとね。でも、闇での筋トレとかはないですよ。歩行とかが許可になるまではひたすら暴走ね。もっとも暴走は退院日まで続きました。関節可動域を常に楽な力で確保できるようにしてきたのでした。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」では大して筋力は必要ではないですよ。筋力より可動域ね。退院後も可動域重視の生活ね。思い出したように「麻痺足片足立ち」をしてみると状態が徐々によくなってきているのが判ります。今では壁とかに手を添えていると分単位でもできますよ。高齢になるほどリハビリでの回復が進みにくくなるはずですから、発症後直ぐに適切適度なリハビリを始めましょう。医師の責任は重大ですよ、リハビリへの取り組みに対してね。
 1月10日(日)、行ってきましたよ、。詳細は明日以降に報告するかもと思います。ある方がブログで脳卒中後遺症で困っていることをあげられていました。私も発症当初は当然、入浴は全介助だったし、トイレへの移動とかも介助、服の着替えとかいろいろなことができなかったです。唇からの噴水もあったしね。しかし、適切適度なリハビリのお陰でリハビリ病院転院頃には着替えはほぼ単独でできるようになっていました。未だにネクタイや袖ボタン等は無理ね。爪切りはリハビリ病院で足爪を切ってもらっただけです。上肢の可動域の確保に成功したり、下肢の可動域確保もね。徐々にできることを増やせばよいのです。瓶の栓開けもいつごろか自力でね。入浴もリハビリ病院入院中に自立入浴にね。脳卒中では放置すれば廃用症候群で使えなくなるし、頑張りすぎると筋緊張亢進→痙縮→拘縮というようなパターンで治るものも治らなくなるので適切適度にね。嚥下障害は未だに改善されていない感じです。先日も寝てるときに唾を飲み込んで咳き込むことがあったのです。結局は脳での修復をいかに促進させ、その間、四肢等をいつでも脳が使えるような状態に保っておくかですよ。そうすると、脳の回復に応じて、いろいろなことができるようになってきました。焦らないことね。「急がば回れ」的リハビリを。

2016年1月4日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No177   リハビリ病院入院中の頃の感覚の戻り具合と現在の状況との違いについてね。   訪問リハビリで関節がぐらぐらでも楽な力で動かせるのは大切なことだということにセラピストさんに同意してもらったよ。   今日は大晦日ですね。この1年間の回復具合はいかがでしたか。   新年明けましておめでとうございます。今年も完全回復目指して適切適度なリハビリに励みますよ。   昨年末に気づいたことにテレビで『「筋肉のつっぱり」で検索』というのをグラクソ・スミスクライン社が流していることにね。脳卒中後遺症ですよ。

 12月28日(月)、昨日、パン食い競争のリハビリに行ってきました。ギャルとパン食い競争をするとリハビリ効果が高いですね。昨日の投稿で少し触れた「怖くて聞けないこと」ってありますよね。これ、リハビリに関することでもね。ご近所のわんこ友達のお母さんが鎖骨骨折で入院して、その後、退院、リハビリをしていたというかしているはずなのです。お父さんが料理をするといって、いつものわんこ友達の散歩時刻がずれてしまってそれっきりなのです。未だにお父さんが食事を作っているようなのです。憶測ですが「リハビリ頑張りすぎ」と思うのですが、お父さんに任せて楽ちんというのはないと思います。で、どっちかは聞けない。聞くのが怖い。脳卒中リハビリでは軽症の方はそうでもないのですが、ある程度以上重症より当たりから「不用意に頑張ると・・」なのですよね。結構、頑張っておられる方が多いので返事を求めての回復具合はこちらからは聞けないですね。リハビリ病院退院後はいかに上手にリハビリを継続するかですが、今の医療体制では?ですよね。どうも、頑張りすぎか沈没かの両極端のどちらかが多いみたいです。「動かせる」を回復したと勘違いして頑張るからでしょうね。乳幼児期のいろいろな脳機能の発達過程とか体の発達との関係とかを考えたら自ずと道が見えてくると思います。ただ、乳幼児期より手間暇が必要なのがリハビリの方ね。乳幼児期とかこれ以降も無理したら駄目(頑張りすぎ)なのにね。リハビリはこの「頑張りすぎまでの敷居」が低いですよね。
 12月29日(火)、リハビリ病院入院中の頃の感覚の戻り具合と現在の状況との違いについてね。歩行ですが、当時はほぼ足の感覚なしで歩いていたという感じだったと記憶しています。トコトコと歩けたのですが、現在みたいに着地の時の足裏の感触や足首の感じやその他諸々の感覚なしでした。今は部分的にいろいろと感覚が戻ってきているのですが、違和感的なのが多いですよ。健常側と違う感じね。完全回復ではないよ。見たら足は健常者風良好なのにひねっている感じとかね。ところが、筋肉はこのずれた感覚頼りに収縮するものだから、痛めてしまう危険性があります。この感覚のずれの修正はボチボチ程度の健常者風歩行で神経細胞間の接続の修正をさせるしかないのでいつまで掛かるのやら。足も腕も関節駆動での筋力調節の調整中なので、貧乏揺すり的な震えが頻発しています。これらも多くの神経細胞の接続をつくったり切ったりして最適解になるまで起こると考えています。ある意味、リハビリ病院入院中よりゴタゴタは多いですが、感覚の回復に応じてできることが増えてきていると実感しています。歩行では安定しているのとふらつくのが同居していますよ。ふらつくの質が変わってきているのですよ。完全回復が数十年先にあるというのが見えてきている回復状況です。でも、寿命の方が・・だったりして。
 12月30日(水)、訪問リハビリで関節がぐらぐらでも楽な力で動かせるのは大切なことだということにセラピストさんに同意してもらったよ。麻痺足での片足立ちを診てもらったときにいわれたのが反張膝になっていないからよいですね。そう、ロックしていないことね。それと、関節が楽な力で動かせるのはよいことですよ。一昨日の訪問リハビリでいわれたことです。それと、脳卒中発症時からリハビリに前向きに取り組んでいたからですよとね。以前の投稿にあるように救急病院入院当日にベッドから頭を下にしてぶら下がってしまったのです。もう少しで院長謝罪会見相当になる頸椎損傷かな。そのとき、引き上げてくれた看護師さんは「大きな音がしたので急いできた」でしたので、「大きな音を出せばナースコールを押さなくてもきてくれるのですね。」といった不届き者です。でも、このような気楽さですが、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」という四肢のリハビリの本質に前向きに取り組もうと思い、実際できるだけ実践したのでした。四肢でボトックス療法的になるような症状には一度もなっていないですよ。ですから、リハビリ病院を「奇跡的回復」(初期症状から考えると短期間でね)での退院になりましたよ。神経細胞のつなぎ替え等による正常な回復への道での必然的ゴタゴタはありますが、順調ね。でもね、週に最低2回はセラピストさんに診てもらっています。悪化させないためね。完全回復のためにもね。そうそう、筋力ですが20kgのハンドグリップを握り込めるようになりましたよ。当然、グッパも楽々ね。「動画と静止画」を見ていただければ筋力や動作についての静止画等がありますよ。可動域があっての筋力だよ。
 12月31日(木)、今日は大晦日ですね。この1年間の回復具合はいかがでしたか。私程度の意識不明もありで左半身完全麻痺ですと、いかに救急病院とリハビリ病院入院時に脳の残存機能活用での回復のめどをつけておくかですよね。一昨日の入院時の感覚と現在の感覚との比較したつもりの投稿いかがでしたか。私みたいな感覚麻痺では関節可動域確保が感覚の回復にも有効に作用していると感じています。脳の残存機能活用主体の時は感覚なんて麻痺でないのと等しい感じで動作させていましたよ。だから、筋肉の緊張が亢進しないように細心の注意を払っていましたよ。今もだけどね。左半身の痺れはありますよ。でも、医者には言っていないよ。下手に薬を盛られたら、回復が遅れるものね。もっとも、服用はしないけどね。コレステロール薬の時は医者を変えたよ。服用しないという方法もあったのですが。今の医師も藪ですが、降圧薬で実力行使的に量の減薬をさせました。もうしばらく様子を見て変えるかどうか判断します。今時の医者は根本原因を考えずにクスリで対処治療?をしようとすると思っていますのでね。対処治療は薬漬けの近道ですよ。来年はクスリの種類の減薬を目指します。
 1月1日(金)、新年明けましておめでとうございます。今年も完全回復目指して適切適度なリハビリに励みますよ。上肢の感覚回復具合ですと、やはり、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」というのが最低条件のリハビリ動作になりそうです。完全回復までの道のりは遠いです。張り切ると筋緊張亢進→痙縮→拘縮という道が待っている感じです。すぐ筋緊張亢進状態になっていっているというのが判るのです。筋肉の緊張を解しながらのリハビリを続けますよ。可動域をなくしたら復活できないのもね。一昨日にも投稿したよね「可動域あっての筋力だものね。」ね。四肢のリハビリは「関節可動域確保」に始まって「関節可動域確保」できている状態で回復に向かいますよ。可動域があれば筋トレも条件付きでできますし、ボトックス療法をしなくてよいですよね。身体障害者の等級を重症者にしたいのでしたら、リハビリを諦めて放置するか、無茶苦茶に闇リハとかをして筋緊張亢進→痙縮→拘縮の道を突っ走ってください。過去の文献で私程度でも車椅子生活が多いというのに該当していました。けど、健常者風歩行でスタスタになったのは関節可動域を確保できたからだよ。高次脳機能障害や失語症や嚥下症該当もそれぞれ適切適度なリハビリがあるので調べてみてね。ただ、症状によっては回復に時間が掛かりますよ。寿命の方が先だってこともね。でも、諦めず、騒がず、急がずね。最小の労力でそれなり以上のリハビリ効果を目指して今年も頑張りますよ。
 1月2日(土)、昨年12月30日に「動きのコツ」さんで「「痛い時には安静に、動くと悪くなる」という誤解」という投稿狩りました。その通りと同感しました。その昔、手術後に背中の筋肉が痛くて夜も眠れなかったのです。原因は術後体操をしていなかったことでした。「エイヤ」と無理に伸ばしたら、1回しただけで解消しました。今回も筋肉を伸ばすと痛みを感じることもありましたし、今もね。でも、痛くても本来の無理のない範囲でのストレッチを欠かさずしています。当初は徐々に可動域の拡大を目的にね。筋肉というのは縮こまると伸ばすときに痛みを発しますよね。それを「安静」になどしていたら、筋緊張亢進抜きで痙縮から拘縮へと進むと思うのです。毎日、適切な回数の筋肉伸ばしということが必要ですよ。これは脳卒中でなくててもね。足は伸筋の方が強いはずですが、一日に数回はストレッチ、腕等は生活上屈筋優位になっていますので、腕伸ばし、指伸ばし等ね。発症当初の「他動による可動域確保動作」も痛みを感じることがあるかもしれないですが、筋肉の特性上痛みがあると安静にしていると動かなくなりますよね。筋トレでなくてもよいですから可動域の確保する程度の屈伸を毎日欠かさず適切な回数の動作をする必要があるのが人間なのですよ。適切適度ですよ。少なすぎるのも多すぎるのも駄目だよ。リハビリと運動量確保の運動とごちゃごちゃにしないようにね。
 1月3日(日)、昨年末に気づいたことにテレビで『「筋肉のつっぱり」で検索』というのをグラクソ・スミスクライン社が流していることにね。脳卒中後遺症ですよ。でもね、もともとは脳卒中後遺症用に開発されたわけではないようです。筋肉を柔軟に保つことに成功すればボトックス療法をする必要はないわけですよ。ボトックス療法は硬直状態から柔軟な状態に筋肉を戻すことを目的としていますからね。脳卒中では発症当初はグニャグニャでしたよね。筋肉柔軟な状態ね。この柔軟状態を維持できればよいわけですよ。四肢では伸筋と屈筋がセットになって働いています。屈筋が収縮するときはその筋力で伸筋が伸ばされます。このとき、伸筋が痙縮とかでコチコチでしたら屈筋は伸筋を伸ばすことがでないので収縮できなくなります。結局、筋力が出せなくなるのです。脳卒中直後のグニャグニャ状態でしたら楽に伸ばせた筋肉が伸ばせなくなるのは不適切動作で筋緊張亢進から痙縮へ、そして拘縮へとしてしまうからですよ。昨日投稿の筋肉の痛みとかもあるのですが、痛みから逃げ続けると脳卒中リハビリではボトックス療法へ、さらに進むと拘縮によるボトックス対象外になって仕舞うと思います。