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2018年1月1日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No280   ブログ村の投稿を読んでいると、片麻痺というのですが、症状に応じて上手に対応されている方を感じる場合がよくあります。「困った」と筋トレに励んでいた方もね。   ある方の投稿を読んで「腰痛の多くは筋肉痛タイプ」というのが出てきました。   ある意味、変化のない日々が続きますね。コンタクトレンズを別のメーカーにしたら違和感がひどくなったということが大きな変化となる今日この頃です。   本日で今年最後の訪問リハビリになります。来年は1月5日(金)からです。   ボトックスの作用について。ある方は主治医に相談したら「筋力がでなくなるよ」といわれただったと記憶しています。   勉強で「頑張る」ついてとリハビリで「頑張る」。   大晦日ですね。今年一年リハビリはいかがでしたか。私らの年齢では悪化していないというのも大きなリハビリの成果です。

 12月25日(月)、ブログ村の投稿を読んでいると、片麻痺というのですが、症状に応じて上手に対応されている方を感じる場合がよくあります。「困った」と筋トレに励んでいた方もね。回復の基礎は症状をその人なりに上手に受け止めることができたかどうか仮名。確かにいろいろ困ることがありますよね、それでもね。ブログ村では脳卒中で円錐角膜というのにでくわしたことがないです、リハビリ病院の書棚で「片手でもハードコンタクトレンズ装着の方法」というのをちらっと見たことがあります。でもね、これって若いときから「片手」で意識してしておく方がよいというように感じました。時々、「利き手でない方もボチボチ使えるようにしておくとよい」といいながら、していなかったわしです。今回は利き腕が無事だったので不全さは利き腕麻痺の方よりましではと思っています。そんなこんなで子育て時は利き手が左右どちらでもある程度までは両方使いにしてやるのもよいかもね。ただ、高度な技能の時は利き腕を鍛えるということかもね。普通の人であまりにも大きい左右の技能差というのは問題かもと思うのですけどね。匠の行きを目指す場合はその修行に支障しかねない両手使いかな。ほどほどでよいとかではなく、さらなる高みを目指しましょうね。可能性のある段階を踏んでね。
 12月26日(火)、ある方の投稿を読んで「腰痛の多くは筋肉痛タイプ」というのが出てきました。脊柱は腕や足の骨と違って33個の脊椎骨が積み重ねられてできています。融合しているのがあるので個数は少なくなるというのですが。脊椎骨の積み重ね方の都合によると思うのですが、背筋を伸ばした状態というのが楽ではとね。それでも、周りを筋肉で取り囲んでいるのですよ。腹筋と背筋、腹斜筋等等の多くの筋肉で支えているのですよ。普通は無意識で筋肉でバランスをとっているのですよ。で、姿勢が悪いとか無理な姿勢で荷物等をよくもったりとかしていると、筋肉疲労等で痛みが出てくることがよくあるというのです。で、筋力不足というのも腰痛の要因になりということです。で、適度に筋肉を鍛えると腰痛が緩和されたり、解消するということね。ところで、適度な筋トレで解消されない腰痛はほかの原因、たとえば、椎間板ヘルニアとか、であったり、筋肉が著しく痛んでいたりとか等もあるということですから、まともな医師に相談するのも必要ですよ。ギックリ腰では椎間板ヘルニアが有名ですが、筋肉痛のギックリ腰もあるとか。でもね、適度に筋肉を鍛えて背筋まっすぐで生活するというだけでも脳にはよい刺激になるはずですよ。脳は活性化に骨格筋の収縮したという刺激が必要だともいわれています。日中は上半身直立でできるだけ生活しましょうね。
 12月27日(水)、ある意味、変化のない日々が続きますね。コンタクトレンズを別のメーカーにしたら違和感がひどくなったということが大きな変化となる今日この頃です。違和感が強いかというとどうも暑さが違うようなのです。分厚くなってまぶたへの刺激が増したということかな。分厚いということが外すときの失敗率に影響しているようです。減少しました。で、この刺激があるというとでは左半身のしびれとかも強くなっているようなのです。ということは血圧も高めかもね。私の年齢ぐらいになると「現状維持」でも上出来かもね。先日、一時的に聴力に改善したかなと思うこともあったのです。麻痺側はしびれと硬直感等で健常側に比べて悪いように感じていますが。上肢についてはボチボチ現状維持ですね。できることは範囲や年齢的に見たらのよいと思われる関節可動域かな。関節可動域があっての回復になりますよね。下肢は相変わらずのしゃがむとかもできるし、一日に14000歩前後の歩行が維持できているしね。でも、まだまだ大股疾走なんてできないですね。筋肉はボチボチ使って筋力が衰えないようにしておこうかな。腰痛の多くが筋肉痛ですからね。原因不明の腰痛は筋肉痛が多いのではと昨日投稿しました。嚥下障害については少し気になるのですが。4週に一度の処方箋プリンターのところに行くのが最大の難関かもね。また、医師らしからぬことを口走られると血圧上昇の危険ですからね。ケアマネさんに「ひょっとしたら診察室で倒れているかも」とかいいましたよ。ネタのないときは投稿しなけりゃよいのに習慣で止められないしね。ひょっとして「嗜癖」に突入したのかな、怖い怖い。「嗜癖」調べてみてね。アル中やギャンブル中毒等もですよ。
 12月28日(木)、本日で今年最後の訪問リハビリになります。来年は1月5日(金)からです。きっちり7日間飛びます。無理をしないようににしようと思います。年末年始とお盆休みはリハビリの大敵ですが、セラピストさんにお休みも必要ですからね。適切にリハビリができてボチボチ筋力も使っているとそう筋肉が落ちたとは感じていませんけどね。確かに筋肉維持には神経刺激が必要です。神経刺激ね。体幹の筋肉ですと上半身直立という姿勢維持でも案外刺激になっていると思うのですけどね。そして、この反射的な筋肉からの脳へのお返しが脳の活性化にも役立っているようです。筋肉維持に1週間に1回という筋トレ方法もあるのですが。これ、当初は毎日筋トレをして、目的のレベルまで向上したら後は週1回というものです。週1の方がもし筋トレができなくなった場合は毎日組より低下が穏やかであるというものですよ。ボディービル等の筋トレでは、当初から毎日はよくないみたいで、必ず「48~72時間は休息すること」というのがボディービルの本に書いてありました。ただ、運動量という概念もあります。どのように運動するのかというのも。そして、どの筋肉で運動するのかというのもね。ラジオ体操みたいなのは全身の関節運動を目指していますよね。でも、量としては多くはないと思います。ですから、いくつかの動作とわんこの散歩等を織り交ぜて、この年末年始を乗り切ろうと思っています。
 12月29日(金)、ボトックスの作用について。ある方は主治医に相談したら「筋力がでなくなるよ」といわれただったと記憶しています。この主治医は正確にボトックスの作用を患者に伝えられていると思いました。最近、ボトックス後に筋力がなくなって困ったというような投稿を目にしました。どうも「筋肉が緩む」とかでどう緩むかは説明がなかったようです。力が出なくて困ったですからね。ボトックス療法に使われているボツリヌス菌毒素は運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込んでシナプス小胞の形成を阻害します。それで、筋肉に収縮させるための神経伝達物質を出せなくするのです。その神経によって収縮するはずの筋肉は収縮できなくなります。力が出なくなるのですよ。で、緩めることができるのですよ。ボトックスは「筋肉を緩める」というこうが合うのですが、代償として「筋力がでなくなる」という本来の毒素の作用を実感できるのです。運動神経系興奮ニューロンの末梢だけに作用しているので細胞体のほう、本体の興奮はそのままです。ですから、毒素の効果が切れる頃に次の投与が必要になるのですよ。以前からある痙縮対策の療法に比べて簡便であるので利用価値はあると思います。簡便といっても毒素ですから慎重にされていると思いますが。単に「筋肉が緩みますよ」とかだけをいう医師は藪医者だと思います。毒素の活用ですから、痙縮にならないようにリハビリをするのが一番ですよ。
 12月30日(土)、勉強で「頑張る」ついてとリハビリで「頑張る」。昔から「刻苦奮闘」というのが嫌いでした。勉強でも「楽しく頑張る」というのが好きで、そうできた教科は私なりに成績もよかったです。頭にすんなりと入ってきて記憶等に残るのですよね。ただ、細かいことは「邪魔くさい」と思う部分があったのでね。これで日本の成績付けですと足を引っ張られたわけです。この投稿に使っている知識の分野は長年勉強してきた分野と重なる部分が多いです。今は疑問があれば調べるというのは楽しいですよね。生物学的基礎の上に新しい知識を積み重ねることができるのでね。ボトックス療法から、興奮ニューロンと抑制ニューロンの関係を学習できたりとかね。そうすると、この年齢でも忘れにくいですね。視床出血になってリハビリをするようになりました。しばらくすると「回復」の目が見えてきたのですね。そうでなくてもセラピストさんとお話をしながらできるので、はい、楽しいです。それと、リハビリは生物学的回復より先走ることができないので俗に言う「頑張る」というのができないと思ったからね。脳の回復に応じたリハビリが必要とね。学習での「頑張る」もその時々の基礎に応じてですよね。基礎のない状態で応用はできないものね。ところが、基礎ばかりも問題がありますよね。で、適切適度に応用を加えていくということですよね。リハビリも基礎としては四肢では「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるということですよね。この上に生物学的回復に応じて徐々に高度なリハビリを慎重に加えていくということですね。生物学的回復に応じてということで我慢できる頑張りね。
 12月31日(日)、大晦日ですね。今年一年リハビリはいかがでしたか。私らの年齢では悪化していないというのも大きなリハビリの成果です。基本的には日日薬的な自然回復が基本みたいな脳での神経細胞間のつなぎ直しですからね。これが完了するまでは四肢では「楽な外力による関節可動域確保動作」がすんなりできているというのが必要です。一昨日の訪問リハビリで「よく関節可動域をこれほどに確保できましたね」といわれました。若者並みね。ですから、上出来の一年であったということですよね。焦っても樹状突起の延伸は早くならないですよ。適切な刺激と適切な栄養摂取で地道に延伸をさせるようにするほかはないと考えています。脳卒中による脳の損傷部位の回復は「脳での神経細胞間のつなぎ直し」ですからね。そして、つながりができて、調整が終了ということで回復だものね。適切適度なリハビリをしているとそれなりに筋力の回復も確認できた一年でもありました。麻痺手の握力が31kgとかね。来年は感覚神経系が今年より少しはよくなってくれれば、動作の精度や筋力が今年よりましになると思います。だれか、簡単な嚥下障害の地道なリハビリ法を教えて。もっとも発症前からの札付きの嚥下障害です。なので、肺炎の予防接種はしていないです。私みたいなのは肺炎の場合はほぼ誤嚥性と確信しているのでね。予防接種は対象の肺炎菌による場合だけですよ。

2017年12月25日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No279   鼻血についてね。先週、何回か鼻血がでました。   ある方が自室での車椅子生活に備えてという投稿をされているのを読んで   家族は似てくるのかもね。子のすることの見本、または、要因は親にありと思うようなところもね。   遂に血圧計がお亡くなりになった。エラー頻発です。   インターネット情報の真偽について。というか報道であっても、政府関係とか教育関係でも怪しいのがごろごろしていますよね。   CDについての投稿があったのでデジタル音源について考えていることを投稿します。   現在の医薬品の限界。今の医薬品のほとんどに主作用による副反応が副作用と列記されずにありますよね。

 12月18日(月)、鼻血についてね。先週、何回か鼻血がでました。血液凝固が早い方はすぐに止まると思うのですが、どうも凝固しにくいみたいなので少し時間が必要でした。さすが、脳内出血経験者?。 起床後の血圧やその後の血圧測定では極端に高血圧ということはなくボチボチ(最高で120台ね)なのでした。血圧サージという現象があったのかもね。急激な血圧上昇で内出血ではなかったので血圧がすぐに平常に戻ったのかもね。また、別の意味の問題からかなのか。血管の一部に漏れやすい部位ができてというもので、6年前は視床で今回は鼻というのかもね。視床でなくてよかったですが。そのほかにも鼻血の要因は考えられるわけですが、様子見に徹しようかな。繰り返しになりますが、気のせいか血液がさらさらのようにも感じました。血液サラサラの問題点は出血が始まってしまったら止血されにくいということですよ。私の場合は血液凝固抑制薬は服用していません。こんなの服用したら、また、脳内出血だものね。医薬品は常に副作用の危険性とともにあるのですが、場合によると主作用の効き過ぎの危険性もね。万人に安全な医薬品なんて存在しないですよ。また、治験期間では出てこなかった副作用が長期連用で出てくる場合があります。治験に妊娠されいる方は含まれないですよね。服用の最初頃でも現れる副作用、ある条件に合致したら即現れる副作用(サリドマイドなど)長期連用で多くの割合で徐々に洗われる副作用(スモン病など)、長期連用でも少人数で現れる副作用等々いろいろありますよね。これらを見つて適切に対処するのが処方した医師の責任ですよ。副作用に早期に気がついて適切に対処した場合は医師に責任はないと思いますが。スモン病なんて医師の責任の薬害だと考えています。ある県では特定の地域で特定の医学部出身者のところに多く発生していたともいわれていました。ビッグデータとして副作用情報を扱うと割と楽に原因医薬品等の情報が得られると考えていますけどね。既往疾患、服薬歴、生活状況等を元にして処方後に副作用等関係なく現れた疾患等をすべて集めていけばね。減薬や休薬をしただけで改善された場合はその患者にとっては副作用であったとなりますが。
 12月19日(火)、ある方が自室での車椅子生活に備えてという投稿をされているのを読んで、元気に過ごせて改修が無駄に終わることの方になるようにね。健康保険制度や生命保険などとも通じるところがあると思うのです。万が一に備えてということですよ。宝くじでは万が一というのは高額当選ですよね。これ、この方が仏壇で投稿されていたように身を持ち崩すというのがよく見受けられますが、このような改修や新築時にそれほど負担にならない範囲でのバリアフリー化というのはしているとよいとよいのです。自宅は中古なので以前住まわれていた方が手すり等をつけていますが結構的外れでした。やはり、当事者になってからの改修の方がよいですね。自宅改修は慌ててするな、経験してからでもね。歩けるけど車椅子生活をしてみたことがあるとか体験してからの方が重症化したときに対応する改修の方がよいかなとも思います。一番よいのは改修が無駄に終わって元気に過ごせたという方ね。健康保険や生命保険もね。国民健康保険制度では未加入の場合は最大2年分だったかな、もと長かったかな、滞納分の納付後に本来の給付になるというのです。生命保険は掛け金滞納は保険会社による契約解除ですが、住宅改修はこのようなことはなく財産として残りますね。そうそう、昔、従兄弟から聞いたのに「焼香順が繰り上がるということは祭壇に近づいていること」というのがありました。親族での順番とか知人での順番とかですよね。それなりの年齢で亡くなられた故人の葬儀の場合ね。遅い方がよいですね。ただ、先着順焼香の場合は早めに済ませる方が楽ですが。
 12月20日(水)、家族は似てくるのかもね。子のすることの見本、または、要因は親にありと思うようなところもね。人間の経験できる範囲は案外狭いものですよね。で、子育ての見本は親であるとかね。よく観察していたら、育てられたときのように子供を育てようとしているというものね。ですから、嗜好等が似通ってってくる可能性は高いです。あくまでも可能性が高いということですが。思考の方もかもね。以前投稿したこともありますが、アダルトチルドレンとかね。アル中を親に持って育った人という意味でしたよね。嗜癖とかですよ。ですから、この柵から抜け出せる人もいれば、どっぷりつかってそこを安住の地のように思い込んでいる人もいるのですよ。一度、親の行動や考え方とかと自分の行動や考え方とかを第三者的に観察できるようでしたらしてみると興味深いことがわかると思うのです。ただ、貧困というやばい問題がひどくなってきつつあるようにも思います。また、よい意味での地域のつながりがなくなってきているようにも思うのです。政府報道や説明をうさんくさく思うのは「大本営発表」の膨大な言語量でのホラを感じとってきた人には、現政権での「説明」が納得できないということになると思いますが。日本の行政での似たもの後継者によることですよね。見本は手近なところに求めるのが人間なのですよ。怖いことですがね。だから、手近なところに関節動作が悪くなってもリハビリと称する行為を止めない人がいるとなんとなく「正しい」ように思い込むのですよ。人間の四肢の動作は「関節動作」です。関節の動きが悪くなるようなことは動作ができないようになっていくということですよ。「四肢の動作は関節動作」ということを忘れないようにね。
 12月21日(木)、遂に血圧計がお亡くなりになった。エラー頻発です。8ヶ月近く同じメーカーも同じ製品の新品を併用しているので困ることはないのですけどね。でも、血圧計ってどのくらい持つのかな。製品によるばらつきというのもありますよね。高め低めボチボチぐらいのどのあたりかはまだ掴めていないです。訪問リハビリのセラピストさんによる血圧測定もビクビクものね。ギャルですから、いつも高めなんて恐怖もあるのですよ。前の男性セラピストの時は過度の降圧なんてのもありましたよ。血圧なんて測るたびに乱高下するときもあるので毎日、同じような時刻に、複数回は測定できたら測定しましょうね。できうる限り推奨精神状態で推奨姿勢でね。麻痺側の硬直等が強いときは高いですよ。測定腕を力ませてみたら高かったです。血圧サージで防ぎようのない短時間高血圧状態もありますが、また、極端な低血圧状態もありますが統計学的に意味のある計測を毎日続けましょうね。測定結果を縦軸に日付、横軸に朝からの時刻で記録してみると、週単位や月単位等の血圧変動もでてきますよ。高血圧時や低血圧時の体の状況とかも記録しておくとよいと考えています。そのときの精神状況等もね。藪医者対策になりますよ。でも、測定の時には取扱説明書にあるような推奨姿勢にストレスにならないようにしましょうね。ストレスは血圧上昇要因だものね。鼻血の時も血圧は上昇しているようですが、割と簡単に元のようになるみたいです。鼻血には単純な鼻腔内血管が破れたときと何か病変による時とかがあるのでよく観察しましょうね。
 12月22日(金)、インターネット情報の真偽について。というか報道であっても、政府関係とか教育関係でも怪しいのがごろごろしていますよね。特に政府関係の歴史認識についてはね。日本脂質栄養学会というサイトで「長寿のためのコレステロールガイドライン」というのがありますので読まれたらと思います。医学会系学会と論争をしていますよ。政府系ではないが、公的と思われるサイトでも単純に信用できないわけですよ。基礎的な知識とともにウィキペディアとかで基礎を読み込んでからと思うのがあります。日本では昭和20年8月15日まではよく「軍神」というのがありましたが、どうも、軍部にとってよくないときに祭り上げられていたのではと司馬遼太郎氏の『雑談 「昭和への道」』のなかで読んだことがあるのですけどね。「日本で一番長い日」という映画の中で文書焼却の場面がありますよね。司馬遼太郎氏の雑談の中で述べられています。「ラストエンペラー」でもありましたよね。それで、証拠隠滅しての歴史を国民に押しつけようとしている政府ですよ。統計資料ですと、データ収集の基準、データ処理の方法等でころころと結果が変わりますよ。製薬会社の絡んだ調査では特定健診の基準でよいのですが、そうでない製薬会社の絡んでいない調査では別の結果になっているとかもね。インターネット情報に限らず、いろいろな情報にも目を光らせておく必要があると考えています。ところで、繰り返しますが四肢動作の仕組みを考えてみてね。関節が動かないとどうなるかというのを自分の体で試しながら考えてね。ですから、最低限「楽な外力での関節可動域確保」ができているというのが脳卒中後遺症からの回復からの基礎であるとね。
 12月23日(土)、CDについての投稿があったのでデジタル音源について考えていることを投稿します。CDでは原音を1秒間につき44000ぐらいでしたかサンプリングしているのですが、正弦波でピーク等が一致した場合は22000ヘルツまでというのですよね。ところが、音楽はいろいろな楽器や歌声の混合ですよね。サンプリングしたときから次のサンプリングの間の変動は無視されることになるはずですよね。だから、サンプリング数の多いハイレゾというのが出てきたのですよ。LPレコードはCDでは無視されている部分も含まれています。だから、クラッシックファンがLPに逆流したり、泣いたのですよ。このサンプリング数は当時の技術でベートーベン交響曲第9番が一枚に入るようにとボチボチの音質で設計されたというのです。ですから、MDはクラッシックファンにとってはさらに音質が悪いということでした。CDやWavやmp3等はレコードに比べて扱いやすいですよね。でも、未だにLPとプレーヤーをもっています。音質等にどのぐらいこだわるかということですよね。オーケストラ等の音、女声コーラスやボーイソプラノ等はCDでは無理ではとね。再生機器の問題もあります。ヘッドホーンは原理的に耳に負担をかけるようなの注意を。すると、スピーカーになりますよね。重低音は口径の大きいウーハーが必要になります。ピアノ等で低音域の弦が長いことや管楽器でも管の長いのが使われていますよね。同じ原理ですよ。高音域は非常に軽い小さい振動板が必要になりますが。これらに凝るというのは金持ちの道楽みたいな感じになります。ですから、安物のスピーカーやヘッドホーンで聴く分にはCDで十分だと思います。リヒャルト・シュトラウス作曲の「ツァラトゥストラはこう語った」の冒頭の重低音(32ヘルツ)を聞けるかどうかはその装置の低音再生の目安になっているようです。この曲のLPももってます。聞けましたよ。
 12月24日(日)、現在の医薬品の限界。今の医薬品のほとんどに主作用による副反応が副作用と列記されずにありますよね。抗生物質服用による腸内細菌叢の破壊もこの一つです。抗生物質服用では避けることのできないことね。過活動膀胱による頻尿の医薬品による便秘。膀胱を収縮させる平滑筋の収縮力を抑えるのですが、ついでに同じ平滑筋である大腸の筋肉の動きも抑えてしまうのですよ。さらには「倦怠感」というのが副作用の欄とは別のところに明記されていました。横紋筋にも効いているのですよ。四肢の筋肉は横紋筋です。これも避けることができないということですよね。降圧薬も横紋筋に効いていると感じています。減薬と休薬で楽になりましたよ、排尿関係がね。医師に口走るのを止めたのは、降圧薬は血管の平滑筋に作用しているはずのなら、膀胱の平滑筋に作用してもよいと思うのですが、横紋筋の骨盤低筋に作用しているから括約筋が緩んでいると思ったからですよ。減薬等で確信しました。降圧薬ではT薬品工業が原理を発見したらしいのです。以前は自律神経関係の降圧薬だったらしいですが。より、余計な作用が少ない方にね。睡眠薬では筋弛緩作用は避けて通れないようです。人によると筋肉弛緩作用が効き過ぎるので注意することと添付文書にありました。話が少しずれますが、ガスター10などは胃液分泌抑制作用ですよね。服用ですが、夕食後と処方されたことがあるのです。胃腸が専門だという医師にね。夕食後ですと、消化中に分泌抑制ですよね。これ案外早く効果があるようのでね。添付文書は「寝る前」でした。就寝中の胃液の逆流防止のためだものね。医師はちゃんと勉強してね。

2017年12月18日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No278   血圧での最高と最低の差の意味するもの。たいていはご存じだと思いますが、今一度ね。   最新の医学情報や基本的な医学情報などをまともな情報源で勉強しろよ、医者は。   リハビリでの頑張りとはどのようなことなのか。リハビリは体が作り直されながらですよね。   これから何年先まで今のように歩けるのかな。回復したら楽勝だと思うのですが、いつ頃回復完了になるのかな。脳での回復があっての回復ね。   昨日までの今期一番の寒波、よく冷えましたね。氷は張る、雪が舞うとかね。   脳卒中直後は高血圧状態になって当たり前。   脳卒中後遺症の回復の早さについて。一番の障害が「・・はできていたから」ということかな。

 12月11日(月)、血圧での最高と最低の差の意味するもの。たいていはご存じだと思いますが、今一度ね。心臓の血液送り出しは間欠ですよね。心室に血液を取り込んでのちに大動脈に送り出します。すると、心室内は空になりますね。で、空になってのちに心房から血液を取り込みます。この繰り返しね。心室から送り出されたときが最高血圧のはずですが、ダイレクトに血管を流れさせると、心室拡張期には血流がなくなることになりますが、実際は強弱はありますが常に流れていますね。これは動脈では心臓から血液が送り出されたときに膨らんで一部を一時的に蓄えるみたいになるというのです。その後、ゆっくりと収縮して心室拡張期に当たるときにはその血液を末梢に送り出しているというのですよ。心臓の心拍による血圧変動の緩衝役をしているというのです。緩衝役ができている場合は最高血圧と最低血圧の差がボチボチの範囲に収まるということです。ある文献?によると、30~50mmhgぐらいの差がよいのではとね。これより小さすぎるというのは心臓のポンプ力に問題が出始めている恐れがあるらしいのです。大きい方は動脈硬化等ですよね。差が大きくなるにつれて心臓のポンプ力がダイレクトに末梢に届いているということのようです。ですから、ともに高血圧の目安より低いからといって、場合によっては安心できないことにね。毎日、4回は血圧を測定しているのです。一応、ボチボチの範囲に収まっています。でもね、目安というより、考えてみましょうということのようです。心臓のポンプ力が弱くなっていくのと同時に動脈硬化が進行すると見かけ上はボチボチのままですよね。ただ、お若いのにこの差が大きい場合は・・、あるいはお若いのに差が小さすぎるというのは・・。
 12月12日(火)、最新の医学情報や基本的な医学情報などをまともな情報源で勉強しろよ、医者は。入浴時の血圧で処方箋プリンターは「熱いお湯につかると低血圧や」とかいっていましたが41度ぐらいを境にして高温側では交感神経優位になって高血圧になるというのです。例の健康番組でも紹介されていましたよ。41度以下の方が低血圧にね。でも、極端には下がらないというか、高温時より低血圧という紹介の仕方でした。やはり、降圧薬の盛りすぎということかもね、意識消失による轢死は。体温が上昇すると交感神経が働くことで発汗するのですよね。ところが血圧も上昇ですよね。副交感神経より交感神経優位ということですよね。高温のお風呂は高血圧の危険性ですよ。長時間入浴をすると発汗しているはずですが、お風呂の中では気化しないのとお湯の温度で体温低下は起こらないですよね。発汗して脱水状態になっていくかもね。そうすると、熱中症ですよ。ここまで悪化させると低血圧かな。で、脳梗塞ね。高血圧時には心筋梗塞やもろもろのやばいことが起こる可能性が高くなりますね。体温上昇で交感神経優位になるのは高等学校の生物の教科書にも出ていますよ。発汗と血圧上昇もね。以前に副作用で「作用機構は」と患者に聞きよりました。副作用は想定外の作用ですから製薬会社は調べていない場合が多いし、同じようなのでも患者によって作用機構が異なる場合もありますから、「副作用とおぼしき事例が見つかった場合は減薬や休薬して様子を見るように」が今の対処法ですよね。サリドマイドの時にはレンツ博士の指摘に対して「作用機構は」と製薬会社がいっていたのでしたが、製薬会社の敗北でしたよね。タミフルの事例も医師が「そんなはずはない」だったかな。スモン病では当時「キノホルムは安全な処方しやすい薬」と信じられていたと記憶しています。ただ、あんな馬鹿みたいな長期連用は想定していなかったはずですよ。その上、増量までした医師がいたとか。馬鹿だよね。こんなの医薬品処方の基礎のはずですよね。
 12月13日(水)、リハビリでの頑張りとはどのようなことなのか。リハビリは体が作り直されながらですよね。作り直している途中で過剰に頑張ると体の再建に悪影響が出てしまいます。ですから、適切な頑張りというのが難しいと思うのですが。この前の日曜日の某健康番組で腰痛改善体操が紹介されていましたが、被倹者の中の方でお一人が頑張りすぎて悪化させていました。ほどほどがよいとね。体の一部が疾病で損傷後のリハビリでは、この損傷の修復具合より早くというのは無理ですよ。このことを肝に銘じておく必要があると考えています。脳卒中では脳に損傷が起きて後遺症が出てきます。この脳の損傷の回復具合で四肢等の後遺症が回復する可能性が出てきますよね。脳の回復を促進するには脳に刺激を与えるというのが必要ですし、各臓器は脳に支配されているということが必要ですよね。でもね、脳の働きを上回る要求は単に負担を重くするだけですよね。脳に刺激が必要といっても過剰に刺激を与え続けるとどうなるかというと、刺激を刺激と感じなくなるという脳の反応がありますよね。皆さん、嗅覚がボチボチでしたら、何日か自宅を留守にしておいて帰ってくると「自宅の臭い」に気がつくことがありますよね。そして、再び感じなくなるというものね。芳香剤を使いまくっていると嗅覚が鈍ってくるというものね。また、刺激がそのときに強すぎると、ほかの部位まで強い刺激の影響が現れたりしますよね。ほかのタイプの刺激が多く隠されてしまいますよね。で、皮膚感覚で刺激が強いと痛覚だけみたいになったりとかね。脳卒中感覚麻痺ですと、四肢の動作のしすぎは運動神経系興奮ニューロンの興奮だけが異様に残ってしまったりとかね。ボトックスは運動神経系興奮ニューロンの興奮を神経筋接合部のみで筋繊維に伝達させないようにしているだけです。運動神経系興奮ニューロンの神経細胞体本体の興奮を抑えているのではないのです。だから、薬効が切れると次の投与が必要になるのですよ。運動神経系興奮ニューロンの興奮を抑えるのには運動神経系抑制ニューロンの感覚情報による活性化が必要ですよ。感覚麻痺ではこの感覚情報が届かなくなってしまうのですよ。
 12月14日(木)、これから何年先まで今のように歩けるのかな。回復したら楽勝だと思うのですが、いつ頃回復完了になるのかな。脳での回復があっての回復ね。最悪でも現状維持で頑張りたいですが。リハビリ病院退院後、特に悪化したということはなしね。歩行は健常者風を曲がりなりにも維持していますよ。これは訪問リハビリでPTさんに確認してもらっています。四肢の関節可動域についてはPTとOTのセラピストさん2名に確認してもらっています。ただね、脳での神経細胞間のつなぎ替えによる回復とおぼしき現象が出てきていますが、見かけ上は悪化みたいに見えるかもね。麻痺側の手足を中途半端な力で一定姿勢を維持しようとすると暴れるのですよ。この仕組みの話をセラピストさんにすると「授業を受けているみたい」とかね。具体的には伸筋と屈筋を交互に収縮と弛緩を繰り返して一定姿勢の維持をしているのですよ。この繰り返しは感覚情報を利用しているのです。小脳と視床と大脳感覚中枢と大脳運動中枢などの連携ですよ。脳卒中後新たにできた回路の調整等で収縮させすぎたりするのですよ。だから、暴れて当たり前、ふらついて当たり前、等々です。痛覚が異様に高感度になったりするのも新規につながりができたりですよ。この暴れるは筋力をゼロにするか最大筋力まで踏ん張ると起こらなくなります。で、私は適度に暴れさせたり震えさせたりしております。このときに脳は調整しているのでからね。でないと筋力ゼロか最大でしか調節できない脳になってしまわないか心配です。その筋力ですが、百貨店の1階から5階まで階段を昇降が楽にできる程度で、握力は31kgぐらいとかになってきましたよ。「無茶しないリハビリ」でさらなる回復を目指していますが、脳での回復が先なで何年先のなるのかな。その間に永眠してしまっているかもね。最低個人年金のもとを取り返したい。中枢神経系では軸索の伸長はないということで、樹状突起の伸長と軸索化なので何年先まで必要なのかな。末梢の軸索の伸長は速いですが。
 12月15日(金)、昨日までの今期一番の寒波、よく冷えましたね。氷は張る、雪が舞うとかね。ただ、日本海側ではないので雪は滅多に降らないです。で、今年も手袋なしでわんことの散歩にいっています。朝の日の出直後は最低気温ぐらいですよね、普通は。日の出直前あたりに最低気温を記録することが多いというのです。ほぼ、最低気温あたりでの散歩ですよ。夏場は快適な時間ですよね。夕刻の散歩は暖房の効いた部屋で暖まることが多いですが、朝は散歩から帰宅後、洗濯物干しやゴミ出しや諸々でしばらくしてからようやく暖房(エアコン)をして、PCを立ち上げます。基本的には室温を18度にしています。短時間だけの場合はファンヒーターのみで足を温めるという感じね。外出時の手袋なしはこの冬中できそうです。麻痺手や麻痺足が冷たく感じることがあっても寒くていうのはないです。「寒い」と「冷たい」の違いは「冷たい」は夏に氷を触るみたいな外部刺激のみみたいな感じね。「寒い」は体幹も冷えてきたということかな。手足の末梢にも血液をある程度送り込めているからこんなことをいっているのですよ。筋ポンプ作用が今年もできているようなのでね。来期も筋ポンプ作用があるように筋肉柔軟で関節可動域も十分確保できているようにリハビリを続けます。四肢の動作は関節動作なのでね。それと、筋肉でも持久力タイプを増やして、あるいは維持して基礎体温を高めに保っていけるようにね。エネルギー浪費型ですよ。太りにくい体質にね。今でも体温は37度ぐらいですからね。体温が高い方が免疫力も高いしね。糖質制限なんてしていないですよ。体が浪費してくれているみたいなのでね。
 12月16日(土)、脳卒中直後は高血圧状態になって当たり前。脳卒中直後の高血圧値を投稿されていた方がいました。体のどこかの部位に血液が送られない状態になったら、血圧を上げて新鮮な血液を送ろうとするのは体の正常な反応ですよ。クッシング現象といいます。だから、脳卒中後は高血圧状態ですよ。この上昇具合は人それぞれだと思いますが上昇は起こりますよね。で、これをもって「高血圧だから脳卒中になった」とほざく医師がいるようですね。降圧薬の添付文書にはっきりと「過度の降圧による脳梗塞の恐れ」ね。脳出血については理論上血圧が高い方が起こりやすいと思いますが、その人の血管の状況によっては正常範囲の血圧でも起こりうると思いますし、血圧というのは激しく変動するものなので急激な血圧変動たる血圧サージという現象時に起こることもね。で、この血圧サージは意外な状況でも起こりうると思うのですがね。24時間血圧計とかで測定していたらわかる場合もあると思います。いろいろな病気の場合もそうですが、脳卒中も初期症状などがわからないことには参考にはしにくいと思うのですよ。ですから、このブログでは「四肢の動作は関節動作だから、関節可動域が確保できている」というのが最低条件とかいうような投稿をしているのですよ。脳内出血ではどこに出血するかで大きく違いますからね。脳梗塞もね。視床出血ですと、10mlぐらいから死亡率が急上昇して20mlでは全滅ですものね。延髄とかですと大変なことになるしね。大脳ですと部位によっては高次脳機能障害が出ますよね。感覚麻痺では運動神経系抑制ニューロンが働きにくくなっているので簡単に痙縮状態になりやすいですが・・。動作は感覚を頼りにしているのででね。筋力的には楽な生活動作で緊張度が高いのがよくありますね。これも、痙縮への道となりやすいので気をつけましょうね。
 12月17日(日)、脳卒中後遺症の回復の早さについて。一番の障害が「・・はできていたから」ということかな。脳卒中は動作や感覚や高次脳機能を司っている脳の部位に障害が起こることですよね。回復には脳での修復が必須になります。やっかいなことに末梢に比べて中枢は時間が必要になるのですよ。その時間を待つことができるかどうかが回復には必要です。待てなくてあきらめてしまうと回復するものもしなくなるのが人間なのですよ。脳は使わないと徐々に働きが悪くなりますよね。かといって、派手に使ってもよいというものではないのですが。「脳での神経細胞間のつなぎ治し」では、健常の場合は樹状突起の先を少し変更ぐらいですむことが多いと思いますが、脳卒中では障害を受けた部位を回避したり、乗り越えたりして適切な接続先を探すのですよ。接続できても不適切な場合は探し直しね。適切な先に接続して、樹状突起の軸索化ができて調整が終了するというのが必要ですよ。感覚麻痺での動作の場合は「感覚がない」ということが障害になります。皮膚感覚や筋肉の感覚がどちらも戻ってきてからが回復の本番になるわけですよ。これまでは脳に適度な刺激が伝わる程度の動作などでよいと思うのです。ただ、「楽な外力による関節可動域確保動作」が続けれるようなリハビリとね。感覚がちゃんとある乳幼児の発達でも何年も必要なのですよ。我々は「感覚の再建」ができて幼児と同じような出発点に並ぶのですよ。リハビリというのは体の細胞学的な回復とかが先にあるので、この回復ができるまでは地道に血のにじむような適切適度な頑張りというのが必要なのですよ。焦らないことね。それなりの視床出血ですと、6年たっても感覚の戻りは不十分ですよ。まだまだ、適切な動作のコントロールには不十分です。リハビリ病院で「初期症状から見て奇跡的回復」といわれてもね。初期リハビリやその後にドジっていないだけですよ。四肢では関節可動域全般の動作を毎日ボチボチして脳に刺激を送っています。結局は脳での損傷部位と発症前や発症後の生活状況、リハビリへの取り組みによって、各人それぞれだと思います。同じような部位でも「同じ」ではなく「同じような」だものね。

2017年12月11日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No277   先日の訪問リハビリで筋肉関係の感覚の回復度について調べました。四肢の動作は皮膚感覚と筋肉関係の感覚情報があっての動作ですよね。   脳卒中後の自宅改修について。私宅はリハビリ病院入院中から改修を始めました。   「リハビリは焦らない」ことですよね。焦っての失敗例はいろいろあると思います。   「思い込み」。思い込む状態になると気がつきにくいですよね。私の思い込みにはどのようなのがあるのでしょうか。   「考える」、これは疲れますよね。判断を停止して惰性で処理すると楽なのですよね。   脳卒中を発症していない健常者が困るような状態というのは脳卒中による障害者も困りますよね。   片側にしか手すりのない階段の昇降。蟹歩きで昇降するときがあります。

 12月4日(月)、先日の訪問リハビリで筋肉関係の感覚の回復度について調べました。四肢の動作は皮膚感覚と筋肉関係の感覚情報があっての動作ですよね。日々、非常に短時間ですが、上肢の筋紡錘の回復を促すような動作をしています。筋肉動作には感覚情報が必要です。皮膚感覚も必須ですが、筋肉の内部感覚とでの筋紡錘による筋繊維の伸び具合の感覚と腱ゴルジ装置による腱の張力、筋肉による引っ張られ具合、筋力の具合の感覚も必須なのですよ。これらを総合して脳は筋肉の動作をおこなっています。我々にたいな感覚麻痺では、この両方が途絶しますよね。で、動作時に「見ている」ということが必要になったりするのですよ。意識されないと言われている筋肉の感覚、しっかりと意識しましょう。意識すると言うだけでも筋緊張亢進が有害かということを理解できるのではとも思うのですが。普通の動作では楽に動作できて当たり前ですよ。以前、投稿のラジオ体操的動作、適当に楽に動作するというものね。これができないというのは筋肉の感覚の回復が不十分なのだと思います。ジャンプとかいくつかの動作はできないですが。普通に目の見える方が暗闇の中で杖などのセンサーがない状態で障害物だらけの場所を歩くのとよく似ているのが筋肉関係の感覚のないときの動作かな。
 12月5日(火)、脳卒中後の自宅改修について。私宅はリハビリ病院入院中から改修を始めました。どうしても、医師は最悪をいよりますよね。そのときに患者が奈落の底に落ちるのを手助けするのが生き甲斐みたいなのもいるようですが。私の担当医は救急病院もリハビリ病院もなにもいわなかったです。家族に対してのみね。で、早まってしまった感じもね。本人は「回復できて当たり前、ただ、どの位の期間が必要かは分からない」でしたか、気楽にリハビリをしていました。で、以外に回復が早くなってしまったのでした。すると、このブログのある方の「手摺り談義」みたいな部分の多いことと重症なら使えないような部分もあったのでした。結局は最低2回は改修があれば、よりその患者に適した改修になるのではと感じましたよ。で、私宅では主要部の2度目改修はしていないです。私らみたいなのは以外と手摺りは使わないのかもしれないですね。病院では手摺りを使ったことがなかったしね。屋内で車椅子を使う場合は廊下等も根本的に作り直す必要があると感じました。歩けるようになっていて良かったとね。お風呂時の脱衣と着衣で問題がそのうち、起こりそうですが。着替えのできるような椅子を置くスペースがないのですよ。コンタクトレンズのことで大きな洗面台を設置しているのでね。よくよく考慮しないと何回も改修が必要になるかもね。でもね、今健常というてもこの先いつまでかという保証はないですよね。昔、「できるだけピンピン、寝込み等の期間は短めであの世行きがよい」とか言っていたのにね。ああ、はずれた、はずれた。先日も妻が個人年金の終身タイプで悩んでいたので「終身タイプは早く受け取るのに限る」と言いました。公的年金は制度上の普通の満額受給で受給を始めるのがよいのではと思います。早期の減額受給は間違って長生きしたら大変だし、繰り下げ受給は早死の危険性ね。身内に若いときから「死ぬ死ぬ」といって90歳でも元気に暮らしているのがいる反面、繰り下げをしてやばそうなのもね。確定拠出年金の積み立ては遺族がおられるのなら、公的年金と違って遺族に一時金として受け取れると言うことです。自己破産時にも国税追徴による差し押さえ以外では差し押さえられないようです。住宅改修も見込み違いの危険性はありますね。
 12月6日(水)、「リハビリは焦らない」ことですよね。焦っての失敗例はいろいろあると思います。でも、ちんたらしすぎの廃用症候群にも注意しましょうね。普通は「頑張りすぎ」ですよね、ブログ村に投稿されている方はね。生物学的回復の早さを上回ることはできないのですよ。感覚麻痺の四肢の動作では運動神経系興奮ニューロンの興奮が解除されない場合が出てきやすいですよね。この興奮を鎮めることができるのは運動神経系抑制ニューロンが働いてですよね。神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンとを組み合わせて働いていますが、運動神経系抑制ニューロン活性化には筋肉や皮膚からの感覚情報が必要にね。ですから、感覚の回復に応じてリハビリができるのですよ。普通の怪我のリハビリでも筋肉柔軟、関節可動域確保というのは必須ですよね。感覚の問題で感覚麻痺の場合は痙縮等になりやすいのですよ。ですから、歩行ですと、「とにかく歩く」ではなく「歩行姿勢等が第一で無理なくゆっくり」という方がよいのですよね。私の入院中のリハビリの基本ですよ。病棟内歩行許可が出るまではリハビリ時間でしか歩行はしなかったです。本当だよ。ほかの時間は「車いす着座による両足ちょこちょこ歩行」なるものをしていましたよ。関節可動域確保動作になり、筋肉に緊張感が出ない楽な車椅子での移動方法ね。四肢の動作は「関節動作」です。ですから、関節が楽に動かせることが必須です。このようにするには筋肉も柔軟である必要があります。痙性なんで出たらリハビリ失敗と思っていました。今もね。リハビリ病院では初期症状から考えて「奇跡的回復」といわれましたよ。
 12月7日(木)、「思い込み」。思い込む状態になると気がつきにくいですよね。私の思い込みにはどのようなのがあるのでしょうか。ところで、脳卒中での思い込みに「力が出なくなったからとでの筋トレ」をされる方が多いようですね。それも、健常者風的にね。筋力は「筋力=脳の命令力×筋肉の質×筋肉の量×筋肉の縮むことのできる長さ」ですよね。脳卒中では「脳の命令力」だけが0になったりします。脳の命令力は俗にされている筋トレでは戻らないのにね。寝込んだときの筋力減衰もよくいわれていますが、最大の原因は神経筋接合部での筋繊維動員力みたいなのにね。ですから、すぐに回復していますよね。これ、筋肉量の減少なら回復に時間が必要なのにね。火事場の馬鹿力ですよ。脳の命令力と神経筋接合部での筋繊維動員力が最大になったときのようです。普通の時の最大筋力は火事場の30%ぐらいともいわれていますよ。で、「筋力」「筋力」といって痙性を高めて筋肉の縮むことのできる長さを制限してしまっているようですね。筋肉は縮むことはできても伸びるのはほかに筋肉によって伸ばしてもらっているのです。筋肉は伸び縮みを自力ではできないのですよ。伸ばしてもらった後縮むことができるのですよ。このためには関節が楽に動かせることが必要です。ところで、未だに「コレステロールは低ければ低い方がよい」となど寝ぼけたことをいう医師がいますので殺されないようにしましょうね。低血圧でも脳梗塞は起こりますので、降圧薬の盛られすぎに注意しましょうね。このことは降圧薬の添付文書に記載があります。これらは医師の思い込みね。
 12月8日(金)、「考える」、これは疲れますよね。判断を停止して惰性で処理すると楽なのですよね。「思い込む」というのは思考停止状態だと考えられるのです。判断も思い込みに合致するかどうかだけですよね。「・・のはずがない」とかもね。「日本人には黒髪以外はない」という思い込みとらわれている自称教育者によって痛めつけられている方がたくさんいますよね。調べて考えようとしないのですよ。自分の思い込みに対する反証を無視することによって成り立っています。無視するというのは考えることを拒絶しているのですよ。その反証に対する反証を正当な方法で見つけたらよいのですけどね。冤罪もこれと同類ですよね。太平洋戦争への突入も思考停止状態、集団での思考停止状態だったと思うのです。それにほぼ国中が酔いしれていたとね。今のトランプさんもこの危険性が高いと思うのですが。脳卒中感覚麻痺ですと、割と楽に四肢を動かせるということができやすいと思うのですが、動作には感覚情報が必須であるということをお忘れになり、考えることなく筋トレ等に励まれる方がいますよね。四肢の動作は関節動作であるということを忘れて関節の動きを悪くしてしまっている方ね。少し、四肢の動作の仕組みを考えたら気がついても良さそうだと思うのですが。今のロボットや再生医療等も痙縮でない状態の方が、楽な外力による関節可動域確保動作ができる方が有利であるということも少し考えたらおわかりなると思うのですが。「楽な外力による関節可動域確保動作」ができるということは自力での動作の基礎であっても、自力で動作できるかどうかは脳卒中の症状等によります。関節確保動作ができないというのは健常であっても動作ができないということですよ。
 12月9日(土)、脳卒中を発症していない健常者が困るような状態というのは脳卒中による障害者も困りますよね。五十肩等、関節の動きが悪くなると健常者でも困っていますよね。言い過ぎるになりますが関節の動きは筋力とは無関係ですよ。他動で動かせるのですからね。他動で動かせるからご本人の筋力で動かせるのですよ。ご本人の筋力で動かせないには2種類ほどあると思うのです。一つが関節がさび付いたとかいわれる状態になっていくことね。関節の結合組織等が癒着したりしてしまうことね。これ、拘縮に当たるかな。こうなると他動でも無理かもね。今ひとつが筋力無力かかな。これには2種類ほどあって、筋無力症というような病気の場合ね。この場合はロボットリハビリの対象ね。関節は大丈夫ですよね。もう一つが脳卒中でよく見られる痙縮状態に筋肉がなってしまって、筋肉が伸び縮みできなくなるためですよね。関節がさび付いていない時には筋肉が伸び縮みすることで関節が動きます。筋緊張亢進状態や痙縮では筋肉が伸び縮みしにくいやできなくなって関節動作に支障が出るのですよ。関節の動きに支障が出るというのは人間にとっては不便そのもですよね。健常者でも脳卒中経験者でもね。脳卒中では発症時等では関節に問題はないのです。だから、いかに維持するかということですよ。筋肉の硬直も健常者でも起これば困りますよね。ですから、四肢では関節の動きを、他動での動きの維持を。筋肉も柔軟に維持することですよね。維持できたら自力ができるかは脳の回復次第ですよ。健常者でも動かせない状況では脳卒中では動作は無理でしょうね。
 12月10日(日)、片側にしか手すりのない階段の昇降。蟹歩きで昇降するときがあります。ある方が階段の手すりについて投稿されていたので私の方法を投稿します。自宅の階段は左麻痺なので右手で手すりが掴める場合は使いますが、そうでないところでは壁に手垢をつけながら上ったりしています。登りなのでまだ楽だと思っています。外出先では、無理に左側にある手すりを右手で持ったこともありました。ふと、わたしゃ蟹歩きができるのだと思い出して、両手で手すりを掴むということをしてみたのでした。成功しました。これ、上り下り両方ともできることを確認しました。後ろ向きの昇降には挑戦したことはないです。近いうちにやってみようかな。外出先で手すりのない階段は基本的に上り下りしないですが、わんこの散歩時の公園の階段は手すりなしなので仕方なく上り下りしています。公園には幅広階段もありますね。横幅でないほうにね。その場合長さによっては一段一歩で上りますが、降りるときは一段二歩です。降りるときの方が怖いですよね。先日も女性に下り坂道で抜かれて引き離されました。平地では私の方が抜き去ることのできる速さなのにね。下りは怖いということもあり、どうしても遅くなりますね。わんこがうんち直前歩行の時は仕方なく下りを私にしてはぶっ飛ばしていますが。怖い、疲れる、足が・・の世界です。降りるときの方が怖いし遅くなりますね。階段の蟹歩き、便利だと思います。でも、右手で手すりのある階段を探してみてからね。自宅は壁に手垢ね。

2017年12月4日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No276   装具の思い出。今は持っていないです。   四肢の動作は関節動作です。このためには関節が錆び付いていないということと筋肉が柔軟で楽に引き伸ばすことができるということが必須です。これが健常者の状態です。脳卒中で脳に障害を受けても変わることのない必要条件です。筋肉は引き伸ばされた後に収縮できるのです。   ネタ不足のためです。健常者宅のリフォームや引っ越し。ある方が脳卒中後にリフォームしたことをブログで批判されたらしいのです。どうも、健常者から。   免疫は学習です。だから、新興感染症ではパンデミックが起こることがあるのですよ。予防接種は人為的に免疫機構に学習させることですよ。   訪問リハビリで杖の長さの調整がありました。リハビリ病院入院中の長さで使っていたのですが。 投稿時刻。寝る前ですか、起床後ですか、昼間ですか。起床時刻は毎日ほぼ一定ですか。   高齢者に夜間頻尿が出やすい理由。憶測ね。ふくらはぎ等の筋ポンプ作用の低下も主因の一つではと思うのですよ。

 11月27日(月)、装具の思い出。今は持っていないです。妻に捨てられたという感じです。救急病院ではテーピングで代用でした。リハビリ時間のみね。リハビリ病院ではリハビリ時間のみ病院のを着用でした。転院後しばらくして、装具を購入することになって、当初、担当のPTお勧めは膝までのでしたが、担当PTの上司にも歩行の様子を見てもらうと、オルトップのお安いのになりました。名称は一昨年ぐらいかな、投稿のために調べました。これでも、装着は邪魔くさいですよね。で、靴もそれなりのが必要だしね。以前から投稿のように車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行を続けていました。車椅子使用時はなくても看護師さんから文句をいわれることもないしね。転院後3ヶ月ぐらいの頃に「小走り」の指導等があったときは装具なしでのリハビリだったと思います。装具なしにしたときがあったというのは覚えています。装具なしにできるのは足の関節可動域があり、適切に動作させることができるということですよね。でも、病院内での歩行時には装具が必要でした。で、早朝寝起き時のトイレ行きは車椅子活用ね。装具邪魔くさい。こんなのですから、退院したら装着しなくなりました。その後も問題もなく過ごしています。で、冒頭のようにされたのですよ。悪化させないようにしておくことができるというのがリハビリの基本かもね。
 11月28日(火)、四肢の動作は関節動作です。このためには関節が錆び付いていないということと筋肉が柔軟で楽に引き伸ばすことができるということが必須です。これが健常者の状態です。脳卒中で脳に障害を受けても変わることのない必要条件です。筋肉は引き伸ばされた後に収縮できるのです。「引き伸ばされた後」だよ。筋肉は自力では伸びないのです。筋緊張亢進は筋肉が収縮状態を緩めることができにくい状態かな。筋肉の緊張状態というのは「体の筋肉が持続して適度な収縮をし張力を備えている状態のことです。」ということなのですが、解除できなくなるとどうなりますか。ということです。また、筋力調節は持続的に収縮しておこなう場合と伸筋と屈筋とを交互に収縮と弛緩を繰り返しながらおこなう時があります。四肢での微妙な筋力調節は交互に弛緩と収縮を繰り返すというのが特徴ですよ。緊張状態まで収縮させると「肩に力が入っている」とかです。震えが出てくるときというのはこの状態ですよ。我々では「四肢が暴れる」まで大きくなるときがあります。震えを防ごうとして力を入れたら筋緊張亢進になり、さらに進むと痙縮で、そのままで動かさなくなると拘縮かな。伸筋と屈筋がともに同時に収縮していると関節が動かしづらくなるのですよ。関節確保動作が楽にできるというのは弛緩するべき方の筋肉が柔軟で楽に引き伸ばされることができるということですよ。また、この時に収縮させた方の筋肉の筋力が最大限発揮できるのです。
 11月29日(水)、ネタ不足のためです。健常者宅のリフォームや引っ越し。ある方が脳卒中後にリフォームしたことをブログで批判されたらしいのです。どうも、健常者から。私っちも私の視床出血後にリフォームしました。で、また、リフォーム予定です。妻にとっての住みやすさのためにね。その健常者宅は絶対にフォームしないのか、或いは引っ越しをしないのか。でも想定外でということがありますよね。批判するのは高次脳機能障害があるからなのかと投稿されていました。ご近所の方のわんちゃんの足が弱くなって、玄関までの階段を上り下りでいなくなる日が近そうと心配されていました。リフォームで「想定していないからだ」と批判されたら、どのような住宅に住むのがよいのでしょうね。だから、冒頭のように「健常者はリフォームしないのか」ということですよ。リフォームや引っ越しは想定内のこともありますが、想定外のことでも必要になるのですよね。ところで、東日本大震災の東北沖の大地震については予測されていたのですよ。予測していた研究者の思いより早かったかもね。チリ大地震やスマトラ沖大地震と同じプレートによる地震が起きている日本ですからね。地震の観測が始まって100数十年、でも、これらの大地震は1000年周期ですから、地層調査等とから予測されたようです。それで、散々警告されたのに対策をしていなかったのですよ、原発はね。福島第二程度に対策をしておけばよかったのにね。非常電源の位置ね。第一は海側、第二は原発より山側ですよ。これなど、「想定しておけば」ですよ。国や地方公共団体や企業等は想定する必要がありますが。地震自体は数十年(百年の方に近い)や数百年や千年周期もあるので、普通の人間の寿命からみたら、結構な長さですから・・。脳卒中等も普通は皆さん想定していますか、健常者も含めてね。私は「内出血」はあるかもと思っていましたが、場所の想定はできなかったです。視床出血以前に体内での出血があり、直ぐに、数日で、止まったことがね。身体的に後遺症というか症状が出なかったです。これが脳出血ならその時点で死んでいるか後遺症だよね。正常範囲の血圧時にね。白衣性だから、自宅でも測定していましたよ、この時期はね。
 11月30日(木)、免疫は学習です。だから、新興感染症ではパンデミックが起こることがあるのですよ。予防接種は人為的に免疫機構に学習させることですよ。子供の免疫力をアップする方法はその子に応じた適度な汚さというのが必要になります。外来物質(バクテリアやウイルス等を含む)を適度な程度体内に取り込んで免疫細胞に学習させて記憶細胞等を作っておくのですが、種類によって免疫の有効期間が異なります。ほぼ一生と言われるのから一年程度までとかね。それで、我々は常に適度に、あくまでも適度に抗原にさらされておく必要があるのですよ。子供の免疫力の完成のためにも適度に汚いことをしておく方がよいと思います。このことで早期に「免疫力が普通より極端に悪い」とかをみられたら徹底的除菌等をする必要があるとは思いますが、そうでないのに徹底的除菌等は子供の生活力を削ぐ結果になると思うのですが。免疫力が学習の結果形成されるということを理解しておきましょうね。アレルギーのいくらかは免疫力が暇になったためかもね。でも、適度に汚かった昔からアレルギーはありましたよね。今はより診察できるようになったので増えたように感じるのかもしれないですが。予防接種は人為的に免疫機構に学習を強制しているのですよ。この学習による免疫ができなくなる病気にHIV感染があります。これは免疫の司令塔であるT細胞がHIVウイルスにやられてしまうからです。T細胞がB細胞に命令を出して抗体生産開始を指示します。そして、一部を記憶細胞に変身させるのですよ。
 12月1日(金)、訪問リハビリで杖の長さの調整がありました。リハビリ病院入院中の長さで使っていたのですが。どうも、姿勢がかっこよくなって猫背でなくなったため、手の位置が上に上がったのかな。それとともに血圧は低下の方です。足が長くなってならうれしいのですが。どうして、背筋を伸ばすようにしたかというと特定健診での身長測定ね。なまじ、普通に血液検査をするより特定健診でする方が安いですよ、たいていは。今、居住の市では65歳以上は無料です。で、170cmあった身長が169.・cmと言われたので背筋伸ばしね。翌年、170cmに復帰しました。今年も維持しています。で、冒頭のように血圧も低めの方向になりましたよ。処方箋プリンターに減薬と休薬をさせました。先日もコレステロールで「低ければ低い方がよい」などというので生合成されているということは必要だからであるので文句を言っておきました。はっきりいって「信頼していない」です。でも、ほかの藪に転院しても同様だと思うのでもうしばらく様子を見ます。あるいは「早く引退して息子と変われ」かな。元に戻りますが、セラピストさん曰く「歩幅が広い」とね。背筋を伸ばして歩くようになってから、歩幅は広くなってような気はしていました。以前と同じ行程を歩いても歩数が少なくなったりしていましたからね。歩行は体全体で、健常者風でも体全体で歩いているのですね。でもね、意識しても歩行時の腕の振りはよくないです。見たら巻きの腕時計(機械式自動巻)のゼンマイの巻きが悪いままだったのでした。二つほど舶来の時計を潰した感じです。で、百均の高級腕時計にしたのですよ。クオーツですと、時刻表示に価格と関係ないからと思っている私です。機械式はスイス製も持っています。そうそう、特定健診の問診票にある「保健指導を受けたいですか」は必ず「いいえ」にしましょうね。
 12月2日(土)、投稿時刻。寝る前ですか、起床後ですか、昼間ですか。起床時刻は毎日ほぼ一定ですか。10数年前に日本経済新聞に「ゴジラ」という記事があったのでした。「ヨジラ」もね。早朝5時起きや4時起きの利点の記事でした。それ以降は悪くても「ゴジラ」で発症前は「ヨジラ」でしたよ。休日もね。人間は昼行性動物ですから、日の出とともにぐらいでよいと思うのですが。朝日で体内時計のリセットをするのです。が、日本の日の出程度の時刻のズレでしたら悪影響なんてないですよね。朝の方の一定時刻ぐらいの起床がよいようです。バラバラ、1時間以上のずれるようなのよりほぼ一定の方がよいのではと思います。視床出血発症後、入浴時刻が早くなり、その結果、3時半頃起床になって仕舞いました。理由は片麻痺でのコンタクトレンズの装着や外すというのが非常に面倒なのです。お風呂前に外すのですよ。弱視一歩手前みたいな視力では寝るのに限るです。起床後はしばらくしたらコンタクトレンズの装着をします。睡眠時間は7時間弱程度にしているので午前3時半頃起床になって仕舞ったのです。そして、これで生活リズムを作ってしまったので、ずらすことが怖くなっているという次第です。ですから、夏場の早朝のわんことの散歩も楽に午前5時に出発できる次第ですよ。ただ、夜の方がせわしなくなってしまってますが。なので、ブログの投稿時刻は起床後です。過去の経験から「必要以上の睡眠時間は疲れる」と思っています。
 12月3日(日)、高齢者に夜間頻尿が出やすい理由。憶測ね。ふくらはぎ等の筋ポンプ作用の低下も主因の一つではと思うのですよ。日中、直立、または上半身を起こしていて、血液等が下半身にたまるのですが、筋ポンプ作用が機能していたら心臓に送り返されるのですよね。ところで、血液等が下半身に降りてしまうと脳は抗利尿ホルモンを分泌して尿量を減らして、上半身の体液量を維持しようとします。そして、夜寝ると血液等が上半身を巡ることにね。そして、脳が抗利尿ホルモン分泌しなくなるとね。で、トイレ通いという道筋が考えられるのですよ。実際、このようなパターンの方がいるということを知る機会がありました。これを過活動膀胱を診断した間抜け医師がいましたよ。頻尿には骨盤底筋の無力化の場合もあると考えられるのにね。回数のみで診断していたようです。ですから、筋ポンプ作用を軽視することはできないのですね。冬場に「手足の先が冷たい」と感じることはありますが、しばらく、暖を取るだけで簡単に暖まります。全身の血液等を適切に循環させるのに心臓だけでは無理があります。特に直立時間が長いときはね。不足を補うのが筋ポンプ作用ですよ。この筋ポンプ作用は筋肉が柔軟で収縮させることができるということが必要ね。楽に弛緩できるというのも必要ですよ。筋力発揮ができやすい筋肉ね。筋緊張亢進状態や痙縮状態でないことが必要かな。

2017年11月27日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No275   取扱説明書について、整理方法をある方が投稿されていましたね。で、私の方法を紹介します。   「糖質制限食」で思うこと。   ボトックス療法の問題点。この問題点を承知の上でボトックス療法をしてもらってね。   現在の風邪治療について思うこと。   リハビリ病院退院後のリハビリの問題点の一つの解消法。独力でのリハビリだけではなく、できるだけ、セラピストさんに継続的に診てもらおう。   リハビリに焦りは害だけかもね。脳卒中後遺症だけでなくすべてのリハビリにおいてかな。   廃用症候群と過剰リハビリの間。

 11月20日(月)、取扱説明書について、整理方法をある方が投稿されていましたね。で、私の方法を紹介します。どのような方法がよいかは人それぞれだと思います。今はメーカーと型番が分かれば、メーカーのサイトに大抵取説がPDFファイルでアップされていますよね。主なのは機器を購入したら、直ぐにそのメーカーのサイトからPCにダウンロードしています。PCトラブルがあってもメーカーのサイトからダウンロードすればよいですからね。100均の製品みたいな細々としたのはスキャナーで読み込んでPC2台に保存しています。PCの画面で拡大して読めますから、私みたいな片麻痺(麻痺手で取説が読みやすいように保持できない)で健常手には虫眼鏡、老眼鏡、コンタクトレンズの3点セットの身の上ではPC画面で拡大が一番楽です。保証書だけは現物保存が必要かな。ナンプレができるのは数字や枠がある程度大きい(虫眼鏡が不要)のと、ブックホルダーにセットしたらフリクションボールペンで書き込めるのですよ。1000円以下でボチボチ役に立つブックホルダーがあり助かっています。ブックホルダーを使い始めて感じたのは猫背にせずにナンプレができるので、腹圧があまり上昇していないようです。腹圧アップは血圧アップですよね。そのPCのうち、一番古いのが不調で困っています。起動時のバイオス画面で宇宙人からのメッセージがでたりしました。固まるのはしょっちゅうなのでもうすぐダウンしそうです。あと、生きているのが2台あるのですが、うち1台は7~8年前に「3万で組み立てるPC」で組み立てたのでノンビリ起動や動作をしてくれています。昨年アウトレットで4万5千ぐらいで購入したPC(ソフトがOSぐらいに近い状態)並みの速さのアウトレットPCでも探そうかな。本当はバラで部品を購入して組み立てたいのですが。PCは組み立てると楽しいですよ。できないことはないと思いますが片麻痺では・・・。
 11月21日(火)、「糖質制限食」で思うこと。今月の12日(日)に放送の「健康カプセル ゲンキの時間」で「糖質制限食」のことについてね。その昔、日本が貧しかった頃、糖尿病患者は少なかったようです。疫学的には動物性食物の摂取の増加とともに糖尿病患者も増加したのでしたよね。それと、思ったのはこの変化が起こっている時期は公共交通機関の整備加速、次に自動車による個人の移動手段の獲得、身近なところではチャリで徒歩よりは楽にね。エレベーターやエスカレーターんー設置等などなどで、運動する機会の減少と重なっていますよね。低カロリー高繊維食から高カロリー低繊維食に変化とともに筋肉使用量の減少ですよ。低カロリーでも馬鹿食いしたらどうなりますか。糖質は制限であって排除ではないのは必須栄養だからですよ。以前の糖尿食はある程度以上運動をするということを前提にしているのかな。脳を含む一般の臓器の細胞には血中のグルコース濃度に比例してグルコースがなだれ込んできます。筋肉等はインスリンが必要というのですが、筋肉だけは使えばインスリンなしでグルコースを取り込むというのです。結局は食料が豊富になった上に運動量が減少してしまった現代を象徴する食事が糖質制限食かなとふと思ったのでした。結局はボチボチ(どのぐらいでしょうか)運動する、筋肉を使うということが人間にとっては非常に重要ではと思うのです。糖質が血液中で減少しすぎると脳死を起こしますよね。低血糖性ショックかな。多過ぎるとじんわりと細胞がのたれ死にます。ボチボチがよいのです。血液100lmにグルコース100mgぐらいがね。このようなことは血圧でもコレステロールなどでもあるのですよ。多すぎても少なすぎてもよくないことがです。リハビリでもね。
 11月22日(水)、ボトックス療法の問題点。この問題点を承知の上でボトックス療法をしてもらってね。根本治療ではなく対処治療です。一時的に痙縮等を緩めるだけです。それはボツリヌス菌毒素の作用機構から出てくることですよ。ボツリヌス菌毒素は筋肉にある神経筋接合部で運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込みます。そして、ここに局在したまま作用を現します。神経終末でのシナプス小胞の形成を阻害するのですよ。神経伝達物質はシナプス小胞に入れられた後、この小胞が終末の細胞膜と融合して内部にある伝達物質をシナプス間隙に放出することになります。そして、相手の受容体と結合することで情報を伝達するのですよ。この部位のシナプス小胞の形成を阻害しているだけですよ。興奮ニューロンの細胞体の興奮を抑えているわけではないのですよ。ですから、薬効が切れるとともに元に戻るので投与ということを繰り返しことになるのですよ。そして、脳での状況と感覚神経による情報とがアンバランスになると思います。興奮のわりには筋収縮できないとね。ですから、注意深くリハビリや動作をおこなう必要があると思うのですが。ボトックスに慎重な医師やセラピストはこのアンバランス状態を重く見ているのかもしれないです。脳がボトックス療法中を正常と勘違いしてしまわないかということをね。興奮ニューロンが過興奮のままになって仕舞うと本当にエンドレスのボトックスになりかねない危険性があると思うのです。痙縮等以外でのボトックス療法も繰り返しが前提のようですね。筋肉は脳の命令によって動作しますが、ボトックスは脳には作用しません。このことを承知の上でね。ほかの痙縮対策療法より楽だと思います。だから、盛んに使われるようにはなったのではとね。ほかの方法もボトックス同様対策療法です。
 11月23日(木)、現在の風邪治療について思うこと。根本的な治療法はないというのです。処方されるのも市販のもね。すべて、症状緩和的なものですよ。または、合併症予防の方ですよ。何年か前に風邪で医師に処方されたのに抗生物質、下痢止め、吐き気止め、解熱薬、ビオフェルミンでした。抗生物質は他の細菌類の感染症予防なのですが、服用すると腸内細菌叢を破壊しますので注意が必要というか、破壊されることを覚悟して服用ですから服用せずでした。風邪はウイルス感染ですから、抗生物質は効果がありません。下痢止めですが、下痢は基本的に腸にある毒物を排除する働きでもあるので体液成分補給をしっかりしている方がよいので服用しなかったです。吐き気止めは服用せずね。解熱ですが、体は体温を上昇させることで免疫力を上げています。よほどの高体温にならないと服用の意味はないと考えて服用しなかったです。せっせと服用したのはビオフェルミンでした。市販の風邪薬も対処治療で症状緩和のみですよ。下手すると長引かせることになる恐れが大きいのですよね。免疫力をどのようにしたらアップできるのかという日常生活の方が薬に頼るよりよいのが風邪かな。インフルエンザとは長い間お付き合いが途絶えています。予防接種なんて無駄はしていないですよ。ただ、最近、体温が少し低下したようなのです。37.0度ぐらいだったのが少し下がったようなのです。また、真冬でも37.0度あたりの体温維持ができるように生活しようと。体温が高いと糖質もそう気にする必要がないですよね。エネルギー浪費型ですからね。エネルギー浪費型体質の方が省エネ型体質(低体温など)よりよいと思いますけどね。体温が高いと免疫力が高くなるものね。
 11月24日(金)、リハビリ病院退院後のリハビリの問題点の一つの解消法。独力でのリハビリだけではなく、できるだけ、セラピストさんに継続的に診てもらおう。ただし、藪からは逃げましょうね。ブログ村で脳卒中後のリハビリで投稿されていた方等で何人かが悪化とおぼしき状態を投稿されていました。しっかりそれを自覚されている方もおられますが。中には自慢げに投稿されていた方もね。脳卒中後は動かしがたくなるので筋トレで防ぐのだとかね。別のある方が最近、介護保険での訪問リハビリを始めましたと投稿されていました。セラピストさんにみてもらうわけですよね。悪化は防ぐことができると思います。脳卒中は脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こって、損傷部位の修復がされるまでは本格的筋トレとかはできないのですよ。それまではセラピストさんに状態を見てもらいながら、現状維持や向上を目指すのでよ。私もリハビリ病院退院後、3ヶ月目から訪問リハビリを受けています。ですから、5年以上になるのです。外部の目というのも重要ですね。できれば、PTとOT、必要のある方はSTもね。死ぬまで訪問リハビリは必要かもと思っています。訪問リハビリとしましたが、通院でのリハビリでも当然よいわけだし、お金持ちさんは自費でセラピストさんにみてもらうリハビリでもよいと思いますが、自費リハビリではセラピストが萎縮してしまわないようにね。私は筋肉の状態や関節可動域の状況を中心にみてもらっています。可動域の広さには呆れられていますけど。リハビリ中の会話もリハビリに有用ですしね。家族の経済学や法律なども話したりしています。確定拠出年金の一番の利点は何なのかとかね。これ、所得控除ですよ。今の金利ではね。二番目が破産しても残る可能性があるということ、国税庁による税金徴収の為だけ差し押さえることができるとかね。60歳以降での破産は取られるかな。公的年金は自己破産しても受給権は失われないはずだよね。公務員、恩給の時代は年金相当の部分が懲戒免職でパーになっていましたが、今は積み立てた公的年金なので受給権は失うことはないとね。でも、退職金はパーですよ。昨日の投稿で「完成症予防」とありましたが「感染症予防」の間違いです。済みません。
 11月25日(土)、リハビリに焦りは害だけかもね。脳卒中後遺症だけでなくすべてのリハビリにおいてかな。琴奨菊関、やはり、まだ無理だったのではと思うのですよ。年6場所でゆっくりと十分なリハビリができなかったのではとね。脳卒中ですと、すべての後遺症は脳での神経細胞の損傷によるわけだから、脳での修復が先なのですよね。ところが、脳というのは結構融通が利くというのか生き残りの部分の活用でどうにか動かせたりとかできたりするわけですよ。そこで間違いが起こりやすくなりますよね、回復してきているとかね。回復の始まりではあると思いますが、暫定的なのにね。普通の怪我でも、例えば、皮膚の修復でもまずは表面を覆うように薄く細胞が膜状にできますよね。で、これでともかく内部の保護をするわけですよ。その後、本格的に皮膚構造の再建をするのですよ。健常側薬指の関節部のひび割れで薄い膜状ができた段階で、「やばい、指を伸ばした状態での皮膚しかできない」と感じて、もう一度、ばっちんと傷口を作り直してリハビリ(指が曲げることできる皮膚再建)をしながら治したことがあります。もし、この時、そのままにしていたら指を曲げることができなっていたと思います。このように修復には状況を踏まえた順序があるのですよね。脳卒中もね。感覚麻痺で動かせるからと励むと感覚が回復していないので運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進状態になっていくと考えられるのです。で、痙縮にね。感覚神経系の回復ですが脳卒中では樹状突起の延伸によるわけですから、時間が掛かります。末梢の軸索の延伸は早いですが、樹状突起はチンタラですよ、高齢になるほどね。焦っても無駄どころか弊害として痙縮等になって仕舞うと考えられるのです。スポーツ選手の怪我等でのリハビリ失敗の要因は生物学的再生より先走ったリハビリによると思われるのが頻発していますよね。「生物学的再生の速さ」より先走ることはできないのがリハビリです。だから、「楽な外力による関節可動域確保動作」で四肢においては時間稼ぎ、廃用症候群防止をしている方がよいと思うのですけどね。「楽な力での関節可動域確保動作」が続けてできる範囲で頑張りましょうね。
 11月26日(日)、廃用症候群と過剰リハビリの間。人間の体は脳を含めて使わないでいると廃用症候群ということで使うことができなっていくのですよね。ただ、体の各部位で一斉に起こり始めても使えなくなるなるまでの期間は違うと思いますけどね。で、早期からのリハビリの目的の一つが廃用症候群の防止にあると思うのです。で、脳卒中ではPTとOTの両方をする理由の一つかもね。忘れた部位がないようにかな。だから、延々とSTをされる方もあるわけですよ。高次脳機能障害の場合、リハビリ意欲というのが阻害されてしまうことがあるとも思います。これ、廃用症候群に向かうことになりやすいと思うのです。脳も適切に扱き使うというのができますよね。過剰リハビリで問題が出やすい部位と出にくい部位があると思うのですが。脳は扱き使っても休息で回復できるようですね。脳卒中感覚麻痺では感覚神経の多い部位では弊害が出やすいようですが、唇の痙縮なんて聞いたことがないのです。背筋や腹筋等もあまりいわれないですね。で、四肢で起こりやすい痙縮かな。精度が必要な動作をおこなう部位の筋肉に筋緊張亢進→痙縮→拘縮というのが起こりやすいように思うのです。腹筋を使っても上体を起こすというので、角度・・に維持なんてしないですよね。踏み板昇降みたいに回数を普通はしないしね。唇もよく動かしているのに、感覚神経も非常に多い部位なのにね。脳を適切に扱き使って認知症を防ぎましょうね。体の各部位はその部位に応じた動作等をできるだけ毎日最低限おこなうというのが廃用症候群予防で、過剰リハビリは例えば四肢では関節動作に支障が出始めるような程度になって仕舞っているのが過剰かな。この間は結構広いと思うのですがいかがでしょうか。

2017年11月20日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No274   頭皮マッサージと片麻痺。動かせるけど生活動作が未だ未だできない私の麻痺手。両手でのマッサージができないのですよ。片手だけですよ。   床に落ちていたゼムクリップを麻痺手で掴むことができました。床に落ちているものを拾うのは健常手の仕事としていたのですが、麻痺手でしてみたら、あら、楽に拾うことができたのでした。   PT(主に歩行かな)の基本方針は「格好良く歩く」というものでした。   屋外が歩きにくい理由。リハビリ室や病院内は平らですね。   足先の冷えと血圧。足先を冷やしてしまうと血液循環で暖かくなるまでの間、どうも血圧が高いようです。当たり前か。   藪医者の話はよく投稿していますが、セラピストにも藪が多いのかな。   杖と装具。杖なし歩行がほぼ安全にできるようにというのが目標みたいなものですよね。

 11月13日(月)、頭皮マッサージと片麻痺。動かせるけど生活動作が未だ未だできない私の麻痺手。両手でのマッサージができないのですよ。片手だけですよ。そうすると、頭全体に対する頭皮マッサージの負担が健常側の腕と手にね。他の生活動作の多くを健常側でしているので負担超過になって仕舞ったようです。頭皮マッサージは頭皮での血行をよくするためです。その結果として頭髪が実際増えますよ。リアップみたいな出費なしね。原理的には頭皮マッサージとリアップは同じというのを聞いたことがあります。マッサージが少なくなると、世の中を明るくする方向になって仕舞いますので止めることができないのです。なにか、リアップも止めると・・という話を聞いたことがあります。片手だけというのは不便ですね。でも、動かせるというので着替えとかにも役に立ちますよ。ジャムの蓋開けだけではなく、持たせるということでよいような作業にもね。着替えではチャックの補助役もしております。わんことの散歩では麻痺手がリード係です。でも、健常腕がだるい。使いすぎでだるい。さらにソリティアもあるのでね。マインスイーパーは今はしていないので助かっています。この2つ、XPの時のが好きです。勝ち負けなしの時間勝負だけですから。勝ち負け表示のないゲームがよいのです。Linuxの上海も好きです。これもランキングは表示されますが時間表示だけです。勝ち負け等はないです。認知症になりたくないので楽しめるゲームをしています。片手だけでは世の中を明るくしてしまいそうです。
 11月14日(火)、床に落ちていたゼムクリップを麻痺手で掴むことができました。床に落ちているものを拾うのは健常手の仕事としていたのですが、麻痺手でしてみたら、あら、楽に拾うことができたのでした。麻痺から5年と9ヶ月目にしてね。苦労して苦労して拾うのは時々試してはいたのですが、あっさりと成功でした。リードのわっか部分が地面にあるのを掴むのはできるようになっていましたが。リードは太くて大きいですよね、ゼムクリップよりね。次にも今回ほど楽に拾うことができるかどうかは分からないです。でも、この程度のものを掴もうとしてできるのは手の関節可動域が健常者並みにあるからだと思います。また、引っかければよいわけですから、楽ですよね。落としても壊れるようなこともないしね。緊張度が低いというのもあったと思います。食器類の保持で怖いのが落下による破損ですよね。「数が増える」ということね。上肢では下肢より緊張しやすいですよね。それで、筋緊張亢進になりやすいのですよ。ということで、今後も気が向いたら、試してみたいと思います。で、前屈みで拾いました。しゃがむでもよいのですが、前屈みでした。これらの動作も楽にしております。歩行時のよそ見もチョイチョイやっています。よそ見するタイミングを間違うとちょっと怖いときもありますが。もっとも、よそ見はリハビリ病院入院中からしていました。「今日は・・さんどこにいるのかな」とかね。PTはリハビリよりこっちの方が重要だったかも。OTはちゃんとこういうことがないように変わってもらえました。病棟内での歩行許可が出て、看護師さんと歩きながら、杖で天井を指し示しながら「天井って低いですね。車椅子の時は高く感じていました。」と天井を見ながら歩いたこともね。この時「杖が浮いている。」といわれましたが。
 11月15日(水)、PT(主に歩行かな)の基本方針は「格好良く歩く」というものでした。救急病院のPTで、よたよたでしたが短距離の杖歩行が何とかできたので、割と早く歩行はできるようになると思いましたので「格好良く」を目指しました。これは格好良く歩ければ麻痺したとは思われないですみますよね。リハビリ病院では歩行許可が出るまでは車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行ばかりをしていましたよ。「棒足ぶん回しでも」とは全く思いませんでした。転院時での測定では10m38秒でした。結構歩けたなとね。関節可動域が健常者並みにあれば、そのうちに何とかなるとね。病棟内杖歩行許可が出るまでは車椅子ですよ。人のいないところでは暴走もね。そして、リハビリ病院退院日まで車椅子を使っていました。車椅子ってある意味楽ですね。便利な場合もね。でも、段差や傾斜のあるところでは歩行の方が有利かもね。格好良く歩くというためには関節が健常者並みである方が有利ですよね。これを、「車椅子での着座による両足ちょこちょこ歩行」で確保できていたようなのです。ですから、闇リハなど全くしていません。指導されるままで安心できる状況だったのでした。OTみたいにギャルセラピストさんと交代してくれたらよいセラピストさんだったのにね。関節可動域等をみて、早期に健常者風を指導してくれたのでした。自主リハもいわれたのですが、サボり気味でした。でも、結構早く健常者風ができるようになったのか病棟内杖歩行許可になりました。でも、車椅子での着座による両足チョコチョコ歩行はリハビリ病院退院日まで続けましたよ。目指せ、楽な力での健常者並み関節可動域確保を。
 11月16日(木)、屋外が歩きにくい理由。リハビリ室や病院内は平らですね。救急病院では移動はすべて、看護師さんか家族に介助されて車椅子ででした。病院内のみね。傾斜なんてなかったです。そして、普通は物なんて落ちていないしね。それが屋外に出ると、「デコボコ」と「傾斜」と「坂(斜面)」だらけですよね。すり足ではつまずきまくることになりますので、足先をあげるということが必要になります。また、どの程度あげるとよいかは時々によって変わりますよね。この「あげる」では股関節や膝関節活用のあげると足首関節活用にあげるの併用ですよね。これを一歩ごとに適切におこなう必要があるのが屋外での歩行ですよね。よそ見しながらは危険です。また、屋内でも、普通の民家はそこら中に段差がありますよね。ですから、これも躓きの要因となるので歩きにくいということも起こりますよね。傾斜や斜面は着地時の足の傾きが平面と異なるのでデコボコでなくても歩きにくくなりやすいです。歩道等の傾斜では一時期左(麻痺側)の方が低いというのが歩きやすかった時期もありました。今はどっちでもいいですが。きつい傾斜は論外ね。斜面の方は「動画と静止画」カテゴリーにあるような公園のお山程度でした昇降できます。関節可動域が健常者並みにあれば、そのうちに普通の歩道や道路でしたら、歩きにくいというのはそのうち感じなくなると思います。関節可動域で問題がある場合は歩きづらさは続くのではと思うのです。目指せ、楽な力での健常者並み関節可動域確保を。
 11月17日(金)、足先の冷えと血圧。足先を冷やしてしまうと血液循環で暖かくなるまでの間、どうも血圧が高いようです。当たり前か。冬の手袋なしも同様みたいですが、帰宅後の血圧測定は訪問リハビリのうちのPTの時の散歩時だけです。昨冬は気にしなかったのです。変わりなかったということね。寝る前の血圧測定で足先が冷えていると感じるときは少し高いのです。しばらくして暖まってくると普通にね。血液を送ろうと心臓が頑張っているのですね。高いといっても10未満ですよ。他の要因で高くなることがあります。脳卒中後に血圧が高くなるのは血流の途絶えた患部に血液を送ろうとしてですよ。また、麻痺側の硬直が強いときなどです。なぜか、健常側も力むのですよ。測定中に力を入れてみたら上昇したので同様の理由と考えられるのです。危険なのが藪医者との対話かもね。先日も「コレステロールは低いほどよい」などというので血圧上昇ね。細胞膜やステロイドホルモンや樹状突起誘引物質や軸索の髄鞘等様々なところで必要なコレステロールです。だから、生合成されているのですよ。コレステロールの場合「生合成」とは肝臓で作り出されているということです。必要だから作っているのです。だから、ある適正量は必要なのです。食事からのコレステロールについては代謝されるとかで今まで考えられていたような影響がないと分かってきましたよね。やってしまいました。そのことをケアマネさんに話した後の血圧の高かったこと。危険が一杯の診察です。もっと勉強しろよと思うのですが。あの年代の医学教育は「卒業後そう勉強しなくてもやっていけるように」と当時の最新知識等の詰め込みでした。今は「継続的に勉強を」という方に徐々に変わってきているというのです。医学の進歩が速くなってきたこともあります。若いのにもいますが高齢の医師ほど石頭の可能性が高いですよ。
 11月18日(土)、藪医者の話はよく投稿していますが、セラピストにも藪が多いのかな。私を診てくれた、或いは診てくれているセラピストさんはよい方ばかりです。2名ほど男という欠点がありましたが。他はギャルかギャルと交代してくれました。移動において、「電動車椅子が使えたらどこでも行けるから歩けなくても・・」と抜かすセラピストがという投稿を読みました。この馬鹿セラピスト、歩行の有利さを分かっていないのですよ。まず、運動するということの利点です。認知症防止にも役立つのにね。リハビリ病院でのPT時に杖購入について、杖をみるために敷地内ですが別の建物の展示場に歩いて行ったときには何とも思わなかった通路を車椅子で通ろうとしたら、傾斜がありました。退院後の今では相当急な傾斜でも徒歩で昇降できますが、電動でも車椅子では無理な傾斜でもね。階段は車椅子は無理ですよね。どこにも行けない車椅子ということも起こりうるのですが。日常、屋内での生活でも歩けた方が本人も介助の方も楽ですよね。車椅子のよいところは平面のところで着座による両足ちょこちょこ歩行をして、関節可動域確保ができることや時間待ち等では座っているので楽とかぐらいかな。活動的生活をおこなうのでしたら、症状に応じて健常者風歩行ができるようにリハビリをする必要があるのにね。重症でしたら歩行ができてもリハビリの継続は必要です。脳での神経細胞間のつなぎ替えが完了するまではね。普通は死ぬまでリハビリは必要と思うのです。無理しないで徐々に歩けるように目指すのが普通ですよね。歩行できるようになるのとリハビリ継続は別問題です。車いすに頼り切るという決断がリハビリ中止につながる危険性もありますよね。
 11月19日(日)、杖と装具。杖なし歩行がほぼ安全にできるようにというのが目標みたいなものですよね。杖は持ち歩くけどできるだけつかないというのですよ、私は。健常者風歩行ですが、杖を持たずに歩くというのはほぼなしです。この頃は「杖をさす」を雨の日などしています。このようにするにはリハビリ当初から「杖は持ち歩くけど、できる限り健常者風でつかなくても歩けるように」というのでした。そのためには「楽な力での関節可動域確保動作」ができているというのが必要ですよね。これを「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」で確保できていたようなのです。上半身もほぼ直立での歩行ね。「前後左右にぶれないようにね。」の積み重ねでした。ある時点から「健常者風歩行のリハビリ」になり、ヘマな闇歩行とかはしなかったです。で、病棟内杖歩行許可の頃には杖は持っているだけみたいにね。装具はオルトップのお安いのでした。リハビリ病院退院日まで使いました。していないとうるさいですからね。早朝寝起きのトイレ行きは車椅子で行きました。装具なしで見つかってもお小言なしだものね。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」ができるというのはそれなりに足首関節が働いているといことですよね。だから、退院したら「邪魔くさい」で装着しなかったです。退院して1年ぐらいのちに病院のセラピストさんにみてもらったら「足首関節、楽に十分動かせていますね。」でしたよ。足首関節や膝関節等が十分に動かせるようになってからの装具なしですよね。「車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行」は効果がありますよ。車椅子に深く座ってね。できる限り、踵着地ですよ。そのまま膝位置より後方まで足裏をつけたまま移動させます。爪先キックのち、足首関節活用で前へ足抜きですよ。で、踵着地にね。爪先キックの時、力をそう入れていなかったかもね。膝の後ろに移動させるときの方がかな。足首を十分に動かしてね。

2017年11月13日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No273   左半身の硬直感等について。瞼の感覚もね。強烈です。瞼は今までにないタイプの違う痛みに襲われましたが、割と簡単に終了しました。   一昨日の「健康カプセル ゲンキの時間」は足についてでした。足首の硬さというのも問題になっていました。足首関節の動きの悪さですよ。   寒くなってきましたね。前の日曜日に7分丈のレギンスを購入しました。前の冬の後半頃にレギンスを購入しようと思ってユニクロかいってみたら、ロングはあるけど7分丈はなかったのです。   運動神経系の病気では、「廃用性筋萎縮」とかになっていくようなのがありますね。筋肉の維持に運動神経の刺激が必要というものでしょうか。ところで、どの位刺激がなくなっていくと「廃用性筋萎縮」になるのでしょうか。   先日の訪問リハビリ時にジャム瓶の最初の蓋開けの話をしました。この日の瓶は堅かったとね。   上肢が初期症状の割に楽に動かせ続けて握力が31kgにまで回復している理由について。感覚麻痺では痙性がでやすいですよね。筋緊張亢進→痙縮→拘縮の順になりやすいということですよね。   下肢は上肢に比べて神経の分布が少ないから筋緊張亢進とかが起こりにくいのかな。

 11月6日(月)、左半身の硬直感等について。瞼の感覚もね。強烈です。瞼は今までにないタイプの違う痛みに襲われましたが、割と簡単に終了しました。左半身、特に腕の硬直感はこの頃、一週間ぐらいでの繰り返しみたいなのですよ。そのたびに血圧上昇ね。統計的に記録していけば一目瞭然ということかな。血圧の数値だけではなくその時々の体の様子も記録しておくとよく分かりますよ。ですから、便通も記録しています。ほぼ、毎日快便です。が、感覚麻痺の影響とおぼしき現象で不要な便意を催したりしております。今回の瞼の痛覚は、また、繋がりなおしたのが出てきたようなのです。で、感度調整終了まで痛たでした。その後は治まっています。神経細胞間のつなぎ替えは感度等が以前と異なる場合が多いので異常と感じられる場合があるのではと思っています。でも、今回は時間的には短かった。硬直感の方も神経細胞間のつなぎ替えがさらに起こってと思っています。調整完了とともに楽になりますからね。痙性の亢進と筋力との関係はよくご存じと思います。「無関係」で筋力の回復ではないことをね。痙性での硬直の筋肉を引き伸ばすのに筋力が必要ですよね。役立たずの筋力発揮の痙性ね。だから、痙縮はよくないのですよ。そうそう、便通では腸の筋肉がよく動く方がよいですね。あくまでも、正常にね。これ、運動習慣があるかどうかが問題になるというのです。ただ、どの程度でよいかは人それぞれね。で、私は今のところ、一日に10000歩以上歩いているのです。それも、歩幅が悪くても60cm以上でかな。同じところを歩いていて歩数が減少したりしています。疲れると少し増えますが。平均では70cmは確保しているつもりね。快眠のためには脳とともに体も適度に疲れているというのがよいのですよ。大好きな「適度」ね。絶対確実な健康法なんてないのですよ。その時々で可能な範囲でより健康的にということが大切だと考えています。
 11月7日(火)、一昨日の「健康カプセル ゲンキの時間」は足についてでした。足首の硬さというのも問題になっていました。足首関節の動きの悪さですよ。足の不調から、膝痛や股関節痛、腰痛等々ね。「足のクリニック」というのもあるのですね。歩き方と足の様子を見ただけでもいろいろなことが判るとね。外反母趾の話の出てきていたのですが、先週調べていたお陰でより深く分かりましたが・・。毎度のことですが「健常者でも困るような症状は我々には深刻な症状を引き起こす」ということですよ。靴選びも大切であるということですよ。土踏まず等に代表される三点アーチの適切な維持にもね。私は足首関節の可動域維持にそう筋力を必要としないので楽に足を持ち上げることができますが、そうでない場合は三点アーチが崩れやすいようです。結局は「楽な外力による関節可動域確保動作」かな。ですから、「楽な力での関節可動域確保動作」ができるように心がけていきたいですよね。「和式トイレウンチ座り」をするときに踵も接地しているというのも大切であるとね。私は「動画と静止画」カテゴリーにあるような状態を今も維持しています。確かに和式トイレでウンチの場合、踵も接地していないと辛いですよね。下垂足でしたら接地できるはずですが、尖足の場合は無理ではと思います。この二つの違いは足首関節の可動域の有無によります。で、原因の違いによることになります。同じような症状みたいでも原因が違うことが多数あるので勉強しましょうね。で、私もこのような投稿する前に調べることが、勉強のし直しをよくしています。
 11月8日(水)、寒くなってきましたね。前の日曜日に7分丈のレギンスを購入しました。前の冬の後半頃にレギンスを購入しようと思ってユニクロかいってみたら、ロングはあるけど7分丈はなかったのです。ロングは麻痺足の方も暑いですからね。体温維持に役に立つ発熱の多くは体幹部かな。筋肉もですが。如何に末梢部にこの熱を運ぶ必要が夏は夏で、冬は冬で必要になりますよね。これは血液によって運ばれるのですよ。血液の体循環ですよ。ところが、心臓のポンプ作用だけでは不足するようなのです。で、筋ポンプ作用ですよ。筋ポンプ作用を発揮できる筋肉は柔軟である必要があるのですよ。筋肉を収縮させると血管が押されて細くなり、緩むとふくれてくるというものね。脹ら脛は第二の心臓といわれるぐらいの能力は本来は持っているのですよ。筋ポンプ作用を発揮させるには楽に筋肉が収縮と弛緩を交互にできる方がよいですよね。四肢の関節動作は必然的に筋肉の収縮と弛緩の繰り返しなのですよ。で、氷もそれなりによく張る丘の上の住宅地に住んでいますので、適度?に寒いですよ。でも、わんことの散歩時も含めて手袋を使わないです。邪魔くさいの一言ね。一時期、左半身側の冷覚過敏かで右半身より寒がっていましたが、ボチボチになってきました。処方箋プリンターは「一生治らない」とかいっていましたがどうなのでしょうね。今でも水道水程度で麻痺手の方では健常手より冷たく感じています。でも、麻痺手等が寒さに耐えられないということはないです。「楽な外力による関節可動域確保動作」で筋肉を柔軟に維持してきた成果ですかな。
 11月9日(木)、運動神経系の病気では、「廃用性筋萎縮」とかになっていくようなのがありますね。筋肉の維持に運動神経の刺激が必要というものでしょうか。ところで、どの位刺激がなくなっていくと「廃用性筋萎縮」になるのでしょうか。筋力低下は廃用性筋萎縮以外の要因が多数ありますよね。脳卒中では「脳の命令力の低下」ね。廃用性筋萎縮は結構長期間必要のはずですよね。ところが、脳卒中では発症、即、筋力低下ですよね。これは「脳の命令力」の問題です。感覚麻痺の場合は運動神経系は正常ですよね。「筋肉が痩せる」というのはあっても「廃用性筋萎縮」になるには相当ドジを踏む必要があるのではと思うのですけどね、普通にリハビリしているのでしたらね。「廃用性筋萎縮」と「痙縮」とかが異なるというのはよくご存じですよね。筋肉量も減少していないのに筋力低下には「神経筋接合部での筋繊維動員力の低下」というのもあるのですね。これ、簡単に動員力は低下しますが簡単に回復しますよね。「火事場の馬鹿力」の原動力かな。そう、普通は総動員していないのですよ。筋繊維(筋肉細胞)がしっかりと生きていたら、普通ですと、いくつになっても筋力増強は可能だともいわれています。感覚麻痺では運動神経系抑制ニューロンを活性化できないですから、痙縮になっていってしまいやすいのですよ。そのときの筋力は凄いみたいですね。だから、楽に動作させるためにはボツリヌス菌毒素で麻痺させる必要があるのですよ。潜在的筋力を甘く見ないようにね。
 11月10日(金)、先日の訪問リハビリ時にジャム瓶の最初の蓋開けの話をしました。この日の瓶は堅かったとね。さらに堅いときは湯(小さなやかんを瓶の蓋の上にのせる)で温めたりしたら、まず、開けることのできないジャム瓶はないとね。セラピストさんが「麻痺手の親指の向きが健常者の様にできなくなる人が結構います。筋力がでない。」といわれました。握力計で私が楽に測定できた理由の一つかなとね。高校生の頃に25kgだった握力が31kgになっていたのでした。リハビリ病院でのOT時に「緊張が高くなってきたから休息します。」と私の方からいったこともよくありました。四肢では「楽に動かせて」の動作ですからね。無理して動きを悪くする必要なんて絶無ですよね。体の各部の関節可動域の広さに呆れられているリハビリです。健常者でも私より関節可動域が狭い方が結構いるのではとね。リハビリ病院では、ある看護師さんと前屈の勝負をして勝ちましたからね。この看護師さん、20歳代だと思います。STのセラピストさんには「しゃがむ」で踵もついているいわれましたし、このSTさんは踵をつけてのしゃがむができないとね。関節可動域が楽な力で確保できている状態ですと、筋力発揮が楽にできるということかな。関節可動域の方が筋力より優先されますよ。関節が動かせての筋力ですよ。チンパンジーと人間の違いの大きな要素に手の親指を使うときの向きというのがあるというのです。人間は楽に人差し指と向かい合わせにできますが、チンパンジーは一苦労のというのです。脳卒中になると親指の向きとかがチンパンジーに近づいてしまう方が多いとね。握るという筋力発揮では人間型の方が有利ですよ。
 11月11日(土)、上肢が初期症状の割に楽に動かせ続けて握力が31kgにまで回復している理由について。感覚麻痺では痙性がでやすいですよね。筋緊張亢進→痙縮→拘縮の順になりやすいということですよね。で、筋緊張亢進が続かないようにし続けるということと、楽な力での関節可動域確保動作を続けてできるようにするということぐらいしかしていないのにね。握力を発揮するような生活動作って何がありますか。31kg必要というのはジャム瓶の最初の蓋開けぐらいですよね。ところが、そのときの最大筋力に近いほど以外と緊張していない感じもあるのです。中途半端な力での生活動作、特に一定の状態を動かさずに維持するのに比べるとね。茶碗を持つというのとジャム瓶の蓋開けでジャム瓶を持つときではジャムの方が楽です。だから、未だに茶碗は持たないです。筋力をそう使わない細かい作業時の方が緊張度が高いですよね。この理由は筋力調節の必要があるからですよ。この調節に感覚情報が必須なのですが、我々は感覚情報が脳に届かないか、届いても不十分なのですよ。感覚麻痺の宿命です。コンタクトレンズケースを持っていて、力の入れすぎで手からどこかに飛んでいくことが未だにありますが、筋力調節ができていないのが理由です。防ぐ方法にはジャム瓶の最初の時のように力むか筋力調節ができるようになるかですが、後者は今のところ望み薄ね。力むという方が中途半端より緊張度は小さいですが、これも痙性の危険性がありますよね。このようなことも注意しながらリハビリに取り組んでいるのですよ。「急がば回れ」ですよね。感覚なしでの動作はいろいろな意味でハイリスクですよ。
 11月12日(日)、下肢は上肢に比べて神経の分布が少ないから筋緊張亢進とかが起こりにくいのかな。歩行は手での作業に比べて筋力バランスが取りやすいと思うのです。また、ある程度の荷重が歩行ではあるのと、常に動きがあるという場合が非常に多いですよね。私も立ち止まるというのが未だに苦手です。連続的動きのある方が楽なのですよ。それも、ある程度慣性の法則に従ってくれる動作ね。だから、「ラジオ体操的」動作も楽にできます。上肢でもある程度以上の速さで動かしているだけですからね。速すぎるようにはするのはアホだと皆さんも思いますよね。これらに比べたら、上肢での生活動作の動きはゆっくりしていますよね。筋力制御ではある程度速いということの方が楽ですよ。歩行である程度速く歩けるようになってからの方が楽だったかな。でもね、速すぎるというのは別の意味で辛いですね。大股歩きも大股すぎると辛いです。普通に歩いているときの歩幅は70cm強だと思っていますが、もっと大股で歩いてみたら辛かったです。小走りはリハビリ病院で何回か指導してもらったのですが、歩幅はそう大きくなかったような記憶があります。いろいろな動作はそれぞれボチボチのスタイルがあるのですよね。そのときの回復状況に応じたスタイルがね。でも、基本は健常者風が一番楽ですよね。健常者風は人類が数百万かけて会得した動作ですからね。お箸の持ち方も「正しい」といわれる持ち方が一番楽で綺麗ですね。で、そこから、さらに上達できるどうかはリハビリで回復して後のお話ですかな。

2017年11月6日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No272   先日、ブログ村のある方が「外反母趾」で投稿されていたのでネットで調べてみました。便利ですね、ネットは。   ボトックス療法の作用機構から考えられること。痙縮状態を緩める方法は他にもありますが、検索してみたらボトックス療法が一番簡便な方法のようです。   筋肉の収縮の仕組みについて。筋肉は収縮するのには引き伸ばされているというのが必要です。弛緩は緩むだけで伸びたかどうかは別問題です。   動作には必ず感覚が必要です。   運動神経系抑制ニューロンを活性化させているのは皮膚感覚や筋肉の感覚が主体のようですね。視覚が主役なら痙縮なんてほとんど起こらないよね。脳で筋収縮中止と思うだけで活性化されるのなら痙縮とかは起こらないよね。 本日のはある意味「支離滅裂」かもね。これぞ高次脳機能障害?。   月曜日投稿の件で外反母趾を調べていたので、その後のこの方の投稿の足の写真を見て、バッチリ外反母趾だと判りました。これで、一つ役立つことを教えてもらった感じです。

 10月30日(月)、先日、ブログ村のある方が「外反母趾」で投稿されていたのでネットで調べてみました。便利ですね、ネットは。ただ、表面的なのや間違っているもの(悪意なし)や場合によると明らかに悪意ありや詐欺目的とかもありますので、見分ける力を常に向上させておきたいですね。で、麻痺後、しばらくしてから「タコ」に悩まされていて、タコウオノメバンとかで分厚くなった角質を緩めてそぎ落としたのでした。その後、今日まで「再発の様子なし」なのでどうしてかなと思っていました。で、今回、「外反母趾」を調べてみて「タコ」の原因も何となく分かった感じがしました。足の筋肉の使い方がよくなったためのようなのです。「タコ」で調べたときには解らなかったのにね。で、足指を適切に活用できるようにリハビリをしようと思っています。というか、今まで以上に足指のことを考えた動作を増やそうとね。このためには感覚がもどってくることが必要ですね。健常側は何ともないのですから。麻痺側の動作に問題が起こるのは感覚麻痺では感覚がないということですよ。感覚が脳に届かない、活用できないということで筋肉等を適切に使うことができないからです。筋肉の問題ではないのですが、不適切リハビリで筋肉や関節の問題も生じることになると考えられるのですけどね。「スリッパを穿く」というのは感覚が必要です。感覚の塊?が必要だと感じています。だから、麻痺側では歩けてもスリッパを使えないのですよ。上肢も麻痺前は楽にできていたのができないのも感覚の問題ね。実感していますが、皆さんいかがですか。四肢はそこそこ関節動作は楽にできるのですが、感覚が不足しています。可動域や筋力はありますが、感覚が不足しています。くどいですが、ブログはネットですよね。インターネットでは「検索」できますね。調べましょうね。ただし、真贋を見分ける力を養成しながらね。過去に「尖足」と「下垂足」を混同されていた方々がいました。いくつかのまともなサイトで調べて理解できたら混同はないと思う症状ですけどね。
 10月31日(火)、ボトックス療法の作用機構から考えられること。痙縮状態を緩める方法は他にもありますが、検索してみたらボトックス療法が一番簡便な方法のようです。他のは運動神経切断とかがありました。でも、ボトックス療法同様対処療法だと思いました。なら、ボトックスかな。ボトックスはボツリヌス菌毒素を使用します。この療法は痙縮以外でも利用されていますが、「繰り返し」が原則のようです。薬効が切れたら、また注射というのね。この毒素を痙縮状態になっている筋肉の神経筋接合部への注射ですよね。他の部位にしてしまうと地上最強の毒素なので危険ですからね。で、運動神経系興奮ニューロンの神経終末に入り込みます。で、この神経終末でシナプス小胞の形成ができなくなるようにするのですよ。で、運動神経から筋肉への情報伝達を遮断します。作用はこの部位のみです。興奮ニューロンの細胞体には作用しないので、細胞体は興奮したままですよ。ですから、薬効が切れてシナプス小胞が形成されるようになると、また、痙縮状態ね。で、次の注射となるのですよ。この毒素が作用しているときの派手な筋トレ等はより細胞体を興奮状態にしてしまうと考えられます。注射前より興奮させても筋収縮しないからね。これを脳が定常状態と思い込むと興奮はより強固になっていくのではと考えられます。また、感覚がもどってきても定常状態というのがずれてしまっているので、ひょっとしたら痙縮状態が解除されない可能性は否定できないと考えられるのですけどね。ですから、痙縮状態にならないようにリハビリをおこなうのがよいのではと考えています。
 11月1日(水)、筋肉の収縮の仕組みについて。筋肉は収縮するのには引き伸ばされているというのが必要です。弛緩は緩むだけで伸びたかどうかは別問題です。弛緩して他の筋肉の筋収縮で引き伸ばされる必要があるのですよ。特に繰り返し収縮の必要な筋肉ほどね。脳の運動領域よりの命令が運動神経系興奮ニューロンの興奮を神経筋接合部で筋繊維(筋肉細胞)に伝達され、細胞内の筋小胞体からカルシウムイオンが放出されます。これを切っ掛けに収縮性タンパク質が滑り込みにより短くなることで収縮するのです。カルシウムイオンによる収縮は骨格筋でも平滑筋(血管の筋肉や内臓筋など)は同じです。ですから、降圧薬にカルシウムイオンチャネル拮抗薬(アムロジンなど)があるのですよ。で、縮んで終わりです。あと、緩みますけど、伸びません。収縮性タンパク質のうち、エネルギーを必要とするのはミオシンね。エネルギー源としてはATPを使います。体内で、細胞内でATPがどのように合成されるかは調べてね。効率のよい原料はグルコースです。筋肉は収縮して終わりみたいな面があります。だから、伸筋と屈筋が対になっているのですよ。収縮後、対になっている筋肉に引き伸ばしてもらうのです。ですから、痙縮等になって縮むことのできる範囲が減少すると対になっている筋肉を引き伸ばすことのできる範囲が自動的に減少します。また、痙縮になると引き伸ばしてもらうのに対になっている筋肉の収縮力を消費してしまいます。対になっている筋肉同士で力比べをしていることになるのですよ。力比べでは仕事はできないですよね。
 11月2日(木)、動作には必ず感覚が必要です。例外的には腕を振り回すぐらいかな。そう、役立たずの動作ね。普段何気なくおこなっている動作で感覚なしになったらどの程度できると思いますか。動作は視覚、聴覚、皮膚感覚、筋肉感覚等を総合的に使っておこなっているのですよ。「振り回す」というだけでも、視覚で周りの様子を確認しており、筋肉においては筋紡錘で筋肉の伸び具合を確認していますし、腱ゴルジ装置で無駄な筋力がでないように筋肉を監視しています。皮膚では空気との接触具合を感じて、筋肉感覚とともに振り回しているときの速さ等を感じてそれぞれ脳にフィードバックして、次の動作の程度に役立たせているのですよ。「物を掴む」というのでも、視覚で大きさと位置を確認して腕を伸ばし手を広げたりしますよね。この時にどこくらい伸ばしたかは視覚もありますが、筋紡錘と腱ゴルジ装置の感覚情報を活用していますよ。掴むと皮膚感覚を活用して、筋力を決定しますが、筋力の出具合は腱ゴルジ装置からと筋紡錘からの伸び具合を総合的に判断して決定しますが、過不足を感じると即修正し、この結果のフィードバック(感覚情報)を得て次の修正出力と繰り返すのですよ。感覚情報あっての動作ですよ。細かい作業をする手は感覚神経も運動神経も非常に沢山ありますよ。<A href="http://olive.bz/art/mix/ceee63235fc01cf14cee98cc6c919943?genck=1" target="_blank">私たちの脳の中の小人――ペンフィールドのホムンクルスの話</A>の小人さんは神経の数に合わせて顔や手などを表現したものです。神経は感覚神経と運動神経ね。だから、動かせるのに使えないということが感覚麻痺では起こるのですよ。神経の多い部位ほど緊張しやすいですね。動作で細かいことができる部位ほどね。上肢ですよ。
 11月3日(金)、運動神経系抑制ニューロンを活性化させているのは皮膚感覚や筋肉の感覚が主体のようですね。視覚が主役なら痙縮なんてほとんど起こらないよね。脳で筋収縮中止と思うだけで活性化されるのなら痙縮とかは起こらないよね。でも、実際は痙縮状態になられてしまう方が多いですよね。これは、皮膚感覚や筋肉の感覚を必要としているからだと考えられるのですよ。神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンを組み合わせることで働いています。どうも、興奮ニューロンは興奮したままになりやすいようですね。で、抑制ニューロンでその興奮を鎮めているのですが、抑制ニューロンが活性化するのには切っ掛けが必要ですよね。その切っ掛けの情報は感覚神経からもらっていると考えられるのですよね。抑制ニューロンが興奮し続けると運動神経系では興奮ニューロンが興奮できなくなりますよね。で、必要なときにのみ抑制ニューロンが活性化するのには感覚情報が必要であるように動物は進化してきたのでしょうね。進化の過程で「興奮ニューロンは興奮を続けることができる」と「抑制ニューロンは必要なときが過ぎると興奮が治まる」ようにできたのかもしれないですね。抑制ニューロンの興奮の抑制について調べた範囲では「?」でした。でも、興奮ニューロンもある程度までの興奮は抑制ニューロンでなくても徐々に興奮を静めることができるようですね。でないと、私も痙縮の仲間入りしているはずですからね。
 11月4日(土)、本日のはある意味「支離滅裂」かもね。これぞ高次脳機能障害?。でも、私はすり抜けたように思っています。ただ、感覚情報をその場で活用することについては起こっているかもね。なにせ、感覚麻痺の典型の視床出血だものね。これは脳のどの部位がどの位の大きさで出血や梗塞の被害を受けたかによります。また、いろいろな機能はいくつもの脳の機能部位の連携で発現されているのでよく調べないと解らないですよね。どのような機能にどの位深刻に出ているかということですよ。失語症と簡単に表現していますが、筆談もできないというのは言語中枢に損傷があるということでしょうね。また、連合野に障害もあっても意味のある会話がでないかもね。空間図形認識はどの部位かな。計算力はどの部位かな。記憶領域に障害があっても失語症は出てくると思います。文脈がめちゃくちゃになると思いますのでね。視床に障害がおこると、感覚麻痺とともに大脳と小脳の連携に問題を生じます。情報や命令をいくつかの部位を往復させることで動作を滑らかにしているからです。これと、同様な連携は脳ではそこら中にあるのですよ。脳卒中では、どこに損傷が生じたかということが後々のリハビリに大きく影響します。ですから、このブログには主に四肢のリハビリ、それも悪化させないようにということを主体に投稿しているのですよ。高次脳機能障害のことについては適切なサイトでも調べてね。高次脳機能障害は深刻になるほど、ご本人の自覚が得られないかもね。それでなくても、「できていたのだから・・」でしくじる方がよくおられるのが脳卒中かもね。
 11月5日(日)、月曜日投稿の件で外反母趾を調べていたので、その後のこの方の投稿の足の写真を見て、バッチリ外反母趾だと判りました。これで、一つ役立つことを教えてもらった感じです。「覚えた」と「理解して覚えた」の違いがありますよね。「覚えた」というのはまだ役立たずね。活用できるようにすると「理解して・・」かな。行動経済学の本を7年か8年ほど前に購入して読んでいたとき、思ったことね。今年ノーベル賞になるとか思っていなかった時代ね。2種類購入してどちらかにあったのですが、「無料でチョコレート(安物)をあげる」時の行動と「いくらか対価を払って対価より高級なチョコレートと引き替える」というのがあって、後者の方で支払いで行動を起こさないのは価値を知らないとかの記述があったと覚えているのですが。これ、タダならもらうが換えを払ってまでのチョコレートはいらないという行動を起こす人間のいることをご存じないのでは思ったことがありました。で、この例は人体に深刻な問題を引き起こさないのでどうでもよいですけどね。不適切リハビリになると後々深刻な影響を与えますけどね。心理学的な行動と経済との関わりが行動経済学のさわりだったかな。リハビリはある意味、こんな悠長なことをしておれないですよね。でも、目先の利益を、早く治したいということが生物としての人間の回復の早さを上回ると、後々、深刻な事態を引き起こすのにね。人間の生物としての回復の早さを上回るような回復なんてないですよ。脳卒中は「脳での回復に応じて」が鉄則です。とにかく、投稿しました。

2017年10月30日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No271   台風21号の影響はどうでしたか。日曜日には朝と夕方に杖をさして、わんこの散歩に行ってきましたよ。 「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュ・フロー計算書」の読み方を調べてね。経営をされていたらご存じですよね。意味することもご存じですよね。家計も同様に考えるとよいと思うのでが。   訪問リハビリのセラピストさんとの話から思うことに「リハビリ病院転院時に車椅子ごとタクシーに乗っていった」というのは軽症ではないということのようです。   先日、ブログ村のある方が手の指のことで投稿されていて「柔軟性の方が大切」とありました。私も正にそう考えてリハビリに取り組んでいます。   視床出血で内包後脚にまで出血が及んでその部位が損傷を受けたのなら、回復にどのくらい掛かるのだろうか。   一昨日の訪問リハビリ(PT)で散歩に出たときに「後ろ歩き」や「横歩き」の話が出たので実演しました。

 10月24日(火)、台風21号の影響はどうでしたか。日曜日には朝と夕方に杖をさして、わんこの散歩に行ってきましたよ。「動画と静止画」カテゴリーにあるような公園のお山に登ってくれました。前回同様夜間に通過してくれたので日中はまだでやすかったかも。でも、秋雨前線停滞による雨は強かったです。「散歩強行」といってよいかもね。ところで、この頃、生活費保証の保険のCMをよく見ますね。病気等になったときの生活費ですよ。それなりの企業等ですと、休業補償等が企業からや健康保険組合から一定期間支給されたりしますが、エンドレスではないですよね。自営業等ですと、無収入になることも多いのではとね。そのときの保険ね。なぜ、こんなのがあるのかというと「無収入による貧困」のならないようにという備えですよね。でも、タンマリキャッシュをお持ちの方は不要な保険かもね。我々貧乏人には必要な保険かもね。病気になったときにどのくらい家族で収入があるのか、蓄えがあるのかということが重要になるのですが、不動産は即キャッシュにできないですよね。ようは現金を日常的にどのように調達できるのか、蓄えとして持っているのかというのが病気時には重要になってきます。企業経営ではキャッシュ・フローで表現されている営業活動キャッシュ・フローかな。これ、マイナスになると企業は転けるのかな。ダイエーはイオンより自己資本比率(子会社化の直前ではダイエー35%、イオン18%)は高いのにキャッシュがなかったのでイオンの子会社にね。ダイエーの凋落はキャッシュ不足ですよ。で、ローソン売り~の、カード会社売り~ので食いつないでいたのが尽き果てた訳ですよ。普通の家族もある程度のキャッシュというのは必要です。普通預金等はキャッシュ同等と考えてよいと思います。投資活動キャッシュ・フローでプラスは資産の切り崩し、マイナスはすぐ現金にできない資産の増加。不動産購入や確定拠出年金はマイナスの方かな。60歳以降か死ねば確定拠出年金は現金化できますけどね。公的年金は投資活動キャッシュ・フローに分類されると思いますが、公的年金加入で且つ掛け金納付済みに途切れがない(発症時)ということが障害年金の受給の基礎条件だよ。国民健康保険未加入での慌てでの加入では最大2年分の過去分の納付が条件になる場合がありますよ。要するに必ず現金(普通預金を含む)がある程度は常に持っている方がよいということです。それも支払い金利のつかない紐付きでない純資産でね。借金でない現金ね。この借金の金利の怖さを理解できない方が結構いるみたいですね。だから、サラ金が栄えたのかな。自営業なら「借入金金利」や「手形割引などの金利相当額」(古いかな)についてご存じと思いますが。また、売り上げが入金されるまでの運転資金の重要性ね。昨日はso-netブログがメンテナンス時間に遭遇したので投稿を止めました。
 10月25日(水)、「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュ・フロー計算書」の読み方を調べてね。経営をされていたらご存じですよね。意味することもご存じですよね。家計も同様に考えるとよいと思うのでが。ただ、キャッシュ・フロー計算書などが出てきた理由は「損益貸借表」では黒字なのに倒産したのがあの大恐慌の時に多発したというのです。キャッシュ足らずですよ。キャッシュの動きが判らないからともね。「損益計算書」ではくせ者が営業外利益、営業外損失だとね。で、キャッシュ・フロー計算書が出てきた訳らしいです。一番経営状況が判りやすいということからのようです。株式投資を長期でされる場合はこれらの財務諸表を理解できる方がよいと思いますが。分散投資で、値下がりしたら買い付け、さらに下がったら、さらに買い付け・・で利益が出たら指し値で売却とかでしたら、理解できなくてもそのうちに儲けが出るようになるかもね。ドルコスト平均法による買い付けね。超長期で財務諸表でボチボチ以上の企業に分散で値下がりしたら投資するのがデイトレードでない場合の王道のようです。デイトレードは財務諸表なんて関係ないものね。リーマンショックによる下落分の取り返しに何年必要だったかな。値下がりしたら買い付けでしたから割と早く取り返すことができました。でも、3年以上はかかったかな。株は値動きは激しいですが簡単に現金化できます。売却日を含めて4営業日で売却代金が入金されます。ということは買い付け時はこの日数で売り主に代金を届ける必要があります。住宅ローン程度の金利でないカードローン金利とかですと、お勤めによっては負担になると思います。ヤミ金なんて論外で高負担になりますよね。少し前にメルリやヤフオクで「現金」が売りに出されたことがありましたね。あれ、落札者は「キャッシュ」がほしいのですよ。落札者にとっては実質金利が利息制限法より高くてもね。でも、カード払い時に現金不足に陥るのですが。年金融資もヤミ金はこの当座の現金不足をエンドレスでさせているのですよ。昨日の「杖をさして」の「杖」は「晴雨兼用傘兼用杖」です。左手にはリードがあります。あまりは右手のみです。
 10月26日(木)、訪問リハビリのセラピストさんとの話から思うことに「リハビリ病院転院時に車椅子ごとタクシーに乗っていった」というのは軽症ではないということのようです。どちらかというと重症の方かも。救急病院34日間入院というのも長めではとね。その割にはリハビリ病院3ヶ月半ほどでした。それも、俗にいう「自主リハ」はサボり気味でした。当然、闇は皆無だよ。リハビリはセラピストさんと楽しくしゃべりながらの方が効果が高いですよね。一人でこつこつが苦手なのかな。OTで新人ギャルに担当が変わってから成果がより上がりました。でも、上肢は神経の数が多いのでもともと改善は進みにくいですよね。簡単に再び動かなくしてしまわれる方が結構おられるとセラピストさんから聞きました。私は動かせ始めたときから時間が経過するほどよくなってきていますが、チンタラね。皆さん、よく頑張れますね。四肢では「楽な力での関節動作ができる」というのが最低条件なのにね。この上にいろいろな動作が付け足されるのですよ。筋力もね。ちと古い論文ですが「視 床 出血 の予 後 につ い て  -入 院 時 の意 識 レベル と CT 所 見 の立 場 か ら-」というのを読みながら、昏迷とかを調べてみたら、「ぞっと」しました。結構、やばかったみたいです。担当看護師さんが「死んでいたかも」といわれた意味を再確認しました。血腫の大きさは小さいほど死亡率は低いですが、結構小さくても棺桶の中に入られた方もいるのですね。包括医療費の救急病院34日間留め置きの理由を確認できました。視床出血は外科的に血腫を取り除くことはできないです。出血量はCTによる推定値になると考えています。視床とかの脳での位置は「ど真ん中」ですよ。手出ししようとすると、他の脳を傷つけまくる位置ね。
 10月27日(金)、先日、ブログ村のある方が手の指のことで投稿されていて「柔軟性の方が大切」とありました。私も正にそう考えてリハビリに取り組んでいます。なんで、動き、柔軟性をなくしてまでリハビリをするのでしょうね。「柔軟性をなくす」行為はリハビリではないと考えています。「単なる悪化の一つ」ですよ。どれだけ多くの方が柔軟性をなくして苦しんでいるかということをね。また、この方はこの投稿の何回か前の投稿で「参加させる」ということを投稿されていました。そういやあ、私、救急病院で腕をベッドの柵に載せて「使う予定だよ」とか、トイレで手摺りを持って立たされていたときに体重をほんの少し(健常側腕で何とかできる程度)麻痺足に載せたつもりになって「歩行に使うのだ」とそれぞれ脳にシグナルを送っていたつもりをしていました。トイレは用足しが終わって車椅子が来るまで等ね。一度、トイレで用足し直後に麻痺腕を手摺りに載せてお尻を少しあげたら、見事に壁と手摺りの隙間に腕がはまり込んでしまいました。で、ほっとしました。隙間でない方に腕が落ちていたら、便座から床に落ちていたと思います。で、監視下のトイレになるところでした。トイレの個室が唯一一人になれる場所でしたからね。闇リハとかはないのですが、手足等では脳に忘れるなというシグナルをボチボチ送り続けていたのでした。日中車椅子生活が始まるとトイレの方はしなくなりました。腕の方は別の方法ですが、よく覚えていないです。トイレでのことは看護師さんに言ったことはないです。リハビリ病院での展望風呂で体を洗うときに座る椅子から超スローで転げ落ちたことは退院日の前日に言いました。痛くも何もなかったですよ。これ、当日に言うと監視付き入浴(介助入浴)に戻されそうだったのでね。麻痺によって筋肉に命令が出せなかったためですよ。また、「動く」と「使える」が別物であると私と同様のこともこの方は投稿されています。
 10月28日(土)、視床出血で内包後脚にまで出血が及んでその部位が損傷を受けたのなら、回復にどのくらい掛かるのだろうか。中枢神経では軸索は伸長しないようなのです。軸索や神経細胞が障害を受ける、切れるとか死ぬとかですね、とその後の回復はどうなるのでしょうね。これが解決できていないのですよ。回復に長時間を要するのでしたら、動作なんてそう簡単にはできないと思うのですよ。神経支配で10%程は脳半球のある方に分布しているというのをネットで読んだことがあるのですが???のままね。また、10%程度でどのくらい動かせるのかな。脊髄反射はワンパターン動作ですよね。これよりマシともいますが。内包後脚へが圧迫だけで済んでいたら回復は速いと思いますけど、どうなのでしょうね。ところで、どちらにしろ、「動かせる」となってからの回復の遅いことね。昨日投稿のように「動かせる」と「生活動作ができる」という違いの大きいことね。だから、楽な力でのラジオ体操的動作はできても未だに茶碗を食事に持つ気が起こらないのですよ。その割に納豆のパックは麻痺手で持ってかき混ぜていますが。このパックは落としたところで数は増えないものね。瀬戸物ですと、一つのが複数個に増えることがありますね、壊れるね。これが麻痺手や腕の緊張度に大きく影響しているのかな。味噌汁のお椀は「零れる」と悲惨ですね。空のお椀は持ったりしますが。「緊張度の違い」というのが大きく影響していると感じています。緊張度の高い動作をしすぎると筋緊張亢進→痙縮→拘縮だものね。
 10月29日(日)、一昨日の訪問リハビリ(PT)で散歩に出たときに「後ろ歩き」や「横歩き」の話が出たので実演しました。後ろ歩きは緊急時などに必要ですよね。で、ボチボチの速度でできます。横歩きはリハビリ病院では蟹歩きの指導はありました。左右どちらでもと歩いて見せました。次に足を前でクロスさせながらの横歩きも左右どちらもね。初期症状は視床出血で病院到着時意識なしで左半身完全麻痺でした。お告げは「一生車椅子」で転院時は車椅子ごと運ばれた程度ね。で、こんな横歩きとかできるようになったのは偏に関節可動域が維持できていたということかなと思っています。前でクロスの横歩きはリハビリ病院では指導してくれなかったです。後ろ向きの歩行も横歩きも杖は持っていますが・・ね。金曜日の散歩では約1500歩でした。所要時間は11分ぐらいとセラピストさんが言っていました。実際は12分強程度かもね。歩幅は悪くても60cm以上になっているはずです。普通は74cmぐらいなのでね。下肢も上肢も筋肉柔軟、関節可動域も確保してきた成果ですよ。関節動作ができての筋力、筋肉柔軟で楽に引き伸ばすことが筋力発揮には必要です。四肢の動作は関節動作です。楽に関節動作ができ続けるようにリハビリをしましょうね。感覚麻痺を甘く見ないようにね。運動神経系抑制ニューロンを活性化できないようですから。運動神経系興奮ニューロンの興奮を鎮めるのは運動神経系抑制ニューロンですよ。運動神経系抑制ニューロンを活性化するには感覚情報が必要です。痙縮の状況は運動神経系抑制ニューロンにダメージがあった場合と非常によく似ていると考えられるのですけどね。

2017年10月23日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No270   中枢神経系では軸索は伸長しなというのです。ですから、樹状突起の伸長と軸索化が生じるように根気強くね。   また、医薬品の主作用、副作用についてね。とも個人差があるのですよね。   「考える」ということについて。「記憶の引き出しによる行為」とかや「思いつき」と「考えて」というのの違いについてね。   「いろいろな事象には前提がある」のですよね。でも、普通の日常のことではこの「前提」は考えないですよね、普通は。   コンタクトレンズの違和感。我慢して使っていたら急速に減少してきました。左半身の硬直感的違和感が18日就寝時に過去に経験したことのない強さになりました。   痙縮とかで問題になるのはどうして四肢なの。他にも骨格筋があるのにね。   またまた、筋力についてね。平常時の最大筋力は「火事場の馬鹿力の約30%ぐらい」といわれているのです。

 10月16日(月)、中枢神経系では軸索は伸長しなというのです。ですから、樹状突起の伸長と軸索化が生じるように根気強くね。中枢神経系で軸索が伸長しないので脊髄損傷とかが治りにくいのかな。樹状突起の伸長についてですが、軸索の違って突起内の物質輸送が弱いのかな。細胞内の物質輸送では「拡散」というのと「タンパク質を使った輸送網が形成されている場合」とかがあります。ただ、樹状突起は細胞体に比べて細長いので輸送力が弱いと思います。神経細胞間のつなぎ替えは樹状突起の伸長によると考えられるので時間が必要であるということね。神経細胞はコレステロールを原料に樹状突起誘引物質を合成分泌したりしていることもね。伸長に時間が必要で、樹状突起の軸索化にも時間が必要で、且つ、動作系では滑らかな動作の繰り返しが必要のようです。感覚系はどうなのでしょうね。感覚麻痺はこっちの方が問題だものね。ということで、ある程度の刺激を与えて、まずは伸長で新しい接続形成をさせることが大切なのではとね。この後、この接続の可否やよいときは調整作業ですよね。この後に漸く軸索化の段階になるのではと考えています。新しい接続ができる前に痙縮などにしてしまったら回復は大幅に遅れると考えています。脳卒中で損傷を受けた部位の新しい接続ができるというのが回復には必要ですが、短時間ではできるのは軽症ね。隠れ梗塞などね。私みたいな意識不明にもなるような脳内出血は回復に時間が必要なのですよ。回復の二段階説(残存の脳の機能を活用した回復と神経細胞間のつなぎ替えによる本格回復)の前段階は順調でしたが、本格回復には樹状突起の伸長と軸索化が必要なので手間取っています。
 10月17日(火)、「薬の服用と脳の感じ方」と投稿された方がおられした。内容はブログ村脳卒中カテゴリーで読まれたらと思います。また、医薬品の主作用、副作用についてね。とも個人差があるのですよね。効き過ぎとかね。副作用もね。この理由ですが、すべての人間が全く同じ遺伝子ではないということから起こります。今、一番降圧薬として処方されているであろう「アンジオテンシンII受容体拮抗薬」や「カルシウムイオンチャネル拮抗薬」も添付文書に約90%ぐらいで効果があったと記載されいますよ。残り約10%は?。逆が効き過ぎもあるようですね。副作用は初回から出ることもあれば、何年も服用を続けてとか、何年か後にでることもね。初回での副作用例は体験しましたよ。睡眠導入薬でね。今回入院の病院で過去に肺がんの時に一服ね。その晩「気がついたら裸」になっていました。肺がんですから、肺にパイプをいれていました。もし、パイプを抜いていたら・・。抜いていたら医療過誤の記者会見かな。抜いていなかったのでした。服用は即中止ね。今回の入院時も夜間睡眠の問題が当初あったのですが、睡眠導入剤のことは話に出なかったし、私もいわなかったです。リハビリ病院で、この話をしたら睡眠薬の話は出なくなりました。添付文書に記載されていないと思います。DNAの塩基配列が多くの方と少し違うのでしょうね。少し配列が違っても何事もなく生きてくることはでるのですが、人工物である医薬品になると、その少しの違いが大きくあらわれることがあるのですよ。今の遺伝子検査では判らない場合が多い変異ね。というか、全塩基配列を調べても判らないこともある変異もあるのですよ。「カルシウムイオンチャネル拮抗薬」での副作用は添付文書記載のね。休薬で症状がなくなりました。日本の医師の多くが副作用に鈍感なのではと思っています。添付文書に記載されているのについてもね。記載されていないのにはもっと鈍感ではとね。
 10月18日(水)、「考える」ということについて。「記憶の引き出しによる行為」とかや「思いつき」と「考えて」というのの違いについてね。「考え」というのはその結論に至った道筋を説明できますよね。時々?というのもありますが。第二次世界大戦での日本帝国陸軍の戦法は基本的にはメッケル少佐に教えてもらったのと日露戦争で勝利パターンだけだったと司馬遼太郎氏が『雑談 「昭和」への道』で述べられていました。記憶したことの引っ張りだしね。これ、考えていないということですよね。考えているのでしたら、リハビリについても「論拠」というのがあると思うのです。私はこのブログで「楽な外力による関節可動域確保動作」ができる状態を維持するのがよいという「論拠」を投稿しているつもりですけどね。人間の動作が関節動作であって、筋肉がどうして柔軟でなければならないかとかね。また、感覚麻痺では割と簡単に筋緊張亢進→痙縮→拘縮を辿りやすいのかとかもね。筋力についても生物学的に解説もしているつもりですが。ボトックス療法というのから多くのことを学びましたよ。そして、考え続けるために勉強を続けています。先月も処方箋プリンターと論争しました。わめくのは血圧の関係でしたくないのですが、あまりにも不勉強丸出しなものでね。「怒鳴る行為はデメリットだらけ」と投稿されている通りなのですが。医者に殺されたくないからね。看護師さんには怒鳴らないですよ。怒らないというのもね。威張り腐って無知が頭にくるのですよ。こういうのは「考えていない」からね。単に条件反射だけだからね。あの帝国陸軍も参謀等はこれね。軍神がでてくるのは軍にとって都合の悪いことがあったときというのです。日露戦争で戦後、神になったのがいましたね。「思いつき」でもそのことの「論拠」が解説できるようになるは「考えている」と思います。「思いつき」も役に立つこともあると思います。が、よく考えてみたら・・はよくないと思います。
 10月19日(木)、「いろいろな事象には前提がある」のですよね。でも、普通の日常のことではこの「前提」は考えないですよね、普通は。私はいつも考えているわけではないです。草臥れますのでね。でもね、脳内出血後のリハビリ動作については「考えていたことの証明」したいという考えがね。それは、脳内出血で脳でのこれ以前の前提が崩れてしまったということですよ。普通の筋トレ等は脳が普通に働いているという前提ですよ。この前提が崩れたということね。新しい前提の下での動作を考える必要にね。とりあえず、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」で考える為の情報収集等の時間稼ぎをしていたら、正解だったわけですよ。なぜか、以前より「筋トレは運動神経系と感覚神経系がともに正常に働いている必要がある」と思っていました。で、感覚麻痺になって仕舞ったのでアンバランスになったわけですよね。動作ができなくなったですよね、当初は。健常の状態でも感覚を遮ると極端に動作が鈍りますよね。今回は遮るという程度ではなく遮断状態になったわけですから動作できなくて当たり前ですよね。で、残存の脳の回路を活用できるようにしていたら、筋肉伸ばしをしていたら、まか不思議、動かすことができるようにね。とりあえず、動かせるだけだよ。この後もこの「動かせる」を楽に継続できるようにしてきただけです。リハビリ動作というか、上肢で物掴みとかをすると動かしがたくなるので適当にして「楽に動かせる」優先で頑張ってきました。ボトックス療法の仕組み等からこの方針が正しかったと確認できたわけで、この「論拠」をしつこく何回も投稿しているのですよ。「早く回復する方法」ではありません。悪化させないという基本的な考え方です。最近、ボトックス療法はエンドレスになる恐れがあるということもあると考え始めました。理由は興奮ニューロンの細胞体部分の興奮を全く抑制していないからです。単に神経筋接合部での筋繊維への情報伝達を阻害しているだけだからです。効果のある間は筋肉が緩みますけどね。
 10月20日(金)、コンタクトレンズの違和感。我慢して使っていたら急速に減少してきました。左半身の硬直感的違和感が18日就寝時に過去に経験したことのない強さになりました。でも、睡眠できたみたいです。翌朝、血圧も低めにないましたよ。コンタクトレンズをS社製からH社製に10日ぐらい前に変更したら、瞼の違和感が凄くなっていました。血圧高めにもね。それが、ストーンね。でも、新人ギャルの訪問リハビリ時の血圧は高いかもね。下肢は悪くなっていないですよ。よくなったかどうかの見極めには日時が必要です。上肢の方が下肢より凄かったですが、ボチボチでラジオ体操的動作には支障がないようです。この騒動の原因は視床出血で障害の受けた部位で神経細胞間のつなぎ替えが相当数起こったのかもね。ただ、新規に繋がっただけでは使い物にならないので、その調整の過程として硬直等が出てきたのかな。そして、一晩掛けて後にボチボチに落ち着いてくれたのかな。適切適度な動作を行うことで新規接続による部位の調整を行いたいと考えています。目の方はコンタクトレンズを装着し続けるほかの方法はないと思います。コンタクトレンズを装着しないことには視力回復方法がないからね。不思議ですね、瞼の筋肉は毎日コンタクトと格闘しているのに痙縮にならないようです。瞼は柔軟なままです。どうしてなのでしょうね。調べて考える価値があるかもね。まあ、瞼は形状や働きなどから考えると「動かせれば役に立つ」に近いですよね。四肢は「動かせる」だけでは役立たずかな。この違いが大きいのかもね。
 10月21日(土)、痙縮とかで問題になるのはどうして四肢なの。他にも骨格筋があるのにね。ボトックス療法をされている方の投稿ですと、下肢や上肢についてですね。どうしてなのかな。破傷風では背筋も強烈に収縮することがあります。四肢は脳卒中後の痙縮さんとそっくりな場合がともに重症になるとみられます。どちらも運動神経系抑制ニューロンが働いていないからかな。ブログ村でボトックス療法で投稿されているのからは四肢以外での報告にであったことがないのです。口を動かす筋肉も横紋筋(骨格筋は横紋筋です)と思うのですけどね。骨盤底筋という横紋筋も痙縮とかの話は聞かないです。骨盤底筋が痙縮になったらオシッコがでなくなる?のかな。大便ができなくなるのかな。腹筋も同類のはずですがどうしてでしょうね。そうそう、「楽な外力による関節可動域確保動作」は意識不明時でも「外力」だからしてもらえるはずですよね。意識不明ですから、運動神経系興奮ニューロンが興奮を越す心配もなく「関節可動域確保動作」をしてもらえるはずですよ。意識不明時は廃用症候群予防としてですかな。悪化させないためには「楽な外力による関節可動域確保動作」が継続してできる状態を維持しましょうね。これを維持しながらの上乗せリハビリをね。神経細胞間のつなぎ替えが生じた場合、一見悪化したように感じることもありますので騒がないようにね。
 10月22日(日)、またまた、筋力についてね。平常時の最大筋力は「火事場の馬鹿力の約30%ぐらい」といわれているのです。この火事場の馬鹿力を常に簡単に発揮していたら腱等が損傷する恐れもあるようですね。だから、脳が制御を掛けているのですよ。脳卒中になると脳の筋収縮命令がでなくなります。経験済みね。脳が制御できない状態での筋力発揮が危険であるということかな。とか思うと少々筋肉が減少しても痙縮にするよりマシかなと思うのですが、私程度のリハビリではそう減少していないです。握力は31kgあるし、18リットル灯油入りポリタンクを楽に持てるし、両手でしたら30kgの米袋をも持ち上げる程度はできるしね。「動画と静止画」カテゴリーにある写真のように大きい衣装ケースをもって出し入れもできるしね。訪問リハビリ時に「腕に力が・・」といわれたら力を抜けるからね。痙縮はこのようなときに力を抜けないから困るのですよね。運動神経系興奮ニューロンを興奮亢進にしないようにリハビリに取り組む方がよいですよ。痙性が亢進しないようにね。筋緊張亢進にならないようにリハビリをしていたらよいだけですよ。筋力なんて脳卒中では脳の問題でなくなっているのであって、筋肉の問題ではないですからね。ただ、使わないと「廃用症候群」、過剰は「筋緊張亢進→痙縮→拘縮」の道筋かな。下肢は階段の昇降尾できますよ、健常者風で。歩行は健常者風、なのに走れない。これは感覚の問題です。走行は歩行と比べものにならないほどの多くの下肢からの感覚情報が必要なのですよ。感覚麻痺を甘く見ないようにしましょうね。

2017年10月16日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No269   「発症直後のフニャフニャ」は脳からのコントロールがなくなったことによります。ですから、脳からのコントロールの回復状況でしっかりするわけですが、もし、そのときに発症時と同部位の脳からのコントロールがなくなったとしたら、同じようなフニャフニャになるように関節や筋肉の状態を適切に維持しましょうということです。 「考えること」についてね。「考えて判断をする」ということね。単に覚えて条件反射的に記憶を引き出すというのは考えていないと考えています。   痙縮状態は火事場の馬鹿力の時の筋力になっているのかもね。運動神経系興奮ニューロンの興奮亢進状態だからね。   和式トイレで大便ができるようになるまで。   火事場の馬鹿力はどの位なのか。ネットで調べたのですが、通常の最大筋力の3倍ぐらいまででる可能性があるようですね。   ラジオ的動作動作をお勧めします。ラジオ体操みたいに手足を動かすのは大して精度はいらないですよね。これをさらに「的」で振り回すと、楽ですよ、私にとっては。   訪問リハビリのOTさんから聞いたことですが、上肢は麻痺後動かせるようになってから、短時間でまた動かせなくなる方が多いとね。

 10月9日(月)、「発症直後のフニャフニャ」は脳からのコントロールがなくなったことによります。ですから、脳からのコントロールの回復状況でしっかりするわけですが、もし、そのときに発症時と同部位の脳からのコントロールがなくなったとしたら、同じようなフニャフニャになるように関節や筋肉の状態を適切に維持しましょうということです。また、この時に脳の細胞が興奮亢進状態になっていないということも必要です。脳卒中は脳のみに損傷が起こります。四肢等は無傷なのです。このことをお忘れなく。四肢等に問題が起こったのではないのです。痙縮は運動神経系興奮ニューロンの興奮亢進によるわけですよ。筋肉や関節の問題ではないのです。拘縮は関節の問題もね。錆び付きね。ですから、ボトックスで興奮ニューロンからの命令を遮断すると緩むわけですよ。効かせすぎると発症当初のようにその筋肉はフニャフニャになりますよ。これでは困りますよね。だから、適切適度にフニャフニャを維持なのですよ。脳からの命令で適切に収縮できるように適切適度にね。脳での過剰興奮がないようにね。筋肉が収縮するためには他の筋肉に引き伸ばされる必要があるのですよ。だから、柔軟にね。この柔軟状態は脳からの命令がないときはフニャフニャですよ。だから、適切適度に維持しておけば、関節可動域での問題は起こらないのですが。何回でも投稿しますので、筋肉の仕組み、収縮時の脳との関係、ボトックス療法の原理等をお勉強されることをお勧めします。どうも、医師も判っていないのがいるようです。感覚麻痺にCI療法を適応するようなのね。関節可動域が楽な力で維持できていたのが発症直前です。この発症直前の状態のうち、脳からのコントロール以外を適切に維持しましょうということですよ。多くの方がこの発症時の状況から見て悪化させているのですよ。発症直後のフニャフニャに脳の適切なコントロールが回復したら正常ですよね。私は視床出血で意識不明もありの左半身完全麻痺でした。救急病院34日間入院程度ね。視床出血での病院到着時意識不明はそれなりの重症という論文も見つけていますよ。医師のお告げが「一生車椅子」でしたが、若者並みの関節可動域を楽な力でも確保するのに成功しましたよ。この成功への意識は今日のこの投稿にもありますよ。脳卒中で障害があったのは脳だけです。忘れるな。リハビリをせずに放置すると「廃用症候群」だよ。これの予防法は「関節可動域確保動作」だよ。廃用症候群は過剰リハビリの痙縮とかよりタチが悪いかもね。ひょっとして、運動神経系興奮ニューロン過剰興奮亢進症状がリハビリで頑張っている方の回復を遅らせる主犯かな。これがなければ多くの方が私のいう「発症直後のフニャフニャを適切に維持している」と思うのですが。
 10月10日(火)、「考えること」についてね。「考えて判断をする」ということね。単に覚えて条件反射的に記憶を引き出すというのは考えていないと考えています。これは「判断」もしていないことですよね。日本のお勉強はこの反射的に答えを引き出すということに重きを置いてきた、そして、現在もおいていると思うのです。それは評価の尺度軸が「偏差値」というのだけみたいですからね。思考力は訓練により鍛えられます。が、ある程度以上は本人の努力かもね。自分の記憶や経験に即した判断は楽なのですよ。過去の価値観の否定に繋がるような判断に至る思考は辛いことですよね。昨日投稿の「フニャフニャ」もね。だから、その入り口あたりで回れ右をして判断を回避するというのがみられますよね。判断を停止して「これがリハビリ」と思っている方が大勢いますよね。私は「楽な外力による関節可動域確保動作」の有用性について、これを補強できる知見があれば検証の上、何回でも投稿しますよ。ある方と話をしていたら「・・(私の解説)はわかれへんけど・・はよい」とかもあったのでした。この方の味覚についても判ってもらうのに時間が掛かりました。味覚は相対的であって、その人が満足していたらよいのですが、それを他の人の味付け批判の基準にするのは困りますよね。どう「拙い」のかの説明が邪魔くさいのでしょうか。「ふらつく」の解説が判ってもらえなかったです。感覚麻痺が重症で、のち、徐々に回復していくわけですよね。そのとき、「ふらつく」の要因として考えられるのは「筋力バランスの調整」によるふらつき、平衡感覚の回復による左右のアンバランスによるふらつきが主なものでしょうね。回復途上で貧乏揺すり(或いは暴れる)が起こりますよね。これは中途半端な力の状態で筋力調整をするときに起こります。伸筋と屈筋を交互に頻繁に弛緩と収縮を繰り返して筋力調整をしています。つなぎ替えで新しい神経細胞が働き始めたときに起こりますよ。で、感覚系から作動系までの全体のバランスを取るための調整時にね。平衡感覚器情報の回復時にもね。完璧に感覚麻痺なると、片方の情報だけになりますよね。その後、神経細胞間のつなぎ替えで麻痺側の情報が送られてくるようになると、脳は片方だけで安定していたのが壊されて、両方の情報による安定位置を求めることにね。この調整中もね。この時の平衡感覚は主に前庭内の耳石ですよ。目眩とふらつきとは別物と思うのですがね。最近、2回ほど「半規管」というのがあったので勉強し直しました。急激な体位の変化は回転を伴う場合も多いと思うので、そのときは半規管もね。「熟慮」と「優柔不断」は別物ですよ。ワンパターンの即決は楽ですよ。「熟慮」は疲れます。「考える」というのは疲労を伴うと思うのです。「固定観念」を破壊するような考えはよく拒否にあいますね。
 10月11日(水)、痙縮状態は火事場の馬鹿力の時の筋力になっているのかもね。運動神経系興奮ニューロンの興奮亢進状態だからね。聞くところによると、指を伸ばすのに非常に苦労するというのもね。馬鹿力状態でないのなら、若い怪力のセラピストさんなら割と楽に伸ばせるのではと思います。痙縮になった場合の弊害のある筋力の一例ね。痙縮は屈筋と伸筋ともに同時に起こるようですね。筋力調整の仕組みを考えると同時にね。四肢では屈筋を収縮させるときに伸筋を引き伸ばしているのですよ。伸筋収縮時には屈筋をね。実用筋力がでなくなるわけですよね、痙縮時には。我々に必要なのは筋トレ時の筋力ではなく、日常生活時に必要な実用筋力なのですよ。握力31kgになった麻痺手で灯油ポリタンクに灯油18リットル入りの状態でも持って運べますよ。ポリタンクは掴みやすくできていますからね。これは実用的な筋力ね。ところが、軽量物体(茶碗とか)を静止させるような持ち方は麻痺腕が暴れるので怖くてできません。歩行は体重を乗せるので下肢は暴れませんが、中途半端な力で一定状態を維持しようとすると暴れます。痙縮状態なら暴れないと思いますが。歩行時は下肢に体重をかけて、動かしているということで結構荷重を掛けているようなのです。筋トレはよくないのですが、微妙な力での生活動作もほどほどのリハビリにしておかないと緊張が凄いので筋緊張亢進→痙縮→拘縮となっていきそいうで怖いです。健常側の腕に力を入れたときと痙縮している方とでは握り込みの筋力はどう違うのでしょうか。だれか、試してみて。これ、へたをすると危険を伴うかもね。
 10月12日(木)、和式トイレで大便ができるようになるまで。救急病院に妻が入院したとき、見舞いに病室まで行ったときに大を催しました。その病室にあるトイレは洋式個室ですが何となく使いづらくて、ナースステーションでトイレの場所を聞いていったら、和式でした。大を何事もなくだしてまた病室に戻っていきましたが。ある意味、片麻痺といっておけば身障者用を使えたかもね。「動画と静止画」カテゴリーにある「しゃがむ」ができるということですよね。どのようにして、できるようになったのかということね。先週土曜日の投稿のようにしただけです。参照してね。関節可動域の問題だけですよ。筋力も関節可動域があっての筋力です。楽に関節確保動作ができての筋力です。下肢でも上肢でもね。筋肉が柔軟で楽に弛緩できるのでしゃがむことができるのですよ。和式トイレウンチ座りは踵も床につけてのしゃがむが必要ですよね。尖足の方は無理かも。下垂足はできますよ。手もボチボチの動作ができるようになってきていますが、下肢より簡単に緊張状態が亢進するのでほどほどにしています。そう下肢も関節可動域第一にしていたら和式トイレでも、野ぐそでもできるようになっていたということです。野ぐそはしたことはないですが。人間の動作は体幹部以外は関節動作です。関節を大切にしてきたということですよ。下肢は上肢より神経が少ないので扱いやすいですが、それでも、痙縮とかにすると、しゃがめないや、尖足 (下垂足と混同しないようにね)、棒足とかになりますよ。注意しましょうね。以前あんこのログさんがリンクされていた「私たちの脳の中の小人――ペンフィールドのホムンクルスの話」をみて考えてみてね。下肢の方が神経は少ないのですが、過剰リハビリは痙縮とかになっていきますよ。すると、上肢は神経が多いのでより注意しましょうね。
 10月13日(金)、火事場の馬鹿力はどの位なのか。ネットで調べたのですが、通常の最大筋力の3倍ぐらいまででる可能性があるようですね。普通は自分の筋力で骨折はしないですが、破傷風の硬直状態の強力な筋力で骨折することがあるというのです。運動神経系抑制ニューロンが破傷風菌の毒素(ボツリヌス菌毒素と同じぐらいの強力な毒素。)で破壊されることで起こります。どうして、普通は筋力を制限しているかという要因の一つですね。そのほかに腱の強度の問題もあるというのですが。痙縮状態が強くなっていくに従って、興奮ニューロンはより興奮状態かな。とすると、神経筋接合部での筋繊維動員力も向上していくのでは。で、強力な筋力になるので外力でもより強力な外力でないと関節動作ができないようになるのかな。そうなると、関節の動きも悪くなるので拘縮の危険性が高くなるのではと思うのです。その筋肉の持っている筋力の30%が平常時の筋力だというのです。少々筋肉が減少しても骨や腱に損傷を与える恐れのない程度が普通の筋力にあると考えられるので無理をして筋トレをする必要なないかもね。ただ、関節可動域確保動作は忘れずに行う必要は絶対ありますよ。関節可動域があっての筋力ですからね。筋肉に刺激を与え続けないと廃用症候群になりますからね。高齢者向けのパワーリハビリは単に神経筋接合部での筋繊維動員力の回復ですよ。ただ、脳卒中後の人は問題が生じやすいので除外されています。調べてみてね。筋繊維が生きていたら高齢になっても、その筋繊維数に応じて回復させることができるのですよ。さらなる増強はボディービルの筋トレかな。これを感覚麻痺でしたら、即、痙縮だよ。
 10月14日(土)、ラジオ的動作動作をお勧めします。ラジオ体操みたいに手足を動かすのは大して精度はいらないですよね。これをさらに「的」で振り回すと、楽ですよ、私にとっては。ラジオ体操は指の関節とかは別ですが、体の多くの関節動作が含まれています。全身運動なのですよね。どうして、ラジオ体操がというと「四肢の動作は関節動作」であるということね。関節の動きを悪くしたり、なくしたら、この「四肢の動作は関節動作」の意味を理解してもらえるはずですが。もっとも、筋力と関節の関係を理解できていなかったら判らないことかな。ラジオ体操的動作を楽に行うには筋肉が柔軟である必要があるのですけどね。楽な力で関節動作ができるかどうかを確かめるのによい動作と思います。セラピストさんもラジオ体操の関節可動域確保動作効果に感心されいますよね、まともなセラピストさんなら。世間にいろいろ体操がありますが、関節可動域確保動作としては非常によい部類の一つと思います。動作をビッシと決めるのは運動神経系、感覚神経系ともに障害なく働いているというのが必要と考えています。だから、「ラジオ体操的動作」でよいと思うのです。「的」ね。筋肉を緊張させないようにね。ですから、時々、できそうなのをいくつかしています。無理をする必要はないのです。無理をしているリハビリはストレッチの時に時々ね。筋肉は伸びてから働くのですよ。縮んだ状態は働いた後ね。痙縮は筋収縮してしまっている状態ですよ。
 10月15日(日)、訪問リハビリのOTさんから聞いたことですが、上肢は麻痺後動かせるようになってから、短時間でまた動かせなくなる方が多いとね。脳卒中直後はフニャフニャで動かせない。後の方は痙縮等かな。今週の木曜日に投稿したなかで紹介した神経の分布の下肢と上肢の違いによるのかもね。私自身もOTのリハビリでは高緊張になりやすかったです。リハビリ病院では「高緊張になってきたから今日はお終い」とこのような意味のことを時々いって、その日の以後のリハビリ動作をお休みにね。他動による関節可動域確保動作はしっかりしてもね。退院後も高緊張になるとお休みにしていますよ。退院後の学習の結果、「ボチボチでお休みにしていたのが正解」と確信できたのでした。どうして、高緊張のままにすると問題があるのか等はこのブログをよく読まれている方は見当がつくと思うのですけどね。何気なくしている上肢の生活動作が高緊張動作であるということが根本にあると考えています。運動神経、感覚神経ともに非常に沢山配線されているので微細な動作ができるようになるのですね。視床出血では直通の感覚とともに「感覚神経と小脳との連係による動作の円滑に」も遮断されますよね。高緊張になりますよ。感覚神経には皮膚感覚、筋紡錘、腱ゴルジ装置、筋肉内部の痛覚等などの感覚が含まれていますよ。筋紡錘や腱ゴルジ装置の役割を調べられることを、まともなサイト調べるとこもリハビリには役立つと思いますけどね。下肢に比べて痙縮等になりやすい上肢かな。感覚麻痺の怖さかな。

2017年10月9日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No268   人間の行動の多くは「価値観」が関係しています。脳卒中四肢のリハビリでこのブログを鬱陶しく感じられる方は「筋力があってこそ動作ができる」の場合が多いようですね。私は「関節動作が楽にできることが筋力発揮の基礎である」ですからね。   感覚麻痺での感覚なしを甘く見ていませんか。人間の動作等は必ず感覚情報で脳がその様子を受け取ることによってより良くなるようになっています。必ずフィードバックが必要なのですよ。   日本ブログ村からひっそり去られていた方が戻ってきました。ブログの投稿の様子やリハビリの内容がそっくりなので間違いはないと思います。   「指伸ばしや腕伸ばし」ね。救急病院でのリハビリで「指を伸ばせたら掴めるよ。」といわれて開始しました。自力ではできないので、外力を頼ることにね。   今日は下肢についてね。どのように関節可動域を確保できたのかということね。「棒足にしたくない。」ね、当座は。   「新しい言語は新たに学習する外国語」みたいなのですね。生命科学は古典(過去の学習したとき)と現代語(現代)の関係かな。

 10月2日(月)、人間の行動の多くは「価値観」が関係しています。脳卒中四肢のリハビリでこのブログを鬱陶しく感じられる方は「筋力があってこそ動作ができる」の場合が多いようですね。私は「関節動作が楽にできることが筋力発揮の基礎である」ですからね。このような考えになったのは筋肉の仕組みからです。また、筋力発揮時の脳や神経筋接合部等の仕組みからです。さらに、ボトックス療法の作用機構からです。筋肉が収縮するためには弛緩して引き伸ばされる必要があるのです。この時、関節が楽に適切に動く必要があります。四肢では伸筋が弛緩して引き伸ばされるときは屈筋が収縮する必要があるのです。足ではしゃがむ動作等です。伸筋の収縮で屈筋が弛緩して引き伸ばされる例は腕等です。この時に関節が動かないとどうなりますか。考えてみてください。筋肉が収縮しっぱなしになった痙縮の時は引き延ばしが困難になって、これも関節の動きが悪くなります。だから、筋肉が柔軟であるということが必要なのですよ。関節も作動し、筋肉が柔軟で引き伸ばされてのちに意味のある筋収縮ができるのですよ。痙縮は意味のない収縮ね。筋力の仕事量は「筋力の仕事量=脳の命令力×筋肉の質×筋肉の量×筋肉が収縮できる距離」ですよね。脳卒中発症時にゼロになるのは脳の命令力です。次に激減するのが神経筋接合部での筋繊維動員力ですが、脳の命令力の一部と考えても良いと考えます。この動員力の減少が普通の時の寝込んだ場合などにみられる筋力低下の主犯ですよ。簡単に回復します。筋肉には「固着」というやばい状態もあります。これも「楽な外力による関節可動域確保動作」で予防できますよ。確かに四肢の動作には筋力が必要なのですが、その筋力発揮のために必要な仕組みの一番の基礎をどのように考えるかという価値観の問題であるともいえると思います。痙縮みたいになった収縮しっぱなしの筋肉が役に立つと思いますか。役に立つ筋力を確保しましょうね。
 10月3日(火)、感覚麻痺での感覚なしを甘く見ていませんか。人間の動作等は必ず感覚情報で脳がその様子を受け取ることによってより良くなるようになっています。必ずフィードバックが必要なのですよ。だから、普通の時でも暗闇の歩行とかの支障がありますよね。視床出血でどうにか動作できるようになって以来、未だに力加減などが判らないので馬鹿力に近い筋力を出しているを感じ取ることがよくあります。人間は筋肉の感覚器官、筋紡錘と腱ゴルジ装置からの筋肉関係の情報と皮膚感覚などの感覚情報を総合して筋力調節をしているのです。私は視床出血でこれらの情報が完全に途絶しました。頼りになるのは「視覚」のみです。これで動かせても動作したときの筋肉感覚等は判らないのです。ですから、上肢を振り回す程度などのラジオ体操はできても、壁の電灯のスイッチを押すとかでも高緊張になります。このような動作でこの程度なので高緊張にさせないようにしながら、適切適度にしていたら麻痺手の握力31kgになっていたのですた。握力計も緊張度は少ないですよ。単にグッと握るだけですから。空の湯飲みを持って歩く方が緊張します。ジャムの最初の使用開始時の蓋開けも単にグッと握るだけですからできるのです。感覚情報が大脳に届いていないと運動神経系抑制ニューロンを活性化できないようです。で、運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進になりやすくなりますよ。視床は大脳と小脳の連携を中継しています。これ、滑らかな動作をするのに必要な中継です。これができていないとより緊張度が高くなります。緊張度が高くなるというのは筋緊張亢進→痙縮→拘縮の道筋を進みやすいということです。痙縮あたりで関節の動きが制限されてしまうと動作がさらに制限されることになりますよ。被殻出血より視床出血の方が大脳→視床→小脳→視床→大脳の滑らかな動作の為の繋がりが遮断されるので緊張度がより高くなりやすいかもね。アイマスクをして歩くというのでも緊張しますよね。感覚が制限されると緊張するということですよ。制限されている間は慎重に動作しましょうね。感覚麻痺を甘く見ないようにね。
 10月4日(水)、日本ブログ村からひっそり去られていた方が戻ってきました。ブログの投稿の様子やリハビリの内容がそっくりなので間違いはないと思います。私と違って「筋力優先」でリハビリに取り組まれています。私は「関節可動域優先」ね。まだ、視床出血より筋力調整が楽なはずの被殻出血だった様子。視床は「大脳→視床→小脳→視床→大脳」と連携して動作の微調節をしていますからね。視床出血は筋力微調整が小脳梗塞や小脳出血ができないなるのと同様のことも起こりますからね。その点、被殻出血はこの筋力調整ループは無事だからマシかな。ただ、被殻出血も感覚麻痺を伴うので昨日投稿のように感覚途絶による弊害は出てくることにね。筋緊張亢進→痙縮→拘縮に突き進みやすいということですよ。さすがに救急病院21日間入院と以前報告されていたので、34日の私より軽症で頑張り続けることができるようです。この方のリハビリを私がすれば、直ぐに痙縮ですよ。ほんまに後先考えずに頑張れるのですね。多くの方が関節の動きを悪くしてしまって困っているのですよね。だったら、関節をスムースに動かせるようにしていたら、そのうちに何とかなるのにね。関節の動きが悪いのより、関節の動きのよい方がロボットリハビリの対象になりやすいですよ。関節優先の私の握力が31kgまで回復したりしているのどうなのでしょうね。まあ、私は本当に左半身頭の先から足の先まで麻痺しました。ブログに投稿されている状況から見ると入院期間も長い私の方が一見すると早く回復してきているようなのです。私の方が高齢みたいなので早く回復したいので「関節可動域優先」でリハビリに取り組んでいます。死ぬまでに完全回復させるつもりです。このためには関節可動域を今の若者並みに維持しておく必要があるのですよ。「脳科学辞典」というよいサイトがありますので時々参照されることをお勧めします。各自、検索してね。編集委員長は理化学研究所の方です。整形外科とリハビリテーションの学会による「関節可動域確保動作(ROM動作)」も検索して読んでみてくださいね。四肢の動作は関節動作です。関節が動かせるということによる動作です。このことから逃れることはできませんよ。
 10月5日(木)、「患者の権利宣言」というのをご存じですか。日本医師会のサイトにもありますので検索されて読まれることをお勧めします。最近、ふと、これって「医師の責任回避の指針」でもあるのではと思うのです。この「患者の権利宣言」に則って医療行為を行った場合、結果の最終責任は患者にあるということになるのでね。ただ、ドジは別ですよ。明らかなミス、医療過誤などはね。以前、投稿しました肺がん1年後の骨転移についてですね。これ、「患者の権利宣言」に則ってやってくれていたら誤診ではなくなっていたと思いますが。骨シンチレーションの原理からいうとこれだけ、骨シンチでの集積1箇所のみで「転移」と決めつけるのには無理があるのです。微小骨折等を探す検査の流用ですからね。なぜ、集積があったのかの解析に骨の折れる検査です。普通は「集積の個数」(複数個)と「痛み」(激痛になることも)と「単純X線写真での溶骨像」(骨硬化像のことも)などを合わせて判断するんものなのです。で、普通は多数のところ一箇所のみで痛みなしの溶骨像なしなのに決めつけられました。これは患者の権利宣言から外れていました。骨シンチから3ヶ月ぐらいのちに整形外科の先生が生検をセットしたのを中止させたみたいです。このことも権利宣言から外れていますよね。そのときの電話通知で「針で少しだけしか取らないから、見つけられないことがある。転移だから放射線治療をするように」でした。はい、決めつけです。選択はないという言い方でしたが、無視しました。翌年の6月頃の診察で整形の先生はほっとしたような顔をされていました。呼吸器外科の主治医は一言の挨拶もなくどこかに行ってしまいました。そう、しつこく通院を続けたわけですよ。この時は病院を変えるという気はなかったです。そして、2年目も骨シンチで1箇所集積があったのですが、「虫歯」の指摘でした。「患者の権利宣言」にあるように対応してくれれば、カリカリする必要もなかったのです。私が生命科学に造形が深いということに気がつかなかったようです。生命科学系が専門です。医学部出身ではないですが、医学部でしばらく文献調べや勉強もしたことがあるのにね。訪問リハビリのセラピストさんと話をしていると、学校(リハビリね)で授業を受けているようだともいわれています。私が講師ね。ただ、私の筋肉の状態や関節の状態等はマッサージしながらみてもらっています。で、当時は大学図書館の利用は部外者には敷居が高かったですが、今は国公立では身分証明書があれば閲覧できます。ネットも普及して質の高いサイトも増えています。ただ、ガセネタのようなサイトもあるので見分ける力をつけましょうね。各サイトは正確なのに間違って思い込んでの投稿を時々見かけます。例えば「尖足と下垂足」ね。
 10月6日(金)、「指伸ばしや腕伸ばし」ね。救急病院でのリハビリで「指を伸ばせたら掴めるよ。」といわれて開始しました。自力ではできないので、外力を頼ることにね。自力でできたら動作麻痺ではないかもね。それと、「外力」で行うというのが当然と思っていました。正しかったようです。健常側の腕や手で伸ばすや体幹等を活用しての振り回しみたいな方法もね。これをなぜか今も続けているのですよ。上肢は屈筋が強いので伸筋の補助としてね。「動画と静止画」カテゴリーにあるような上肢の動作は今も楽にできます。本当に救急病院では手を開くことができなかったのですが、この指伸ばしや腕伸ばしでできるようになっていきました。伸ばせたら曲げることは楽勝です。上肢は曲げる筋肉、屈筋の方が強力ですからね。最初から下手に伸筋で伸ばそうとしなかったことがよかったようです。「外力による関節可動域確保動作」による特訓かな。昨日投稿のような素養があってもリハビリの細かい有用なことについてはセラピストさんの助言が有効でした。ある方のブログに投稿されていたような「特訓」でしたら、けんかになっていたかもね。こんな場合は医師と喧嘩するのと同様の意味合いかもね。セラピストさんは病院内では医師より地位が低いです。で、頭にくる対象は医師ですよ。表面的には穏やかそうでも威張っていることが多いからね。患者を馬鹿にしているのですよ。今、通院している処方箋プリンターとはしばらくまだ継続する予定ですが、頭にきたら医師を変えます。看護師さんと喧嘩したこともないですね。特にギャルとはね。
 10月7日(土)、今日は下肢についてね。どのように関節可動域を確保できたのかということね。「棒足にしたくない。」ね、当座は。でもね、上肢みたいな健常側の腕での動作は重すぎて無理でした。尿道の管がとれたのを機会に日中車椅子生活を始めました。視床出血ということなので大脳等には大きな損傷がないと思いましたのでね。感覚麻痺だけかなとね。落ち着いてきたら、健常側主体で姿勢とかを維持することもできますよね。で、車椅子着席時は股関節直角程度・膝関節直角程度・足首関節直角程度で過ごしました。リハビリも始まったら、PTもありましたが、健常側活用で麻痺側は当てにしていなかったかもね。で、着座による両足ちょこちょこ歩行を教えてもらったのですが、救急病院では爪先歩きみたいでした。で、車椅子生活で下肢関節の屈伸を一日単位でしていたのかな。トイレ等もありますので回数はもう少し多いと思います。リハビリ病院でも日中車椅子生活は続けましたよ。その上、着座による両足ちょこちょこ歩行では「踵着地」の方がよいと指摘されましたので、踵着地して、足裏接地のまま、膝下の後ろまで漕いで爪先キックの足抜きしての前出しをできるようになりました。猛烈にスピードを出せるようにね。筋力はそう使わずにですよ。楽々ね。リハビリ病院退院日まで着座による両足ちょこちょこ歩行を休むことなく続けました。足首の可動域は確保できたし、膝関節もよく動くようになったし、股関節も活用できたしです。下肢では関節可動域確保動作で一番楽で有効な方法かもね。健常者風歩行は関節可動域が必要です。我々みたいなのは関節可動域があるということで指導してもらえるのだと思います。リハビリ病院退院1ヶ月以上前から一日に10000歩以上は歩いていたのに車椅子ね。車椅子って関節可動域確保動作の役に立ちますね。初期症状は視床出血で意識不明ありの左半身完全麻痺で救急病院34日間入院程度ね。この車椅子のお陰か和式トイレでの大便もできるようになりました。
 10月8日(日)、片腕のエンジニアさんが「プログラミング教育必須化」の中で述べられていた「新しい言語は教えられないだよな・・」とありました。「新しい言語は新たに学習する外国語」みたいなのですよね。その点、生命科学は古典(過去の学習したとき)と現代語(現代)の関係かな。そう、世の中進歩しているのですよ。そして、この進歩のすべてに精通するのは無理ですよね。医療やリハビリの世界でもね。ボツリヌス菌毒素の作用機構はボトックス療法で関心がでたので調べたわけですよ。「へえ、そうなっているのか」ね。関心の向く方は調べたり、勉強のし直しをしたりしますが。気になった切っ掛けは「ボツリヌス菌毒素と破傷風毒素の作用機構とその結果」に非常に興味を覚えたのでした。昔、日経サイエンスの特集号で「破傷風の治療にボツリヌス菌毒素を使うこともある」と読んだ記憶があったのでね。破傷風は硬直、ボツリヌス菌は弛緩ね。で、最新の作用機構を調べたら、興奮ニューロンと抑制ニューロンが出てきたのですよ。現代の脳科学では「神経系は興奮ニューロンと抑制ニューロンをいくつも組み合わせて働いている」ということ、「興奮性神経伝達物質」と「抑制性神経伝達物質」があるということね。痙縮などの時の四肢の様子等が破傷風患者の様子とよく似ているということや私の実感として、「感覚麻痺では抑制ニューロンが働いていない」と考えるに至ったわけですよ。で、興奮ニューロンが興奮したままになる理由を説明できると考えられるのですよ。抑制ニューロンを活性化させるのには感覚情報が必要であるとね。過去の蓄積だけではなく、最新の情報を適切に獲得していくということも大切ですが、必ず根拠、裏付けを考えてみる必要もあると思います。四肢で私の投稿が「ともかく自力で動かせればよい」というのではない理由ですよ。プログラミングと同じでどこかでバグ(ヘマ)があると全体が機能しなくなるということね。私の投稿は「バグなし」を目指していますが、迅速な回復を保証するものではありません。しかし、痙縮とかになって仕舞うよりは早いのではと思うのですけどね。そうそう、昔はこれらの毒素はシナプスの受容体に作用しているといわれていたと記憶が。今はボツリヌス菌毒素は神経終末内に入り込んでね。破傷風毒素は終末から入り込んで上方(神経細胞体)へ逆行していくとね。ボツリヌス菌毒素は末端に局在するということで医療用に使えるのですよ。プログラミング等と違って生命科学は勉強し直しやすい分野だと思います。だから、医師の不勉強が気になるのですよ。

2017年10月2日
闘病記(視床出血)  左半身完全麻痺からの復活(完全復活を目指して)  No267   脳卒中リハビリでの経験として、「重点分野があってもよいと思いますが、廃用症候群は全身すべてで一斉ですから必ず全身各部を忘れずにある程度はリハビリしましょう」ね。   「血圧の測定」について。姿勢や精神状態や時刻についてね。   私のリハビリの基本方針。どうも、他の方のリハビリで「・・になって困っている」とかにならないようにしたい。また、思うようになりました。   自動車の右座席に乗るのか、左座席に乗るのか。   人間の寿命。全く判らないですね。多人数になると、平均して・・歳ぐらいとかね。健康管理に気をつけていても若死にすることもね。一見普通に見えてのね。他に事故死とかもあるしね。自殺は別問題です。   感覚麻痺での四肢のリハビリでトコトン「関節可動域確保動作を優先しましたか」ということがフニャフニャを適切に維持する為には必要ですよ。   中枢性疼痛ね、私もでているといったらでています。痺れ主体でね。

 9月25日(月)、脳卒中リハビリでの経験として、「重点分野があってもよいと思いますが、廃用症候群は全身すべてで一斉ですから必ず全身各部を忘れずにある程度はリハビリしましょう」ね。四肢では「楽な外力による関節可動域確保動作」が楽に維持できる程度をね。重点的にする部位でも四肢では「楽な外力による関節可動域確保動作」が楽にできているというのが最低条件だと考えています。四肢の動作は関節動作です。関節がスムースに動かせて本来は当たり前なのです。動かしがたくなるというのがどこかに無理があるのですよ。関節をスムースに動かすためには骨格筋を楽に弛緩させる必要があります。痙性とかが強くなると対になる筋肉で伸ばすときの抵抗が増しますよね。で、関節が動かしがたくにね。ある方がリハビリ病院入院中に「腕は片方だけでもできることが多くあるから、両方いる歩行の方を先に」と下肢の筋トレ?かなにかをトイレに隠れてしていたら、上肢が・・になってしまったとブログに投稿されていたのを読んだことがありました。筋膜による影響と廃用症候群のことを認識されていなかったようです。その上、上肢は神経が多いので格段に下肢よりリハビリが難しいですよね。ですから、歩行が主になりやすいPTの方が効果が大きいように感じられるのではともね。私の感じでは上下、そう違わないと思いますが。作業の精密度が格段に違うのですよ。だから、歩行ができても走行はまだできないです。「歩く」と「走る」では格段に感覚情報の必要度に違いがあります。「歩く」程度の作業」でしたら、上肢も結構早期にできるようになりますよ。ただ、この程度では多くの生活動作では精度不足なのですよ。上肢は緊張しやすいので痙縮や拘縮になりやすいようですね。ブログ村で読ませてもらって感じるのは「歩ける(杖活用で)のに上肢全廃」みたいな方が結構おられることね。ふと、このようなことを考えてみたら判るような気がしました。
 9月26日(火)、「血圧の測定」について。姿勢や精神状態や時刻についてね。人間は長年、日の出とともに起床していました。体内時計のこともあるので、ほぼ一定時刻、日の出と同程度のズレは許容範囲かな。で、この前提での一定時刻での血圧測定をお勧めします。起床してしばらくしてからの血圧、起床時は起床時高血圧があることもね。お昼頃、夕刻、寝る前とかね。できるようでしたら、毎日ほぼ同じ時刻がよいと思います。それを、縦軸に日付、横軸に一日の時刻間隔ね。二次元の表にするのですよ。血圧変動の様子が見えてきますよ。24時間血圧計より荒いですけど、病院等の1ヶ月に一度の測定より精度は高いですよ。一日1回といわず複数回測定しましょうね。この測定時に姿勢も大切ですよ。腹圧アップになるような姿勢ですと、高血圧にね。背筋を伸ばして、できたらふんぞり返りましょう。「脳卒中サバイバのゼンデラ」さんのブログに血圧を一時的に下げる方法がでています。姿勢というのも大切です。精神状態も大切です。本日の訪問リハビリでは女性セラピストさんが2名で来られるので高血圧になるかもね。緊張すると血圧上昇の方ね。測定腕の緊張がアップすると血圧上昇ね。血圧はいろいろな要素でアップダウンしているのでできるだけ、毎日複数回測定して記録しておきましょうね。できるだけ同一時刻に測定を。このためにはできるだけ生活リズムを一定にしましょうね。過度の高血圧も過度の低血圧もよくないですよ。ボチボチの血圧を目指しましょう。
 9月27日(水)、私のリハビリの基本方針。どうも、他の方のリハビリで「・・になって困っている」とかにならないようにしたい。また、思うようになりました。でもね、嚥下障害等はこのようなのはなかったです。四肢のリハビリでね。ところで、初期症状は間脳視床出血で意識不明もありの救急病院34日間入院で、医師のお告げは「一生車椅子」とかいうものでした。この病院、包括医療費ですから、早く追い出す方が儲けの多い病院です。ですから、他科診療等を極端に嫌います。儲けにならないのでね。肺がんの手術時のICUは午前の手術でしたが、その日のうちに一般病室に追い出されました。こういう病院ですから、ICUにそう置いてもらえないです。肝腫瘍の時は別の病院でしたので、ICUに4泊5日だったか。ところが、予想より手術が軽かったので、回復が早かったのですが、土日で一般病室に戻してもらえなかったです。グスン。ICUなんて長期滞在するところではないですね。このような病院で34日間入院というのは長い方ではともね。重症、軽症とか関係なく、四肢のリハビリでは「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」が基本です。筋力を発揮しているかどうかは感覚麻痺なので判らないですよね。関節の動きが滑らかかどうかとかは動作の様子を見れば見当がつきますよね。健常側の手で筋肉をもんだりしたりとか、関節動作等で筋肉の柔軟性も見当がつけやすいですよね。とかで、今も同様の基本方針です。それで、麻痺手握力31kgまで回復できたのですよ。筋肉がスムースに弛緩できたら、筋力発揮の筋収縮の時に邪魔にならないですよ。屈筋と伸筋の関係ね。屈筋が収縮するときは伸筋を弛緩させているのですよ。伸筋が収縮時には屈筋を弛緩させているのです。同時に収縮したらどうなりますか、考えてみてね。両方同時に緩んでいるのが発症直後のフニャフニャかな。痙縮等の時は両方同時に収縮のようですね。だから、屈筋と伸筋の両方にボトックスですよね。
 9月28日(木)、自動車の右座席に乗るのか、左座席に乗るのか。リハビリ病院等でのお勉強では「片腕のエンジニア」さんが投稿されているように健常足からになるように座席に座って、体を回して健常足、麻痺足の順に車内に入れるというように習った記憶があります。今はどちらかでもいいですが。ですから、普通は左麻痺の方には左側の座席を案内するのではと思いますが。ただ、「慣れ」ね。これがくせ者ですよね。トイレでもペーパーホルダーが左右のどちらかというのが問題になるものね。私はどちらでもいいですが。これって、病院食に対しての「濃い味付け大好き人間」の拙いコールと意味合いは同じかもね。経験していないからできない。経験していないから拙い。麻痺の状況が重い場合、これを通り越して「載せてもらう」だけになりますよね。救急病院からリハビリ病院転院時は車椅子ごと載せてもらいましたからね。乗り換えなしでした。「固定観念」みたいなのから脱却して考えてみたらと思います。どちらでも乗れるようになるように考えてみるというものね。最近、あるブログで膝折れ対策リハビリをされて「ハードすぎる」とね。膝折れ対策は速筋を鍛えるので速さが必要ですよね。普通のリハビリは遅筋かな。階段昇降でもゆっくりすると遅筋ですよね。早く昇降すると速筋にも頑張ってもらうことにね。これ、健常者風昇降での話だよ。で、例の車椅子着座による両足ちょこちょこ歩行での暴走は速筋の活用だったと今思うのです。麻痺足も踵着地で、足裏を接地したまま膝の後方まで動かして、で、爪先キックで足抜きをして前に出すのですよ。暴走時は完璧に速筋の世界ということね。膝折れを経験しなかったわけですよね。車椅子の方が歩くより楽で速かったです。
 9月29日(金)、人間の寿命。全く判らないですね。多人数になると、平均して・・歳ぐらいとかね。健康管理に気をつけていても若死にすることもね。一見普通に見えてのね。他に事故死とかもあるしね。自殺は別問題です。最近、身近な方が若死にされて、さらにこう思うようになったのです。私など、消化管出血時には2リットルぐらい出血したのに生き延びましたし、肝腫瘍と肺がんは「死」というのはそう思わなかったです。今回の脳内出血ではベッドからのぶら下がり事件の時に三途の川の渡し船から川に落ちて、溺れ生きしてきたのではとね。2度あることは3度あるとかいうのでもう一回ぐらいは棺桶と仲良くしかけて戻ってこれるかな。遺伝情報の発現の仕組みとかが判ってくるにつれて、凄いと思う部分と適当だねと思う部分とかがでてきました。厳密に遺伝情報に規定されている部分も結構あるのですが、成り行きに応じて遺伝情報をうまく利用しているというか、ドミノ倒しみたいに連鎖させて体を形成したり、細胞を働かせたりしているのですね。この時にほんのちょっと歯車が狂うといろいろな弊害が出てくるのですよ。私の円錐角膜もちょっと狂ったという感じかな。脳の血管形成の時にちょっとくるって脳動静脈奇形になって仕舞ったとかね。医薬品に対しても多くの人が何ともないのに過剰に反応してしまうというようなこともね。DNAの塩基配列を完全に調べてもまだまだ判らないことだらけの生命なのです。ですから、ある程度の年齢になったら命への固執は止める方がよいと思い、もう「延命治療はいらない」に病院のアンケートで回答したことがあります。あと、希望はこれらのブログやホームページでの情報発信を続けていきたいのと、苦しみを感じることのない死を迎えることかな。今回の視床出血時の意識不明になっていく過程では苦しみなんて絶無でした。生き延びてよかったという思いと将来死ぬときの状況を思うとやはり死んでいた方が苦しまなくてよかったなんてことにならないようになってほしいですが。北欧等では日本より苦しまずに死ぬことができるようです。安楽死ではないですよ、自然死ができるみたいということです。
 9月30日(土)、感覚麻痺での四肢のリハビリでトコトン「関節可動域確保動作を優先しましたか」ということがフニャフニャを適切に維持する為には必要ですよ。痙性が出てきたら、モグラたたきと同じようにたたいて緩めるのですよ、ストレッチで緩めるのですよ。マッサージで緩めるのですよ。筋トレなんてないですよ。このように取り組む度胸がないから痙性が酷くなりやすいのですよ。私も痙性と戦っていますが、前哨戦で勝利するように筋肉を緩めるようにして戦っています。運動神経系興奮ニューロンを興奮亢進状態にしてしまうと痙性が酷くなるようですね。そして、痙縮にね。別のタイプの廃用症候群というのもありますね。これの予防法も「関節可動域確保動作」なのですよ。筋力発揮も関節可動域があってですよ。筋力発揮のためには筋肉が弛緩する必要があるのですよ。弛緩するとは他の筋肉によって引き伸ばされることです。これだけでも脊髄反射で少し収縮したりします。ということは興奮ニューロンが興奮しているということです。この興奮の解除は基本、抑制ニューロンの活性化が必要ですが、感覚麻痺では抑制ニューロンを活性化させるのに必要な感覚情報が脳の中枢に届かないのですよ。ボトックスは興奮ニューロンの神経細胞体には作用していません。神経細胞体は興奮状態のままです。だから、ボツリヌス菌毒素の効果が切れる度に注射が必要になるのですよ。感覚麻痺では簡単に運動神経系興奮ニューロンが興奮亢進になっていっているようになりますよ。抑制ニューロンが作用しなくても軽い興奮ニューロンの怒り程度が低い場合はストレッチやマッサージ等で興奮が治まるみたいです。皆さん、頑張りすぎなのではとね。脳での神経細胞間のつなぎ替えが起こって、その調整が済むまでは健常者風トレーニングはできないですよ。視床出血で痙性があってもある程度動作の精度が早期に向上しているのであればそれは「軽かった」のではとね。大脳と小脳と視床が連携して動作を微調整をしています。視床が働かなくなると動作の微調整ができなくなるのですよ。油断すると上肢も下肢も暴れまくってくれています。ただ、適度には暴れさせていますけどね。
 10月1日(日)、中枢性疼痛ね、私もでているといったらでています。痺れ主体でね。全く休みなしででています。視床痛で困る激痛とかはないですが、時々、痛覚が異常に過剰反応してくれるときがありました。今はある程度治まっています。ボチボチの中枢性疼痛ですませる方法なんてあるのかな。幻肢痛タイプの激痛については脳に存在をできるだけ早く再認識させることができたらと思うのですが、どうすればよいのでしょうね。根本的な治療法は「脳での神経細胞間のつなぎ替え」で感覚情報が元と同じように大脳中枢に届くようになることですよね。大脳が作り出している痛みですよね。本来の痛覚からの情報は視床出血で届いていないのですからね。これらの脳が作り出した痺れや痛みに脳の別の部位が反応して運動中枢に変な情報を送っているので硬直感が出てきたりするのかな。神経細胞は元々の感度で情報が得られない場合、感度アップという方法を取ることがあるようです。すると、雑音をひらって、それを増幅してしまうというものね。難聴もこのタイプの場合があるといわれています。幻肢痛の場合は諦めるほかはないかもね。異常に高感度になった分については神経細胞の感度がボチボチに戻るように待つとかね。これ、瞼でよくやっています。ジタバタ騒がない方がよいと思っているのですがね。瞼で感じているのに痛みの他にコンタクトレンズを排除しようとする反応ね。これも「慣れ」で対処してきています。世間が見にくいですが。関節可動域は一度制限されてしまうと取り戻すのに大変な労力が必要のようですね。脳卒中になられたばかりの方へ、「関節可動域を失わないようにしましょう」。脳卒中になる場合は多くがある程度の年齢になっています。この場合、適切にリハビリしていたら維持できる機能を一度失うと取り返すのが難しくなります。目安は健常でも高齢になってその症状になると回復が難しいという部類ね。筋力は相当な高齢でも鍛え直すことができますが、関節可動域は無理なようです。筋力は筋肉が柔軟で筋繊維が生きていたら取り戻せますよ。関節は錆び付いたらお終いね。人工関節にしますか。だから、「筋肉を固めない。関節を錆び付かせない。腱を固めない。」なのです。