煙草をなくし、安全に暮らせる社会を創ろう(表紙に戻る)

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2,003年7月26日から31日の分についてはここでお読みください。

2003年7月26日
本日、朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。
まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識でしょ。
「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識でしょ。
アメリカやヨーロッパでは、政治家はほとんど煙草を吸いませんね。それでも議論は日本より充実していますね。日本の議論は一見すると立派にみえることがあるのですが、煙草以前の問題があり、本質的な議論になっていないですね。
自動車車の排気ガスですが、家の中でだしますか。公害を研究してきているのなら、煙草の煙の成分と排気ガスの煙の成分の内容も出して比較して発表してください。
医師たるものは、人間の健康に明らかに害のあるものをあからさまに勧めないでください。他の人に絶対に煙の届かないところで吸ってください。あなたの書き方では、分煙すら否定する書き方になっています。副流煙で肺ガンになった者から見ると許せません。

2003年7月27日
昨日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでを再び
昨日も合わせて読んでください。 公害等の研究所にいながら、次のような事例について勉強しなかったようですね。何をしていたのかな。 非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺を見比べてください。 明らかな違いがありますね。私の肺はもっと綺麗なピンク色に近い状態の良いものでした。福井県立病院の解説も読んでくださいね。 喫煙者の肺は炭坑等の塵肺とよく似てるような気がします。医師でありながらそれでもあのようなことが書けるというのはどうしてですかね。 これは、養老孟司氏の著書「バカの壁」にありますように、知るということの意味ではなく、単に記憶するだけで考えて自分のものとしていないからなと思います。あるいは煙草の害に関する情報を受けつけない脳になっているのかな。 これは、明らかに教育の問題も含んでいます。情報を収集、解析そしてより良い状況をつくるための判断の訓練がなされていないから起こることではと思います。

2003年7月28日
しつこく一昨日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです
過去二日分も合わせて読んでください。
新聞に載せるということは、その記事に対して意見等が出てくるという前提であると思っていますのでしつこく書きます。
この5月1日より健康増進法が施行されていますね。医師たるものはその趣旨に一番に従わなければならない立場と思いますがいかがなものでしょうか。
この法律の対象は、まず自分およびその周りの人に対してではないでしょうか。そしてその他の人の健康を守る義務(健康被害を与えない義務)をも課していると思います。どれが欠けても健康増進にはならないと思います。
医師の責務とは何なのでしょうか。よく考えてみてほしいと思います。
日本医師会は、禁煙運動をしていますよ。

2003年7月29日
またまた7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んで
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。
この記事の中に問題のすり替えも多用されたいます。注意して読む必要があります。それと今どきの医師の書く文章かと思う内容です。どこで教育を受け、研究をしてきたのでしょうか。
まず、「煙草を止めるとストレスがたまり、血圧が上昇する」とあり、すわないよりマシだというようなことを言っていますが、喫煙による血圧上昇は医療の世界では常識ですね。それに吸い始めたから起こることであり、まだ、吸っていない子供らがこれを読んで吸い始めるような事態になるかもしれないということを考えなかったのですか。一度も吸っていなければ、禁断症状は起こりません。吸い始めるから起こるのです。
「禁煙したものの中に飴などで高脂血症だ悩んでいる向きが多いと聞く」とありますが、煙草をやめれば食事がおいしくなります。それの食べ過ぎですが、それは当人の問題ですが煙草の害よりいろいろな疾患が減少するというのが医療界の常識ですね。元から吸っていない人はこの心配もないわけです。
今の禁煙対策の一つが、子供の喫煙防止ですね。吸い始めなければいいわけです。本人に対する健康被害も周りに対する健康被害もないわけです。議論に関する書き方では、医師ともあろうものが喫煙を勧めているようなものです。どう思いますか。

2003年7月30日
諦めずに7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。 もう一度、非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺を見比べてください。解説にもありますように明らかに喫煙による異常が見られるわけですね。 古代ギリシャで、医学を初めて迷信から独立させた人、ヒポクラテスの誓いは現在日本でも一人前の医師となるとき誓う、医師の倫理基準だと言われてます。ヒポクラテスの誓いというのを読んでみてください。当時の概念ではなかったかもしれないですが、今は予防医学というの大事になってきていますね。「ヒポクラテスの誓い」の概念の中にも予防医学は含まれると思います。 この誓いの意味を今一度噛み締めてほしいですね。

2003年7月31日
6日目です。7月26日の朝日新聞「私の視点 ウイークエンド」を読んでです。
初めての方は7月26日分より読んでみてください。
「禁煙運動 愛煙家にも一言いわせて」がありました。これの著者が普通の人ならほっておくのですが、なんと元公害衛生研究所所長・医師ときたから書かずにおれません。 朝日新聞の間違いなのか何かわかりませんが、群馬県には公害衛生研究所はなくて衛生公害研究所があって、今は衛生環境研究所になっています。単なるミスだと思いますが、ひょっとして、「喫煙」によって脳の血管に障害が生じて、脳血管性痴呆症が始まりかけているのかな。
喫煙によって、血管に傷が付き傷害が起こりやすくなるというのは医学界では常識になっているのですけど。
日本の医学教育ですが、最近はだいぶ変わってきているようですね。卒業後、自ら研鑽ができる能力という点が大事にされてきていると聞いています。でも、まだまだ卒後の研修については、制度自体も不十分ですね。その結果、大学で教えてもらったことだけで診療しているというような事例を時たま聞くことがあります。
日経の7月28日の医療面の「患者の目」というコラム記事の内容も不勉強の例と一部熱心な医師の例ですね。アメリカでは、原因もわかっているにもかかわらず日本では、原因不明、または患者のせいにされて患者が苦しんでいるということが書かれていました。
ここの医師の問題だけではなく、日本の教育(医学以外も含む)の問題が出ていると思います。
勉強するということ、知るということは、単に知識を脳にとどめるだけではなく、それによって人間に以前とは変化が起こることではないでしょうか。そして、その変化の内容がどのようなものであるかで教育の質が判るのではないかと思います。
単に記憶するだけなら、PC関係の記憶装置の方が圧倒的に正確です。学習とはそのようなものではないはずです。 ここ1週間の日記であげたリンクをもう一度入れておきます。
非喫煙者のきれいな肺と喫煙者の炭紛沈着の黒い肺です。当然、解説もあります。 古代ギリシャで、医学を初めて迷信から独立させた人、ヒポクラテスの誓いは現在日本でも一人前の医師となるとき誓う、医師の倫理基準だと言われてます。ヒポクラテスの誓い(金沢医科大学のHPです)というのを読んでみてください。当時の概念ではなかったかもしれないですが、今は予防医学というの大事になってきていますね。「ヒポクラテスの誓い」の概念の中にも予防医学は含まれると思います。
この誓いの意味を今一度噛み締めてほしいですね。