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主にたばこの害についてです。
過去分 2005年12月分まで 2004年12月分まで 2004年3月分まで

2006年12月28日
喫煙率の数値目標見送り・厚労省専門部会

これは12月26日の日本経済新聞の社会面にあった記事の見出しです。
どうして、見送りになったかというとある業界の反対だというのです。健康被害を何とも思っていない業界のね。
健康被害のうちにはいるかもしれませんが、「味覚障害」、「嗅覚障害」は喫煙中続きます。そして、毎日、欠かさず食べる必要のある食事を不味くしているのです。周りの人にも影響を与えています。
当然、健康被害、日本もぼちぼちアメリカみたいに「たばこ産業」を訴えて裁判を起こせるような状況になりつつあるのではと思います。
世界の趨勢は「禁煙」、喫煙歴のない人には初めから喫煙をさせない、そして、喫煙中の人には「禁煙」させるという方向です。
煙草の社会的費用を賄うためには、もっとたばこ税を引き上げる必要があると思います。20本入りで1000円以上でも社会的費用を賄っているとは思えないですね。
2004年に朝日新聞にでていた「ノルウェー、2004年を目処にレストラン、酒場、全面禁煙へ」という記事がありました。その中で「人口約440万人のノルウェーでは、年間約350人から550人ぐらいが間接喫煙(とばっちり)で死亡していると考えられています。」というのですね。
喫煙率が高い日本では単純人口比でと間接喫煙(ばっちり)死亡数が1万3000人ぐらい、喫煙率や分煙状況の悪さを考えると、もっと多いでしょうね。
このような社会的費用をたばこ産業に負担させましょう。

2006年12月16日
ホテルなどの宿泊施設で禁煙客室増加中

12月16日の日経消費面に東京全日空ホテル「客室の過半 禁煙に」というきじがありました。
2007年4月に「ANAインターコンチネンタルホテル東京」になるのを機に10フロアの禁煙客室を15フロアに拡大するというものです。
これで、客室の半分以上が「禁煙客室」となるというのです。理由は簡単、「禁煙客室の希望者が増加してる」ということです。
他のホテルでも禁煙客室を設置していたり、その数を増やしつつあるようなので、泊まりの際には問い合わせているとよいのでは。そして、禁煙客室がないときは別のところを探しましょう。
「禁煙客室」とは一時的にではなく恒久的に禁煙としている客室のことです。そこで喫煙が判明した場合、罰金または損害賠償金などが科せられるホテルや国、地域などがあります。

2006年12月11日
大学内での禁煙、岐阜大学で『学内喫煙に「イエロー」』カード

12月10日の日経「SUNDAY NIKKEIα」の医療面で岐阜大学の取り組みが紹介されていました。『 』内が見出しです。
岐阜大学では、昨年4月から学長の提唱で「学内禁煙」が始まったというのです。高校との違いは学生には20歳以上もいるということですね。高校みたいに「特別指導」とか出来ないので編み出されたのがサッカーに倣って「カード」を渡すというものです。
サッカーの場合、イエローカード2枚で退場でしたか。こちらのイエローカードには退場とかないのですが、意識の向上を目指すということだそうです。
でもね、大学にもなって「喫煙」するような学生は何を勉強してきたのでしょうか。
「勉強」と「現実」との乖離があるのでしょうね。それと「受験のため」のみの勉強、後々、役に立つかもしれないという意識すらない。
多くの大学で手を焼いているようです。キャンパス外まで行って喫煙するスポーツ関係学部や医療関係学部の学生などがまだいるようなので前途多難だと思いますが、各大学、頑張ってほしいですね。

2006年12月6日
ヘビースモーカーの遺伝子解明?大阪大グループ

これは12月6日に日経の「いきいき健康」の最新ニュースで見つけた記事の見出しです。
「ヘビースモーカーとそうでない人では、特定の遺伝子の働き方が微妙に違うこと」を大阪大学の研究グループが突き止めたというのです。この違いで「たばこに含まれるニコチンへの依存度が変わってくる」可能性が高いというのです。
人間というものが「工場製品」ではないという証拠ですね。
でも、喫煙ということが本人や周りに悪影響を与えているわけですから、強度のニコチン依存症になりにくいからといって喫煙する理由にはならないですね。
ただ、この遺伝子を調べることで禁煙指導を各個人に対応したものにすることには役に立ちそうですね。「吸わない」というのが小学校からの禁煙指導の基本ですので、非喫煙者については当然のごとく「調べる必要なし」ですね。
ほかの病気でも各個人の遺伝子の状況でかかりやすさなどに差が見られる場合がありますので、「個人情報保護」の観点から慎重に扱ってほしいですね。
今の保険業界が使い始めると「生命保険」などに加入できない人が続出する恐れがあり、また、企業などの雇用拒否などの行為とかあったりする可能性があるので、不法行為に使わなれないようにしてほしいです。

2006年12月4日
慢性閉塞性肺疾患、「タバコが原因」の理解進まず・ファイザーなど調査

12月4日に日経ホームページのいきいき健康にあった「慢性閉塞性肺疾患、「タバコが原因」の理解進まず・ファイザーなど調査」です。
調査結果は「慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)は知っているけれど、深刻には考えていない」となるようです。詳しくはホームページで。
慢性閉塞(へいそく)性肺疾患(COPD)で年間どのくらいなくなっているのでしょうか。「COPD(慢性閉塞性肺疾患)は煙草病 呼吸不全で死なない為に禁煙を!」をご覧ください。
ある調査によると40歳以上の日本人の12人に1人、約500万人の患者がいるというのです。そして毎年多数の患者さんが亡くなっています。
肺は一旦なにかものが入ってしまうと取り出せないのですね。水溶性なら血液に溶けますが、そうでないものは肺にたまり続けます。塵肺は塵ですね。そして、煙草では「タール」などが貯まり続けることになります。喫煙するということは、1本目からタールなどが肺に沈着し、その機能を失わせていくのです。
予防法は「禁煙」であり、初めから「煙草を吸わない」ということにつきます。
がんは治る場合がありますが、こちらは進行を遅らせることしかできない病気です。直らないです。ある意味、がんと同様に怖い病気であるといえます。
肺の中を汚すと洗浄する方法はありません。

2006年11月24日
JTの調査で「喫煙率、11年連続で最低更新」判明

これは毎年JTの行っている喫煙率調査の結果からです。JTにとって喫煙率調査は「市場調査」の意味合いもあります。
JTには早く多角化を成功させてタバコ部門を縮小してほしいですね。
喫煙率ですが、昨年比2.9ポイント減の26.3%になったということです。日本はまだ女性の喫煙率が低いので男性だけ見るとまだまだ高率で41.3%もあります。それでも、15年連続の減少ということですの、関係機関の取り組みの成果も含まれていると思いますので、さらなる取り組みをお願いしたいです。
例えば「歩行喫煙禁止」の全国展開、「飲食店での全面禁煙)こちらは健康被害の他に料理が不味くなるという被害も)」などです。
千代田区を皮切りに「歩行喫煙禁止」で罰則規定を設けていますね。飲食店でも同様にしてほしいです。これは。店に対してもね。
全面禁煙の店の方が大抵売り上げが増加しているとのことです。ある居酒屋チェーンで一部店舗を全面禁煙にしたら女性客が増加したという例もあります。
日本はもともと「たばこ」なしの国でした。だから、なくても支障がないのです。

2006年11月15日
厚生労働省の調査によるとがんで死亡した男性の4割はタバコが原因

11月15日日経のホームページで見つけました。厚生労働省の研究班主任研究者・祖父江友孝国立がんセンターがん情報・統計部長)の報告によります。
がんと喫煙に関する3つの調査を詳しく分析し、人口統計データと照らし合わせると約9万人が毎年、喫煙が原因のがんで死亡している計算になるそうです。
ところで、これはがんの直接原因としての喫煙分だけですね。間接分は? ガン以外の喫煙による死亡数はどうなのでしょうか。COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)はどうでしょうか。喫煙者の15〜20%がなるというのです。死亡数は年間5万人以上とか。こちらは回復はないということです。進行を遅らせることしかできないのです。結局、禁煙でしか遅らせることができない。肺は1本目の喫煙から呼吸機能が低下し始めます。回復しません。
血管系の疾患は? 引き金になります。脳血管の損傷では、死亡や機能障害、脳血管性認知症などになりやすいですね。心筋梗塞の引き金にもね。
周りに誰かおれば、被害を与えることにもなります。
火災原因にも煙草の火の不始末が結構あります。
喫煙開始から始まる「味覚」「嗅覚」などの低下。食事が美味しく食べられなくなります。周りの味覚などにも影響を与えます。味自慢の飲食店などは禁煙が普通だと思うのですが、日本は本当の意味の味自慢の飲食店は少ないようですね。

2006年11月11日
大阪市も歩きタバコ禁止へ、なぜ続く運動部の喫煙

11月11日の朝日新聞によると、大阪市は「路上での歩きたばこや自転車に乗りながらの喫煙を禁止し、違反すれば1000円の過料(違反金)を徴収する条例案を、来年2月の市議会に提出する。」と発表したというのです。
キタやミナミ、御堂筋など人通りの多いところを「路上喫煙禁止地区」に指定するとのことです。
周知徹底などのため、来年秋スタートさせる予定です。禁煙への取り組みが広がってきています。
その割に、運動部の生徒の喫煙がなかなか減りませんね。11月11日の朝日新聞のホームページに「駒大苫小牧野球部、3年生が寮で喫煙」というのがありました。
全国的に有名な野球部だったため、全国ニュースになったのだと思います。そうでない運動部の生徒の喫煙は普通なのかもしれませんね。
「運動に喫煙は大敵」です。喫煙による一酸化炭素で赤血球が占拠され、筋肉に十分な酸素が送られなくなります。当然、脳にもね。
タールなどが肺に沈着して呼吸機能が低下します。こちらは禁煙しても元には戻りません。
こうも多いのは、部指導者に「喫煙者」が多いのも影響しているはずです。
ある体育学部では学生に喫煙対策に悩まされているし、別のところでは大学敷地内禁煙なので外にまで行って喫煙している学生がいるというのです。
何の勉強をしているのか自覚がないですね。そのようなのが指導者になると「子どもは大人の背中を見て育つ」ですからね。
医療関係や体育健康関係の関係者で禁煙している人はどのような教育を受けてきたのでしょうか。

2006年11月5日
万病の元? 風邪 風邪と間違いやすいCOPD(慢性閉塞性肺疾患ータバコ病)

日経ビジネス2006.11.6日号の「心と体」にある「診察室」のテーマは「避けたい風邪の自己診断」でした。記事は日経ビジネスを読んでください。
「風邪は万病の元」とよく言われていますが、記事によると「万病の症状が風邪と似ている」ということです。
実際、風邪かどうかはやはり診察を受けた方が良いようです。
「今、もっとも深刻化しているのが、COPDだ。・・・。原因に・・・。しかし、何と言っても。主要な原因になっているのはたばこであり、喫煙者の15%、さらに70歳以上の喫煙者では、実に50%に達する人がCOPDにかかっているというデータがある。」とありました。
COPDについてはCOPD情報ネット:COPD-info.netCOPD(慢性閉塞性肺疾患)は煙草病 呼吸不全で死なない為に禁煙を! - [家庭の医学]All Aboutをご覧ください。
予防は「たばこを吸わない」、これに尽きるみたいな病気です。徐々に進行するため、気がついたときは重症化しているともいわれています。年々、死亡数も増加してきています。死ななくくても「運動制限」されることになり、生活の質を著しく低下させる病気です。
肺はタバコなどで機能が低下すると回復しません。活動的な人生を送るためには「禁煙」ですね。まだ、吸ったことのない方は絶対に吸わないことです。

2006年11月1日
ハワイ州、喫煙制限の州法を施行へ

11月1日のNHKニュースでありました。「周りの喫煙しない人の受動喫煙を防ぐのが目的」です。大勢の人の集まるところでの喫煙を禁止しています。今回の施行で喫煙できる場所が大幅に減ることになるというのです。いっそのことなら、全面禁煙に踏み切って貰いたかったですね。
ところで、グアム島では一足先に同様の法律が施行されています。国レベルでは鈍いですが州レベルや市などでは以前から禁煙になっているところが結構あります。それに引き替え、日本は鈍いですね。
海外のホテルでは全面禁煙になっているところもあるのです。日本でもあるかもしれませんがよく分からないですね。
料理旅館などと看板を挙げていて朝食場所を禁煙にしていないところだらけですね。夕食時は各団体別部屋のことがほとんどですが、少人数の時の扱いはどうなのでしょうか。分煙にもしてない恐れが大きいですね。そのようなところは料理を味合わせる気もないようです。
路上禁煙については日本では東京など大都市部の取り組みが進んでいます。全体的に見ると欧米より見劣りしそうですね。どうして、取り組みが遅れるのでしょうか。教育にも問題がありそうです。「医療関係者の喫煙が多い」ということからもね。

2006年10月29日
病院前の客待ちタクシー、禁煙車限定病院じわり増加

10月29日に朝日新聞ホームページで「病院前の客待ちタクシー、禁煙車限定じわり進む」という記事を見かけました。
昨日の書き込みは自動車での喫煙の有害粒子状物質についてでした。窓を全開しても有害物質濃度が高くなるのですね。
タクシーは密室状態に近いです。すると有害物質の量は一人喫煙で12倍、二人喫煙すると32倍にもなるのです。
通院しているということは、健康状態ではないですね。普通より害を受けやすい状態になっているのです。一般の人でも健康に悪い状態が病人によいわけはないですね。
こういうことで、病院が客待ちタクシーを「禁煙車(新車時から喫煙なし)」のみの配車を求めたり、禁煙車でないタクシーは「お引き取り」をお願いしているわけです。
タクシーの運転手の健康も心配ですね。多くの公共交通機関が「全面禁煙」に向かっている現代、タクシーも禁煙車を増加させる取り組みが必要でしょうね。
ところで、飲食店では「禁煙→売り上げ増加」というのが一般的のようです。居酒屋で全面禁煙にしたら女性客が増加して喫煙者の減少分を上回ったという例もあります。
禁煙車でない限りタクシーには乗る気はしないですね。友人の車に乗るときも「禁煙」させますからね。

2006年10月28日
自動車中での喫煙は窓を開けても有害

アメリカのハーバード大学公衆衛生学部のVaughan Rees氏らによる今回の研究で明らかにされた。詳しくはNIKKEI NETの「車中での喫煙は窓を開けても有害」をお読みください。
全開しても粒子状有害物質の量が健康にリスクを及ぼす量になるというのです。少し窓を開けただけの場合は当然、誰にとっても有害状態になるということでした。
閉め切った状態はもっとひどいですね。
時速で64kmでの走行で測定したということです。日本の場合、これより低速になることが多く空気がよどみやすいので有害物質の量はさらに多い状態でしょうね。
「アメリカの一部の州では、小児を受動喫煙から保護するため、乗用車内での喫煙を禁じている。」ということです。日本でも対策が必要ですね。
ところで、2日間続けて書かせていただいた「未履修問題」、あるブログのコメントで「公立高校の場合、公文書の書き換えに当たり、・・・・そのものを起こしたことになります。」ありました。私立学校でも有印私文書・・・にあたるのではと思います。

2006年10月13日
「生活習慣」喫煙・肥満を避ける

これはNIKKEI.comのいきいき健康にあった「心臓病治療実力病院調査:心臓病にならないために・生活改め動脈硬化防ぐ」にあった日大板橋病院循環器内科部長のお話の題「「生活習慣」喫煙・肥満を避ける」です。
「心筋梗塞の原因となる悪玉悪玉コレステロール(LDL)の値を下げて、活性酸素による酸化ストレスを避ける生活を心がけることが大切だ。喫煙や肥満は危険因子なので、タバコはやめ、肥満を解消する食生活を心がけよう。」と話されています。詳しくはリンクをクリックして読んでください。
ここでも、喫煙が出ていますね。血管には肥満や糖尿病とともに非常に悪影響を与えているということです。ストレスですが、喫煙者のストレスは恒常的に非喫煙者より高く変動が激しいというのです。ニコチン切れによるストレスは非常に強いのでニコチン補給で緩和されますが、ニコチンはしばらくすると減少していき強いストレスに晒される。それで、喫煙、しばらくは和らぎますがニコチン切れとともに強いストレスというパターンの繰り返しです。そして、ニコチン補給したときの非喫煙者よつよいりストレス状態であるというのです。
血管によくないですね。ニコチンも血管収縮などでよくないですね。心臓自体にもこの血管収縮による負担、一酸化炭素による酸素運搬力低下による負担と大きな負担を与え続けます。
肥満は、特に内臓脂肪による肥満はよくないですね。喫煙では内臓脂肪が増えるというのです。喫煙は二人三脚で心臓や血管を痛め続けているようなものですね。
脳の血管にも当然、悪いですね。脳血管性認知症にもなりやすいですね。

2006年10月11日
厚生労働省の研究班の報告によると家族に肺がん、本人の発症リスク2倍に

これは10月10日の新聞各紙に出ていたようです。結局は一つ屋根の下で暮らしているのですから、環境が同じというか似ていますね。
親が煙草を吸っていると子どもも喫煙を始める度合いが高いですね。少し前にも似たようなことを書きましたね。
胃ガンでも食生活も大きな大きな影響を与えていたようですね。「お袋の味」ということばがありますね。習慣づけでしょうか。親子は同じような習慣になりやすいことが同じ病気になりやすいということにつながっている感じがしますね。
俗にいう「学力」についても過程の醸し出す要素が多いようです。「親がよく勉強している(現在形)」場合、子どもも「よく勉強する」というつながりが起こりやすいのでは。
親が喫煙してると子も喫煙者になりやすいし、第一に副流煙の被害ですからね。ダブルで発症リスクを高くしているのですね。過程の環境というのも大切ですね。

2006年9月14日
慢性閉塞性肺疾患(COPD)の原因

9月14日日経社会面に「原因はタバコとビタミン不足」という見出しで出ていました。 東京都老人総合研究所と順天堂大学の研究チームが、13日に「慢性閉塞性肺疾患(COPD)がビタミンC不足と喫煙で起こる。」と発表しました。 これまでも「タバコ」が原因の一つといわれていたのですが、今回、ネズミで確認できたことになります。 喫煙ですが、以前からビタミンCを消費するというか減少させることが報告されていますね。そうすると、喫煙でビタミンC不足も生じるはずですから、慢性閉塞性肺疾患(COPD)はタバコが主犯と考えることもできますね。 極端な栄養の偏りがあれば普通の人でもいろいろ病気なります。ビタミンCの不足で壊血病が起こりますね。血管の細胞がボロボロになる病気ですね。肺も血管がたくさんありますね。肺で同様なことが起こっても不思議ではないですね。 喫煙するとビタミンCが減少し、慢性閉塞性肺疾患(COPD)をこの面でも促進するわけですね。 やはり、喫煙が最大の原因でしょうね。そうそう、日本には推定で500万人ほどの患者がいるというのです。 COPD(慢性閉塞性肺疾患)関係ホームページです。こちらもご覧ください。

2006年8月30日
ニコチンが肺癌(がん)の成長を促進

8月29日に日経ホームページにある「いきいき健康」のアメリカ健康最前線で見つけました。
ネットへのアップは7月27日で、アメリカでは7月21日でした。
米サウスフロリダ大学(フロリダ州)H. Lee Moffitt癌センター研究所のSrikumar P. Chellappan博士は、「非小細胞肺癌の患者より採取した癌細胞および隣接する気管支細胞を、試験管内で喫煙者の血液中の量に相当するニコチンに曝露。すでに知られているニコチン性アセチルコリン受容体との結合がみられたほか、ニコチンに癌細胞の成長サイクルを促すシグナル伝達経路の形成を助ける働きのあることが認められた」というのです。
ということは、喫煙者は喫煙により肺がんなどのがんを引き起こす物質を吸収するだけではなく、中毒の原因物質のニコチンによってがんの成長が促進されているということですね。
がんになった場合、非喫煙者よりより簡単にがんが成長してしまうということですね。
ニコチンの作用にこのようなことが認められたということは肺がん患者の禁煙指導にニコチンを使えないという問題点を投げかけることになるのでは。
ですから、禁煙しておく、あるいは一切たばことは無縁の生活を送ることが必要では。
肺がんはアメリカでは男女とも死因のトップとのことです。

2006年8月29日
ストレスにより脳が萎縮→ニコチン切れのストレスは凄いですね。

8月29日に日経ホームページにある「いきいき健康」のアメリカ健康最前線で見つけました。
ネットへのアップは8月17日で、アメリカでは8月11日でした。
内容は「ストレスにより脳細胞が萎縮し、免疫システムの老化が早まるということを示した研究が、ニューオーリンズで開催の米国精神医学会(APA)年次集会で報告された。」という記事です。
これと関係付ける必要があるのが、たばこによるストレスですね。
喫煙を行うと「ニコチン切れ」による強いストレスに晒されることになります。この「ニコチン切れ」ストレスを解消するためにニコチン補給をする必要があるのですが、ニコチンは必ず血液中から減少していきます。だから、繰り返し「強いストレス」が繰り返されるわけです。
この記事では「ストレスを繰り返しラットに与えると、脳の神経細胞んp萎縮を示す兆候が認められた。」というのです。喫煙によるストレスと似ているかな。
喫煙によるストレスは低いときでも非喫煙者のレベルより高いというのです。
この記事の中に「過去の研究で、ストレスによって脳海馬の神経細胞が萎縮し記憶力が障害されること、意思決定や注意力に関わる前頭前皮質と呼ばれる部位でも萎縮が起きることが明らかにされていた。」ともありました。
喫煙というのはこのように脳を痛めつけることになると考えられます。
知的能力を低下させないためにも禁煙、まだ吸ったことにない人は絶対に喫煙しないということです。

2006年8月27日
母譲り?女子中高生の喫煙、吸わぬ親と1・8倍の差

yahooで見つけた読売新聞記事の見出しです。
両親が喫煙の習慣があると子も喫煙する比率が高いというものです。
女子の場合は父親より母親の影響を強く受けているということが厚生労働省の研究班(主任研究者・林謙治国立保健医療科学院次長)の調査でわかったというのです。
飲酒でもです。
これで言えることは「子供は大人を見て育つ」で、特に身近な人物の影響が強いと言うことですね。
行動パターンとしては女子の場合、母親の影響を強く受けるのが普通でしょうね。
高校野球で「喫煙」が絶えないのは、未だに喫煙している顧問、監督、コーチがいるからでしょうね。
学校も多くのところで「敷地内全面禁煙」になってきています。これで、学校内喫煙は以前より減少しています。理由は「教師が喫煙できない」ということでしょう。
いかように大人の影響というものは大きいのですね。
8月27日の日曜喫茶室で、子供がそこらにゴミを捨てるのは「大人が捨てている」ということが理由ではといってました。
大人の行動を子供は見ているのですね。特に学校等においてはこの点を自覚しておく必要があると思います。
無自覚な教師が結構います。困りものです。

2006年8月26日
禁煙の効用→「私はこうしてタバコをやめられたコンテスト」より

8月26日日経社会面の「窓」というコラムにありました。
日本禁煙学会が行った「私はこうしてタバコをやめられたコンテスト」で、吸い始めから禁煙した結果得られたものなどについての作文での審査結果が出ていました。
多くの方が応募されていたのですね。1位の方は「(禁煙で)これから先なんだってできる気がしてくる」と書かれているのです。もう一人の1位の方は「台本の執筆時間が早くなり、机の周りが清潔になった」というのです。
最初の方の作文の中で「シンプルな食べ物がおいしかった。」と禁煙で感じられるようになったとありました。喫煙中においしく感じたのは「化学調味料」などの調味料漬けの食品だったというのです。
「喫煙中、おいしく感じていた缶コーヒーの味が、禁煙で砂糖水の味しかしなくなった」このことも忘れないようにしようというのです。
まあ、日本禁煙学会のホームページで私はこうしてタバコをやめられたコンテストの受賞作品を読んでみてください。
その方が私がいろいろ書くより良いのではと思います。

2006年8月19日
たばこは美容の敵 若い女性に国が禁煙キャンペーン

これは、8月19日の朝日新聞ホームページで見つけた記事の見出しです。
「たばこは美容の敵」ということが知られていないために喫煙している人もいると厚生労働省は見ているのですね。
この記事では、喫煙者の方がシミやくすみの原因になるメラニン色素が5歳分早く増えるとありました。それと歯茎関係ですね。
控えめな書き方ですね。喫煙でビタミンなどが消費されてしまい、こちらの方からもお肌の老化が進むのですよ。血管が収縮するのも影響するかな。
歯については、「歯周病」を促進しますね。口がガタガタになっていくのです。口元がガタガタで美しいなどあり得ないですね。入れ歯への早道、喫煙。
喫煙は「加齢」を促進します。若く美しい状態を長く続けたいのなら全く吸わない(または禁煙して)食生活を含む良い生活習慣を確立する必要がありますね。
だから、喫煙して不規則な生活で栄養のバランスの崩れた食事を続けると素早く老化しますよ。
「若さと美しさを保つための第一歩がたばこを吸わない」です。受動喫煙もお肌の敵ですよ。

2006年8月16日
子供いる時 吸わないで

8月15日付日経社会面にあった記事の見出しです。
この記事は家庭内とか路上など子供がいる可能性の高いところを想定しています。
結論的には「自分の子供であっても子供のいるところでは吸わないで」というものです。
日本小児科学会、日本小児科医会、日本証小児保健協会がそのためのロゴマークを作成しました。
受動強制喫煙による害には小児特有の害もありますね。乳幼児突然死症候群などですね。発生率が極端に上昇するというのです。
知能の発達が悪くなるというのもあります。これは、成人では知能の低下かな。ニコチンの影響でよくなっているように錯覚している喫煙者が多いですね。
その他の害も多数あるということです。子供のいるところですから、路上とか公園などもですね。
ですから、特定の閉鎖された空間で喫煙者のみがいるところだけで喫煙してほしいという意味だと考えます。

2006年7月28日
たばこの煙に含まれる有害物質

いろいろと数え切れないぐらい多くありますね。発ガン性物質も多数含まれてます。
ところで27日にYahooで見つけた読売新聞の記事に「ダイオキシン類似物質、たばこの煙に“たっぷり」というのがありました。
ダイオキシンだけですと「1日20本吸ってもダイオキシンの摂取量は基準値を超えないとされる。」とあるのですが、「複合汚染」状態になり効果が凄く増幅されてしまうというのです。
この記事の通りだと考えます。ダイオキシンと同様の作用を示す物質がたばこの煙に大量に含まれている可能性が高いということが確認された。これらの物質も考慮に入れると肺がんなどのリスクを大いに高めているのですね。
繰り返しますが、たばこの害は肺がん、喉頭がんなど「がん」以外にも多数あります。血管を傷つけますね。動脈硬化を促進します。脳卒中や心筋梗塞などの引き金になります。
吸い始めから、呼吸機能の低下が起こりますね。慢性閉塞性呼吸器疾患でも多数の方が亡くなられています。呼吸機能は回復しません。禁煙だけが進行を遅らせる唯一の手段です。
その他、多くの有害作用があり、早老、早入れ歯などになりたければ「たばこ」かな。
本日は意外と早く帰れたので書かせていただきました。

2006年7月18日
禁煙支援

禁煙支援および禁煙専門外来のホームページを見つけました。兵庫県洲本市です。
内容は多岐にわたっているのでホームページを訪問してみてください。役に立ちますよ。
そのトップページに「衝撃のオーストラリア禁煙CMとその解説」や「衝撃の用事の喫煙ホームページ」、リンク集があります。他も非常に役に立ちますよ。
この「衝撃のオーストラリア禁煙CMとその解説」とクリックすると日本語での説明がされていますので読んでから、あちらのHP(オーストラリア)で見てください。
日本での感覚からすると「衝撃的」かな。是非、ご覧ください。
ところで、飲食店などの状況ですが、日本もアメリカなどと同じように「禁煙」にすると業績好調です。私自身も禁煙のところや分煙がしっかりしているところにのみ行くことにしています。このような人が増加してきているのですね。全席禁煙→繁盛の構図ができているようです。
まあ、この洲本市のホームページを訪問してじっくり読みましょう。

2006年7月13日
国際対がん連合のまとめによると喫煙で今世紀10億人死亡も

7月11日にYahooで見つけた共同通信の記事からです。この死亡数の中には、喫煙が引き金にはなるが、死因の直接原因にはならないのは含まれないでしょうね。そういうのまで丹念に推計すればもっと多いのではと思います。
日本での喫煙率ですが、男性は発展途上国並みですね。でも、わずかですが低下傾向にあります。女性は上昇傾向にあるのが気がかりです。
たばこの害はガン以外にもたくさんあるということを認識して貰いたいですね。場合によるとガン以外での死因のほうが大きい可能性もあるかも。
紙巻きたばこで低タールとか低ニコチンはできたとしても一酸化炭素の濃度を下げるのは無理でしょうね。火をつけて吸うという行為を止めることぐらいしか低下させる方法はないのでは。
一酸化炭素ですが、赤血球に含まれるヘモグロビンへの結合力は酸素の約200倍です。だから、危険濃度が0.1%なのですね。喫煙するとヘモグロビンは酸素と結合できなくなり、脳を始め体中が酸欠状態になるのですね。
このようなこともあるということも忘れないようにしましょう。

2006年6月24日
学校の禁煙

学校の禁煙化を提唱しているホームページに学校の禁煙というのがあります。一度は訪問してみてください。
現在の各地での禁煙化の状況も掲載されています。 ところで、学校禁煙の対象者は大人ですね。そして、大抵、教師ですね。
昨年、日本医学会は「喫煙は病気」として医師に対して喫煙者には「禁煙治療」を受けるように勧めるという勧告を出しています。
教師は医師ではないのですが、この日本医学会の勧告を受けて喫煙している教師は「禁煙治療」をうけるのが教養のある者の努めでは。
健康保険も使えるようになっており、ニコチン中毒対策の処方も保険対象ですね。
これだけよくニュースになっているのにもかかわらず、禁煙しないというのは教育上よろしくないと思うのですがいかがなものでしょうか。
「子供は大人のマネ」をします。特に「禁止」されていることについては、より「マネ」をしたいみたいですね。
特に「保健」という科目を教えていて「喫煙」している教師は何とかならないでしょうか。悪影響が大きすぎます。
くどいですが「喫煙は病気」であって、嗜好ではありません

2006年6月18日
がんを予防しよう

6月18日付けの日経健康面に「がん予防」について記事があり、見出しに「発症リスク正しく知って」とありました。
がんの発症ですが、危険因子を除くことでリスクを低下させることができるのですね。
一番の危険因子は「たばこ」です。肺がんでは非喫煙者の4倍程度、咽頭がんでは30倍にも発症リスクが高くなるのですね。肺についてはがんだけではなく、呼吸機能の低下も起こりますし、咽頭もがん以外にいろいろあって発声が悪くなったりとか。
煙は食道を通って胃にもいきますね。肺などからは血液に有害成分が溶け込み、全身を行き交います。それで、呼吸器以外のがんの発症率が高くなるのですね。
良性腫瘍でも腫瘍のできやすい方はさらに気をつけてくださいね。遺伝子の修復機構が十分に働いていない可能性があります。
がんは遺伝子が傷ついて変異を起こすことで、発ガン遺伝子が活性化したり、がんの抑制遺伝子が働かなくなることが積み重なって起こるとされています。
紫外線については、直射を浴びると皮膚がんのリスクが高くなるのですが、日光を避けすぎると消化器系のがんの発症リスクが適度に日光を浴びている人に比べて高くなるというのです。四国や九州の人のほうが東北などの人より消化器系のがんお発症率が低いということだそうです。
運動も大切です。日に一時間は運動しましょうとありました。通勤時などの徒歩をうまく取り入れれば達成しやすいかな。週に一度は汗もね。
「たばこ」が最大の危険因子です。厚生労働省の〜たばこと健康に関する情報ページ〜も見てください。

2006年6月13日
妊娠後の喫煙8%が日常的に

6月12日のNHKニュースでこのことについての報道がありました。
厚生労働省の研究班がことし2月に全国の医療機関で妊娠した女性を対象に喫煙の実態を調べた結果です。
この8%は日常的ということは毎日ということですね。日常的でない(毎日でない)のも結構いる可能性があるのでは。喫煙がわかれば「喫煙は病気」と禁煙治療を受けるように産婦人科医も勧めていると思うのでが、それでもこの高率という感じですね。
さらに受動喫煙も半数以上にのぼるようですね。特に「夫」が多いですね。さらに職場の無理解、少子化対策もあるので職場は禁煙であることが望ましいですね。ですから、アイルランドやノルウェーなどは酒場やレストランも「職場」という面があるので「禁煙」ですね。
喫煙する妊婦や受動喫煙させられた妊婦の胎児への悪影響が心配ですね。実際、流産や心臓の機能が発達しないなどの率が2倍にもなるようです。脳の発達にも影響があるという報告もあります。胎児の全身に悪影響があると考えてもよいようですね。
胎児のことも考えると妊婦の禁煙は当然であり、周りの者も禁煙などで過ごす必要があると思います。

2006年6月6日
JR東日本で新幹線も全面禁煙へ

6月6日のニュースによると、JR東日本は2007年春から東北、上滅新幹線や在来線特急を原則として全面禁煙にすると発表したということです。
在来線ではJR北海道が、新幹線では九州新幹線と長野新幹線が全面禁煙になっています。そして、JR東日本管内の新幹線と在来線特急もということですね。
日本医学会などが「喫煙は病気」として積極的に治療を勧めるように会員の医師に勧告いていますね。その流れともかみ合っているよい決定だと思います。
喫煙者から禁煙車などへ煙が漏れるということで非喫煙者に被害を与えていましたが、これも解消されることになるのでよいことだと思います。
他のJR各社もこれに倣って「全面禁煙」を増やしてください。また、不特定者の集まるところも「禁煙」を徹底してほしいです。危なくておちおちと外出もできませんからね。

2006年6月1日
5月31日は「世界禁煙デー」その10  煙草の害まとめ

ニュースネタが出なければ「世界禁煙デー」については今回で一旦終わりにします。
「煙草の害」で認識不足になりやすい原因に大人に対しての猛烈な急性毒性がないことが上げられるのではと思います。
ニコチン依存症には簡単になってしまうようですね。それで、喫煙初期の感じ(私自身は分かりません。吸ったことががないので。)悪いらしいですね。でも、依存症になってしまって止められないというのが多くの喫煙者の辿る道のようですね。
例えば、ふぐ毒、少しぴりぴりする方が・・・とかいう人もいますが、肝臓や卵巣は食べませんね。命が惜しいからです。
幼児などは吸い殻を飲み込むだけで死ぬことがあります。大人も飲み込んでみればと思うのですが、皆さんしませんね。煙だけにしていますね。害が緩慢なのでその変化に気がつかないだけでしょう。
だから、禁煙教育というのが必要であり、大切であるということになるのです。
そして、子供は大人を見て育ちます。最近は「学校敷地内禁煙」のところが増えてきました。教師の喫煙、特に煙草の害を教えている教師の喫煙ほど悪影響なものは他にはないのではとおもいます。それが、学校で子供の目の前で吸えなくなったということは良いことだと思います。
煙草の害は慢性的なものが多いようですが、その結果、重大なこと(死に至る場合も)にあるということを認識させ、喫煙は「ニコチン依存症」という病気であることを的確に理解させる教育というのが今後とも継続的にされる必要があると思います。

2006年5月31日
5月31日は「世界禁煙デー」その9 肺ガンなど

本日が「世界禁煙デー」ですね。結構早くからいわれていた害「癌」についてです。
喫煙によるがんの部位別の死亡におよぼす寄与率、咽頭がんで65%ぐらい、 肺がんで75%ぐらい、喉頭がんで95%ぐらい、口腔がんで60%ぐらい、食道がんで半分ぐらい、膀胱がんで30%ぐらい、肝臓がんも30%ぐらい、すい臓がんも30%ぐらい、胃がんで25%ぐらい、脳腫瘍も25%ぐらい、直腸がんで15%ぐらいです。  「からだの科学」No183 たばこの医学 より
いろいろな癌がありますね。ほぼ全身といってもいいぐらいの種類の癌ですね。
他の要因もあると増幅されて寄与率が向上するでしょうね。せめて自身で発ガン性物質を発生させたり、取り込んだりするのを喫煙者は止めた方が良いと思いますがいかがなものでしょう。
非喫煙者にとっては迷惑至極で癌や昨日のバージャー病、COPDなどにもとばっちりでなる可能性があるわけですね。
癌になって手術で摘出できても肺ガンなら肺はその分減りますよ。喫煙者は呼吸機能が喫煙によって低下しているのですから、運動制限などになりやすいですね。発見が遅れればあの世行きの可能性が高いですね。
初期の癌は痛みやその他の自覚症状はないですよ。だから、手遅れになりやすいですから気をつけてくださいね。よって、「煙草はすわない」が一番ですね。

2006年5月30日
5月31日は「世界禁煙デー」その8 バージャー病

聞き慣れない病名ですね。動脈の病気だそうです。
詳しくは「血液が行かずに最悪は腐った手足の切断手術! 喫煙男性要注意!"バージャー病"」をご覧ください。具体的症状や原因などが掲載されています。
この病気の進行を止めるのはCOPDと同様に禁煙しかないというのです。
そして、受動喫煙でも進行してしまうというのです。ということは、普通の人においても受動喫煙は動脈も痛めるということですね。
COPDは比較的中高年に多かったのですが、こちらは20〜40歳ぐらいに多いというのです。そして、男女比は10:1で男性優位です。
動脈硬化による他の病気との大きな違いです。
まあ、喫煙すると喫煙し始めた時からいろいろな害を自ら受け、周りにも害を与えているということです。ガン以外にもいろいろな害があることを理解して禁煙しましょう。非喫煙の方はそのまま無煙生活を続けましょう。

2006年5月29日
5月31日は「世界禁煙デー」その7 動脈硬化

このシリーズでも少し触れていますね。
タバコ病あれこれ第3回:動脈硬化」に説明があります。
心筋梗塞、狭心症などの虚血性心臓病、脳血管障害の発症は動脈硬化が関係しており、死亡率も高いですね。
癌も恐ろしいですが、こちらのほうは何時重大事態になるか予測ができませんね。そう考えると、癌より怖いかも。
助かっても脳への血流の具合によっては体に障害を残すことが多いですね。
ニコチンと一酸化炭素で作用の仕方が違うようですね。共同で動脈硬化を促進しています。ニコチンは低ニコチンの品目に変えれば少
なくなるかもしれませんが一日あたりの総量を同程度になるように喫煙すれば、結局ニコチンは減らずに、一酸化炭素は本数比例で増
加します。タールについてもですね。
この動脈硬化への作用は受動喫煙でも起こると報告されています。一酸化炭素は部屋に充満しますからね。
さらに糖尿病でも患っておれば、動脈のダメージが大きいですね。網膜症や腎症などにもさらになりやすくなりというのです。禁煙す
ることですね。成人の失明原因のトップは糖尿病性網膜症だそうです。人工透析もね。こちらは死亡率が他の原因より高いですよ。

2006年5月28日
5月31日は「世界禁煙デー」その6 慢性閉塞性呼吸器疾患

本日は「慢性閉塞性呼吸器疾患」についてです。
まず喫煙した肺とそうでない肺を比べてみてください。これは肺ガンのときの写真です。喫煙者でもそれほどひどくはない写真のようですね。どこかで、もっと黒くなった写真もありました。
主にタールで汚れたのではと思います。肺胞にタールがベットリとついてしまっているのです。タールだけを取り出すことはできません。
結局、酸素と二酸化炭素の交換を妨げることになるのです。吸い始めたときから起こるのです。そして、逆戻りすることなく、悪化のするだけです。
禁煙するなら、早くすることをお勧めします。味覚みたいには回復しないので。禁煙すると非喫煙者と同年配なら呼吸機能の差は大体そのぐらいで進行するのですが、喫煙を続けると非喫煙者に比べたら急速に呼吸機能が低下して多くの場合、「COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)」になる。もしくはその予備軍に入ってしまいます。
COPDについてのホームページをご覧ください。このホームページによると約530万人の患者がいると推定されています。死者数も毎年伸びています。
予防は「煙草を吸わない」です。喫煙者は慢性閉塞性呼吸器疾患になるのを遅らせるのは「禁煙」が一番、というか禁煙しかないようです。
酸素ボンベを持ち運ぶようなことにならないためにも禁煙しましょう。非喫煙者はそのまま非喫煙で過ごしましょう。

2006年5月27日
5月31日は「世界禁煙デー」その5 喫煙と脱毛

今回は「脱毛」にします。
喫煙とどう関係があるのでしょうか。遺伝的に脱毛しやすい人もいるようですね。
そうでない人ではどうでしょうか。
あるホームページによると「血行や栄養障害によって脱毛がおこる」とありました。そうだろうと思います。
喫煙をするとニコチンで血管が収縮しますね。そうすると栄養の運搬量が減少したり、一酸化炭素とあわせて酸素の供給も減少することになります。
毛髪まめ知識」というホームページにも同様のことが述べられています。そして、「禁煙」しましょうとあります。「喫煙は百害あって一利なし」とも書かれていました。

2006年5月26日
5月31日は「世界禁煙デー」その4

今日で4回目になります。本日は「喫煙とお肌」でいこうかなと思います。
日経ヘルスのホームページのページの中に「たばこを吸うと肌が荒れる原因がわかった」というのがありました。
研究を行ったのは、ロンドンにある「男・王・聖ト−マス医科大学」アンソニ−・ヤング博士らの研究チ−ムで、「肌が老けるのは、喫煙によって、皮膚のコラ−ゲンを破壊するたんぱく質が増えるからだという。」
もともとは、紫外線と皮膚のコラーゲンを破壊する酵素「MMP−1」の量の関係を調べていたそうです。紫外線を受け続けるとこの酵素の量が増えることを見つけるとともに「喫煙」でも著しく増加することに気がついたというのです。
この酵素が増加するとコラーゲンが分解されるためにお肌が荒れて老化が早くなるというのです。その度合いは結構高いというのです。
この酵素、お肌以外のところでも活躍しているようですね。喫煙をするというのは体の各所でこの酵素を活性化させ、大事な繊維性タンパク質のコラーゲンを分解してくれるようですね。
人間の体は繊維性タンパク質がないとバラバラになってしまうと思います。コラーゲンを大切にするために「禁煙」を。まだ喫煙していない方は、そのまま、煙草には手を出さない方が非常に良いと思います。

2006年5月25日
5月31日は「世界禁煙デー」その3

この3回目は一酸化炭素についてします。
ニコチンは、ニコチン含有量の少ない製品に変更することでいくらかは減らせる可能性があります。でも、大抵の場合、一日のニコチン量を維持しようとして喫煙本数を増やしてしまっているのが現状のようですね。
喫煙本数にほぼ正比例で増加するのが一酸化炭素です。これは「紙巻き煙草」である限り本数比例です。
一酸化炭素の危険濃度は0.1%です。注意濃度が0,01%ですね。この頃、ネットで知り合って集団自殺というのが時々ありますね。自殺するために「練炭火鉢」を車に持ち込んでいる例がありまた。目的は一酸化炭素発生です。
昔の都市ガスでよくガス中毒を起こしていましたが、原因物質は一酸化炭素です。今の都市ガスは多くの会社で「天然ガス(メタンガス)」ですので昔みたいには死ねませんよ。
煙草を吸うとこの一酸化炭素を吸うことになるのです。それも本数比例でね。
一酸化炭素は赤血球中のヘモグロビン(酸素を結合して運搬します。)に酸素の200倍以上の強さで結合します。一酸化炭素中毒の治療は確か「高圧酸素」だったと思います。普通の状態ではなかなか分離してくれないのです。
ですから、血液の酸素運搬量が減少することになります。喫煙すると息切れなどが多くなる理由の一つですね。心臓に負担をかけることになります。それでも、非喫煙者より酸素運搬量が少ないことになるのです。
赤血球数を数えると喫煙者は多めになることがあると思いますが、代償的であって健康的ではないのです。全身の細胞が常に酸欠に近い状態に置かれるのが喫煙であるということになります。
心筋梗塞などで死なないためにも、体の持つ能力をフルに発揮させるためにも「禁煙」されることを、まだ、吸ったことない方は吸わないことをお勧めします。喫煙は病気です。嗜好ではありません。
筋細胞内・外脂肪についてのホームページ「1H−MRSを用いたヒト骨格筋における筋細胞内・外の脂肪量と加齢変化」に以下のようなのがありました。
1. 骨格筋のおける細胞内・外の脂肪量の研究

近年、プロトン MRS の発展によって筋細胞内・外脂肪量について非浸襲的に直接定量することができるようになった。筋細胞内脂肪(IMCL)は、ミトコンドリア内で直接エネルギーとして利用されて、筋細胞外脂肪(EMCL)は筋線維間に霜降り状に貯蔵される。IMCL量は最大酸素摂取量と正の相関関係が認められており、持久選手のIMCL量は一般人に比較して高い。すなわち、マラソン選手の体脂肪率は低いが、エネルギーになる脂肪が骨格筋には豊富に蓄えられている。我々は、このことを証明しスポーツ能力のパフォーマンス向上に寄与する研究を発展させている。一方、筋細胞内・外脂肪は糖尿病や高脂血症などの生活習慣病と密接な関係にある。生活習慣病予防と運動、加齢や肥満との解明の研究にあたっている。

2006年5月24日
5月31日は「世界禁煙デー」その2

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
今日はその2回目です。
5月24日のニュースによりますと「ニコチンパッチの保険適応」が認められたというこよです。
タバコ以外の形でニコチンを吸収すれば、煙草を吸わなくても済むということで禁煙治療に使われています。これからでも「喫煙はニコチン中毒」であって、味覚や香りは関係ないということかな。まあ、煙草を吸えば、味覚や嗅覚がマヒします。
そういうことで、喫煙を始めると「味覚」が鈍ります。禁煙すればしばらくするともとのように味覚を感じることができるということです。
ですから、喫煙者が禁煙すると食事が美味しくなり、つい食べ過ぎて太るということになる場合が多いようです。でも、「喫煙の害」より低リスクです。
周りの人への悪影響として、煙草の煙により味覚と嗅覚の低下というのがあります。喫煙者だけの問題ではないのです。ですから、レストランなど飲食店は禁煙か適正な分煙を実施する必要があるのでが、対策を怠っているところが多くありますね。アイルランドやノルウェーなどでは居酒屋まで禁煙だというのにね。
副流煙による害はこのほかにもあります。でも、本日はここまでにしておきます。

2006年5月23日
5月31日は「世界禁煙デー」

今年も禁煙デーが近づいてきましたので昨年同様「タバコの害」についてしばらく続けたいと思います。
まずは「ニコチン」についてです。
あるホームページによりますと、
たばこの三悪、ニコチン、タール、一酸化炭素を見るとニコチンについて次のようになりました。
「ニコチンは青酸に匹敵する毒性を持ち、極めて短時間に吸収されます。」、また、「ニコチンには、中枢神経興奮・抑制作用や、血管収縮、心拍数増加などを引き起こす作用などがあり、現在では依存性薬物と認められています。」もありました。
依存性薬物であるから禁煙が辛いのです。
血管収縮作用がありますね。ニコチンの場合は全身で起こるのでしょうね。そうすると、脳への血流も減少することに、でも、減少すると困るところへは心臓を酷使して維持しようとするようですね。
心臓に負担がかかり、心筋梗塞などの引き金になるというのです。これは吸い始めたとたん始まり、吸い続けている限り心臓への負担の増加は続くのですね。
そのほか、血管に対しての影響は収縮だけではないそうです。特に動脈硬化などがあるとさらに体に良くないですね。
精神面での作用についてはいろいろあるので控えておきますが、「ニコチンなし」の状態で問題は一切起こらないですね。

2006年5月13日
禁煙パッチ保険適用へ

5月13日付日経社会面に「ニコチンパッチの健康保険適用の検討」という記事よりです。
この4月から禁煙指導に関してだけ保険適用になっていましたが、ニコチンパッチを処方してもらうとこちらが保険外だったので禁煙指導のほうも保険外になっていたのです。
それで、パッチも保険適用にして標準的な禁煙治療が保険診療でできるようにしようというものです。厚生労働省がこのための検討を始めたというのです。早ければ月内に実施したいようです。
禁煙治療を保険対象として増加する経費と喫煙減少による税収減を合わせた額より「喫煙による健康被害」による損失額のほうが圧倒的に多いからでしょうね。
この結果、昨日書きました増税による煙草の価格上昇を考えると1日20本ぐらいの喫煙者の禁煙指導の自己負担分は煙草代の半値ぐらいで済むようです。さらに、禁煙に成功すれば、以後の煙草支出がなくなりますので、経済的にも禁煙治療を受けて禁煙する方がお得ですね。
この機会に喫煙者の方、禁煙治療を受けられることをお勧めします。

2006年5月12日
たばこ値上げ

昨日は体調不良で早く寝ました。それで、書き込み等お休みさせていただきました。
5月12日付の日経の社会面にたばこの値上げについて出ていました。ほかの各紙も出ていたのではと思います。
もっと、値上げしてイギリスなどと同程度にすれば未成年者の喫煙が減少するのではと思うのですが。成人の喫煙も減少してほしいですね。
1本あたり1円ですが、マイルドセブンなどは20本入りでさらに10円値上げするというのです。自動販売機での未成年者か成年者かの識別ができるようにするための経費だというのです。なぜ、もっと早くからこの識別に取り組まなかったのでしょうか。
自動販売機が未成年者の喫煙を助長してきたのは明らかだと思います。
まあ、今回の値上げを機会に喫煙者(ニコチン中毒症)の方は「禁煙」に取り組まれてはと思います。
「禁煙」すると、食事が美味しくなりますよ。体が軽くなる(酸素の運搬力が回復する)。心筋梗塞等血管損傷に関わる発病確率が減少する。呼吸器の機能低下が非喫煙者と同程度の低下速度になる。など、多くの利点がありますよ。あ、そうそう癌の発病確率も喫煙時より低くなりますよ。

2006年4月19日
たばこの害や禁煙推進について

久しぶりに日本循環器学会日本呼吸器学会日本肺癌学会などのホームページを巡ってみました。
上記の中で煙草に関しては日本循環器学会のホームページが一番よくできていたと思います。
日本循環器学会のトップページで「禁煙推進委員会」をクリックすると「社団法人 日本循環器学会 禁煙推進委員会」のページになります。
そこにいろいろなデータ、公開講座、セミナーや啓蒙用冊子やDVDの案内もありました。
一度、じっくりと訪問されることをおすすめします。そこでビジュアル教材のサンプルをご覧になられることをおすすめします。喫煙によって肺がどれだけ痛めつけられているか分かると思います。喫煙1本目から肺は痛めつけられているのです。

2006年4月12日
喫煙者と非喫煙者の心筋梗塞になる度合いの違い

4月12日のニュースで喫煙者の心筋梗塞についての厚生労働省研究班の調査結果が放送されていました。
「たばこを吸う人は吸わない人に比べて、3倍ほど心筋梗塞(こうそく)になりやすい。」というものです。これは4万人規模で11年間に及ぶ追跡調査の結果です。
男で喫煙本数でみると、1本から14本で3.2倍、これ以上になると3.6倍、4.4倍と増加しています。1本目からで3.2倍というのが凄いですね。煙草の効果は絶大のようですね。
ところで、禁煙をした場合どうなるかも調査しているですね。この心筋梗塞については2年以内に危険率が低下するようです。
しかし、これは心筋梗塞など心臓関係だけですね。脳血管を含めたらどうなるのでしょうか。脳の血管も傷ついているはずですからね。さらに危険率が高いでしょうね。
それと、禁煙しても元に戻らないものがあります。例えば肺の呼吸機能です。これは1本数毎に確実に低下します。慢性閉塞性肺疾患の予防法は禁煙しかないのです。治療法もなく、禁煙によって進行を食い止める程度しかできないそうです。患者数は500万人以上、毎年、5万人以上この疾患で亡くなられているというのです。
歯も入れ歯になってしまえば、元に戻せませんね。早く入れ歯になりたければ喫煙。早く年寄りの肌になりたければ喫煙。これらは本質的に元に戻りません。
吸わないというのが一番です。

2006年3月28日
慢性または緩慢な進行の害に対する認識

喫煙者が減りにくい理由がここにあると思います。また、糖尿病の合併症で失明や人工透析、その他に多くの人がなっていきますね。
例として、2つあげましたがほかにも沢山あります。
私は喫煙したことがないので、始めて吸ったときの感じなどは全く判りません。聞くところによると、少し苦しい感じがするとからしいですね。すぐにニコチン中毒でやめれなくなるようです。で、害は。急性毒性が強くないし、ニコチンの誘惑の方が勝って何とも思わなくなるようです。
実際の害は「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」にあるように実に多種多様にあるのです。でも、認識できないみたいですね。
多くの非喫煙者も似たような感覚の人がいくらかはいます。害の実像が認識できないのですね。
糖尿病もすぐに合併症がでる病気ではないようです。普通は、5年から10年ぐらいはかかるようですね。その結果、血糖値管理がおろそかになって重大な合併症がでてからあわてることになるのですね。
私は、日頃から禁煙席とかを選んでいたにもかかわらず、肺ガンになってしまったということなので非常にがんになりやすい可能性を常に意識して生活しています。健康で生きていくために。
死にかけた者だけがわかる感覚かもしれませんね。
明日はお休みさせていただくかもしれません。すみません。

2006年3月26日
禁煙サポート

26日付日経医療面のテーマです。
喫煙を嗜好の問題ではなく、病気として治療を勧めていこうというものです。
2005年10月に日本循環器学会など九学会は一般意志向けの診療指針「禁煙ガイドライン」を作成したときに明確に「喫煙は病気」と位置づけたのです。
禁煙外来を利用しやすくするために2006年4月より、一定以上の喫煙歴がある場合などに禁煙指導に健康保険が適用されます。ニコチンパッチ台などは自己負担だそうですが、全部自己負担時より診療を受けやすくなるのは確かですね。
「タバコの葉より歯を選んで」という歯科医師の取り組みです。
喫煙者は非喫煙者に比べて虫歯や歯周病が多いのです。私は、歯の手入れが得によいとは思わないのですが、非喫煙でしたので今でも全て自前の歯です。歯周病の指摘をされたこともありません。喫煙していた友人には入れ歯の者もいます。
歯周病になると糖尿病などの罹患率が高くなり、悪化しやすくなるそうです。
煙草の害は、がんのほかにも多数あります。「心筋梗塞」などの心臓病、こちらは即死の鹿瀬委もありますね。心臓がやばいのなら、脳の血管もね。どちらも中途半な状態になると、寝たきりやマヒが残ることになります。
頭の毛の減少速度を上げます。お肌はぼろぼろになりますね。早く年寄りのお肌になりたいのなら喫煙かな。
味覚のマヒ。だから、喫煙者が禁煙すると食事が美味しくなって太る場合が多いのです。肥満の方が喫煙よりリスクは低いのです。味覚がだめになるのだから。嗅覚もね。鈍感になります。
そのほか、一酸化炭素による害やニコチンの害、などたくさんあって書ききれません。このホームページを見てください。

2006年3月8日
スポーツ選手の喫煙

以前に書き込んだのをまたまた取り出してきました。徐々にですが学校が敷地内全面禁煙になってきていますね。意外と運動部の顧問の喫煙率が高いですね。このからもスポーツ選手の喫煙というのが起こるのかも。
喫煙はスポーツの大敵ですね。まずは、煙に含まれる成分は非常に多くあり有害ですね。
一酸化炭素は赤血球にあるヘモグロビンと非常に結合しやすいです。これにより赤血球の酸素運搬能力が低下します。運動には酸素が必要なのですが十分には供給されないことになります。運動能力の低下が起こることになります。
ニコチンは毛細血管を収縮させ血流を悪くします。その結果、これも酸素運搬能力が低下しますね。
タールなどの物質は肺に沈着していき、呼吸能力を低下させます。こちらは回復しません。これも酸素の取り込みが落ちる。筋肉などへの酸素の量が減少するわけですね。
運動選手としての能力が発揮できなくなったり寿命を縮めたりすることになります。
では、どうして吸い始めるのでしょうか。原因の一つとして考えられるのが指導者が吸っている場合ですね。生徒はまねをします。
さらにこの指導者には「喫煙の害」を教えている教師も結構います。余計、始末が悪いですね。
家庭環境も影響するでしょう。
「学校での勉強が日常生活と関係がない」という間違った考え方もね。
「文武両道」の意味の取り違えもね。この「武」は学習したこと(文)を行動に移すとかいうような意味です。これができるようになると「喫煙の害」を理解できればたばこを吸わないとか、吸っていても禁煙ができるということになるはずです。

2006年3月3日
高校運動部員の喫煙

駒大苫小牧高校の卒業生で運動部所属の14名が居酒屋で喫煙、飲酒をして報道されたということですね。
飲酒は別にして「喫煙」は運動の大敵ですね。どのような教育を受けていたのかなと思いました。
3年前の新聞記事に新設のびわこ成蹊スポーツ大学の森学長が「地域、社会にスポーツや健康を広める大学に、たばこはいらない」と話しているというのがありました。
高校で運動部指導をしている教師などはこの「地域、社会にスポーツや健康を広める者に、たばこはいらない」を実践してほしいわけです。
単に禁止するだけではなく、煙草の持つ多種多様な害についても理解して指導してほしいのです。そうすることで、このような運動部員の喫煙が減少すると思うのですが、現実は運動部顧問の喫煙率は文化部顧問より高いのでは。
まあ、どちらもすわないのがよいのですが、「健康やスポーツ」を広める方が高いというのは教員養成を含めた教育の大きな問題点でしょうね。
高校生の喫煙がゼロになるのが一番望ましいのですが、教師などの指導者が全面禁煙することで生徒の喫煙率は確実に低下するのです。
大学を含めて教育の場は敷地内全面禁煙を全国で達成してほしいです。

2006年2月28日
たばこ規制枠組み条約 第9回

副流煙(受動喫煙)

昨日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりました。本日でたばこの害は一旦終了とします。
今まで書いてきました害をほぼ受けるというのです。「肺ガン」の場合、喫煙者は扁平上皮ガンが多く、非喫煙者は腺ガンが多いとかの少しの違いはありますが、ほぼ同様の害らしいです。発ガン性物質は副流煙の方が多く含まれていたりするのでより危険です。
ですから、非喫煙者のいるところでの喫煙は禁止されるべきです。そして、多くのところで「禁煙」化が進んできましたが、日本の取り組みはまだまだだと思います。
本来、病院と学校はもう完全禁煙でもよいと思うのですがまだのところが見受けられ、「煙草の害」を教えている教師でまだ喫煙している者がいます。医療関係者の喫煙もしかりですね。
飲食店も禁煙または気流を考えた分煙にする必要があるのに、対策がおくれているところが多いですね。美味しい食事を提供する気がないのでしょう。美味しく食べてもらいたいと思っているところは全面禁煙や分煙をしていますね。居酒屋などでも禁煙にしているところがあります。客の入りがよくなったそうです。
副流煙の害はガン以外にも多くのことがルことを分かってほしいです。

2006年2月27日
たばこ規制枠組み条約 第8回

ガン

本日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりました。たばこの害でしばらく続けます。
煙草の害といえば、「肺ガン」「喉頭ガン」などのガンが有名ですね。実際、COPDとともに多くの方が亡くなられています。
進行の早いガンのタイプですと年1回の検診では手遅れになることもあるそうです。ガンで亡くなられるということは手遅れだったということですかな。
影響ですが、肺ガンだけではなく、肝臓ガン、大腸ガンなど直接煙とは関係なさそうな全身に及んでいます。
治療法が大分進んできましたが、肺ガンで外科的方法ですと、肺を一部切除するわけですね。喫煙者の場合、喫煙によって呼吸機能が低下していますので、運動制限や酸素ボンベのお世話になる場合が考えられます。また、手術すらできない場合もあるわけですね。
喫煙をしているというと、治療の幅を狭めてしまうということも起こることになります。QOLも低下させてしまうことになります。

2006年2月26日
たばこ規制枠組み条約 第7回

感覚に対する喫煙の影響

2月27日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりますので、たばこの害でしばらく続けます。
煙草の害ですが、「聴力」に関してがあります。それ以前に、味覚や臭覚に対しても害があるのです。血管障害が起こりやすくなることなどで目に対してもや皮膚感覚に対しても害はある。
血行等の関係で「第六勘」にも影響があったりして。まあ、感覚すべてが鈍たり、永久に劣化していっているのではと思います。人生を豊かに暮らすためには感覚器が健全であるということが大事であると思うのですがいかがなものでしょう。
味覚については喫煙者が禁煙すると太り始める場合が多いのですが、その理由は「味覚の回復」です。食事は生きている間、続きます。美味しく食べるためにも煙草には手を出さないように。また、禁煙するようにしましょう。

2006年2月25日
たばこ規制枠組み条約 第6回

美容への悪影響

2月27日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりますので、たばこの害でしばらく続けます。
2004年12月4日より再掲です。
美容への悪影響があります。そばで吸われるだけでも影響があるそうです。健康なお肌を維持するためには煙草は禁物です。
歯に対する影響も大きいです。歯周病などで歯が抜け、「入れ歯」に非常になりやすくなります。そうすると、食事をおいしく食べれなくなるわけですね。お肌へも栄養の過不足で影響が出るでしょうね。やはり、自前の歯による健康美というのが一番ですね。
煙草を止められるかどうかは、ニコチンなどの禁煙補助の製品が多数出ていますので「本人の考え、意志」次第ですね。普通、学習の効果があれば、「吸い始めない。」または「禁煙できる」はずです。要は「学習の意味」や「学習に対する考え方」にも行き着くと思います。
「知行一致」であれば、禁煙できますよ。「文武両道(文は知識など。武はその知識による行動)」でもね。

2006年2月24日
たばこ規制枠組み条約 第5回

タールの害

2月27日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりますので、たばこの害でしばらく続けます。
2004年12月3日より再掲です。
今日はタールについて考えてみましょう。
発ガン性はタールや他の物質で認められています。発ガン性以外ではどのようなものがあるのでしょうか。
タールが手などに付いたとき、どうなりますか。なかなか落とせませんね。肺のなかで排除できると思いますか。まず無理でしょう。その結果、肺に貯まっていくわけですね。
タールが水などを通しませんね。当然、酸素も。そうすると、肺の機能が低下していくことになるのでは。実際、COPD(慢性閉塞性肺疾患)になっていくわけですね。その他、多くの病気もありますのでご注意を。
「COPDの潜在患者は530万人。死亡者数も年々増加しています」とのことです。ガンより怖いかも。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)は煙草病 呼吸不全で死なない為に禁煙を!

2006年2月23日
たばこ規制枠組み条約 第4回

一酸化炭素の害について

2月27日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりますので、たばこの害でしばらく続けます。
2004年12月2日より再掲です。
一酸化炭素。これは、酸素の200倍の結合力でヘモグロビン(赤血球にあって酸素を運ぶ)と結合します。一旦、結合しますとなかなか離れません。酸素の運搬能力が低下します。これでは、運動や思考その他の障害になります。当然、心臓に負担がかかります。
こちらは、煙草の本数に比例して増加します。ニコチンなどが少ない銘柄に変えて本数が増えてしまうと確実に増加していきます。
ある本によると「最大50000ppm」だそうです。普通に言うと5%かな。部屋に0.1%で死ぬという話です。練炭などを締め切った部屋で使うと発生しやすいです。最近の集団自殺で使われましたね。
昨日のニコチン(血管を収縮させる)と合わせて考えると心臓に大きな負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。

2006年2月22日
たばこ規制枠組み条約 第3回

ニコチンの害について

2月27日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりますので、たばこの害でしばらく続けます。
2004年12月2日より再掲です。
昨日に続き、たばこの害についてです。もっとも「タバコをなくそう」や「煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう」をご覧頂ければ大体書いてあります。
ニコチンの害についてです。本当に詳しくお知りなられたい場合は薬理書や医学書などでお願いします。
習慣性があります。煙草が止められない最大の理由がこれによるようですね。そして、ニコチンの作用によって「煙草を美化」してしまうことになってしまいます。
血管収縮作用ですね。全身で起こるようですね。血の巡りが悪くなるので心臓に負担がかかりますね。血管の損傷の可能性が大きくなり、心筋梗塞や脳出血などの引き金になります。
運動の時にも負担が増します。
などなど。
こういうことですので、日本医学会は「喫煙は治療する必要のある病気」としたわけですね。医師に対して、「何らかの病気で診察にきた患者」が喫煙している場合、禁煙治療を受診するように勧めることを勧告しています。

2006年2月21日
たばこ規制枠組み条約 第2回

再掲(2006年1月31日です。)
歯周病と糖尿病とたばこ

日経ビジネス2006年1月30日号にこの話が出ていました。但し、たばこは私が付け加えました。
歯周病と糖尿病は凄く関係があるのですね。どちらも相手方の原因になるようなのです。そして、歯周病が改善されると糖尿病も改善されるという具合だそうです。
ところで、歯の健康とたばことの相性はよくないですね。歯周病の一大原因ですね。現に日本歯周病学会のホームページに「禁煙宣言」が出ていました。読んでみてください。ということは、喫煙は糖尿病の原因にもなるということかな。
歯周病については以下のホームページを見てください。喫煙をすると非常に歯周病になりやすく、そして入れ歯ですね。入れ歯になると食事が美味しくないらしいですね。私は全て自前の歯です。食事は美味しく頂いています。
歯周病になると糖尿病になりやすく、重くなりやすいですね。その他、高血圧などの生活習慣病にもね。喫煙で血管を痛めつけ、糖尿病でも血管を弱らせると心筋梗塞や脳梗塞などになるやすくなrちますね。こちらは、がんと違って「突然死」が多いですね。
助かっても、マヒが残ったりするかも。
まあ、「歯の手入れをしっかりとする。たばこは吸わない」に限りますね。寝たきりにならないためにもね。

日本歯周病学会  歯周治療情報センター

2006年2月20日
たばこ規制枠組み条約 第1回

2月27日で「たばこ規制枠組み条約」が発効して1年になりますので、たばこの害でしばらく続けます。 がんの要因であることは知られているのですが、そのほかについてです。 喫煙は心拍数を増加(ニコチンや一酸化炭素などの作用)させ、不整脈を誘発するとか。末梢血管を収縮(ニコチンの作用)させて心臓の負担を増加させ、心臓病の要因になるとか。 その他も書いてありました。喫煙は老化にもかかわっています。皮膚の老化を促進し、顔のしわが増える。老化に伴う脳の萎縮も促進することも報告されている。 喫煙でやせることで女性の喫煙率が高まっているそうです。ところが、たばこによって体重は減るものの、男性ホルモンを優位にさせ、おなかに脂肪がたまるようになるとのこと。ウエストラインが崩れますね。そこで無理なダイエットをすると体を壊します。 骨粗鬆症も要注意。こちらも他にもあります。 以上は喫煙者だけの話ですが、煙が出ますね。それで、周りに重大な被害を与えていることを喫煙者は忘れないでほしいですね。どこに受動喫煙で被害を受けた者がいるか判らないはずです。非喫煙者のいる場合は当然ですが、不特定者がいる可能性のあるところでは吸わないようにしてください。

2006年2月8日
喫煙による死者、6.5秒に1人

7日の日経のホームページにあった記事です。
「たばこ規制枠組み条約」の第1回締約国会議が 6日開幕したいうことです。
世界保健機関(WHO)の李鍾郁事務局長によると、「喫煙による死者数は「たばこ規制枠組み条約」交渉を始めた6年前の8秒に1人から、6.5秒に1人へと加速しているというのです。被害拡大に歯止めをかけるため規制強化が必要であると訴えられています。
たばこに関する害の認識が低い国とか教育者やスポーツ関係者がいるということが障害になっているのではと思います。この死者ですが、ガン以外にも多くの疾病がsることに注意を向けていない向きが多すぎると思います。
それが、対策の遅れを助長しているのでは。もっとも、日本では医療関係者や教育、スポーツ関係者の喫煙が多すぎると思います。そうすると、特に青少年は「マネ」をして喫煙を始めるケースが非常に多いと考えられます。
ですから、医療機関、教育施設、スポーツ施設は早急に全ての施設での全面禁煙が必要です。それに対して商業施設の禁煙化のほうが進んでいる気配もあるのですね。矛盾も甚だしいですね。

2006年2月6日
植物繊維の大腸ガンへの効果

昨日(5日)の日経健康面「なるほど予防学」のテーマでした。
いろいろな研究で抑制効果については疑問視されたのですが2003年のヨーロッパで52万人を対象にした研究で、植物繊維の摂取量が多いほど大腸ガンのリスクが低くなり最大で25%抑えられたという報告があるというのです。
昨年末のヨーロッパの73万人を対象にした調査では、予防効果は認められなかったが、1日10g未満しか摂取していない場合、リスクが上昇したことが示されたそうです。
もっとも、植物繊維は心臓病や糖尿病予防によいとされているのですから、摂取量が少ないとこれらのリスクも上昇するわけですね。
ですから、便秘解消にもなり、美容にもよいのですから植物繊維をある程度以上摂取し続けることがよいのでは。植物繊維を多く摂取しても喫煙したら台無しですがね。
早く年寄り同様のお肌になりたいのなら、喫煙して植物繊維は少なめに栄養のバランスを崩せばと思います。
喫煙は大腸ガンのリスクも上昇させます。

2006年1月31日
歯周病と糖尿病とたばこ

日経ビジネス2006年1月30日号にこの話が出ていました。但し、たばこは私が付け加えました。
歯周病と糖尿病は凄く関係があるのですね。どちらも相手方の原因になるようなのです。そして、歯周病が改善されると糖尿病も改善されるという具合だそうです。
ところで、歯の健康とたばことの相性はよくないですね。歯周病の一大原因ですね。現に日本歯周病学会のホームページに「禁煙宣言」が出ていました。読んでみてください。ということは、喫煙は糖尿病の原因にもなるということかな。
歯周病については以下のホームページを見てください。喫煙をすると非常に歯周病になりやすく、そして入れ歯ですね。入れ歯になると食事が美味しくないらしいですね。私は全て自前の歯です。食事は美味しく頂いています。
歯周病になると糖尿病になりやすく、重くなりやすいですね。その他、高血圧などの生活習慣病にもね。喫煙で血管を痛めつけ、糖尿病でも血管を弱らせると心筋梗塞や脳梗塞などになるやすくなrちますね。こちらは、がんと違って「突然死」が多いですね。
助かっても、マヒが残ったりするかも。
まあ、「歯の手入れをしっかりとする。たばこは吸わない」に限りますね。寝たきりにならないためにもね。

日本歯周病学会  歯周治療情報センター

2006年1月30日
脂肪細胞を太らせると

脂肪細胞の太りやすいのはやはり夜、それも深夜帯だそうです。夜食をすると同じ量を食べても昼間食べるより太りやすい。
脂肪細胞が太ると、今月22日に書きましたアディポネクチンの合成量が減少するのです。脂肪細胞を除去してしまうとアディポネクチンが合成されなくなるのでは。
太ることによっていろいろな危険因子も産生されるようになるというのです。この両方の結果によって動脈硬化、それに伴う心筋梗塞や脳血管障害の発生率が高くなります。
太らせる脂肪細胞の所在として危険性を高めやすいのが内臓脂肪ですね。人間の細胞で飢餓状態になって最後まで残るのが脳組織と脂肪細胞だそうです。脂肪細胞は多くの場合、子どもの時期に数を増やします。脂肪細胞の数の多い肥満は減量が難しいそうですね。親は気をつける必要がありますね。
日本人は欧米人に比べて節約遺伝子の働きがよいというのです。これも、摂取量が消費量を上回りやすく肥満に繋がりやすいということになります。
欧米風の食事をすると糖尿病になりやすいのはこの遺伝子も関わっているようです。脂肪細胞が太るとインスリンへの感受性を抑制する物質が分泌されたりして血糖値の調節がうまくできなくなったりします。糖尿病の合併症で多くの方が亡くなられたり、失明したり、人工透析を受けられたり、などされています。
内臓脂肪のほうの脂肪細胞を太らせるのに効果があるものの一つに喫煙があります。ビヤ樽型体型になりたくなければ、喫煙しないこと。喫煙している場合は「禁煙」すること。
これが、体型の悪化を防いだり、遅らせたりする方法の一つですね。非喫煙者でも食べ過ぎたり、運動不足になれば太りますよ。節制と運動をね。

2006年1月29日
たばこの煙は大気汚染物質

これは昨日の日経社会面にあった記事の見出しです。
カリフォルニア州大気資源局がアメリカの州で初めてたばこの煙を「有害大気汚染物質」に指定したというものです。
間接喫煙によるたばこの害を認めたもので、今後規制の強化の検討にはいるそうです。
公園やビーチといった公共の場所や子供が同乗する自動車内が禁煙になる可能性があるというのです。副流煙の被害者としては、もっと、規制をと思うのですがね。
日本では、そでに一部自治体で歩行喫煙禁止や海水浴場禁煙が実施されています。
たばこ規制では、アメリカの先頭を行くカリフォルニア州の今回の処置がアメリカ全土に広がっていき、日本も先進地域から全土に広まることを期待しています。
喫煙者自身の害も大きいのですが、間接喫煙の害も甚大です。

2006年1月27日
成人喫煙率に目標値

24日の日経社会面に厚生労働省が生活習慣病対策で喫煙の規制を強化するために、成人の喫煙率に目標値を設定する方向で検討に入ったという記事がありました。
2010年には半減させるという案もあるそうです。
まあ、結論から言うと「生ぬるい」ですね。私みたいな被害者を減らすためにも、喫煙者の自覚を促すためにも、日本医学会のように「喫煙は嗜好ではなく病気である」とはっきり打ち出すべきです。
「喫煙は病気」なのだから、根絶を目指す必要がありますね。そのため、医療関係、教育やスポーツ関係などでの関係者の喫煙をゼロに早急にする必要があるのでは。
びわこ成蹊大学開学の時の森学長のことば「健康やスポーツを広める大学にたばこはいらない。」というのがありました。
これを少し拡大させると、医療や教育関係者がこの中にはいるはずです。子供への影響が大きいだけに早急な禁煙対策が必要です。
それと飲食関係、鈍いところがまだ多いですね。禁煙化で客数を増やしているところが多いというのにね。
喫煙者が禁煙して太るのは食事が美味しくなるからです。太る害と喫煙の害では喫煙の害の方が大きいですね。
ガン以外に多くのいろいろな害があり、COPD(慢性閉塞性肺疾患)だけでも年間5万人以上が亡くなっています。この病気は治療法はないそうです。予防のみだそうです。禁煙が一番の予防です。

2006年1月26日
JR九州が喫煙席廃止へ 07年めど、JRで2番目

今月の13日にyahooでしたか、そこのホームページで見つけました。共同通信の配信です。
JR北海道について2番目だそうですね。すると、本州3社や四国はどうするのでしょうね。
理由の一つに特急のスピードアップでほとんどが3時間以内で目的地まで到着できるようになるからとあります。
航空機の国際線はどうなのでしょうか。先進的なところは時間にかかわらず全面禁煙ですね。
ここらにも日本の取り組みの遅れが出ていますね。その中でJR九州は早い方となります。ほかも早くしてほしいですね。
どこでも私みたいな副流煙の被害者となる人がいるのです。このようなことは全面禁煙でなくなるのです。
喫煙者を少しでも少なくする取り組みとして有効性があるのが「学校全面禁煙」というのがあります。
確実に生徒の喫煙率が低下するとのことです。病院全面禁煙もですね。
遅れているのが飲食関係では。喫煙は本人の味覚や嗅覚を麻痺させるだけではなく、周りの者の味覚や嗅覚も損ないます。
おいしい食事を提供する気があるのなら、全面禁煙か気流も考えた分煙をしてほしいですね。
2006年1月23日
知事が全館禁煙の病院で喫煙

これは先週19日にyahooのホームページで見つけました。共同通信の配信です。
喫煙した知事も知事ですが、灰皿は「病院が用意」したとありました。この病院の意識も非常に問題ですね。
喫煙した日は昨年11月24日です。この日は日本医学会が「喫煙は病気」として医師は喫煙者に対して禁煙治療を受けるように勧めるとのガイドラインを制定したあとですね。
ここの医師は喫煙がどのような害があるのか認識できていない可能性がありますね。ガンだけと思いこんでいる可能性です。
COPD(慢性閉塞性呼吸器疾患)やその他多くの病気や味覚や嗅覚の障害などですね。
喫煙は非常に多くの病気の原因になります。昨日のコレステロールの話にも出しましたね。
心筋梗塞や脳梗塞などの引き金にもなります。そのようなことをわかっていないのでしょうね。この病院はと思いました。

2006年1月22日
コレステロールとあるタンパク質について

先週水曜日(18日)のNHK「ためしてガッテン」でコレステロールと動脈硬化などについての番組がありました。
そのなかで、コレステロールの分類が善玉と悪玉から善玉、悪玉と超悪玉の分けられるといってました。コレステロール値や血糖値、血圧が正常範囲でも危険が潜んでいると。
中性脂肪の多さを問題にしていました。中性脂肪が多いと超悪玉コレステロールが増えて動脈硬化が起こりやすくなるというのです。
そして、この超悪玉を減らす効果のあるタンパク質としてアディポネクチンが見つけられたそうです。
このタンパク質を作っているのは内臓脂肪をためる脂肪細胞のようです。でも、脂肪が貯まり出すとこのタンパク質を作らなくなるという話です。
結局、内臓脂肪を付けないような生活習慣が必要になるということですね。
そうそう、喫煙は内臓脂肪を増やすそうです。ということは、喫煙によってアディポネクチンの合成量が減少するということになりますね。
そして、超悪玉コレステロールが増加する。動脈硬化がおこる。それでなくても、喫煙によって血管が痛んでいますね。脳梗塞、心筋梗塞などが非常に起こりやすくなるということですね。
禁煙して、ダイエットが健康に生活する道のようですね。
このタンパク質、血圧の低下にも効果があるそうです。血糖値を正常範囲にすることにもね。

2006年1月17日
「スポーツ選手の喫煙」について

喫煙はスポーツの大敵ですね。まずは、煙に含まれる成分は非常に多くあり有害ですね。
一酸化炭素は赤血球にあるヘモグロビンと非常に結合しやすいです。これにより赤血球の酸素運搬能力が低下します。運動には酸素が必要なのですが十分には供給されないことになります。運動能力の低下が起こることになります。
ニコチンは毛細血管を収縮させ血流を悪くします。その結果、これも酸素運搬能力が低下しますね。
タールなどの物質は肺に沈着していき、呼吸能力を低下させます。こちらは回復しません。これも酸素の取り込みが落ちる。筋肉などへの酸素の量が減少するわけですね。
運動選手としての能力が発揮できなくなったり寿命を縮めたりすることになります。
では、どうして吸い始めるのでしょうか。原因の一つとして考えられるのが指導者が吸っている場合ですね。生徒はまねをします。
さらにこの指導者には「喫煙の害」を教えている教師も結構います。余計、始末が悪いですね。
家庭環境も影響するでしょう。
「学校での勉強が日常生活と関係がない」という間違った考え方もね。
「文武両道」の意味の取り違えもね。この「武」は学習したこと(文)を行動に移すとかいうような意味です。これができるようになると「喫煙の害」を理解できればたばこを吸わないとか、吸っていても禁煙ができるということになるはずです。
昨年、高校卒の新人投手のことや高知の高校でのことが報道されましたが、スポーツ関係者はよく考えて欲しいです。

2006年1月16日
医療関係者の喫煙率

以前(1年3ヶ月ほど)の「からだの科学」にありました。欧米諸国に比べて高いそうです。医師の喫煙率もですが、医師以外の医療関係者の喫煙率は、あちらの医療関係者とは比べることが恥ずかしいぐらいたかいそうです。
どうして、このようになるになるの考察されていましたが、医療関係の学校での禁煙教育が不徹底であるとか、厚生労働省の取り組みが及び腰であるなどの理由もあげられていました。
タバコ規制条約を批准して関係法令を制定してきているのですが、本気でタバコ対策をする気があるのかとか書かれていました。
まあ、教育の問題が大きいですね。一つが問題点の認識の程度です。タバコの害をどう認識しているかと言うことです。例として、ある県の成人病センターでしたか、そこの呼吸器関係の医師が、そのホームページに「年1回のがん検査で安心して吸える」などとありました(さすがに今は削除されています)。タバコは、吸うごとに確実に肺の機能が低下します。がん以外の呼吸器疾患で多くの方がなくなられたり、運動制限を受けたり、酸素ボンベを常に持ち運ぶ事態は想像もつかないようですね。大学でどのような教育を受けてきたのでしょう。
看護学校等にもこの問題があります。すると、普通の学校(大学を含む)では想像するだけで怖いです。
帝国陸軍が戦争に突入していったのと同じような体質ですね。
そうそう、がん検診、年1回ではCTなどを使ってもタイミングが悪ければ進行がんになってしまうことがありますよ。

2006年1月15日
「たばこ病」について

yahooやgoogleなどで「たばこ病」で検索してみました。 いくつかを載せてみますので暇なおりにでも回ってみてください。
連載第1回 女性の喫煙率(このページは喫煙者と非喫煙者の肺の写真があります。まゆみ先生の禁煙外来より
煙草と歯のどちらを取りますか?[家庭の医学]All About Japan
喫煙男性要注意!"バージャー病"[家庭の医学]All About Japan
呼吸不全で死なない為に禁煙を![家庭の医学]All About Japan
医療のページ肺癌
【healthクリック】禁煙ライブラリ
【healthクリック】複合性たばこ病
第8話 たばこ病あれこれ(上)
第9話 たばこ病あれこれ(下)
インフォシーク健康 > 健康ライブラリ > たばこ > たばこの害
最新たばこ情報
COPDは今日も載せておきます。 肺気腫などのタバコ病

2006年1月9日
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について

喫煙によって肺機能が徐々に失われていき、最終的には呼吸困難に陥る病気です。年間5万人以上が亡くなっていると考えられているそうです。
この病気、進行がゆっくりしているので気が付いて診察を受けたときには「重症」になっている場合が少なくないとのことです。
「治らない」「元に戻らない」病気です。進行を遅らせることしかできないそうです。
非喫煙者にとっても周りで喫煙されるとガンなど被害とともにこの「COPD」にも喫煙者同等かそれ以上に有害物質を吸い込むことになるので、同等の弊害があることを覚えておいてください。
ガンだけではないのです。 COPD(慢性閉塞性肺疾患)に詳しくありますので見てくださいね。
たばこは呼吸機能を着実に低下させます。それでなくても人間は加齢とともに呼吸機能が低下しますが、これを促進することになります。
上にも書きましたように進行がゆっくりしているので気づかないだけです。喫煙1本目から低下が起こっています。
私は副流煙によるガン被害だけですんだみたいです。